存在とえねるぎぃ
たったひとつの原子のもつエネルギー。馬鹿げてるぐらい大きなエネルギー。四次元に存在しているというエネルギー。空間に留まるエネルギー。エネルギー。
もう、バナナうまいギー、だね☆うまいよバナナ。食う?バナナうまいうまいギー。バナナバナナ。そんな……………
もう、バナナうまいギー、だね☆うまいよバナナ。食う?バナナうまいうまいギー。バナナバナナ。そんな……………
読んだら損する「運命はテイクアウト」(22)
おじさん達がぞろぞろと出てきた。次々に頭を下げ、次々と帰路につく。小山さんも帰って行った。僕と僕の家族は最後まで残り、それでもやることは一緒で、おじさん達を労って帰った。家に帰ると、何事もなかったかのように、風呂に入ったりして今日の一日が終わった。
皆が寝静まった頃、僕は一人起き出す。気配を探る。みんな寝てる。よし。
あの事件のことを調べるのだ。犯人以外の者が知り得る情報を整理して明日に備える。小山さんからの質問をシミュレーションする。以前読んだ江戸川乱歩の小説、作名は忘れたけども、二人の容疑者、即ち真犯人とただの容疑者、が警察の取り調べを受けるのだが、警察官は起こった殺人事件に関する事柄を連想ゲームのように次々と二人に質すのだ。真犯人は警察官の問題に対し、予め訓練し尽くした結果、素直に答え、もう一人の無実の容疑者は事件を意識してしまい、無理矢理連想ゲームの答えを事件と関係ないものにねじ曲げてしまい、結果警察は素直に答えた真犯人ではなく、事件を意識して意図的に答えをねじ曲げた無実の容疑者を疑う、そんなものがあった。
あれと同じだ。
僕は素直に答える。応える。ただし、訓練は必要だ。自滅しないよう、犯人しか知らないこと、即ち世間には公表されていないが遺族なら知らされているかもしれないことを言わないように。しかし、まあ結局、小説における真犯人は…………。
頭の中で虫がわいているかのようなイメージトレーニング。虫?妖精みたいな虫か!また出て来たよ…。どうやら僕は、嬉々として取り調べをやっつけようとする小説の主人公より弱いらしい。吐き気がする。吐き気がする。吐き気がする。吐いた。それでも、なんとか、出来うる限りのことはした。あとはちゃんと眠るだけ。出来ればの話だけれど。
案の定、タオルケットに入っても眠れやしない。時計の針がいつもより速く動いている気がする。気がつけば太陽光線の時間。ちくしょう。
結局45分程眠ったらしい。というのも45分だけ明確な記憶、時計の針が飛んでいるから。たった45分の睡眠だが、通常時の9時間ぐらい眠ったような、なんというかさっぱり感。目はぱっちりと覚め、体調は、今からフルマラソンでも走れるんじゃないかというぐらい、軽く躁状態?とにかく良い。
10時、本格的に起き出してコーヒー。
12時、兄以外の家族、おばあちゃんも、は出掛けているので二人で昼食。チャーハンを作る。チャーハンで肝心なのは米の水分量だ。予めある程度パサパサに炊いておけばまずパラパラになるし店の味がする。
2時、社長が来る。あの日のバイト代8000円、その前のバイト代12030円プラス交通費1220円。しめて23250円。
2時50分、小山さんが来た。例のあの店へ移動。あの喫茶店へ…。
「コーヒーでいいかな?ああ、カップケーキも頼もうか、暑いからね」
はい、と応えた僕。素直に、素直に。気を抜くことなく、しっかり、そして素直に。そう念じる。にじり寄るな警戒心。包み込め警戒心。
「で、これが問題のものなのだけれど」
小山さんがノートを取り出した。ただの大学ノート、7ミリ30行40枚。
「では」
僕は道助のノートを開いた。
皆が寝静まった頃、僕は一人起き出す。気配を探る。みんな寝てる。よし。
