二世帯住宅建築のすべて

二世帯住宅建築のすべて

娘夫婦と二世帯住宅を建てて同居することになったアラセブです
ハウスメーカーの決定から契約、間取りの設計、床やクロスを決めていく注文住宅の最初から完成まで 
そして住み始めての良しあしなどについて記録していくことにしました
皆さんの参考になれば幸いです

 

5か月間も、ご無沙汰してしまいました(^^;

 

 

各地で梅雨入りして、大雨も降ったりしてますが、梅雨の時期って、ジメジメしてうっとうしいですよね。

 

でも、我が家では、三井ホームの全館空調「スマートブリーズ・プラス」のお陰で、梅雨でも快適に過ごせてます。

 

それは、強力な除湿機能のお陰です。

雨のときは室内に洗濯物を干しますが、吹き出し口の直ぐ下だと3時間ぐらいで乾燥します。

 

このときの湿度ですが、除湿前は62~63%以上が、除湿後1時間後には52~53%ぐらいに下がります。

 

余談ですが、暖房のときの加湿機能は、強、普通、弱とあって、普通でも10%程度は増えます。

 

全館空調の機能には、「暖房」、「冷房」、「ドライ」、「送風」があるのですが、梅雨時には「ドライ」が威力を発揮してくれます。

 

「ドライ」は除湿のことですが、正確には「再熱除湿」だからです。

 

 

ちなみに、エアコンの除湿には、 「弱冷房除湿」「再熱除湿」の2種類の方式があるのをご存じでしょうか。

 

冷房をすれば、熱交換器で冷やされるときに結露して空気中の水分が除かれて、湿度も下がるのですが、梅雨時には温度が下がり過ぎてしまいます。

 

そこで、通常の冷房よりも弱運転で、できるだけ温度を下げないようにするのが、「弱冷房除湿」です。

 

でも、「弱冷房除湿」でも少し室温は下がり肌寒く感じたり、湿度も十分には下がりません。

 

そこで、「再熱除湿」というのが登場したのです。

 

これは、よく冷やして除湿した空気を直ぐに温めて室温をほぼ一定に保ったうえで、除湿する方式です。

 

 

家庭用エアコンでの再熱除湿の仕組みは、コンプレッサーで圧縮された高温高圧冷媒の一部を室内機の冷却器の一部分を利用して再加熱するようになっています。

 

仕組みが複雑で高価になるため、主に高級機種に採用されているようです。

 

また、再熱除湿のエアコンを製造しているのは、国内では4社のみだそうです。

 

 

 

快適な再熱除湿ですが、デメリットもあります。

 

それは、冷房よりも電気の消費量が多いことで、つまり電気代が高くつくことです。

 

 

我が家の「スマートブリーズ・プラス」(東芝キヤリア製)は、消費電力のモニターでは冷房1kWhぐらいに対してドライは1.6kWhぐらいです。(この時期での値です。)

 

 

 

「スマートブリーズ・プラス」の室外機は、2台あります。

「ドライ」運転のときは、左側が冷房運転になり、右側は暖房運転になります。

 

室内機は1台ですが、中には熱交換器は2つあって、それぞれの室外機に対応しているようです。

 

つまり、2台のエアコンで一方を暖房運転し、もう一方で冷房運転して再熱除湿運転をしているようなものです。

 

 

全館空調は、全季節で快適に過ごせますから、これから住宅を建築される方は、是非、検討してみてください。

 

それなりの負担はありますが、快適さは抜群です。

 

 

 

最期までお読みくださり、ありがとうございました。

 

次回は、三井ホームの60年 点検・保証システム「キープウェル 60」の2年点検があったので、このことについて書こうと思っています。

 

 

今日は、太陽光発電について書きます。

 

これから戸建ての新築を考えている方に参考になれば幸いです。

 

少々、長文です(^_^;

 

太陽光発電の素晴らしさ

 

我が家のシステムを紹介します。

 

太陽電池は、カネカの瓦一体型の「VISORA ヴィソラ」です。

瓦3枚分の代わりに葺くので、正に発電する瓦となります。その分瓦が節約できます。

 

我が家の場合、E-AH430(43W)が157枚とE-PH420(42W)が30枚で、計8.011kWの出力になります。

 

ちなみに、E-PH420は防眩仕様で北側の屋根に乗せているモジュールで、太陽光が北側宅地への反射を抑えて眩しくないようにしています。

 

工事中の写真ですが、右側が防眩仕様で左側の一般仕様と比べると反射が抑えられています。

 

パワーコンディショナー(パワコンと略します)は、オムロン製単相用屋外設置型のKPR-A48-KS(4.8kW)を2台設置しています。

パワコンとは、太陽電池で発電した直流電気を交流電気に変換するとともに電圧も100Vや200Vに変換して、自家消費や売電できるようにするものです。

 

このパワコンの特徴は、発電量が相違する複数の回路を接続することができ、しかもパワコンを複数台連携することができるので、東西南北4面の屋根面に分散した4回路(計4.399kW)+4回路(計3,612kW)の太陽電池を繋げた我が家にはピッタリの機能だったそうです。

 

なお、このパワコンは横に並べるのが通常らしいですが、我が家では右に壁、左のエコキュートのタンクがあるため、縦に並べたそうです。

 

 

太陽光発電の表示ユニットは、カネカ製のKP-MU1P-Dです。

 

この表示をするための計測ユニット、カネカ製KP-MU1P-Mです。納戸にあるブレーカーボックスの横に設置してあり、無線LANで表示ユニットと繋がってます。

本当は真ん中の部分にはカバーがあるのですが、外されたまま引き継ぎカバーの所在は不明です。

 

ライブレポートに切り替えると、24時間前から1時間ごとの発電、売電、買電、消費の電力量がグラフで表示されます。

ほかに、様々なデータをグラフや一覧表で表示したり、表示したデータをダウンロードできる機能があります。

 

