自分を大切にしたいあなたへ
HSP(繊細さん)のための
ノートに書く脳科学コーチング
ともち です。
「あなたの長所は何ですか?」
そう聞かれたとき、
「これが私の長所です」と答えられる人もいれば、
なかなか思いつかない人もいるでしょう。
反対に、
「自分の短所なら、いくらでも出てきます」
という人もいるかもしれません。
私たちは、自分のことを考えるとき、
長所と短所を別々のものとして捉えがちです。
でも、本当にそうなのでしょうか。
例えば、
「慎重なところ」は、
失敗を減らしたり、よく考えて行動できたりする一方で、
考えすぎて、なかなか動けないこともあります。
「責任感が強いところ」は、
最後までやり遂げる力になる一方で、
何でも自分で背負ってしまうことがあります。
「人の気持ちを考えられるところ」は、
相手に寄り添える優しさになる一方で、
相手を気にしすぎて、
自分の気持ちを後回しにしてしまうこともあります。
「こだわりがあること」は、
丁寧に取り組む力になる一方で、
柔軟に考えることが難しくなることもあります。
こうして見ると、
長所と短所は、まったく別のものではないことがわかります。
同じ特徴が、
ある場面では強みになり、
別の場面では弱みになる。
その人の特徴そのものが良いとか悪いとかではなく、
どんな場面で、どんなふうに使われているかによって、
見え方が変わることがあるのです。
だから、
「私は考えすぎるからダメなんだ」
「私は気を遣いすぎるからダメなんだ」
「私は頑固だからダメなんだ」
と、ひとことで自分を決めつけなくてもいいのだと思います。
その特徴が、
どんなときには自分を助けてくれているのか。
反対に、
どんなときには自分を苦しくしているのか。
そこを見ていくことが大切なのかもしれません。
例えば、慎重な人が、
何でもすぐに決めなければならない環境にいると、
「自分は行動が遅い」と感じるかもしれません。
でも、じっくり考えることが大切な場面では、
その慎重さが力になります。
人の気持ちを考えられる人も、
相手に合わせすぎて苦しくなることがあります。
でも、その力を自分の気持ちも大切にしながら使えたら、
人との関係を丁寧につくっていく力になります。
つまり、
「短所をなくせば、もっと良い自分になれる」
とは限らないのです。
むしろ、自分の特徴を知って、
その特徴をどう活かすかを考える。
それによって、
今まで「短所」だと思っていたものが、
自分を支えてくれる力になることもあります。
もちろん、すべての短所を無理に長所に変えなくてもいいと思います。
苦手なことは苦手なままでいいし、
必要なら人に助けてもらってもいい。
ただ、
「これは私の短所だから」
と決めつけてしまう前に、
「この特徴は、どんなときに私の力になるんだろう?」
と考えてみる。
自分を変えることだけが、
自分を成長させることではありません。
自分の特徴を知り、
そのままの自分を少し違う角度から見てみる。
すると、
今まで欠点だと思っていたところにも、
自分らしさや、自分の力が見えてくるかもしれません。
長所も短所も、
どちらも自分の一部。
どちらかをなくすのではなく、
自分の特徴を知り、
自分なりの活かし方を見つけていく。
それもまた、
「自分の力に気づく」ということなのだと思います。
具体的な心の整え方や、
揺れたときに戻るための関わり方を、
メルマガでお届けしています。
考えすぎてしまうときや、
気持ちが揺れたときに、
「どうすればいいか」が
少しずつわかっていく内容です。
必要と感じたなら、
あなたのペースで、
よきタイミングで受け取ってくださいね。
続きはまた。
今日も素敵な1日をお過ごしください。