あの事件のことを調べるのだ。犯人以外の者が知り得る情報を整理して明日に備える。小山さんからの質問をシミュレーションする。以前読んだ江戸川乱歩の小説、作名は忘れたけども、二人の容疑者、即ち真犯人とただの容疑者、が警察の取り調べを受けるのだが、警察官は起こった殺人事件に関する事柄を連想ゲームのように次々と二人に質すのだ。真犯人は警察官の問題に対し、予め訓練し尽くした結果、素直に答え、もう一人の無実の容疑者は事件を意識してしまい、無理矢理連想ゲームの答えを事件と関係ないものにねじ曲げてしまい、結果警察は素直に答えた真犯人ではなく、事件を意識して意図的に答えをねじ曲げた無実の容疑者を疑う、そんなものがあった。
あれと同じだ。
僕は素直に答える。応える。ただし、訓練は必要だ。自滅しないよう、犯人しか知らないこと、即ち世間には公表されていないが遺族なら知らされているかもしれないことを言わないように。しかし、まあ結局、小説における真犯人は…………。
頭の中で虫がわいているかのようなイメージトレーニング。虫?妖精みたいな虫か!また出て来たよ…。どうやら僕は、嬉々として取り調べをやっつけようとする小説の主人公より弱いらしい。吐き気がする。吐き気がする。吐き気がする。吐いた。それでも、なんとか、出来うる限りのことはした。あとはちゃんと眠るだけ。出来ればの話だけれど。
案の定、タオルケットに入っても眠れやしない。時計の針がいつもより速く動いている気がする。気がつけば太陽光線の時間。ちくしょう。
結局45分程眠ったらしい。というのも45分だけ明確な記憶、時計の針が飛んでいるから。たった45分の睡眠だが、通常時の9時間ぐらい眠ったような、なんというかさっぱり感。目はぱっちりと覚め、体調は、今からフルマラソンでも走れるんじゃないかというぐらい、軽く躁状態?とにかく良い。
10時、本格的に起き出してコーヒー。
12時、兄以外の家族、おばあちゃんも、は出掛けているので二人で昼食。チャーハンを作る。チャーハンで肝心なのは米の水分量だ。予めある程度パサパサに炊いておけばまずパラパラになるし店の味がする。
2時、社長が来る。あの日のバイト代8000円、その前のバイト代12030円プラス交通費1220円。しめて23250円。
2時50分、小山さんが来た。例のあの店へ移動。あの喫茶店へ…。
「コーヒーでいいかな?ああ、カップケーキも頼もうか、暑いからね」
はい、と応えた僕。素直に、素直に。気を抜くことなく、しっかり、そして素直に。そう念じる。にじり寄るな警戒心。包み込め警戒心。
「で、これが問題のものなのだけれど」
小山さんがノートを取り出した。ただの大学ノート、7ミリ30行40枚。
「では」
僕は道助のノートを開いた。
ボツ台本マジシャン
「魔法使いと七人のおたく」
『超能力ってあるでしょ』
「あるかないかは答えられないな」
『あるだろ!バカにすんな!』
「いや、バカにはしてないけど。もうわかったよ、あるね、うん」
『あなたにとって超能力とはなんですか?』
「そんな“異論反論オブジェクション”みたいに聞かれても。周りに使える奴いないしなぁ。勿論おれも使えないわけで。まあ夢みたいな能力、あったら便利だなっていうか」
『ほう、例えば』
「例えば、手を使わずに物体を動かしたり」
『ああ、サイコキネシスね。手を使わずにイクという』
「ちょっと待て!イクってなんだよ!」
『射精だな』
「そういうことじゃねえよ!」
『放置プレイの達人は出来るらしいね』
「確かにちょっとした特殊能力というか特殊な性癖だけど、別に便利だとは思わねえよ!」
『足コキは駄目ですか?』
「駄目ですか?って意味がわかんねえよ!ルーズソックスプレイかよ!サイコキネシスでもなんでもねえ!」
