驚異の死亡率 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

昨日の記事 の中で当会では住所不明の会員が多い事と故人が多いという事を書かせて頂きました。参考までに我が應援團が創團20周年を迎えた昭和49年に記念誌を発刊させて頂いておりますが、その中に歴代團長名簿という一覧が掲載されております。

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20代目当時でございますので、時の最長老である初代のメンバーでも42歳と言う男盛りの年齢でありますが、團長だけで既に3名、お亡くなりになっております(ちなみに現時点ではこの19名の團長のうち6名がお亡くなりです)。

 

色々な記事を検索しますと、日本人男性の平均寿命は79歳との事でありますので、現時点で当会の3代目のメンバーの方がこの歳にあたります。

仮に全員が平均寿命通りであるとしますと、当会の物故者の全会員に対する割合は1.6%となる筈なのでありますが、現実には16.1%と驚異の10倍の値を叩き出しております。

 

しかもこれは当会が把握しているだけの数であります。現在の名簿調査作業は最後の48代目から順番に上の代に向かって調査を進め、15代目まで遡れております。故に初代~14代目という我が應援團の創生記を支えてこられた先輩方の調査がまだ出来ていない段階の数字でありますので、実に恐ろしい数字であると言えましょう。ちなみに湾岸戦争におけるアメリカ軍の死亡率は0.03%との事であります。

 

何故、かくも死亡率が高いのか明確な理由は判然としません。現役時代の破天荒な生活が身に沁みついて寿命を縮めたと言えばそれまででありますが、太く短く生涯を駆け抜けられた事だけは間違いございません。

改めて今は亡き諸先輩方のご冥福をお祈り申し上げます。合掌

 

八代目甲南大學應援團OB会

組織委員会