浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
不倫をやめない夫に心底愛想が尽きて、別れないならもうどうにでもなれ。夫はいらない。
妻が豹変するにあたりいくつかの条件はあります。
ひとつの例ですが、
いくつかの条件のうち一つ言うと、
浮気はしてないふり、ばれても終わったふりしている夫。はっきりしない夫も入ります。
これに当てはまる方は意外と多いものです。
なのに、いい妻でい続けることに力を注いで、自分を消耗させて1年、2年ですか?
バカバカしくなって数カ月でやめた妻はちょっと耐性が低いのですが、1~2年は長過ぎです。
だから豹変っていう表現にしたのですが、
妻が子供を連れて家を出たことが夫に相当堪え、効果を発揮した方もいました。
別居を勧めているのではありませんよ。
妻は覚悟を決めてぶれずに行動した。
一人にさせると自由に浮気三昧かっ!?
ということは考えないことにした。
もっとわかりやすく言うと、
今まで波風立てず、従順だった妻が・・・・
あれれ、どうしちゃったん?
変わった、豹変している。
そう浮気夫に写った。
大成功です。
同じ屋根の下で悶々と夫の浮気に向き合い続け、やめてほしい、これからどうしたいのか?と考えても、夫に言っても難しかったでしょう。
離婚したいのか?には、
離婚したいわけがないで返す。
これからどうしたいのか?には、
家族が大事と返す。
妻の作った朝飯を食べて、妻が作った弁当まで食べ、
女と会って家族のもとに帰ってくる。
土日はやばいから、家族サービス。
多いなあ、こんな夫。
都合良過ぎです。
やめないなら、もうけっこうです。
妻自身も、自分がここまで変われるのかと、驚くくらいの豹変です。
もちろん平行してやることはありますし、ただ単に妻が豹変するだけでもダメです。
でも、たとえうまくいっても、水面下か?と不安な気持ちになることでしょう。
現に半年、1年経過しても(たとえ本当に終わっていても)辛い、苦しい感情は湧いてきます。
ほとんどの場合、水面下に入ります!とか、
女が執拗にアプローチしてくるはず。
そうネガティブに想像し過ぎないでくださいね。
どのような不倫関係だったか。
そしてどこまでの対処をして終わらせたか。
そこにひとつのカギは残されています。
それに夫に妻がどう写るか。
夫にとって想定外な妻の豹変は、
あらためて妻に対して、
夫婦というものに対して、
認識させるきっかけになります。
あの歪んだ認識を正さないと難しいのです。
人は、いえ、とくに不倫者は、
当たり前に存在するものは、なくならないと思いがち。
そこまでの危機は訪れるわけがないと、高をくくっている。危機すら起きないと浅はかです。
されている妻は、
不安な解釈なのに現実に起きると考えてしまう。
している夫は、不安はあっても現実に起きやしないと考える。
事実と解釈を区別することはカウンセリングでもよくお伝えしますが、不倫者には、ネガティブな出来事(結果)は起きるんです!を身に染みさせるべきでしょうね。
失いかける段階では、まだ自覚できません。
失ってからでないと、失ったものの大きさに気づかない人たちです。
人は失ってから、失ったものの価値を痛感する。
そう聞きませんか?
家族の大切さをひしひしと感じた浮気夫。
妻は何とかなる。
妻は何もできない。
妻は俺を許してくれる。
妻は俺を見捨てない。
こんなふうに思わせていたらダメです。
まさかの妻になってください。
そうなれるよう心も構築していきましょう。
いつまでも愛され妻、良妻賢母だけをし続けても、ただそれだけなのです。