 

 

実は、三井ホームが提案した当初のプランはパナソニックの太陽電池で3.5kWでした。

 

その屋根設置図を見ると、南側屋根の半分程度しか使ってなかったので、目いっぱい追加して5.5kW程度に増やしてもらえないかお願いしました。

 

すると、営業マンが「では8kW程度にしてNearly ZEHを目指しましょう。三井ホームのZEHキャンペーン(30万円値引き)の適用があります。」と言われ増やしました。

 

工事金額は120万円増えましたが、キャンペーン(30万円値引き)で実質90万円増の205万円で済みました。

 

1kW当たりの費用は、約25.6万円です。当初のパナだったら約32.9万円でした。

 

経済産業省の2023年データによると、住宅用太陽光発電の1kW当たりの平均費用は26.1万円だそうですから、ほぼ同じです。

 

しかし、キャンペーンがなければ高くなっていたから、ちょっと贅沢な太陽光発電かもしれません。

 

 

「Nearly ZEH」を大雑把に言えば、『ZEH基準を満たした空調、照明、給湯、換気の省エネ機器で20%のエネルギー消費量を削減した場合、55%以上80%未満を再生可能エネルギーで補うことにより、エネルギー収支をほぼゼロにできる』らしいです。

 

これは、昨年1年間の発電量などです。

太陽光発電は9,820kWhで、消費電力14,932kWhの65.8%を賄っています

 

太陽光発電によるCO2の削減は、5,214kgです。

 

5,000kgのCO2を吸収するためには、杉570本で1年間かかるそうですから、ほんの少し地球温暖化防止に貢献しているかもてへぺろ

 

 

 

太陽光発電の素晴らしいところは、何と言っても売電によってお金が入ることでしょう。

 

お金が出入りしないので有難みを感じにくいですが、実は最もお得になっていることは発電した電気の自家消費です。

 

このブログで紹介していますが、売電料は年間9万6,541円でした。

 

自家消費による電気代の節約は、推計ですが年間12万9,184円にもなっていました。


売電と自家消費の合計で年間22万5,725円も得したことになりますニコニコ

 

太陽光発電システムの工事費約205万円は、9年で回収できそうです。

 

 

1年前から買電の単価がとても値上がりしていますが、買電単価が高くなればなるほど自家消費による節約は大きくなります。

 

昨年12月の買電単価はデイタイムで34.87円/kWhですが、売電の単価は17円/kWhですので、売るよりも自家消費した方が得なのです。

 

 

太陽光発電の検討をしている方には、是非知っておいていただきたいのが、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT)は、10年間で終了することです。

 

しかも固定買取り価格は、年々下がっています。

 

しかし、設置費用も年々安くなっていますので、仕方ないのですがショボーン

 

固定価格買取制度ができた2012年の買取価格は、42円/kWhでしたが11年後の2023年には4割弱の16円/kWhになりました。

 

一方、設置費用も年々下がってますが、2012年の46.5万円/kWが、2023年には26.1万円/kWと6割弱に留まっています。

 

また、1997年に創設された「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」も年々減少し、2013年度(1.5~2万円/1kW)までで終了してしまったことから、太陽光発電の旨味は減少してしまいました。

 

 

しかも、固定価格の期間10年が過ぎれば、大幅に買取単価が下がるようです。

 

地元の電力会社のFIT後の買取価格は7.15円/kWhですから、10年前に太陽光発電を始めた方の単価38円より31円程度も安くなってしまいます。

 

 

ただし、地元電力会社以外の買取先が色々とあります。

 

地元電力会社よりも2円~4円程度高く買い取ってくれるようです。

 

その中でも、お得な買取制度を用意しているハウスメーカーもありますから、これを調べてハウスメーカーを決めるのも一計です。

 

 

あるいは、10年後に蓄電池を設置して、発電して余った電力を夜間などに使用することで買電料金を節約することができます。

 

我が家の場合、2022年1年間の売電量は5567.7kWhでした。

 

これを蓄電して夜間に自家消費したとすると、直近のナイトタイムの買電単価の20.8円/kWhで計算して115,818円になります。

 

地元電力会社のFIT終了後買取単価は7.15円なので、39,809円しかなりません。

 

蓄電池による自家消費の方が76,009円も得です。

 

 

しかし、蓄電池は1kW当たり15万円~21万円だそうですから、我が家の場合8kWですから120万円~168万円もかかります。

 

蓄電池への投資を回収するには、16.5年~23年もかかりそうです。

 

そして、回収後は丸儲けとはなりません。

それは、家庭用蓄電池の寿命は15年~20年と言われているからです。

 

したがって、FIT後の蓄電池導入はよく考えた方が良さそうです。

 

 

ちなみに、家庭用太陽電池の寿命は、30年以上はあります。また、メーカーの出力保証は、最大出力の80%程度を20年~25年間保証としていることが多いそうです。

 

カネカの場合は、最初の10年間が公称最大出力の90%、11年目から20年目まで公称最大出力の80%になってます。

 

 

太陽光発電の欠点は、何と言っても雨や雪の日には殆ど発電できないことです。

 

この日は雪が降りそうな曇りでした。

 

昨年、一番多く発電した日です。

 

年間のグラフです。

5月が最多で次に8月が多いです。

 

折れ線グラフはピーク発電電力ですが、8月には9kWh超もあります。

 

システム上の発電出力は8.011kWhなのに、それを超過することもあるようです。

 

 

住み始めて約1年後に突然こんな表示がでました。

 

この表示ユニットは、結構、楽しませてくれていますニコニコ

 

一覧表も表示できるし、そのデータをダウンロードすることもできます。

 

 

 

パワコンは蓄電池を併用している場合は自動で自立運転に切り替わるものもありますが、我が家の場合は蓄電池はありませんので、停電すると止まってしまいます。

 

停止すると発電していても売電できなくなります。

 