『中国では昔、纏足があったでしょ』
「ああ、女性の足に子供の時から布を巻いて無理矢理足を小さくするやつね」
『そう。纏足の写真みたことあるんだけど、凄いんだよ。小さくするって言ったけどさ、別に足の成長が止まる訳ではなくて、土踏まずが異様に折れ曲がってて小さな靴いっぱいに膨らんで』
「うわぁ、いたた」
『それがちょうどいいらしいんだ、足コキに』
「足コキの話かよ!なんだよ!」
『土踏まずのへっこみをこうやって』
「すんな!」
『これもある種の特殊能力なんですなぁ、これが』
「うるせえよ!超能力ではないだろ!」
『じゃあ一体なにが超能力って言うんだよ!』
「お前の超能力は足コキオンリーか!他にもあるだろ!他にっつうと足コキを超能力って認めてるみたいだけど、さっきいったみたいにサイコキネシスとか」
『ああ、マリックがやるやつね』
「瞬間移動とか」
『プリンセス・テンコーがやるやつね』
「予知能力とか」
『マギー司郎がやるやつね』
「…空を飛ぶとか」
『スピッツね』
「スピッツは飛ばねえよ!空も飛べるはずって歌ってんだからまだ飛べてねえってことだろ!それにさっきから、マリックがやるやつね、とかって言ってるけどやめてくれる?」
『なんで?』
「いや、だってほら、超能力の話だろ?」
『そうだよ、超能力の話だろ?マジシャンのなにがいけないんだ!』
「いけないなんて言ってないだろ!でもよ、超能力の話だからよ」
『だからそうだよ、って言ってるだろ!』
「お前マジシャンを何だと思ってるんだ!」
『タネも仕掛けもない人達だろ!超能力者じゃねえか!』
「お前、マジシャンはタネも仕掛けもあるからマジシャンなんだよ!」
『嘘つけ!』
「嘘じゃねえよ!」
『じゃあマジシャンが嘘ついてるっていうのかよ!』
「お前マギー司郎のなにを見てたんだよ!」
『ハンカチの模様を一瞬で変えるんだぜ!?』
「ああ、縦じまが横じまにってやつだろ。わかれよ!つうかわかってやれよ!」
『耳がでっかくなったり』
「マギー審司な!まあマギー司郎もやるけど!あんなもんのなにをどう信じればいいんだよ!奇跡か!?作りもの丸出しだろ!」
『なんだよ!嘘なのかよ!超能力者じゃねえのかよ!』
「ある意味超能力者でいいんだけどな、一般人にはマネできねえし。でもちゃんと科学で説明出来るトリックを使ってやってんだよ。それでも凄いだろ」
『なんだよマジシャンじゃねえのかよ!名前に偽りありだよ!』
「リアルな魔法使いじゃないけど魔法みたいなことをする人達だからいいんじゃないか?」
『そんなの認めてたまるかよ!』
「じゃあなんて呼べばいいんだよ!」
『タネも仕掛けもあるんだろ!?そんな奴はマジシャンじゃねえ!手品師だ!』
「その通りだよ!詐欺師とか言うと思ったんだけどな」
『マギー一門は手品師だったんだ!』
「みんな知ってるよ!」
『なんだよインチキかよ!』
「お前、そんなの、プロレスは八百長だ、って言ってるようなもんだぞ」
『何言ってんだ!プロレスはガチンコだ!』
「どんだけピュアな心で世の中を渡ってんだよ!もういいよ!」
『プロレスが八百長だって言ってる奴はフィギュアスケーターに真っ直ぐ走れって言ってるようなもんだぜ!』
「なんなんだよ!もういいんだよ!」
終わり なーむー
『超能力ってあるでしょ』
「あるかないかは答えられないな」
『あるだろ!バカにすんな!』
「いや、バカにはしてないけど。もうわかったよ、あるね、うん」
『あなたにとって超能力とはなんですか?』
「そんな“異論反論オブジェクション”みたいに聞かれても。周りに使える奴いないしなぁ。勿論おれも使えないわけで。まあ夢みたいな能力、あったら便利だなっていうか」
『ほう、例えば』
「例えば、手を使わずに物体を動かしたり」
