今回は、男子受験生のお母様からいただいた体験記をご紹介します。

 

渋幕に合格された後、開成にも合格。

 

どちらに進学するか、ご家族で話し合われた結果、

 

・共学の方がよい

・学校主催の海外研修(ホームステイ)のプログラムに参加したい

・第二外国語講座で中国語をやってみたい

 

という子さん自身の希望を優先して、渋幕にお決めになりました。

 

 

Yくんは、物静かながら芯が強く、自らコツコツと学ぶお子さんです。

 

 

集中力、理解力の高さも抜群だし、スピードもあります。

 

 

このようなお子さんなら、どちらの学校に進学しても、希望する大学に進学できるものです。

 

 

開成を辞退するというのはある意味勇気のいることかもしれませんが、Yくん自身にはそうした類いの迷いはなかったようでした。

 

 

それでは、以下に、お母様から寄せていただいた体験記をご紹介します。

 

 

 

                                  受験体験記
                                                              
渋谷教育学園幕張中進学
開成中学合格
栄東東大特待 6年間特待合格
市川中学 特別奨学生合格


息子が南雲国語教室に入室したのは、5年生の春でした。毎回の授業を楽しみに通塾を続け、受験した全ての学校に合格をいただくことができました。

息子は小規模塾に通っており、算数と社会が得意科目でした。積極的に家庭学習をしていましたが、国語は苦手意識が強く成績も安定しませんでした。このままではいけないと思い、南雲国語教室にメールをお送りさせていただきました。体験授業のお誘いがあり、息子を連れて行きました。授業が楽しくすごくわかりやすく、すぐに馴染める環境であったため、入室させていただきました。

南雲先生の授業を受けるうちに、国語という教科の苦手意識がなくなりました。それから積極的に読書をするようにもなりました。授業で取り扱った文章に興味をもつようになり、出典の本を買って読み、面白いからその作者の他の本も買って読み、というように次から次へと読みたい本が常にある状態でした。少し難しい文章であっても、とりあえず読んでみようかな、もしかしたら知らない価値観や考え方に出会えるかもしれないし、というような感じです。好奇心の芽を育てて伸ばしていただいたことは、一生の財産になるだろうと思っております。

新6年生になると、過去問個別対策演習に申し込みました。過去問だとより一層やる気になるようで、気合を入れて取り組んでいたように思います。
また、この時期に小規模塾を辞め、国語は引き続き南雲先生に、また理科と算数についても南雲先生のアドバイスやご支援のもと、心機一転、個別指導中心に切り替えました。

その後理科については、力学を基礎から徹底的に教えていただきました。模試のたびに見つかる弱点を補強していただき、最終的には得意科目として穴が見つからない状態になるほどに仕上げていただきました。

算数については、苦手単元であった立体図形と場合の数をどのように考えていけばいいのかという視点も含めて丁寧にご指導いただきました。家庭学習で進めていた開成の過去問の添削もお願い致しました。夏休み前には、算数だけであれば明日試験を受けても合格できるでしょうというお言葉を頂くことができました。

夏休みからは、南雲先生の夏期講習に参加するとともに、サピックス の夏期講習にも参加しました。いずれの講習も南雲先生からいただいたご指導を中心に取り組んでおりました。

9月以降は、引き続き南雲先生のご指導を受けつつ、サピックス のSS特訓に参加しました。
SS特訓は、良い意味で競争をしていたようです。席次は真ん中辺りでした。平日はSS特訓の指示された課題と過去問に取り組みました。


安易な逃げ道を求めるなど横道に逸れることもありましたが、最終的には意味がないということを悟り、再び積極的に取り組んでくれるようになりました。この頃からサピックス の模試に限らず幅広く他の模試等も受験するようになり、より自信が深まった他、試験慣れにも繋がったと思います。

いよいよ受験の季節を迎え、我が家としては、4校、計5回の受験を決心しました。息子はやはり、初回および結果の見えない中での2回目受験に対して緊張や不安と闘っておりましたが、幸いな事にこれまでの努力と先生方からのご指導が実を結び、期待される最高の結果を得ることができました。このことがきっかけとなり、家庭内の雰囲気や緊張も格段に改善され、その後の良い結果につながったと考えています。

試験期間中においても、南雲先生からは優しいアドバイスを継続的に頂き、安心感につながっておりました。更には、最終的な進学校の決定に際しても、様々な方から情報を集めてくださり、進学に伴う不安要素を尽く取り除いてくださりました。

我が家として、南雲先生からの温かいご配慮無くして、この様な素晴らしい受験生活はなかったと確信しています。また一切の懸念なく、晴れて春より進学が叶うという望外の結果を得られたことに対しても、ご支援に対する最大の感謝を申し上げ、体験記の結びとさせていただきます。本当にありがとうございました!