停電すると、太陽光発電のブレーカーを切ってから、パワコンの横にある運転ボタンを長押しして自立運転に切り替えることができます。

 

自立運転に切り替えると、停電用コンセントだけに通電しますので、冷蔵庫のコンセントを抜き差しして切り替えると冷蔵庫の温度は保たれます。

右にあるのが自立運転時に通電されるコンセントです。

 

なお、自立運転中は売電はできません。

停電が復旧すると自立運転を切り、ブレーカーを戻してから運転ボタンを押して通常運転に切り替えないと売電はできないです。

 

当たり前ですが、夜間など発電していない時間帯では自立運転にはできません爆  笑

 

それから、夏に雷鳴がするとき、僅かな時間だけ停電することがありますが、通電されれば自動復旧機能があり、操作は不要です。

 

 

太陽光発電を検討されている方には、もう一つ注意が必要なことがあります。

 

それは、出力制御です。

 

電力の消費と発電、つまり需要と供給は常に一致していなければならず、このバランスが崩れると交流周波数が乱れ、停電に至る恐れがあります。

 

再生可能エネルギー、特に太陽光発電が普及するにつれて、電力会社は自社の発電所の運転調整だけで需給のバランスをとることが困難になったため、太陽光発電事業者からの買取を拒否できる制度が2015年にできたのです。

 

10kWh未満の太陽光発電は、当面の間、出力制御の対象外となっていますから、家庭用では殆ど適用外ですが、「当面の間」とは「いつかは適用になる」ということです。

 

 

2018年からは、電力会社がオンラインで制御できるシステムを供えたパワコンが義務付けられています

 

電力会社にとっては準備万端なのです。

 

我が家のパワコンや計測・表示ユニットにも出力制御の機能がついていました。

 

一昨年の10月から太陽光発電を利用していますが、昨年12月11日から記録されていたので、電力会社から出力制御の通信があったものと思われます。

 

実際には出力制御は行われていませんでしたが、いつでも制御できる体制になっているようです。

 

そして、この制御は「無制限」かつ「無補償」なのです。つまり、どんなに発電していても出力制御されたら売電量は0kWhで0円なのですガーン

 

 

いかがでしたか。参考となりましたか?

 

これからも、戸建ての新築を検討されている方に有益な情報を提供できればと考えていますのでよろしくお願いいたします。

 

最期までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

今回は、全館空調のメンテナンスを取り上げてみました。

 

全館空調のメンテナンス

まず、我が家の全館空調は、三井ホームのスマートブリーズプラスⅡ(東芝キヤリア製)です。

 

室内機は、2階フロアの半畳ほどの空間に設置されています。

 

室外機は、同じものが2台あります。

単相200V、冷房能力は2台で3.8~14.0kW、暖房2.6~18.0kWです。

 

 

これがコントローラーです。

 

これは、フィルター掃除サインです。

 

フィルターは月に1回掃除するよう指定されていて、前回の掃除から1か月経過すると、このサインが表示されます。

 

 

フィルター掃除をする前に、まず、電源をOFFにします。

 

運転/停止ボタンを3秒以上長押しすると停止します。長押ししないと常時換気は稼働したままです。

切れました。

マニュアルでは、全館空調のブレーカーも切るように書かれていますが、中の機器には触らないのでいつも切らずにしています。

 

次に、前面のステンレス製のカバーを取り外します。

カバーは、磁石で引っ付いているだけなので、手前に引けば上部だけが外れます。下部は持ち上げて外します。

 

黒いエアーフィルターは、上下2枚に分かれていて、上部にある小さな取っ手を引っ張ってエアーフィルターを外します。

 

さらに、上段には空気清浄フィルター(白色)、その下に活性炭脱臭フィルター(灰色)があります。

 

下段の下半分の奥には、高性能フィルターがあります。

 

掃除するのは、高性能フィルター以外のフィルター全部です。

 

掃除機で吸い取ります。

マニュアルには、汚れがひどい場合、水洗いをするように書いてありますが、月1回の掃除をしていれば、洗うほどに汚れていません。

 

空気清浄フィルターと活性炭脱臭フィルターを外すと、室内機の熱交換器が見えます。

 

業者のメンテナンス

三井ホームから引き渡しを受けたとき、専門業者とのメンテナンス契約を勧められて契約しました。

 

その契約書です。

ちなみに、全館空調の正式名称は「空気制御システム」というみたいですてへぺろ

年1回のメンテナンスで「2万9,700円は高いなー」と思いましたが、メンテナンス契約をすれば5年間の保証が付くので契約しました。

 

それが・・・・なんとびっくりマーク なんとびっくりマーク 1年もしないうちに故障したのですびっくりマーク

 

突然、コントローラーに「点検・・・・・」と表示されました。

 

暫くすると、運転が止まりました。ただし、24時間換気だけは稼働しているようです。

 

◇にⅩのマークは、全熱交換換気のマークです。

 

サービスセンターへ電話して「点検コードP29」が表示されたことを告げると、「室外圧縮機の位置検出回路異常」という故障だそうで、直ぐにサービスマンを向かわせる手配をしてくれました。

 

数時間後にサービスマンが来て室外機の1号機を調べたところ、基盤の交換が必要と分かり、新しい基盤を直ぐに手配し、翌日には基盤を交換して復旧しました。

 

これが、修理後の明細です。

「交換が必要になります」は、担当者のタブレットでの入力ミスです。本来は「交換しました」となりますが、既に交換しているので修正は求めませんでした。

 

もちろん、修理代は無料。

 

故障の原因を聞くと、「初期不良です」と言うだけで、詳しい説明はありませんでした。

 

製造番号が「○○○○0001」となってます。これって、この形式の初号機かもガーン

 

家電製品も車もそうらしいですが、新型が出た直後の製品は不備や故障しやすいという都市伝説があります。

 

 

