ボツ台本マジシャン
「魔法使いと七人のおたく」
『超能力ってあるでしょ』
「あるかないかは答えられないな」
『あるだろ!バカにすんな!』
「いや、バカにはしてないけど。もうわかったよ、あるね、うん」
『あなたにとって超能力とはなんですか?』
「そんな“異論反論オブジェクション”みたいに聞かれても。周りに使える奴いないしなぁ。勿論おれも使えないわけで。まあ夢みたいな能力、あったら便利だなっていうか」
『ほう、例えば』
「例えば、手を使わずに物体を動かしたり」
『ああ、サイコキネシスね。手を使わずにイクという』
「ちょっと待て!イクってなんだよ!」
『射精だな』
「そういうことじゃねえよ!」
『放置プレイの達人は出来るらしいね』
「確かにちょっとした特殊能力というか特殊な性癖だけど、別に便利だとは思わねえよ!」
『足コキは駄目ですか?』
「駄目ですか?って意味がわかんねえよ!ルーズソックスプレイかよ!サイコキネシスでもなんでもねえ!」
『中国では昔、纏足があったでしょ』
「ああ、女性の足に子供の時から布を巻いて無理矢理足を小さくするやつね」
『そう。纏足の写真みたことあるんだけど、凄いんだよ。小さくするって言ったけどさ、別に足の成長が止まる訳ではなくて、土踏まずが異様に折れ曲がってて小さな靴いっぱいに膨らんで』
「うわぁ、いたた」
『それがちょうどいいらしいんだ、足コキに』
「足コキの話かよ!なんだよ!」
『土踏まずのへっこみをこうやって』
「すんな!」
『これもある種の特殊能力なんですなぁ、これが』
「うるせえよ!超能力ではないだろ!」
『じゃあ一体なにが超能力って言うんだよ!』
「お前の超能力は足コキオンリーか!他にもあるだろ!他にっつうと足コキを超能力って認めてるみたいだけど、さっきいったみたいにサイコキネシスとか」
『ああ、マリックがやるやつね』
「瞬間移動とか」
『プリンセス・テンコーがやるやつね』
「予知能力とか」
『マギー司郎がやるやつね』
「…空を飛ぶとか」
『スピッツね』
「スピッツは飛ばねえよ!空も飛べるはずって歌ってんだからまだ飛べてねえってことだろ!それにさっきから、マリックがやるやつね、とかって言ってるけどやめてくれる?」
『なんで?』
「いや、だってほら、超能力の話だろ?」
『そうだよ、超能力の話だろ?マジシャンのなにがいけないんだ!』
「いけないなんて言ってないだろ!でもよ、超能力の話だからよ」
『だからそうだよ、って言ってるだろ!』
「お前マジシャンを何だと思ってるんだ!」
『タネも仕掛けもない人達だろ!超能力者じゃねえか!』
「お前、マジシャンはタネも仕掛けもあるからマジシャンなんだよ!」
『嘘つけ!』
「嘘じゃねえよ!」
『じゃあマジシャンが嘘ついてるっていうのかよ!』
「お前マギー司郎のなにを見てたんだよ!」
『ハンカチの模様を一瞬で変えるんだぜ!?』
「ああ、縦じまが横じまにってやつだろ。わかれよ!つうかわかってやれよ!」
『耳がでっかくなったり』
「マギー審司な!まあマギー司郎もやるけど!あんなもんのなにをどう信じればいいんだよ!奇跡か!?作りもの丸出しだろ!」
『なんだよ!嘘なのかよ!超能力者じゃねえのかよ!』
「ある意味超能力者でいいんだけどな、一般人にはマネできねえし。でもちゃんと科学で説明出来るトリックを使ってやってんだよ。それでも凄いだろ」
『なんだよマジシャンじゃねえのかよ!名前に偽りありだよ!』
「リアルな魔法使いじゃないけど魔法みたいなことをする人達だからいいんじゃないか?」
『そんなの認めてたまるかよ!』
「じゃあなんて呼べばいいんだよ!」
『タネも仕掛けもあるんだろ!?そんな奴はマジシャンじゃねえ!手品師だ!』
「その通りだよ!詐欺師とか言うと思ったんだけどな」
『マギー一門は手品師だったんだ!』
「みんな知ってるよ!」
『なんだよインチキかよ!』
「お前、そんなの、プロレスは八百長だ、って言ってるようなもんだぞ」
『何言ってんだ!プロレスはガチンコだ!』
「どんだけピュアな心で世の中を渡ってんだよ!もういいよ!」
『プロレスが八百長だって言ってる奴はフィギュアスケーターに真っ直ぐ走れって言ってるようなもんだぜ!』
「なんなんだよ!もういいんだよ!」
