本山村怪々奇團【75】 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

第75話 白い虚像【1】

 

世がコロナで騒然とする中、ひと時のリラックスを提供させて頂くべくかつての我が應援團の珍話集である「本山村怪々奇團」を執筆したいと思います。何の役にも立たぬ話故、お時間がある時にお読み頂ければ幸いであります。
 
我が團も平成15年より活動休止でございますので、最年少である48代目団員も今年で39歳、最長老である初代団員が仮にご存命だったとすると87歳、という計算になります。OB全員が存命でも不思議ではない年齢なのでありますが、以前も申し上げた様に我が團OBの死亡率は異様に高く、20%を軽く越えているものと思われます。現役の活動休止以降、郵便物の往来の頻度も低く、実際に消息を正確に把握出来ていない実態がございますので、おそらく思っているは遥かに高い数字が叩き出されるものと予想されます。日本人男性の平均寿命が81.09歳という時代に面妖な話であります。
 
斯様な状況でありますので、昨今、高齢化が進むOB各人は様々な用件で病院に行く機会が身の回りで増えております。自身の健康診断、家族、友人知人の見舞等々であります。年齢を重ねていけばごくごく当然の状況であろうと思われます。
そんな話をしておりますと必ずと言ってよい程
「若い頃はこうではなかったのになあ、、、」
という言葉を聞きます。確かに現役団員時代は、終電後まで飲み歩き、お金も使い果たし寝る場所も確保出来ず、そのまま公園で野宿しても、翌日は普通に駆け回っておりましたので、元気であった事は疑う余地がありません。ただ病院と無縁であったかと言えば、そうではございません。
 
歯医者、眼医者等は各個人でお世話になっておりましたし、練習中や日常生活での怪我、アルコールに纏わる入院等というケースもございます。過去、医療機関に係る記事をこのシリーズで書かせて頂いた事がありますので、ご興味のある方はご参照願います。
歯医者編①
歯医者編②
【以下次稿】
 
甲南大學應援團OB
八代目甲雄会広報委員会