引渡しを受けて、11か月余りと1年以内の故障なので、メンテナンス契約をしていなくても保証期間内でしたが、メーカー直接の保証なので修理には相当の時間がかかったと思います。

 

メンテナンス契約をしていたおかげで、僅か1日で修理してもらえて助かりましたニコニコ

 

 

さて、本来の業者メンテナンスですが、この故障の約1か月後にしてもらいました。

 

エアーフィルターと空気清浄フィルターは、掃除機で吸い取ったあと水洗いをしてました。

 

屋外に折り畳みのビニール製流しを設置し、屋外栓にホースを繋げてシャワーで洗ってました。

 

ビニール製流しは雨水桝の真上に設置していて、流しの排水口に繋げた太い排水ホースを雨水桝に接続していました。

 

洗ったら、暫く天日干ししてました。

 

活性炭脱臭フィルターは、無料で交換してくれましたが、高性能フィルターは、汚れが少ないので交換なしです。

 

マニュアルには「3~6か月で交換」と書いてあったので、サービスマンに訊くと

「有料で9,000円もしますので、1年半ぐらいで交換してください。真っ黒になるまで使って構いません。」と言われました。

 

そうとも知らず、予備の高性能フィルターが置いてあったので、マニュアルどおり6か月で交換していました。

 

仕方がないので、9,000円払ってストックしておくことにしましたショボーン

 

ほかに、ロフトの点検口を開けて、24時間換気システムの全熱交換機の掃除をしてくれました。


 

以上が全館空調のメンテナンスです。いかがでしたか。

 

月1回のユーザーによるメンテは、10~15分程度でそれほどの負担ではないです。

 

故障したときの保証は是非必要と思います。

 

年1回の丁寧なメンテナンス付きですが、年間2万9700円は高いと考えるのか、それとも相応の金額と考えるのか、悩ましいところです。

 

しかし、実際に故障してみて思うには、メンテナンス契約は必要経費と思っています。

 

 

最期までご覧いただき有難うございました。

三井ホームで建てた二世帯住宅に娘家族と住んでるアラセブです。

 

前回のブログで予告したとおり、全館空調の電気代を推計してみました。

 

 

全館空調の電気代(推計)

太陽光発電のモニターからダウンロードした消費電力量や発電量などのデータには、全館空調の消費電力量のデータはないので、推計してみました。

 

まず、推計方法としては、全館空調がほとんど稼働していない春・秋と冷房の夏や暖房の冬の時期の電力使用量を比較して、その差を求めてみました。

 

これが、月ごとの1年間の電力使用量です。

(注意)以前のブログの数値とは令和4年12月と令和5年1月の数値が違っています。

毎月の検針日は毎月月末なのですが、12月の検針日は翌年1月4日のため12月分が4日分多くなっていました。

上のグラフでは、12月31日に検針したものとして調整しています。

 

 

4月、5月、10月は殆ど冷暖房をしておらず、これらの月の電気は全館空調以外の電気だと思われるので、10月分の電気量を差し引くと全館空調の電力使用量と推計できます。

 

それをグラフにしたものです。

しかし、余りにも乱暴な方法ですよねショボーン

それに、全館空調は冷暖房や除湿などをしていなくても24時間換気しているので、0にはならない筈です。

 

それから、冬になると水は冷たくなりエコキュートの電力使用量は増える筈です。

 

幸いにも、1階だけですが主な電気使用機器のデータが太陽光発電のモニターからダウンロードできるので、その使用量を利用することにしました。

 

これが、主な電気使用機器の電力使用量です。

 

これを見ると、季節によって電気使用量が大きく変化するのはエコキュートだけです。

 

そこで、2階(子世帯)のエコキュートの電気使用量などは1階とほぼ同じとして計算することとし、他に電気をよく使う機器は、取扱説明書の消費電力を基に使用時間を乗じて計算してみました。

洗濯乾燥機は子世帯のもので、共働きなので乾燥までのフルコースを1~2回使用しているので、少々驚く電気使用量となりましたびっくり

テレビは、リタイアした親世帯が消費電力が多い77インチテレビで毎日10時間も見ているため、こちらも驚く数値となってしまいましたガーン

 

全館空調だけの電力使用量は、次のとおりです。

意外にも冬場の暖房よりも夏の冷房の方が多く電力を使用していたのは、想定外でした。

 

冬に電気代が多くなるのは暖房よりも、むしろエコキュートが大きく影響していたのには驚きでした。

 

 

さて、全館空調の電力使用量が推計できましたが、問題は電気代です。

 

全館空調は、24時間稼働していています。

 

我が家の電気契約は「電化style」というもので、9時から21時までのデイタイムは現時点では44.5円/kWhで、21時から翌日9時までのナイトタイムは30.43円/kWhです。

 

また、土日祝日はホリデータイムとして終日30.43円/kWhです。

 

さらに、昼間は太陽光発電の自家消費による無料の電気もあります。

 

さらに、さらに、燃料調整費や再エネ賦課金、2023年1月から電気料金抑制の政府補助金やら、離島ユニバーサル料金、料金改定などのため毎月の単価が相違しています。

 

参考にグラフにしてみました。ただし、ナイト・ホリデータイムの30.43円/kWhをベースにしています。

最終単価は、赤色になります。

 

全館空調のみの電気代の正確な計算はとても無理なので、年間買電料金を年間電力使用量で除した単価21.28円で計算してみました。

最高額は8月の12,475円、最低額は4月の1,878円でした。

 

年間総額は、86,347円。思ったより少なくて済んでいます。

 

これも太陽光発電による自家消費で電気単価が少なくなっているお陰です。

 

もし、太陽光発電がなければ、倍ぐらいにはなっていると思います。

 

 

最期まで、お読みいただき有難うございました。

 

次回は、全館空調のメンテナンスについて書いてみようと思っています。

 

 

 

 

 

三井ホームで建てた二世帯住宅に、娘夫婦とともに住んでるアラセブです。


住み始めて1年が過ぎたので、1年間の電気代を集計してみました。

 