 

  

 

 

前回、Nさんのお母様からいただいた体験記をご紹介しました。

 

 

今回は、お子さん自身が寄せてくれた体験記です。

 

 

お読みいただくとわかると思いますが、彼女の文章にはねじれがありません。

(私の方で少しレイアウトを変えましたが、文章は原文のままです)

 

 

桜蔭の過去問の記述答案を読んでいても、文法的な誤りや表現のわかりにくいところが全くありませんでした。

 

 

しかも書くスピードの速いこと!

 

 

難関校入試に必要な力を十分に身につけたお子さんでした。

 

 

それでは、Nさんの受験体験記をお読みください。

 

 

受験体験記

N.N.

 

私が受験を意識しはじめたのは、小学4年生のころでした。大手塾にも通わずに難関校を目指すのは大変だと分かっていましたが、あきらめずに頑張りました。

 

塾は南雲先生や小川先生、算数の個人塾で勉強し、6年生の7月までは、家では算数は「中学への算数」や過去問、国語は南雲先生の教材や過去問の直し、理科は小川先生の教材の見直しや問題集、社会は塾に行かずに問題集やいろいろな資料を見て勉強していました。

 

そして、6年生の7月に、普通よりも遅くサピックスに入りました。SSでは桜蔭クラスに入り、平常クラス、土特にも参加しました。

このことで、競争心が芽生え、だいぶ成長できたと思います。

 

そして、1月前半に栄東中の東大クラスを受けて6年特待の合格をいただき、後半には渋谷幕張を受験して合格をいただきました。そして、波にのって2月1日、桜蔭中を受験して合格をいただけました。

 

栄東中では国語と算数、渋谷幕張中では国語と理科、桜蔭中では国語と算数と社会でいい点をとることができ、合格につながったと思っています。

 

国語は、南雲先生の過去問講座で桜蔭中の過去問を16年分やり、添削のおかげで文章の精度も上がったと思います。はじめのころは白い部分が多くなってしまい苦労しましたが、回数を重ねるごとにどんどん書けるようになってきました。

 

また、南雲先生のていねいな説明を聞くと深く文章やそのテーマを理解できました。そのような桜蔭中の国語の技術は渋谷幕張中にも通じたと思います。

 

やはり過去問をやりこみ、やりっぱなしではなく添削してもらい、直して文章をより濃くするという経験はとても大事だと思いました。

 

今まで支えてくださった先生方のおかげで志望校に合格できたので、とても感謝しています。

 

 

 

 

この春、渋谷教育学園幕張中に進学することになったNさんから、体験記をいただきました。

 

 

桜蔭にも合格し、少し迷われていましたが、

多様性の中で学びたいというお子さんの意思を尊重して、桜蔭は辞退なさいました。

 

 

お母様は、

「自宅からは桜蔭の方がずっと近いのですけれどね」

と笑っていらっしゃいましたが、お子さんが渋幕ライフを楽しめるよう、全力でサポートされるようです。

 

 

さて、Nさんとの出会いは4年前。

 

飛び級で4年生クラスの受講を開始しましたが、学力は実学年の受講生を凌駕するほどでした。

 

 

読書家で教材の文章を難なく読みこなす力がありましたし、漢字も得意でした。(ちなみに、漢検2級を取得済みだそうです……!)

