妻と不倫相手のどっちにも保険をかけている夫の本音と妻はどうするべきか | 浮気、不倫、夫婦問題専門カウンセラー|河野匡利のブログ

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夫の浮気、不倫を解決し、離婚を回避
 夫婦の絆を取り戻したいあなたへ

浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。

 

 

 

 

「二兎を追う者は一兎をも得ず」

 

こうなればいいのにと不倫夫を見て感じます。

 

いいとこどりしている夫と私はよく言いますが、家を出て女と暮らしているくせに、ちょくちょく帰ってくるような不倫夫は典型的です。

 

それに、こっちがだめならあっち。あっちがだめならこっちと、妻、女と両方に保険をかけているかのような人たちは一定数いる。

 

女ともめたら妻に秋波を送り、妻や家族のことを一番で考えているとのたまう。

でも同じ口から、早く会いたい(早く帰りたい)などと女に言っているとは驚きでしょう。

 

もめてもケンカしても、しばらくライン無視してても着信拒否してても、元通りになるものですが、ほんとよくもめているな!っていう不倫の二人は多いことも事実です。

(あ、妻とも、、、、)

 

もちろん同居中の不倫夫たちに「いいとこどりしている」人たちはもっと多いのですが、

別居夫も含め、

妻は最後は俺を許してくれる。

妻は俺を見捨てない。

と思っている夫たち。

その自信はどこからくるのか!?と摩訶不思議でしょうか。

 

でも、私から見れば、「奥さんがそう思わせてきたことも原因なんですよ」と言わざるを得ないのです。

 

 

 

 

夫婦関係に問題があったことを夫が言ったとしても、それが浮気不倫に走らせた決定的な要因とは必ずしも言えない。

 

不倫がばれた後、妻に問い詰められたり妻と話をするなか、妻の顔色をうかがいながら何でも言えるから。

 

それより夫はそもそも別居も離婚も考えていなかった。

昔も今も妻とはこれからもやっていくつもり(やっていきたい)。

でも、された妻としたら、不倫していることは女に本気で一緒になりたいはず。自分とはもうダメで離婚したいはずと思ってしまう。

 

心はさらに不安定になり、ネガティブな投影ばかりして、夫の機嫌や顔色をうかがう妻になっていく。

夫には強く言えない妻。

夫のしたいようにさせてしまう妻。

そんな状態になってしまう。

 

ときおり妻も感情的になり、言わないでもいいことを言ってしまうこともあるけど、夫は妻の心を見透かしている。

俺と離婚なんてしたくないんだな。

やっぱり俺がいないとダメで、俺を必要としているんだな。

 

私は離婚したくない、しないよ。

あなたに気持ちはある。

夫を優しく迎え入れる。

夫に体を許す。

 

となると、妻にも女にも必要とされている思いでどんどん浮かれてくる夫。

 

結局、夫がしたかったことはこういうこと。

 

あのときみたいに、妻にあまりかまってもらえず、俺のことを見てくれていなかったではなく、俺に愛情を注いでくれ、俺のことを見てて欲しいがかなっている。

 

で、外には妻とは別の恋愛(ごっこ)の相手がいる。

 

 

 

 

夫は離婚なんてしたくない。

それに釣った女も手放したくない。

 

つまり妻がうるさく言わずに、離婚も言わずに、黙認したまま(本音はばれないままがよかったけど)夫婦、家族を維持し、お外で恋愛していたい。

もちろんお外の女も離婚してとかうるさいことを言わない女がよくて、これまで何とかうまいことを言って切り抜けてきた。

 

夫は二兎を追っているようだけど、いずれ女とは終わりがくることを自覚しながら、今が楽しければいい。

 

私からすれば、夫は二兎を追っているかのように見えても、失って絶対に困るのは、妻と家族。そんな夫は多い。

 

女だけが残っても(女がどう思っていても)、それが夫の理想ではなかったこと。

だから妻を失って女だけを得ても女とうまくいく方程式は成り立たない。いずれ女ともダメになるのが関の山。

 

二兎を追わせているかのような状況を妻が勇気を出して変えていく必要があるわけです。

 

「二兎を追う者は一兎をも得ず」

 

身に染みさせたほうがいいかもしれません。