年間電気代

太陽光発電のモニターから月・日・時間ごとの使用電気量や発電量、売電量のデータをダウンロードしてエクセルで計算したものですので、電力会社からの請求額とは若干相違します。

 

電力会社からの買電金額は、年間31万6,697円、月平均にすると2万6,391円でした。

 

でも、太陽光発電の売電料を電力会社から受け取ったので、実質の電気代は月平均1万8,504円です。

 

二世帯住宅ですので、2で割ったら1世帯当たり月平均9,252円です。

 

全館空調の電気代も含んでいるので、けっして高くはないと思っています。

 

なお、昨年12月の電気代が突出してますが、12月分の検針日が翌年1月4日のため35日分のためです。その分、1月分の電気代は27日分となっています。

 

太陽光発電の威力

電気の使用量と発電量、売電量、買電量です。

 

発電量から売電量を差し引いたのが自家消費で、使用量から自家消費を差し引くと買電量になります。

 

太陽光発電の自家消費がなければ、買電金額はもっと高額になっているはずです。

 

太陽光発電の自家消費がないものとして試算してみました。

 

なっ、なんと! 年間44万5,881円びっくり! 

 

太陽光発電のお陰で年間12万9,184円も安くなっていたのです。

 

そして、売電料金が9万6,541円ありますから、合わせて22万5,725円ほど太陽光発電によって安くなっています。

 

太陽光発電システムの工事費約200万円は、9年弱で回収できることになります。

 

 

ちなみに、今年の1月に昨年12月1か月分のデータで同様の試算をしていますが、このときは、太陽光発電によって年間23万4,589円としてました。

その差は、8,864円、3.8%の誤差ですので、上出来でしたニコニコ

 

 

我が家の電気使用量は、年間14,842kWhです。

 

ちなみに、家庭での電気使用量は、年間4,258kWh(令和2年度)だそうです。

 

 

我が家は二世帯住宅なので、1世帯当たり半分の7,421kWhになりますが、オール電化なのですべてのエネルギーを電気によってますから、多くて当然です。

 

統計調査値では、他に都市ガス213㎥、LPガス28㎥、灯油155Lを使ったうえでの電気使用量です。

金額で計算すると、統計値では全エネルギーの62.4%しか電気で賄っていませんので、逆算してオール電化の場合を試算すると6,823kWhです。

 

これと比較すると、我が家の場合、平均的家庭よりも9%ぐらい多く電気を使用していることになります。

 

これは、多分、全館空調のためと思います。

 

そこで、次回は全館空調の電気代についてまとめてみたいと思います。乞うご期待!ウインク

 

最期まで、お読みいただき有難うございました。

 

 

 

 

娘夫婦とともに二世帯住宅を建築、住み始めて10か月のアラセブです。


半年のご無沙汰となっていましたショボーン

 

今日は、全館空調と電気代について、これまでの気づきを書いてみたいと思います。

 

 

我が家の全館空調

我が家の全館空調は、三井ホームの「スマートブリーズ・プラス」で、メーカーは東芝キャリア株式会社です。

1階と2階で別々の温度設定ができますが、部屋ごとの温度設定はできません。しかし、脱臭と高性能フィルターによる除塵ができます。

 

ほかに、「スマートブリーズ・エース」「スマートブリーズ・ワン」があり、前者は部屋ごとの風量調節により温度設定が個別にできるもので、株式会社デンソーエアクール製。

後者は比較的少面積住居用のもので、ダイキン工業株式会社製です。

 

違いは、下記の表のとおりです。

 

 

入居後の室温がどのように維持されるのか、全館空調の威力を確認したかったので、温度をスマホで記録できる温度計を1階と2階に設置しました。

 

これが、1階の去年11月頃から今年8月末頃までの温度変化です。

 

入居したのが、秋で冷暖房が必要ない時期なので、テストのつもりで極端な温度設定で冷・暖房をしてみたので、当初は温度が19℃から25℃まで振れています。

 

11月から4月までは、暖房の22℃設定にしていましたので、21℃~22.5℃となっています。

 

5月と6月は自動の26℃設定7月以降は冷房の27℃設定にしていました。

 

こちからが2階です。

2階は12月から計測しています。

 

温度設定は、2階の個別温度をプラス2℃としていることが殆どです。

 

これは、2階の寝室は将来2部屋に分割できる子供部屋なので吹き出し口が2か所あるため、とてもよく冷えるためですが、この影響は1階にも少し及んでしまい暑く感じることがあるので、逆に1階の個別温度をマイナス1℃としています。

 

 

吹き出し口の調整

 

スマートブリーズプラスの吹き出し口は、オプションの風量調節機能付きの吹き出し口があるのですが、エリア別温度設定ができるので、設置しませんでした。

 

しかし、こども部屋には、設置しておけば良かったと後悔しています。

 

後から取替えできないか三井ホームの建築士さんに相談したのですが、回答がないので無理なようです。

 

そこで、吹き出し口の中に厚紙を入れて塞ぐことができないか、開けてみました。

 

これが吹き出し口です。

 

横に指が入るところがあるので、引っ張ると外れました。

 

よく見ると、スライドできるシャッターがあるではありませんか!