 

 

このようなお子さんには飛び級が向いています。

 

 

少し難しめのことに取り組みながら、力を伸ばしていき、

5年の後期には、過去問演習を始めることができました。

 

 

……このように書くと、何かものすごく迫力のある「お勉強少女」をイメージされるかもしれませんね。

 

 

真逆です。

 

 

お子さんもお母様も、ふんわりとした優しい雰囲気の方です。

お子さんの興味・関心を優先し、「我が家のペース」を大切にされていました。

 

 

それでは、今回はお母様からいただいた手記をご紹介します。

 

過分なお言葉を頂戴して恐縮している次第ですが、そのままご紹介します。

 

 

受験体験記

2/11/2022 母

 

栄東中東大特待コース(6年特待合格)

渋谷幕張中(合格→進学)

桜蔭中(合格)

 

長かった中学受験生活が終わり、ずっと憧れていた渋谷教育学園幕張中に通えることになりました。合格は、渋幕の他に、桜蔭中、栄東中東大特待コース(6年特待)からいただき、努力が最高の結果につながりましたが、一番嬉しかったのは、桜蔭の合格発表の日に南雲先生に報告に伺った時に、涙を流して喜んでくださったことでした。先生は常に励ましの言葉をかけてくださり、教室に行くたびに親子とも元気づけられていました。

 

娘は習い事を続けたいこともあり、日数が拘束される大手塾には通わずマイペースで勉強を進めていました。そんな中、3年生の時に家の近くに四谷大塚での桜蔭クラスで教えていらした有名な国語の先生がいらっしゃるということをきき、著書も拝読して、ぜひ教えていただきたいと門をたたきました。

 

当時から大人気の塾でしたが、漢検や公文が割合と進んでいて難しい文章が読めていたこともあり、飛び級ではありますが、4年生コースに空きがあるということで、入塾することができました。体験授業の時には私も同席しましたが、南雲先生の素敵な声と丁寧な日本語、言葉遣いにさすが一流の先生は教え方も違うなあと感銘を受けたことを今でも覚えています。

 

5年生の時には6年生クラスまで終了していましたので、6年生の1年間は少人数の過去問講座を受講させていただきました。

過去問講座以前の集団授業では、時間に余裕があることもあり、入試に出る漢字、ことわざや慣用句など授業の教材を繰り返して完全にするよう心掛けていました。また、読解は、先生がチョイスした良問をたくさん解くことができていたので、6年生からの過去問講座を開始した時にはだいぶ記述ができるようになっていましたが、桜蔭の答案にはまだまだの状態でした。

 

過去問講座は、本当に素晴らしく、南雲国語教室の真骨頂だと思います。

数多くの生徒を桜蔭に送り出したプロフェッショナルの先生と何回もやりとりすることにより、文章の理解が深まるだけでなく、書き直すことにより解答が洗練されていき、学校が求めるテーマを適格に理解し、自分のものにすることができます。

 

12月には、桜蔭の過去問は、合格点を大きく超えるレベルの答案を仕上げるレベルにまで成長していました。

桜蔭入試の前日には、南雲先生に添削していただいた答案を全部見直し(なんと16年分!)、これ以上国語をやっている受験生はいないと自信をもって1時間目の国語に臨むことができました。

 

受験は量をこなすことやテスト慣れも必要なので、6年生の7月からサピックスに通いましたが、ここでも国語は大きな武器になり、入塾当初からトップ層として成績を崩すことなく受験に臨むことができ、改めて南雲国語教室の威力を実感しました。

 

また、桜蔭の国語対策をやりこむとで、渋幕の入試でも、国語はもちろん、難解な長文で知られる理科や社会も対応できるようになっていて(本番でも時間が余りました)、男子と勝負しなければならない渋幕入試で大きな武器になりました。

 

最後になりますが、4年間にもわたって、いつもあたたかく丁寧にご指導くださり子供の成長を見守ってくださったこと、ご縁をいただいたことを南雲先生に心より感謝申し上げます。本当にどうもありがとうございました。

 

 

 

 

ときどき、大手塾のテストの答案を見る機会があります。

 

 

そして、「この漢字はどうして×なのでしょうか?」というご質問をいただくことも。

 

 

お手本のような字が書けるに越したことはないのですが、行き過ぎでは? と思うこともしばしばです。

 

 

一画一画を丁寧に、バランスのとれた字を書くべきだという考えには賛成です。

 

 

でも、正しいかどうかの客観的な基準が曖昧なまま、

採点者の主観、好みによる謎ルールでジャッジが行われることも少なからずあるのです。

 

 

 

このあたりのもやもやを抱えていらっしゃる方、

いや、どんどん×にすべきだとお考えの方も、

意見を伝えてみませんか?

