つれづれ養生訓 ~ 神戸から中医学の健康の知恵のお届け ~

つれづれ養生訓 ~ 神戸から中医学の健康の知恵のお届け ~

健康であるためには、自然であることが一番です。
そのためにいろいろ試されたりしていると思います。
そのひとつに中国医学の智慧をお届けします。
中国医学は、素晴らしい医学です。その中の生活に密接した部分の智慧をお届けします。

春から始まる中国医学講座について


フーフーです。先生、春から中国医学の講座が始まるそうですね。
中国医学って難しそうなイメージがありますが、学ぶとどんな良いことがあるんでしょうか?

中国医学を学ぶ一番の価値は、身体の出来事が“意味のある流れ”として見えてくることです。
現代では、頭痛なら頭痛の薬、胃の不調なら胃薬、皮膚なら皮膚科、というように、身体を部分で見ることが多いですね。
しかし中国医学は違います。

身体は 気血津液の流れでできており、その流れを作っているのが 五臓六腑の働きです。
つまり、症状とは「身体のどこかで流れが変わったサイン」なのです。

中国医学を学ぶと見える世界
例えば――
・肩こりはなぜ起こるのか
・なぜ季節によって体調が変わるのか
・なぜ同じ食事でも体質で反応が違うのか
・なぜ年齢とともに体質が変化するのか
これらがすべて、気血津液と臓腑の理論で説明できるようになります。

すると健康は、「運」ではなく 理解できる現象になります。

○中国医学は生活の医学
中国医学は、病院に行くための医学ではありません。

本来は、
・食事
・呼吸
・睡眠
・季節の過ごし方
・感情の扱い方

こうした日常の中で身体を整えるための医学です。
つまり、暮らしの中で使う医学なのです。

○春は学びの季節
春は中国医学では 発陳(はっちん) の季節。
冬に内に蓄えたものが、外へと動き始めます。
人の意識も同じで、春は「新しいことを始める力」が自然に生まれる時期です。

このタイミングで身体の理を学ぶと、一年の過ごし方そのものが変わります。

○中国医学講座のご案内

春から始まる中国医学講座では、
・気血津液の基本
・五臓六腑の働き
・体質の読み方
・季節の養生
・食事・呼吸・生活の整え方
などを、体系的に学んでいきます。

健康を「偶然」に任せるのではなく、理解して整える力を身につけていきます。
詳しい講座内容はこちらをご覧ください。

https://j-tcma.com/course

身体は、ただの機械ではありません。
気が巡り、血が流れ、季節と共に変化する「自然そのもの」です。
その自然の理を知ること。
それが、中国医学を学ぶ面白さです。

頭が垂れるのはなぜ?

フーフーです。先生、最近「なんだか頭が前に垂れてしまう」「姿勢が保てない」という相談が増えています。これって単なる姿勢の問題ですか?

頭が垂れるという現象は、単なる筋力低下ではありません。
今中健二の中国医学では、これは「気血津液の流れの破綻」として捉えます。

タイプは大きく三つあります。
① 熱が大椎に集まるタイプ(実証型)
まず一つ目。
食べ過ぎ、甘い物や脂っこい物の過多、
あるいは膀胱経の浮腫によって背部に滞りが生じると、
身体の熱が上に集まります。
とくに第七頸椎の大椎穴。
ここは陽気が交わる要所です。

ここに熱が停滞すると、
・首が固い
・後頸部が重い
・肩がパンパンに張る
・頭が前に引っ張られる
となります。

熱は上へ昇り、しかし出られない。結果、頸部がロックされ、頭が垂れる。
これは「実の停滞」です。

② 湿証で頭が重く垂れるタイプ
次に湿証型。脾胃が弱ると湿が生じます。胃の経絡は顔面から頭部へ走ります。
湿が経絡を伝って上昇すると、頭が“重く”なります。
・頭がぼんやり
・重だるい
・朝が特につらい
・舌が胖大で白膩苔
これは湿が昇った状態。
熱ではありません。重さです。
湿は重く沈む性質がありますが、
経絡に乗ると上にも上がります。
頭が重すぎて支えきれず、結果として垂れる。これは「湿による清陽不昇」です。

③ 気虚で頭を支えられないタイプ
三つ目は気虚。
気は「持ち上げる力」です。脾気が虚すれば昇清できません。
頭は最も高い位置にあるため、気虚の影響を受けやすい。
・すぐ疲れる
・声が小さい
・食後にだるい
・舌が淡く歯痕がある
このタイプは、支える力そのものが弱い。
頭を持ち上げる気が不足し、垂れる。
これは「虚」です。

まとめ
頭が垂れる現象は、
・熱がこもって固めるタイプ
・湿が昇って重くするタイプ
・気虚で支えられないタイプ
同じ「頭が垂れる」でも、原因はまったく違います。首を揉む前に、自分の舌を見てください。
固いか
重いか
弱いか。
そこに答えがあります。
姿勢は筋肉だけでなく、
臓腑の流れがつくっているのです。

 

【ご案内】

ブログはこちらにも新しくなっております

 


中国医学も4月から講座を開催します。
ご興味ある方、ぜひ一緒に勉強始めませんか。
リアル会場とオンラインのハイブリッド形式。どなたもご参加できますよ。

案内はこちら

令和6年中国医学講座の生徒募集~中国医学ってどんなの?~
無料講座です→こちら

 

______________________

 

中国医学協会はこちら

 

 

 

中医師今中の動画はこちら

 

 

 

『「胃のむくみ」をとると健康になる』

 

 

中医師イマナカのプロフィールはこちら

 

 

もっと詳しい ブログ中国医学講座は こちら
 

整体に興味のある方は同仁広大へ それは こちら
お身体や心の悩みの相談は、同仁広大 へどうぞ

Facebookやってます。今中健二で検索してみてください。


中国医学Labo同仁広大
今中 健二



湿なら動かす。
内熱なら清める。
上熱下寒なら熱を下げ巡らせる。
陰虚なら補い潤す。
足裏は、身体の最終出口です。そこに違和感が出るということは、どこかで流れが滞っているということ。
足を揉む前に、まずは自分の流れを見直してみましょう。

足の裏の違和感はどこから来る?