 

これをスライドさせると、風量を調節できそうです。

 

こんなことができるとは、引き渡し時の説明(東芝担当者)になかったし、取扱説明書にも書いてありません。

 

この点の三井ホーム、東芝キャリアの対応には、ちょっと不満ですえー

 

 

このシャッターを調節したら、2階の子供部屋の冷え過ぎは、解消することができましたニコニコ

 

 

 

全館空調の電気代

 

ところで、気になる電気代ですが、去年12月から今年8月までの買電金額と売電金額は、グラフのとおりです。

                           (単位:円)

 

暖房時期は、目が飛び出るような金額ですが、我が家は二世帯住宅ですから2軒分といえます。

 

2で割ると、冬場のピーク時は約2万7,000円です。

 

夏場の冷房時のピークは、7月で2で割ると1万1,500円程度です。

 

そして、売電料金が後から入金されますので、実質はその分もっと少なくなります。

 

実質の電気代が最も少なかったのは、5月で約6,200円。2軒で割ると僅か3,100円でした。

 

 

気になる全館空調のみの電気代ですが、5月は暖房も冷房もしていない時期なので、5月の金額との差が全館空調の電気代と推定できます。

 

最も暖房した12月の差は、約3万6,000円

 

最も冷房した7月の差は、約5,000円でした。

 

概算ですが、年間推計額は、約9万6,000円。月平均8,000円となります。ただし、太陽光発電の自家消費によって少なくなっている金額です。

 

これを2軒で割れば、全館空調の電気代は安いものと思っています。ニコニコ

 

 

 

実際の消費電力は、太陽光発電の自家消費電力を加えたものですから、もし、太陽光発電がなかったら、もっと電気代は多くなっていますし、売電料金も入って来ませんので、負担は相当多いはずです。

 

実際の消費電力は、青の線です。               (単位:kWh)

 

因みに最大の12月の消費電力を全部買電したとすると、6万4,958円にもなります。

 

実際は、買電料金5万4,070円から売電料金6,020円を差し引いた4万8,050円ですから、その差は1万6,908円も節約したことになります。

 

 

今年1月に、前年12月分の実績を元に、年間売電額などを推定したことがありました。

 

 

そのときは、年間8万7,227円と推定してました。

 

今回、9か月分の実績を元に推計し直すと、

 

前年12月~今年8月の売電金額は、7万2,252円でした。

 

月平均8,028円ですから、12か月では9万6,336円になります。少し多くなりそうです。

 

 

自家消費では、年間14万7,362円の得と推定してましたが、9か月の実績で計算すると

 

18万6,394円となり、太陽光発電によって得する金額は28万2,730円と推計できます。

 

これだと、太陽光発電の工事費約200万円は、約7年で元が取れるように早まりました。

 

 

まとめ

 

全館空調は、屋内の温度変化は、ほぼ1℃程度です。

 

一日中ほぼ一定の温度なので、夜、寝ていても暑いとか寒いとかで目が覚めることはなく、とても快適です。

 

空調されていないトイレや浴室も、換気によって空調された空気がはいってくるので、温度は殆ど一緒です。だから、ヒートショックの心配もありません。

 

高齢者にとっては、とても有難いです。

 

これから、戸建て住宅の建築を検討されている方は、是非、全館空調にされることをお勧めします。

 

 

最期まで、ご覧いただき、ありがとうございました。

 

娘夫婦とともに二世帯住宅を建築、住み始めて3か月のアラセブです。


久しぶりのプログです。2か月もサボってしまいましたショボーン

 

今日は、ご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

二世帯住宅電気代

 

 

先月(2022年12月)の電気使用量の実績は、1,679.1kWhでした。

 

 

実は、電気代は娘夫婦が支払ってくれているので詳細は分からないのですが、太陽光発電のモニターから発電量や消費電力などのデータをダウンロードして計算してみました。

 

日々の時間帯別電気使用量のグラフです。

 

日々の発電・消費・売電・買電の量もCSVとしてダウンロードできます。

 

ダウンロードしたCSVです。

 

電気契約は電化住宅用で、9時から21時までがデイタイム、21時から3時までナイトタイム、土日祝日は終日ホリデータイムで、電気料金の1kWh単価(税込み)はデイタイムが30.62円(その他季)、ナイトタイムとホリデータイムが14.87円です。

 

(すべて税込み金額)

 

 

建築前の2021年11月に試算したときは、こんなに多額の電気代は想定していませんでした。

 

というのも、当時の燃料調整費0.59円14.36円24倍以上なってましたから・・・・

 

仮に当時の単価で計算すると

 

なんと! 18,215円も安い!

 

約1年後には、1.6倍になろうとは・・・・・えーん

 

 

 

太陽光発電ですが、12月の発電量は、567.9kWhでした。

 

うち、303.5kWhを売電したので、自家消費は264.4kWhです。

 

自家消費率は47%。全館空調で、しかも暖房期なので全国平均30%を大きく上回りました。

 

 

では、年間どのくらいの発電量で売電額は何円になるのか試算してみます。

 

月別発電量の全国平均の12月は、年間分の6.64%なので年間分は

 

 

567.9kWh ÷ 0.0664 = 8,552kWh

 

自家消費率は、冷暖房しない月が5か月あるとして40%を採用し、年間売電量は

 

8,552kWh × (1-0.4)  = 5,131kWh

 

売電料金は年間で

 

5,131Wh × 17円 = 87,227円

 

と推計できます。

 

 

 

では、自家消費でどれだけ得をしたのか試算すると

 

8,552kWh × 0.4  = 3,421kWh

 

自家消費の66%(12月実績です)がデイタイム、34%がホリデータイムだとすると

 

デイタイムは、 3,421kWh × 0.66 = 2,258kWh

 

ホリデータイムは、3,421kWh × 0.34 = 1,163kWh

 

 

この電気を買電の単価で計算すると

 

2,258kWh × 48.43円 + 1,163kWh × 32.68円 = 147,362円

 

売電額87,227円と自家消費で買電しなくてよかった147,362円を合わせて

 

太陽光発電のおかげで、年間234,589円も得する計算となりましたウインク

 

 

これだと、太陽光発電に要した工事費約200万円は8年半で元が取れる計算ですラブ

 

ただし、燃料調整費が驚異的な高額となっている現状が続くと仮定した場合ですけど。。。

 

 

燃料調整費の推移です。

燃料調整費は驚異的な伸びです。数年前はマイナスだったのですけどね。

 

2023年2月の燃料調整費は、8.63円に急減してますが、本来は15.63円です。

 