 

 

朝日新聞でアンケートを行っています。
 

 

何よりも大切なお子さんのために、

 

より明確な指導方針を示してもらえるよう、

 

教育界に声を届けることができればいいなと思います。

 

 

 

 

 

 

本日、徒歩で帰宅中に、小学生の女の子が乗っていた自転車が脚に当たり、怪我をしてしまいました。

 

 

19時20分くらい、白山通りの「あおい書店」を通り過ぎたあたりの歩道を歩いていたときのこと。

 

 

「くすりの福太郎」の脇の道を目がけ、女の子の自転車が結構なスピードで目の前を横切りました。

 

 

その直後、その子の後ろを追いかける形で走っていたもうひとりの女の子の自転車が転倒。

 

 

その拍子に転倒した自転車が私の向こう脛を直撃しました。

 

 

幸い転んでしまった子に怪我はなかったようで、自転車を起こしながら「すみません」と謝ってくれました。

 

 

「気をつけてね」と声をかけて立ち去りましたが、だんだん脚の痛みが増してきます。

 

 

歩けるので骨は大丈夫だなと思いつつ、少ししんどかったので、娘を呼び、荷物を持ってもらうことに。

 

 

家に帰って見てみると、ぶつかったところが、広範囲で赤黒くなっており、擦り傷もできていました。

 

 

自然に治るのを待つしかないのでしょうけれども、念のため、明日、整形外科を受診しようと思います。

(この時間のロスが、一番痛い……ショボーン

 

 

自転車で連なって走る自転車自転車のは、すごく危ないですよね。

 

 

後ろを走る子はついていくのに必死ですから、前の子の背中しか見ていません。

 


 

 

車を運転する大人なら危険なポイントに目を配れますが、「無免許」の子どもには無理です。

 

 

私はものすごく骨が丈夫なので、大事には至りませんでしたが、

 

ぶつかったのが小さな子だったり、お年寄りだったりしたら……

 

 

自転車のお子さん自身も、もしかしたらもっと危ない事故に遭ってしまっていたかもしれません。

 

 

口幅ったくて恐縮ですが、保護者の方にも責任がありそうです。

 

 

夜、人通りも車も多い道を、小学生だけで自転車を連ねて走るのは危ない、ということを認識しておかれた方がよいのではないでしょうか。

 

 

かけがえのないお子さんの命を守るためにも、です。

 

 

そして、万が一何かを壊したり、人にぶつかったりしたときには、後で親が対応できるように、相手の連絡先を聞いておくよう教育しておくとよいと思います。

 

 

それから、自分が被害にあったときの心構えも。

 

 

自転車に限らずですが、

 

ぶつけられたりしたときには、そのときはたいしたことないと思っても後で症状が出るかもしれません。

 

 

「大丈夫です」と言って立ち去らずに、

 

 

110番するとか、相手の連絡先を聞くとか、周りの大人に助けてもらうとかの対応策を教えておくといいと思います。

 

 

わかっていても、咄嗟にはなかなかできないのですけれども……
 

 

なんだか暗い記事になってしまいすみませんお願い

 

 

私もちょっとショックだったショボーンのでおゆるしください

 

 

 

 

前々回の記事で、字は易しいのに受験生が苦戦する意外な漢字をご紹介しました。

 

 

今の時期の6年生がまちがえやすい漢字テストの問題をもう少し挙げてみたいと思います。

 

 

すべて中学入試に出題されたものです。

 

 

中学受験をするお子さんがいらっしゃる方は、ぜひやらせてみてください。

 

 

 

◇次の傍線部のカタカナを漢字に直しなさい。

 

1 去年はダントウで、雪が少なかった。
 
2 国会での大臣によるトウベンを聞く。 

3 敵はトトウを組んで向かってきた。

 

4 大きな船がセツガンする。

 

5 カンセン道路を走る

 

 

 

ひとつずつみていきましょう。

 

 

1「暖冬」

 

なぜこれをまちがえるのかなと思ってしまいますが、気象情報に触れる機会があまりないのかもしれませんね。

 

「断冬」という誤答がけっこうありました。

 

