我に起こること、皆よし〇
先日、子宮と卵巣の摘出術を受けました。一昨年、健診で卵巣腫瘍がみつかり、経過観察をしていたのですがすこし様子が変わってきて・・・「検査するにしても、手術をしないとならないので今後のことも考えて、両卵巣と子宮を取りましょう」と医師から言われた時は、さすがに直ぐに「はい」とは言えませんでした半年ほど、経過を見ましたが、このまま何年も3ヶ月おきの経過観察はいやだと思い手術を受けることにしました。「ロボット支援下」という最新の術式でしたので、侵襲は開腹よりも少ないもののやっぱり、手術当日は辛いものでした。切開創は小さいものの、それなりに痛いしバルーンカテーテルはひきつれて、ずっと尿意があるような感覚だし点滴とパルスオキシメーターの管は邪魔だし・・・日が暮れてきて「これから長い夜が始まるのかぁ」「このまま、惨めな自分で夜を過ごしたくない…」と思った時にフッと浮かんできた言葉「我に起こること、皆よし〇」「きっと、今起こっていることは、全部わたしにとっていい事なんだ!」(快か不快かは別として)と考えてみることからスタート丸ごとそのままの状況を受け止めつつこんな状況の中でもよかったこと感謝できること今、自分ができることを見つけよう!と思いました。そしたらね・・・・今だからできる、一番負担の少ない術式で手術を受けられた・手術日に夫が仕事で来られなくても、息子夫婦が付き添ってくれた・足が冷たくてつらかったけど、息子が揉んでくれたおかげで温かい・制約はあるけれど、自分で姿勢を変えられる・バルーンカテーテルの違和感に気が付いた看護師さんが、固定を直してくれて楽になったなどなど…「結構、わたしってラッキーじゃん!」「有難いな」と思えることがみつかって、自分でも思いがけなく穏やかに、夜を過ごすことができましたどちらかと言うとネガティブ思考の強かったわたしがこんな風に成長していたのね…とちょっぴり自分が誇らしく、愛おしく思えたりしていい経験が出来ました。しかも、入院中フッと思い浮かんだ「世代交代」という言葉通り息子夫婦のもとに小さないのちが訪れてました「いのちを受け継いでくれるひとがいるって、なんて幸せなこと!」ただただ、感謝そして、お陰様で腫瘍も良性でした。これからも、与えられている時間やからだを大切にしてこども達を支えられる人であり続けたいと思います助産院 マミィサロンこぐまでは、*妊娠中や産後のママのからだとこころのケア*赤ちゃんに関するご相談やケアなどをおこなっています。お問合せは、こちらの公式LINEからどうぞ。LINE Add Friendlin.ee