これは、政府の補助金がでるので7円安くなることが既に決まっています。

 

なお、補助金は、2023年1月使用分(2月検針分)から2023年9月使用分(10月検針分)までです。

 

 

ちなみに、燃料調整費の制度は、発電に使う燃料価格と為替レートの変動を電気料金に反映するものですが、燃料価格と基準価格との差の3カ月平均を2か月後に適用するので、その反映は数カ月遅れてしまいます。

 

1~3月の基準額との差が6月分の電気料金に反映されるのです。

 

為替レートは、最近では1ドル130円を切っていますが、3カ月前は150円近くでしたから、燃料調整費がとんでもなく高くなったのでしょうね。

 

それに原油価格も2021年11月の1バレル72~74ドルが2022年6月には115~120ドル程度ととても高くなっていますから。

 

今の円高が反映されるのは4月頃になりそうです。

 

暫くは、政府の補助金で少し軽減されますが、早く原油価格が下がり為替も110円ぐらいに戻ればと願っています。

 

 

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

娘夫婦とともに二世帯住宅を建築、住み始めて1か月余りのアラセブです。


三週間、サボってしまいましたショボーン

 

久しぶりのプログです。ご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

全館空調バンザーイ

前回、全館空調の詳細についてを予告しました。

 

しばらく比較的温暖な日が続いてましたので、全館空調の有難みをあまり実感できず、ブログにすることができずにいましたが、やっと冬将軍の先鋒らしきものが来て冷え込んだので、その詳細を書きます。

 

まず、感想です。

 

全館空調バンザーイって感じです。

 

三井ホームの担当者さんから、「全館空調では毛布はいりません」と聞いてましたが、まったくその通りでした。

 

今日の最低気温は5.3度、最高気温は11.5度でした。

 

このくらい冷え込むと、以前は羽毛布団に掛け毛布だけでなく敷毛布もしていましたが、全館空調だと羽毛布団だけでも温かくて、少し暑さを感じて時々手足を出すくらい。

 

全館空調の温度設定は、23℃にしています。

 

三井ホームの説明では、暖房では22度から24℃が適当とのことでした。

 

10月下旬から、暖房の23℃設定にしていましたが、これまで殆ど稼働してませんでした。

 

多分、断熱性能がとても良いので、暖房運転を殆どしなくても室内温度を維持できたのだと思います。

 

余りにも稼働した気配がないので、故障でもしているのかと思い、三井ホームの担当者さんにお願いして東芝キャリアの方に来て診てもらったほどです。

 

でも、ちゃんと冷え込むと全館空調もちゃんと稼働しました。

 

全館空調の威力を確認するため、自動的に記録する温度計を買いました。

 

精度は、±0.2度でスマホのアプリで温度と湿度を確認できるだけでなく、記録してグラフに表示してくれます。

 

これが、今日一日のリビングの温度変化です。

最低室温が21.8℃で、最高室温が22.8℃です。

 

平均室温が22.4℃です。

 

設定温度よりも0.6℃低くなってますが、温度変化は1℃の範囲内で体感的には変化を感じることはないです。

 

 

実は、三井ホームと打ち合わせのときに、全館空調の範囲外のトイレと浴室は寒くならないのかとても心配をしていました。

 

年なのでヒートショックが気になったのでショボーン

 

担当者さんは、「断熱性能が良いので殆ど温度差は感じないです」と言われてました。

 

実際に、全館空調のお家に住んでいる方なので嘘ではないと思いましたが、いくら断熱性能が良くてもその部屋を直接暖房していなければ、5~6℃は低くなると思ってましたので、4か所の温度を同時に測定できる温度計で確認することにしました。

 

これです。子機の温度計と無線で繋がっていて、4か所同時に温度が分かります。。

 

上は、この親機でダイニングの出窓に置いてます。窓の近くなので、やや低めです。

 

1番が外気温で、2番がトイレ、そして3番が浴室です。

 

ちなみに、+0.何℃とあるのは、親機との誤差です。1番は親機よりも0.2℃ほど高めに表示されることを記載しています。

 

そして、親機の+0.1℃は先ほどの自動記録できる温度計との誤差です。

 

なんと!お分かりのように殆ど温度差はないのです。

 

この温度計で調べる前から体感温度でも差がないと感じていましたが、温度計を見て更に驚きました。

 

浴室は常時換気ですので脱衣室から暖かい空気を取り込んでます。

 

そしてトイレは、使用の都度、換気扇が自動運転して使用後5分程度は換気しています。

 

でも、断熱性能がよくなければ、この程度の換気では同一の温度にはならないでしょう。

 

 

三井ホームの断熱性能は、UA値=0.41(W/㎡・k)で、これは大手ハウスメーカー13社中第5位だそうです。

 

 

 

全館空調の良いところ

1番は、何といっても一日中暖かいこと。まだ、夏を経験していませんが、夏は一日中涼しいと思います。

 

2番は、上下(床と天井)で温度差がないことです。普通の暖房器具では、足元が寒いことが多いですが、靴下を履かなくても全然冷たくありません。

 

これは、空気が上下で搔きまわされているのではないかと考えています。

 

全館空調の吹き出し口です。

 

3番目は、静かなことです。

 

吹き出す風は、それほど強くはないです。エアコンの微風程度です。音は全くしません。

 

4番目は、吹き出す風が気にならないことです。

 

エアコンは、特に暖房では強い風が出て音もするし、場所によっては直接体に当たるので不快ですが、そのようなことは全くありません。

 

 

最後に気になる電気代ですが、全館空調の常時換気だけで、0.2~0.3kWです。

 

暖房は、試しに25℃設定にして強運転にすると3.5kWぐらいになりますが、温度を維持する間欠運転時では、稼働時に1.5kWぐらいのようです。

 

これは、太陽光発電のモニターで消費電力も分かるので、それを見ての個人的な所見です。

 

 

太陽光発電のことは、そのうち報告したいと思います。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

娘夫婦とともに二世帯住宅に住み始めたアラセブです。


今日もご覧いただき、ありがとうございます。

 

二世帯住宅に全員集合!

