だいぶご無沙汰してしまいました。

 

 

この春、第1志望の聖光学院に進学したSくんから手記を寄せていただきましたのでご紹介します。

 

 

語彙力が豊かでコミュニケーション力も高く、朗らかなお子さんです。

 

(Sくんと接する中で得た気づきを、朝日新聞EduA「中学入試で出題される語彙が難化 語彙力が高い子がしている3つのこと」という記事にしました。こちらもぜひご覧ください。)

 

 

先週、入学式の後にわざわざ遠回りをして制服姿を見せに来てくれました。

 

 

晴れやかな笑顔を拝見しながら、Sくんの乗り越えてきた試練を思い、胸がいっぱいになりました。

 

 

以下、Sくん本人が書いてくれた手記です。

 

 

受験体験記

 

K.S.

 

聖光学院中   進学

駒場東邦中・東京都市⼤学付属中・函館ラサール中・

栄東中(東大クラス特待)   合格

 

僕は新 4 年⽣から SAPIX に通っていましたが、⼊塾したばかりの頃はまだ受験を真⾯⽬に考えておらず、好きな野球やゲームも家庭学習と同時並⾏で頑張っていました。

 

でも国語が好調の時と不調の時の差が激しくコース昇降も激しくなってしまい、国語を安定させる為に南雲国語教室に通い始めました。

 

南雲先⽣の授業はとにかく楽しく、問題が解けなくても解説をしっかり(授業を楽しみながら)聞き、「次は絶対に⾼得点を取ってやる」と勉強(国語以外も)のモチベーションを⾼めてくれる最⾼の授業でした。

 

6 年⽣になると SAPIX のスケジュールが 5 年⽣の時とは⽐べものにならないほど、忙しくなりました。

 

志望校別特訓では国語は安定していても、他の教科があまりうまくいかなかったせいでなかなかいい順位を取れず、国語を⼀部切り捨ててその分他の教科の苦⼿単元(理科の⽣物や地学など)に充てようとしていました。

 

しかし、実際にやってみると苦⼿教科の成績はあまり安定しないどころか切り捨ててしまった国語の成績も下がってしまいました。

 

しかもなんと直前期の 11 ⽉や 12 ⽉にそんなことが起こってしまい、とても不安でした。そこで南雲先⽣に相談し,教えて頂いたとおりに実際にやってみるとどの教科も以前より成績が安定するようになりました。改めて南雲先⽣の偉⼤さを実感しました。

 

1 ⽉は学校を休み友達に会えずに寂しかったのですが、「ライバルも皆同じように頑張っているのだから⾃分も頑張ろう」「あと1ヶ⽉我慢すれば⾃分の⾏きたい学校に進学でき、しばらく勉強から解放され友達とも遊べる」などと⾃分を奮い⽴たせました。そして、塾の先⽣⽅や南雲先⽣,両親や兄弟、そして⾃分の⼒を信じて頑張りました。

 

これは中学受験⽣活の中で学んだ教訓ですが,受験本番の最終科⽬の終了 1 秒前まで絶対に志望校合格を諦めずに頑張って努⼒をし続ければ、絶対に志望校に合格できます。

南雲先⽣,本当にありがとうございました。