相変わらず猛暑が続いてますが、皆さん体調を崩したりしてませんか?
近年の異常気象と言われる現象は、 気温の日内変動が10度余りもあったり、突然のゲリラ豪雨で急激に気圧が下がったり…、あまりにも極端な気候変化の影響で、様々な体調不良を訴える人が増えています。
そして、こうした体調不良には「自律神経の乱れ」が大きく関わっていると言われています。
この先の猛暑や台風シーズンに備え、自律神経を整えて、天候に左右されない体づくりを目指しましょう!
そもそも自律神経って?
自律神経は、「神経交感神経」と「副交感神経」という2つの神経の相互バランスで、内臓の働きを助け、呼吸や代謝(ホルモン分泌)、消化器系機能、循環器系機能、免疫系機能などの調整を行います。
基本的に交感神経は体の働きを活発にし、副交感神経は体を休め、滋養作用を促す役割を果たします。
「自律神経を整える方法」というのは、様々なメディアやジャンルで色々と紹介されていますが、やはり根本的な改善には、生活習慣の改善を見過ごすわけにはいきません。
しかし、自律神経を整える生活習慣というと、
- 規則正しい生活
- バランスの取れた食事
- 良質な睡眠
- 適度な運動
- 入浴やマッサージなどのリラクゼーション
…など、「分かってはいるけど、それが出来れば苦労はしないっ!」と思われる方も多いのでは?(笑)
これらをすべて実行しようとすれば、頑張りすぎが却ってストレスになってしまうこともあります。
まずは、強く思い当たるところから見直していきましょう!
たとえば…、
- 眠りが浅い、夜中に目覚める、寝つき・寝覚めの悪さが続いてませんか?
- 店屋物や外食ばかりで、偏った食事が続いてませんか?
- 自宅で過ごす時間が長く、ついダラダラと過ごしてませんか?
- 毎日座りっぱなしで、運動不足を感じてませんか?
- 悩みやストレス、仕事の疲れなどを溜めてませんか?
- 首・肩こりや筋肉の疲労を放置してませんか?
目指すはリラクゼーション
筋肉の疲労は自律神経(交感神経)を刺激する要素の一つです。
マッサージやストレッチで、首筋や肩こりをほぐすだけでも、交換神経の高まりを緩和します。
また、眠りにつく間際までテレビやスマホを見ていると、脳や神経が休まらずに睡眠の質を下げてしまいます。
睡眠の1時間前までにテレビやスマホなどの刺激を絶ち、腹式呼吸やストレッチなどで身体をほぐしてから眠るのも、睡眠の質を高める方法の一つです。
腹式呼吸や深呼吸は、自律神経を整える基本ですしね!
余談ながら…、ストレスの蓄積も自律神経の大敵ですから、気の置けないおしゃべりでストレスを発散するのも、自律神経の緩和に役立ちますよ!(笑)
いかがですか?
昨今の急激な気候の変化は、気象病や自律神経由来の体調不良にますます注意が必要です。
体調不良が続くと不安になり、すぐにでも改善の効果を求めてしまうものですが、すべてを一度に解決するのは困難ですし、長年の生活習慣を直ちに改善するのも困難です。
じっくり長期戦の構えで、まずは今一番気になってるところから見直してみましょう!