■本音と建前 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

僕は依然、建前で生きている人間でした。


建前しかない?


言い換えると、

内側のぐだぐだを隠すために

はりぼてを一杯置いて


そこに

「立派に見える」絵を書いて

「すごく見える」図案を書いて


生きていましたから、

誰かが近寄ってきて

張りぼての中を覗こうとしたら


抵抗するか

逃げるかしているような

生き方ばかりをしていました。


だから、なにか実際にできたことがあって

新しいはりぼてを手に入れたら

それを楯に、ひとにアピールする、

そんなひとでした。



そして、

強い人には弱く

弱い人には強い


。。。今書いてても

サイテーなやつでした( ̄▽ ̄)




おはようございます


性格リフォーム

心理カウンセラー

心屋です。



そして、カウンセラーになろうとしたのも

もしかしたらどこかで


「新しい楯」を手に入れようと

していたのかもしれません。



だから、最初の頃は

今から思えば「建前カウンセラー」

だったのでしょう。


自分は大丈夫、

という顔をしてやってた。


ただ、言えることは、

そう思ってやってきたからこそ


そう(大丈夫に)なれた、

という逆作用もあるのですが


それでも、まだまだ

張りぼてだったのでしょう。





張りぼてを長くやってると

それも自分の一部になってきます。



そういう人間だと

自分のことを思うようになってきて



自分は大丈夫

自分は幸せ

自分はできる



そんな風に思うようになります。


そして、人のことを

構うようになります。



わたしのことはいいから、

あなたが・・・・と。



自分のことは触られたくないから

棚の上にあげて、ひとを指摘する。


うーん、やなやつ全開です( ̄▽ ̄)





そうして、

こっそり自分の問題を解決してくれそうな

本やセミナーを探したり、


何かを浄化してくれたり、

劇的な変化がでそうなものに

頼り始めたりする。



でも、そこに行ってでも

「自分は大丈夫」と見せたいから


自分の本当の悩みや

格好の悪いところは見せないから


何一つ変わらない。



---


そんなところを

ぐるぐるしていた時期もあります。


怖かったんですね、色んなことが。



ところが、あるときに

自分の中で


「このままじゃだめだ」

と思うことがあって


この方 のワークショップに参加したのです。



というか、

そもそも僕は彼のところで

心理療法を学んだ師匠で、

僕の人生を大きく変えてくれた人です。


そして、実は


「仁之助」という名前の

名づけの親でもあります。




そして、

卒業してカウンセラーとしてデビューし、


それでも、カッコ悪いと思いながらも

当時の一日だけのワークショップに参加しました。



「何しに来たの(笑)」と言われました。



もちろん、もうカウンセラーとして

ある程度の実績を残していたので


当然そう思いますよね。


でも、僕にとっての最後の賭けでした。





そして、そこで僕は、初めて

「泣け」たのです。


複数の人のワークショップでしたから、

当然ですが「人前で」泣けたのです。



そのとき、僕の中の何かが崩れました。

崩れた、というよりも、終わった、という感じでした。



もう

カッコつけて

大丈夫に見せて

生きていくのは、やめよう、と。


この、

情けない姿を

このダサイ、できない姿を

さらして、生きていこう、と。



すると

次の日から

周りが変化したのです。


とても人生の中での大きな変化でした。



とはいえ、まだ全部ではなかった。



僕が、自分の中にもう一つ

隠し持っていたもの


それが「怒り」でした。




だって、カウンセラーだから

怒ったり、感情をあらわにしちゃダメでしょ

なんて思っていました( ̄▽ ̄)




そんなとき、

友人に誘われて

一週間の座禅に参加しました。



これも、僕にとっては

大きな転機でした。


朝から晩まで

座禅・座禅・座禅・・・



そして、その座禅道場の主が、

最初の食事の時にいきなり


他の参加者のことを大きな声で怒ったのです。



当時の僕は


「怒りを表現すべきではない」と思っていたので

「なんだこのひとは、こういう立場のくせに怒るなんて」


なんて批判的な目で見ていました。




それでも、何日も座禅を繰り返す中で、

じっと、僕の前に「見え」ていたもの、


それが、不動明王 でした。



でも、当時は、不動明王に関する知識もなく、

この「見えている」仏像のようなものは


なんなのだろう、と

あまり気にしていませんでした。



でも、里に帰ってから、ちょっと調べてみたら

僕が「見え」ていたものが、不動明王だということを知り


そして、その「お役目」は


如来が、その不動の姿に変えて

いま世の中でもがき苦しんでいる人の


執着を剣で断ち切り


持っているロープで縛って救いに連れて行く

そんな役割を持っている、と。



僕にとっては


色んなことに拗ねている人を

ガタガタ言わずにやるんじゃーーーーーーっっっ!!!


と、無理やりにでも

連れていくイメージがわいたのです。



その時から

僕は、


全ての感情を

隠すことをやめたのです。



もちろん、

怒る必要のないひとには

まったくの菩薩のような対応です( ̄▽ ̄)



ええ、ほんとに。

そういうことにしといてください。



でも、僕の中の不動明王が発動するとき、

それは、拗ねてウダウダ言ってる人を目の前にしたときです。



人から見れば

そんな僕のことを


感情をコントロールできない、とか

ヒステリーとか、

カウンセラーらしくない、とか


言われますが、



僕にはそんなの関係ないです、



叱る、とか

ほめて伸ばす、とか


そんなことさえ

微塵も関係ない。




ただ、感情に任せて

怒ります。


こうすれば、こうなる、

そんな姑息な考えや計算さえ

すべてぶっ飛びです。




拗ねてしまっているとき

拗ね切った時


そんなひとは

自分で素直に戻るタイミングを

逃してしまっている。



いまさら、もう素直に戻れない。


だから、ぶった切る

そんなことも必要だと思うのです。


というか

そんなことも考えずに

僕は怒ります。



---



でも、そればかりではないのもわかっています。



そう、拗ね切っていた僕が

人前で泣くことで解放されたように


優しさで包み込んで

拗ねから解放する方法


もあるのです。



それは、ホントに人それでれのやり方があり、

それぞれに「合う」人がいるのです。


だから、色んなカウンセラーがいる。



ただ、そのカウンセリングを行う人にも

色んなタイプがいて、


僕は、こういう不動明王スタイルが

やっぱり合ってて、楽なのです。


自分を隠さなくていい

建前やウソをつかなくていいのです。




それを見て、合わない人は

暴言を吐いて去っていきます。


まぁ、その気持ちもわかる。

うん、わかるよ。



しかたないねぇ・・

淋しいけどね。





僕が学んだスタイルは

菩薩スタイルです。


最初はそれでやっていたのですが

不動明王が菩薩のふりをしてても


背中の後ろから

炎が上がっていたのです( ̄▽ ̄)



ということで、僕は菩薩スタイルを

卒業して、独自のスタイルを作り上げました。



僕のスタイルに合わない方は、

ぜひ菩薩スタイル を試してみてください。


またまった違う感覚が得られるはずです。

ぜひ比べてみて自分に合うものに出会えるといいですね。




そして、最後に

さらに面白いのが


この不動明王スタイルの

心屋流カウンセリングを学んだ人たちの中には



少なからず菩薩スタイルがいるということ。

みんな、とっても優しいカウンセリングをする。

(ちょっとSだけど)



ひとは、何を学ぶか、というよりも


それを自分の中で

どう自分らしさと融合させていくのか

それが大切なのだなと思うのです。


それが

自分の生きる意味であり

自分がこれまで生きて苦しんできた意味だと思うのです。




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今日もコメント欄は閉じています。


それぞれの中で感じてくださいね。






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