大まじめに「断頭」と書く子も……ガーン

 

理科の学習にもつながりますから、気象情報はときどきチェックしてみるとよさそうですね。

 

 

2「答弁」

 

これも簡単な字なのですが、「弁当」をひっくり返した「当弁」という答えが多いのです。

 

「ニュースで大臣が答弁する映像を見たことがない? 」とたずねても首をかしげる子がほとんど。

 

公民の学習をしていても、やはり政治はあまり身近ではないのでしょうね。

 

 

3「徒党」

 

空欄が目立ちます。

 

「徒党を組む」という言い回しを覚えてしまいましょう。

 

「 あることをなすために仲間が団結する」という意味です。

 

 

4「接岸」

 

簡単な字ですが、おそらく初めて見た言葉なのでしょう。

 

空欄率が高いです。

 

「船が港に入ってきて、横向きに岸につくじゃない?」

というヒントを出したら、

 

「あっ そういうこと!」と、すらすらと書いていました。

 

 

5「幹線」

 

これもなじみのない言葉なのでしょう。

 

正答率は低かったです。

 

みんな新幹線は普通に漢字で書けるのに、です!

 

「新幹線」は「固有名詞」になっていますよね。

 

私も、「新しい幹線鉄道」……と思いながら乗ることはないです。

 

「幹線」は少しイメージしにくいので、「幹線道路」という言葉で覚えておくといいかもしれません。

 

では「幹線道路」とは?

 

国土交通庁関東地方整備局首都国道事務所用語辞典によると

 

 

「全国的、地域的あるいは都市内において、骨格的な道路網を形成する道路。通常、広幅員・高規格の道路であることが多い。」

 

ということです。

 

 

いやいや勉強になります。

 

 

私の国語教室の近くでいえば、「白山通り」などは幅も広くて「幹線道路」の風格ありです。

 

 

目の前の「言問通り」もきっと該当するのでしょうけれど、

 

終端近くのせいか、片側一車線の細めの道。

 

例としてはわかりにくいかな……

 

 

家の近くの「幹線道路」をお子さんと確かめてみてくださいニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し前ですが、中学受験塾への通塾開始年齢が下がっていることが話題になりましたね。

 

 

 

私の教室にも、低学年の方からのお問い合わせが増えています。

 

 

 

大手塾が満席になってしまう、早くスタートさせないと受験に失敗するのではないか……

 

 

そんな不安に駆られているお母さま方を思うと胸が痛みます。

 

 

 

みなさんご存じのとおりで、通塾開始時期の早さと入試結果は必ずしも相関しません。

 

 

 

少なくとも私の教室ではそうです。

 

 

 

進学塾に通わず、家庭学習メインで最難関校に合格してしまうお子さんも複数います。

 

 

 

もちろん、低学年から塾に通ってとても楽しかった、勉強が好きになったというお子さんもいます。

 

 

 

お母さまが仕事をされているため、託児所代わりにと早くから塾を利用する方もいらっしゃると思います。

 

 

人それぞれですね。

 

 

 

家庭の都合やお子さんの性格などを勘案して、最もストレスのかからない方法を選んでください。

 

 

ただひとつ。

 

 

低学年からの通塾で、気をつけていただきたいことがあります。

 

 

組分けテストで点を取ることを目的化しないということです。

 

 

勉強するなということではありません。

 

 

組分けテストでどんな成績を取るかは日頃の学習の成果であって、それだけを目的にして、本質とはかけ離れた手段に走らないでいただきたいということです。

 

 

漢字や語句を覚えさせるのはよいとして、

 

 

危ないのが読解問題対策。

 

 

素材文を全部読むと間に合わないからと、先に設問を読み、関係ありそうなところだけ読んで解きなさい、とか

 

 

選択肢の答えがわからなかったなら、何でもいいから当てずっぽうで記号を書いてしまいなさい、とか

 

 

 

そんなアドバイスをしていませんか……?

