もうすぐ6ヶ月さんと、もうすぐ8ヶ月さんのふたごちゃんとママをお迎えして

離乳食クラスよだれ

 

今回は、それぞれの赤ちゃんが

「今、食べることに対して、どんな様子なのかな~」

ということを、お一人お一人確認する時間になりました。

 

試食はコチラ

 

 

カジカジ食材として

車麩

利尻昆布

だしで茹でた少し硬めのごぼう・白菜

倍量の水で炊いた五分づき米

煮干しだしの味噌汁(大根、人参、煮干し)

*煮干しははらわたと骨を除いています

 

赤ちゃん用に取り分けた後に、残った食材で煮た煮物

(豚肉、ごぼう、人参、大根、だし昆布)

 

 

こちらは、もうすぐ6ヶ月のRちゃんニコニコ

まだ、ひとりでは座れません。

だっこしていても、少し前かがみになってきますが

「手で持ったものを口に入れてみたい」

という好奇心がいっぱいキラキラ

 

ごぼうを持つと、お口に運んでガチガチ

歯茎で噛んだり

ごぼうを口の中で右に左にと動かしながら

唾液をたくさん出してはごっくん

 

歯がためおもちゃもいいけど

食べ物は味がするから

唾液がいっぱい出てくるんですよだれ

 

乳首をくわえないで飲み込む練習です。

 

ごぼうを口から一度出しては、また口へ

うまく入らないと、反対側の手も口元へと動かして

何とか口に入れようとします手

 

右手と左手を協調させて使おうとしています拍手

 

「自分でやりたい」

「なんでも口へ」

 

こんな時期は、いろいろな味と出会えるチャンスドキドキ

お味見させてあげましょうピンク音符

 

 

 

こちらもやりたい気持ち満々のRちゃんニコ

もうすぐ8ヶ月

 

 

まだ、お座りが安定しないのでベビーラックに座らせると傾きがちあせる

姿勢が安定しないと、うまく手を使ってお口に食べ物を運ぶのは難しいのです。

 

 

椅子とからだの隙間を埋めるようにタオルを入れました。

特に肘の下あたりの体側が安定すると

座り心地は良くなるようです音譜

 

上手に食べ物をお口に運んでいますが、時々舌を前に出しています。

おっぱいを飲む時のような舌の前後の動きが出てくるのかな?

でも、こうやって自分でお口に入れて

いろいろな食べ物と出会いながら、お口の使い方を学んでいくんだよねくちびる

 

両手それぞれに食べ物を持っていられるほど、

手も発達してきましたキラキラ

 

白菜とお麩では、持っている感触もだいぶ違うだろうなぁ。

そんな違いもきっと感じているはず。

 

 

そして、相方のNちゃん真顔

二卵性ということで、一緒に生まれても全然違う個性です。

一卵性でも違うけどね。

 

 

まだ、あまり食べ物や食べることに関心が薄い感じ。

手に持っている大根をぎゅっぎゅっと何度かつかむ圧を変えて

握りつぶしました。

 

でも、こうやって手で感触を味わうことも大切な経験飛び出すハート

目の前の人が気になって、大根はまったく見ていませんが

きっと「これ、なんだろな~」と思いながらつかんでいると思うのです。

 

 

今度は、お麩を持ってもらい

目の前で食べて見せたら

自分の持っているお麩に関心が出てきて、見ています。

 

「見てる」ってことは「関心がある」っていうサイン

 

 

そして、一口だけペロリ

ナイストライびっくりマーク爆笑

 

 

食べることは、生まれてきてから学んで身につけること

 

そして、学ぶためには「関心がある」ことが必須条件

 

月齢でなく

 

その子の関心はどこにあるのかな?

 

そして

 

今、どんな成長の段階にいるのかな?

 

そんなことを、すこし丁寧に見ながら

自分で食べることができるように

サポートしていけるといいですね。

 

 

小児科医の田角勝先生のご著書。

 

この中で

「離乳の開始は赤ちゃんが決める」

とあります。

 

ペースト食は赤ちゃんが自分で食べられません。

 

「お口に入れてあげれば食べる」→「だから、おとなが食べさせる」

 

のではなく

 

赤ちゃんが「自分でやりたいかどうか?」を

よく見てみましょうキラキラ