終わり なーむー
『超能力ってあるでしょ』
「あるかないかは答えられないな」
『あるだろ!バカにすんな!』
「いや、バカにはしてないけど。もうわかったよ、あるね、うん」
『あなたにとって超能力とはなんですか?』
「そんな“異論反論オブジェクション”みたいに聞かれても。周りに使える奴いないしなぁ。勿論おれも使えないわけで。まあ夢みたいな能力、あったら便利だなっていうか」
『ほう、例えば』
「例えば、手を使わずに物体を動かしたり」
『ああ、サイコキネシスね。手を使わずにイクという』
「ちょっと待て!イクってなんだよ!」
『射精だな』
「そういうことじゃねえよ!」
『放置プレイの達人は出来るらしいね』
「確かにちょっとした特殊能力というか特殊な性癖だけど、別に便利だとは思わねえよ!」
『足コキは駄目ですか?』
「駄目ですか?って意味がわかんねえよ!ルーズソックスプレイかよ!サイコキネシスでもなんでもねえ!」
『中国では昔、纏足があったでしょ』
「ああ、女性の足に子供の時から布を巻いて無理矢理足を小さくするやつね」
『そう。纏足の写真みたことあるんだけど、凄いんだよ。小さくするって言ったけどさ、別に足の成長が止まる訳ではなくて、土踏まずが異様に折れ曲がってて小さな靴いっぱいに膨らんで』
「うわぁ、いたた」
『それがちょうどいいらしいんだ、足コキに』
「足コキの話かよ!なんだよ!」
『土踏まずのへっこみをこうやって』
「すんな!」
『これもある種の特殊能力なんですなぁ、これが』
「うるせえよ!超能力ではないだろ!」
『じゃあ一体なにが超能力って言うんだよ!』
「お前の超能力は足コキオンリーか!他にもあるだろ!他にっつうと足コキを超能力って認めてるみたいだけど、さっきいったみたいにサイコキネシスとか」
『ああ、マリックがやるやつね』
「瞬間移動とか」
『プリンセス・テンコーがやるやつね』
「予知能力とか」
『マギー司郎がやるやつね』
「…空を飛ぶとか」
『スピッツね』
「スピッツは飛ばねえよ!空も飛べるはずって歌ってんだからまだ飛べてねえってことだろ!それにさっきから、マリックがやるやつね、とかって言ってるけどやめてくれる?」
『なんで?』
「いや、だってほら、超能力の話だろ?」
『そうだよ、超能力の話だろ?マジシャンのなにがいけないんだ!』
「いけないなんて言ってないだろ!でもよ、超能力の話だからよ」
『だからそうだよ、って言ってるだろ!』
「お前マジシャンを何だと思ってるんだ!」
『タネも仕掛けもない人達だろ!超能力者じゃねえか!』
「お前、マジシャンはタネも仕掛けもあるからマジシャンなんだよ!」
『嘘つけ!』
「嘘じゃねえよ!」
『じゃあマジシャンが嘘ついてるっていうのかよ!』
「お前マギー司郎のなにを見てたんだよ!」
『ハンカチの模様を一瞬で変えるんだぜ!?』
「ああ、縦じまが横じまにってやつだろ。わかれよ!つうかわかってやれよ!」
『耳がでっかくなったり』
「マギー審司な!まあマギー司郎もやるけど!あんなもんのなにをどう信じればいいんだよ!奇跡か!?作りもの丸出しだろ!」
『なんだよ!嘘なのかよ!超能力者じゃねえのかよ!』
「ある意味超能力者でいいんだけどな、一般人にはマネできねえし。でもちゃんと科学で説明出来るトリックを使ってやってんだよ。それでも凄いだろ」
『なんだよマジシャンじゃねえのかよ!名前に偽りありだよ!』
「リアルな魔法使いじゃないけど魔法みたいなことをする人達だからいいんじゃないか?」
『そんなの認めてたまるかよ!』
「じゃあなんて呼べばいいんだよ!」
『タネも仕掛けもあるんだろ!?そんな奴はマジシャンじゃねえ!手品師だ!』
「その通りだよ!詐欺師とか言うと思ったんだけどな」
『マギー一門は手品師だったんだ!』
「みんな知ってるよ!」
『なんだよインチキかよ!』
「お前、そんなの、プロレスは八百長だ、って言ってるようなもんだぞ」
『何言ってんだ!プロレスはガチンコだ!』
「どんだけピュアな心で世の中を渡ってんだよ!もういいよ!」
『プロレスが八百長だって言ってる奴はフィギュアスケーターに真っ直ぐ走れって言ってるようなもんだぜ!』
「なんなんだよ!もういいんだよ!」
終わり なーむー