 

 

 

きちんと解くためのスキルがまだ十分に身についていないのに、そんなやり方を仕込んだら、考えないで解く受験生になりかねません。

 

 

 

じっくり考えたために時間がかかり、半分しか解けなかった

 

でも、やったところはちゃんと正解していた   

 

こんな解き方をする子は、先々伸びるものです。

 

 

読む力と考える力さえあれば、いずれスピードもアップします。

 

 

 

4年生をみていると、受験対策の勉強などほとんどしたことがないのに、読解問題をぐんぐん解いてしまう子がいます。

 

 

そういう子ども達に共通するのは以下の点です。


 

・日頃から文章を読み慣れている

 

・大人とたくさん対話をしていて語彙が豊かである

 

・どうしてかな? どうなるかな? を考える習慣がある

 

・字や文を書いたり写したりする経験を積んでいる

 

 

 

どうでしょう?

 

 

意外とシンプルではありませんか?

 

 

低学年の間に、日々の生活の中で以上のような習慣づけをすると4年生からの学習も楽になります。

 

 

 

朝日新聞EduAで、低学年向けの連載を始めました。

 

具体的な働きかけの例などもご紹介しています。

 

ご参考になればうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

6年生の授業では、試験範囲を決めずに漢字テストをしています。

 

 

 

実際に入試に出たものばかりを30問。

 

 

 

まちがえたものは、次回の授業で再テストします。

 

 

 

小学校に配当されている1206字の漢字はひととおり覚えていても、語彙としてインプットされていない言葉は、易しい漢字であっても書けません。

 

 

「人々のジモクを集めた」の「耳目」はその典型的な例。

 

 

書けない子がたくさんいます。

 

 

 

言葉の意味はなんとなくわかっていても、あてはめる字をまちがえる場合もあります。

 

 

たとえば、「費用をクメンする」を「苦面」と答えたものをよく目にします。

 

 

お金の調達に苦労をする、というイメージはちゃんと描けているのですね。

 

 

「なんとか工夫をして用意する」という意味だとわかれば、「工面」と書けるでしょう。

 

 

 

また、「これはゲキヤクだから取り扱いに気をつける」を「激薬」と書く子も多いです。

 

 

 

激烈な作用がある薬のイメージから「激」を使うのも、無理からぬことです。

 

 

 

答えは「劇薬」ですが、「劇」にもはげしいという意味があるのですね。

 

 

 

それでは、タイトルの「ニュウバイの候」。

 

 

ちょうど今日、四国などで梅雨入りしたとニュースで報じていましたけれども……

 

 

「梅雨入り」は知っていても「入梅」という言葉になじみがないのか、書けない子がそれなりにいます。

 

 

何とか知っている字をあてはめてみようと「入売」と書く子もいたりで……

 

 

そんな中に「新梅」という答えがありました。

 

 

……ん?

 

 

「新」は「シン」と読むよね」とコメントしようとして、はっとしました。

 

 

そういうことか……!

 

 

「新」=新しい  

 

 

ということは  NEW、つまりニュウなのです!

 

 

答えを真剣に考えるうちに、つい

 

「新梅」=「new梅」=「ニュウバイ」という図式がひらめき、

これだ! とばかりに解答してしまったのでしょう。

 

 

確かにもうしばらくすると、梅の青い実がお店に並びます。

 

 

お母さんの梅仕事を見たことがあるのかな。

 

 

 

なかなかに興味深い誤答例でした。

 

 

 

 

 

 

 

私の教室では、4名限定クラスで過去問個別指導を行っています。

 

マンツーマン指導を行う物理的な余裕はないけれど、個々に対応する機会をなんとか設けたい   そんな思いから始めました。

 

 

いわば苦肉の策としてスタートしましたが、予想以上の成果が出ています。

 

 

今回、受験体験記を寄せてくれたYさんもこの講座を上手に利用して力を伸ばしたひとりです。

 

 

7月までは集団授業、大手塾の授業日数が増える9月からは、個別講座に参加されました。

 

 

自分のすべきことをよく理解し、努力を惜しまなかったYさん。

 

 

一時的にスランプを経験するも、動じることなく粛々と勉学に勤しみ、すべての受験校に合格しました。

 

 

4月から桜蔭中に通っています。

 

 

合格発表のあったその日のうちに、たくさんの過去問題集を届けに来てくれて、その数日後には体験記を書いてきてくれました。

 

 

それでは、Yさんの受験体験記をご紹介しましょう。

 

 

 