『ああ、サイコキネシスね。手を使わずにイクという』
「ちょっと待て!イクってなんだよ!」
『射精だな』
「そういうことじゃねえよ!」
『放置プレイの達人は出来るらしいね』
「確かにちょっとした特殊能力というか特殊な性癖だけど、別に便利だとは思わねえよ!」
『足コキは駄目ですか?』
「駄目ですか?って意味がわかんねえよ!ルーズソックスプレイかよ!サイコキネシスでもなんでもねえ!」
『中国では昔、纏足があったでしょ』
「ああ、女性の足に子供の時から布を巻いて無理矢理足を小さくするやつね」
『そう。纏足の写真みたことあるんだけど、凄いんだよ。小さくするって言ったけどさ、別に足の成長が止まる訳ではなくて、土踏まずが異様に折れ曲がってて小さな靴いっぱいに膨らんで』
「うわぁ、いたた」
『それがちょうどいいらしいんだ、足コキに』
「足コキの話かよ!なんだよ!」
『土踏まずのへっこみをこうやって』
「すんな!」
『これもある種の特殊能力なんですなぁ、これが』
「うるせえよ!超能力ではないだろ!」
『じゃあ一体なにが超能力って言うんだよ!』
「お前の超能力は足コキオンリーか!他にもあるだろ!他にっつうと足コキを超能力って認めてるみたいだけど、さっきいったみたいにサイコキネシスとか」
『ああ、マリックがやるやつね』
「瞬間移動とか」
『プリンセス・テンコーがやるやつね』
「予知能力とか」
『マギー司郎がやるやつね』
「…空を飛ぶとか」
『スピッツね』
「スピッツは飛ばねえよ!空も飛べるはずって歌ってんだからまだ飛べてねえってことだろ!それにさっきから、マリックがやるやつね、とかって言ってるけどやめてくれる?」
『なんで?』
「いや、だってほら、超能力の話だろ?」
『そうだよ、超能力の話だろ?マジシャンのなにがいけないんだ!』
「いけないなんて言ってないだろ!でもよ、超能力の話だからよ」
『だからそうだよ、って言ってるだろ!』
「お前マジシャンを何だと思ってるんだ!」
『タネも仕掛けもない人達だろ!超能力者じゃねえか!』
「お前、マジシャンはタネも仕掛けもあるからマジシャンなんだよ!」
『嘘つけ!』
「嘘じゃねえよ!」
『じゃあマジシャンが嘘ついてるっていうのかよ!』
「お前マギー司郎のなにを見てたんだよ!」
『ハンカチの模様を一瞬で変えるんだぜ!?』
「ああ、縦じまが横じまにってやつだろ。わかれよ!つうかわかってやれよ!」
『耳がでっかくなったり』
「マギー審司な!まあマギー司郎もやるけど!あんなもんのなにをどう信じればいいんだよ!奇跡か!?作りもの丸出しだろ!」
『なんだよ!嘘なのかよ!超能力者じゃねえのかよ!』
「ある意味超能力者でいいんだけどな、一般人にはマネできねえし。でもちゃんと科学で説明出来るトリックを使ってやってんだよ。それでも凄いだろ」
『なんだよマジシャンじゃねえのかよ!名前に偽りありだよ!』
「リアルな魔法使いじゃないけど魔法みたいなことをする人達だからいいんじゃないか?」
『そんなの認めてたまるかよ!』
「じゃあなんて呼べばいいんだよ!」
『タネも仕掛けもあるんだろ!?そんな奴はマジシャンじゃねえ!手品師だ!』
「その通りだよ!詐欺師とか言うと思ったんだけどな」
『マギー一門は手品師だったんだ!』
「みんな知ってるよ!」
『なんだよインチキかよ!』
「お前、そんなの、プロレスは八百長だ、って言ってるようなもんだぞ」
『何言ってんだ!プロレスはガチンコだ!』
「どんだけピュアな心で世の中を渡ってんだよ!もういいよ!」
『プロレスが八百長だって言ってる奴はフィギュアスケーターに真っ直ぐ走れって言ってるようなもんだぜ!』
「なんなんだよ!もういいんだよ!」
終わり なーむー