こんにちは
こだま堂の長峯です。
先日の日曜日は、嘔吐について、漢方の勉強会でした。
ちなみに、嘔吐・・・というのは、二つの症状を合わせた言い方。
嘔は、おえぇ~という音や声のことで、吐き出しません。
吐は吐き出すことで、音は出ません。
おえぇ~と言いながら吐き出すことは嘔吐です。
知ってましたか~
他には、咳嗽も咳と嗽に分けられます。
咳は声があって痰がないもの、嗽は痰があって声がないものなんですよ~。
漢字って面白いね
だいたい嘔吐でセットになってますが、おえぇ~って言っても、何も出てこないこともあるし、何も言わずに無言で出て来ることもありますね。
ノロウイルスになったときは、おえ~とも何も言わずに出て来るので、なんなんだ、この吐き気はと思った記憶があります。
さて、嘔吐症状の診断で、漢方薬を選ぶときには、こんなことを聞く必要があります。
①どんなものを食べると吐き気をもよおすか
②吐いたものは原形があるか、ないか
③匂いがあるかないか
④膨満感や胃内停水があるか
・・・その他気になる症状で弁証していきます。
なんだか詳しく聞きすぎて、気持ち悪くなりそうですね
嘔吐の主な原因は4つ
①食積
②脾虚
③気滞
④痰湿
これらが一つまたは複数合わさって、嘔吐症状を起こします。
一番身近なのは、食べすぎ・飲み過ぎによる嘔吐・・・晶三仙や晶三仙が入った処方がオススメです
現代医学の薬だと消化管の動きを抑える薬で吐き気を止めるので、スッキリ良くならないんですよね。
漢方薬の方が、キレイさっぱりスッキリ良くなると思います。
今回の勉強会では、15年前、一緒に勤めていた人に会えたので、びっくり&懐かしさで嬉しくなっちゃいました。
世界は狭いなぁ~っていうか、それだけ漢方やってる人が少ないのかな
また会えるのを楽しみに、次の勉強会に参加したいと思いました