親世帯は先月26日に入居していましたが、娘家族も2日前に引っ越して、遂に全員集合しました。

 

引越し当日は午後2時頃までかかって引っ越し。

 

そして、夜中までかかって荷物を片付けてました。

 

 

 

なので、翌日の土曜日に親世帯の1階でささやかながら祝宴を催しましたニコニコ

 

 

 

イマイチなところ(その1)

住み始めたら、三井ホームの良いところ、イマイチなところを発信しようと思ってましたので、今日はその第1回目です。

 

 

三井ホームには、二世帯住宅用の防音床が2種類あります。

 

「2世帯遮音仕様」と「ミュート50」です。

 

 

我が家のは、標準仕様だった「2世帯遮音仕様」です。

 

契約後の打ち合わせでは、一応「もう一つランクが上のミュート50がありますが、オプションとなります。」と説明がありました。

 

「2世帯遮音仕様」では、物を落としたり椅子を引きずる音はしますが、話し声は殆どしないと思います。

子供が走り回るとある程度の足音はします。

「ミュート50」でも2階の音が全くしないわけではりません。

物を落としたりすると音はしますし、元気よく走り回ると足音もします。

「2世帯遮音仕様」よりも音は小さくなりますが、大きな差ではないと思います。

 

というような説明を受け、標準仕様の「2世帯遮音仕様」のままにしました。

 

 

 

ところが、ところがです!!

 

子供が走る回る足音だけでなく、大人の足音もするではありませんか!

 

それは、スリッパを使用しないからと分かりましたが、それにしても期待外れでした。

 

物を引きずる音やぶつける音も結構します。

 

 

このことを三井ホームの工事担当者さんに言ったら、

 

「外からの遮音が優れていて静かなので、中の音がよく聞こえてしまうのですショボーン

 

と言ってました。

 

確かに、外の音は殆ど聞こえません。

 

車が良く通り騒々しいところなのに、とても静かなので、これにはビックリしています。

 

 

 

これから、三井ホームで二世帯住宅を検討されている方は、絶対に「ミュート50」にした方がいいでしょう。

 

「ミュート50」の場合には、どの程度の効果があるか分かりませんが、少しでもマシな方を選択すべきだと思います。

 

三井ホームの多世帯住宅「iii(トロワ)」は、「ミュート50」が標準仕様のようですが、我が家は「chouchou(シュシュ)」なので二世帯住宅向きではないのかも知れません。

 

ちなみに、知り合いの方が少し前にヘーベルハウスの二世帯住宅で同居を始められ、2階の音がほとんどしないとお聞きしました。

孫が走り回れば少し足音はするけど、息子が遅く仕事から帰っても、いつ帰ったのか分からないそうです。

 

しかし、音に関しては個人差があると思うので、あくまでも参考程度にしてください。

 

 

 

良いところ(その1の予告)

全館空調は、最高でーす!

 

まだ、そんなに寒くはないですが、一日中の室温が殆ど一定で、とても過ごしやすいです。

 

この詳細はについては、次回以降にします。お楽しみにウインク

 

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

娘夫婦とともに二世帯住宅を建てたアラセブです。

 

久しぶりとなってしまったブログです。

 

ご覧くださり、ありがとうございます。

 

 

遂に二世帯住宅に住み始めました

10月20日に引渡しを受け、親世帯は26日に引っ越しました。

 

子世帯は、今月の11日に引っ越す予定となっています。

 

引渡し後、引っ越しの準備、引っ越し、引っ越し後の片付けと目まぐるしい日々となってしまい、ブログは10日振りとなってしまった次第です。

 

 

ところで、皆さん、引っ越し業者の選定は絶対に複数の業者からの相見積もりにすべきです。

 

最高額と最低額との差は、2割ぐらいありました。

 

 

一番安かった「〇12〇」の業者さんにしたのですが、引っ越し先の新築の家は勿論のこと、引っ越し元の旧家でも変わりなく養生が素晴らしいです。

 

玄関から廊下、階段と、荷物が通るところには、徹底して養生をしてくれるので、安心でした。

 

これは、旧家の養生です。

 

 

引っ越しの前の24日には、買い替えた冷蔵庫と洗濯機を家電販売店に搬入してもらいました。

 

子世帯の冷蔵庫は2階なので、レッカーで搬入しました。

 

 

親世帯の冷蔵庫は1階ですが玄関からは無理なので、リビングの掃き出し窓から入れてもらいましたが、庭には塀を越えなければ行けないので、やはりレッカーで吊り下げて庭に入れました。

 

 

26日の引越し日には、光回線の移設工事もしてもらいました。

 

アンテナ線などが入る南東の2階外壁から情報ボックスまで通じている管の中に光ケーブルを通して終端装置に繋ぎます。

 

終端装置と光電話ルーターは、旧家で使用していたものを自分で運ぶことになっていて、情報ボックスの近くに置いて準備していました。

 

情報ボックスです。

 

終端装置などで一杯になりました。

 

1時間弱で工事は終わり、ネットと電話のテストをして無事開通しました。

 

 

28日には、ピアノの搬入をしてもらいました。

 

仮住まいには置けないのでピアノ運送業者さんに預かってもらっていたのです。

 

 

 

冷蔵庫のレッカー搬入もピアノのレッカー搬入も電線が近くにあるので、大変だろうと思っていましたが、彼らはプロでした。

 

電線や壁から10cm程度のギリギリを、いとも簡単に素早くレッカーのアームを動かして、あれよあれよという間に入れてしましいました。

 

素人からすれば、見事というしかありません。

 

プロフェッショナルとは、彼らでした。

 

 

今日もご覧いただき、ありがとうございました。