2024.2.19〜22の京都たび、3日目。
宇治散策の続きです。
宇治神社参拝の後はすぐそばの宇治上神社へ
世界遺産です
境内へはこの石橋を渡って。
国宝の拝殿。
両側には盛り砂がしてあります。
拝殿の裏側に回るとある、国宝の本殿。
5年前のお正月に来た時とは打って変わって、参拝客はほんの数人。
お寺や神社は、可能な限りこういう静けさの中でお参りしたいものです
落ち着くわ〜
柄杓が並べてあってお水汲めるようになってる「桐原水」。
宇治七名水のうち現存するのはここだけだとか。
だけど「飲用ではない」と書いてありました。
昔は飲めていたのかなー?
ここでもうさぎのおみくじを
宇治上神社から源氏物語ミュージアムへと向かいます。
しとしと降る雨の中のお散歩も良いものです🚶♀️
ミュージアムのお庭
館内の坪庭にあった、めっちゃちっちゃい石橋。
長さ1mくらい?
こちらのミュージアムには5年前も来たのですが、その時は閉館時間が迫っていたこともあって、あまりゆっくり見られなかったのです
映像作品がその頃とは変わっているという情報を得て、また今年になって大河の『光る君へ』が始まったこともあって、今回の旅ではこちら(と風俗博物館)をじっくりと見学するのが大きな目的でした!
どこぞの女君を覗き見する光源氏
今だと不審者として通報レベルですが、この頃は「垣間見(かいまみ)」といって、婚姻に至るまでの正規のルート(これが第一歩)です。
「なんか綺麗そうなコおるやーん」と思ったら和歌を送ってアタックするんですね。
貝合わせって、この写真のように同じ絵柄が描かれた一対の貝を合わせる、いわゆるトランプの神経衰弱みたいなゲームかと思ってたんですが・・・
説明読むと、平安時代に行われていたのは、二手に分かれて同じ種類の貝を出し合って「こちらの方が大きくて色も美しいから勝ちですわね、オホホ」というようなゲームだったんですねー。
確か源氏物語に出てくる「絵合わせ」ってゲームもお互い物語絵なんかを見せ合って、それが如何に優れているかを言い合って勝ち負けを決めるんだった。
・・ってことは、貝合わせにしても絵合わせにしても、モノ自体のスペック云々よりも弁が立つ方が勝つ気がするよねー
お父さん(光源氏)同様覗き見する薫
館内にはこんなのがあります。
ひらがなを体で表現しよう、的な。
昭和世代、とんねるずのアノ番組見てた人なら「もじもじくん」と言えばわかりやすいかな笑
今回一人だったんでできませんでしたが・・・
5年前に次女とやった時の
源氏香の体験コーナーもありました。
①〜⑤までの箱に入った5つの香を嗅ぎます。
全部違う香か、もしくはどれかとどれかが同じ香か、というのを嗅ぎ分けるもので、その組み合わせは52通り。
その一つ一つに源氏物語の巻名がついています(最初の『桐壺』と最後の『夢浮橋』を除く)。
アタシは「②と③が同じ香、④と⑤が同じ香、①は全く別の香」と思ったのでこの「松風」(5本の縦棒は右→左に①〜⑤を表し、同じ香同士は上の横棒で繋いで表す)を選んだところ見事正解でした
館内にはこんなライブラリーもあって、その窓からはお庭の紅白の梅が見えるんです。
・・が、ご覧の通りブラインド下げてました
この日雨だったしブラインド上げとけばいいのに!
せっかくの梅がよく見えなくてもったいない
映像作品2つとも見られたし、展示もじっくり時間かけて見られたし満足
館内のカフェもリニューアルしてていい感じでしたが、ここでは何も食べずに撤収〜
⑨へ続く。