受験体験記


桜蔭学園中 進学 (浦和明の星中・広尾学園中・豊島岡中合格)

 

私は3年生の終わりから受験勉強のため、塾に通っていました。

しかし、成績に波があり、安定しないことが多々ありました。

特に国語です。

物語では、文章の好き嫌いが多く、偏差値が20も変わってしまうことがありました。


でも、6年生の時から南雲国語教室に通い、丁寧に直しをしたり、文章の要点をまとめたり、分かりやすい解説をきいたりすることで成績が安定し、受験の「天王山」とも呼ばれる夏期講習を無事、有意義なものとして終えることができました。

 


夏期講習後は南雲先生の個別指導に通いました。

桜蔭の出題形式はほとんど記述だったので初めのうちは全く点がとれませんでしたが、授業でとったメモを何度も見返したり、同じ記述問題をたくさん解いたりしていくうちに6割程度点数が取れるようになりました。

 

また、12月、1月になってからも最後まであきらめずに、丁寧に解いていくことにより、8割程点数がとれるようになりました。

 

 

こうして迎えた1月校はさほど緊張もせずに落ち着いて解くことができ、無事合格。

 

 

2月1日は、第1志望校ということもあり緊張して手汗が出ました。ウェットティッシュを持っていっておいたので、とても役に立ちました。

 

これまで自分がしてきた努力や勉強量を信じて、落ち着いて試験にとりくむことができ、無事合格することができました。

 

 

これから受験を経験する方たちへのアドバイスは、1月や入試本番になってもあきらめないこと。最後の最後まで成績はのびます。

 

 

がんばってください。応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「名探偵コナンの12才までに身につけたい本物の漢字力 1026字」(青山剛昌原著  南雲ゆりか監修)

 

名探偵コナンの12才までに身につけたい本物の漢字力1026字

 

 

1月27日、小学館より発売されました!

 

 

従来の、傍線部分のカタカナを漢字に変換するドリルではなく、例文に合う言葉を考える形の教材です。

 

 

この形で問うと、語彙力の差がはっきりと出ます。

 

 

 

単なる「カタカナの変換作業」になりがちな漢字学習。

 

しかも、テスト直前の短期記憶で帳尻を合わせているだけだと、語彙としてなかなか身につきません。

 

 

 

たとえば芝中学校の入試では、ここ数年、こんな形式の問題が出題されています。

 

2021年度第1回の入試問題からご紹介しましょう。

 

 

問 次の①~⑤の (  )に当てはまる言葉を語群から選び、漢字で答えなさい。

① ヘルマン・ヘッセの『 (  )輪の下』を読む。
② (  )水池の水をかいぼりする。
③ たくさんの竹が (  )生している里山。
④ 南太平洋諸島は「海の (  )園」といわれる。
⑤ 都市と都市が交 (  )をして豊かになる。

語群  ミッ  チョ  エキ  ラク  シャ 

 

※実際の入試問題では (  )ではなく、長方形の囲み枠で空欄が作られています。  

 

 

 

語群を見なくても、例文を読んだ瞬間に漢字が思い浮かぶといいですね。

 

 

答えは、①車 ②貯 ③密 ④楽 ⑤易  

 

 

低学年で習うような字でもこのように問われたときに書けるかどうか、です。

 

コナン漢字でも、低学年で習う字を使った難しめの言葉を少し出題しました。

 

 

漢字、語彙力に不安があるお子さんは、ぜひ1年生のものからやってみてください。

 

 

漢字の苦手な中学生の方にもお薦めです。

 

公立高校の国語の入試問題では、小学生で習う漢字が書き取り問題として出題されています。

 

(全国の問題をチェックしたわけではないのですが、学習指導要領に忠実に作成するとこうなるようです)

 

 

 

そして、最近漢字を書いていないから忘れているかも……という大人の方々にも楽しんでいただけたらと思います。

 

 

 

さらにさらに、漢字は得意だけれどコナンが大好きという皆様にも、マンガがたっぷり載っていますし、コレクションのひとつとしていかがでしょうか……??

 

 

……失礼しました。

 

 

ともあれ、謎解き感覚で、楽しみながら漢字や言葉を学んでくれたらいいなぁ、という願いを込めて作成しております。

 

 

使っていただけたら嬉しいです照れ