フーフーです。足の裏がムズムズしたり、なんとなく違和感があったり、熱っぽかったり、逆に重だるかったりすることがあります。これって単なる疲れですか?

足の裏は、単なる“末端”ではありません。足裏は「全身の気血津液の帰着点」であり、内臓の状態が最も末端に現れる場所の一つと考えます。
足の裏の違和感は、主に四つの機序に分けられます。
① 湿による気滞 ― 腎虚・脾虚が背景にあるタイプ
腎や脾が弱ると、水を動かす力が落ちます。
すると湿が停滞します。
湿は重く、粘り、下に沈みます。
その結果、足裏に滞留します。

そこへ気血が流れようとしても、
湿がブレーキとなり流れにくくなる。
「なんとなくムズムズする」
「重たい」
「踏んだ感じが鈍い」
これは湿による気滞の典型です。
特に、むくみ体質、舌が胖大で白膩苔の方に多いタイプです。

 ② 肝・脾胃の内熱 ― 経絡を伝う熱の違和感
身体の中に熱がこもると、その熱は経絡を伝って移動します。
足裏には肝経・腎経・脾経が走行しています。
内臓に熱があると、その走行部位に違和感やかゆみが出ます。
・足裏がほてる
・ジンジンする
・夜になると熱感が強い
これは内熱型。
特に、舌が紅く、苔が黄厚の方は要注意です。
脾胃の停滞から熱化しているケースもあります。

③ 心火亢進 ― 上熱下寒のアンバランス
心火が亢進すると、上半身に熱が集まります。
頭は熱い、顔は赤い、しかし足は冷える。
これは「上熱下寒」の状態。

足の循環が悪くなり、
水分代謝が滞り、軽い浮腫を生みます。
その結果、
「冷えているのに違和感がある」
「足裏がスッキリしない」
という状態になります。

これは単なる冷えではありません。
熱が上に閉じ込められ、下が虚している状態です。

 ④ 内臓虚による陰虚 ― 五心煩熱型
内臓が虚すると、陰血が不足します。
すると身体を潤す力が減ります。
陰虚は「虚熱」を生みます。

その代表が五心煩熱。
手のひら・足の裏・胸がほてる。
これは血が内臓に優先的に使われ、
末端が潤いを失っている状態です。

足裏がカサつく、
ほてるのに乾燥する。

これは陰虚型のサインです。

 まとめ

足裏の違和感は、「足の問題」ではありません。

湿か
熱か
上熱下寒か
陰虚か。

どの流れが背景にあるかで、対処は全く変わります。

湿なら動かす。
内熱なら清める。
上熱下寒なら熱を下げ巡らせる。
陰虚なら補い潤す。
足裏は、身体の最終出口です。そこに違和感が出るということは、どこかで流れが滞っているということ。
足を揉む前に、まずは自分の流れを見直してみましょう。

 

 

【ご案内】

ブログはこちらにも新しくなっております

 


中国医学も4月から講座を開催します。
ご興味ある方、ぜひ一緒に勉強始めませんか。
リアル会場とオンラインのハイブリッド形式。どなたもご参加できますよ。

案内はこちら

令和6年中国医学講座の生徒募集~中国医学ってどんなの?~
無料講座です→こちら

 

______________________

 

中国医学協会はこちら

 

 

 

中医師今中の動画はこちら

 

 

 

『「胃のむくみ」をとると健康になる』

 

 

中医師イマナカのプロフィールはこちら

 

 

もっと詳しい ブログ中国医学講座は こちら
 

整体に興味のある方は同仁広大へ それは こちら
お身体や心の悩みの相談は、同仁広大 へどうぞ

Facebookやってます。今中健二で検索してみてください。


中国医学Labo同仁広大
今中 健二




 

案内講座 開催のお知らせ(東京)認知症のメカニズムを中国医学で考える

フーフーです。今日のテーマは、「案内講座 開催のお知らせ(東京)認知症のメカニズムを中国医学で考える」です。

先生、認知症って中国医学ではどう考えるんですか?
そして今回の東京講座では、どんなことを学べるのでしょうか?

認知症という言葉は現代医学の診断名ですが、中国医学では「健忘」「呆証」「痴呆」などの概念で理解します。
大切なのは、「脳そのもの」だけを問題にしないという視点です。

中国医学では、脳は「髄海」と呼ばれ、腎の精が充実してこそ養われます。
つまり、記憶力や判断力の低下は、単なる加齢ではなく、

* 腎精の不足
* 脾胃の虚弱による気血不足
* 痰湿の停滞
* 瘀血による脳絡の閉塞

といった“全身のストーリー”の結果として起こると考えます。

たとえば――
食べ過ぎや甘い物の摂りすぎで脾胃が弱る

気血が十分につくられない

痰湿が生じる

清陽が上らず、頭がすっきりしない
この流れは、現代でいう軽度認知障害の初期像と重なります。

一方で、腎精が衰えるタイプでは、足腰の弱り、耳鳴り、夜間頻尿などが先に出ることもあります。
「物忘れ」だけを見ていては本質に届きません。

今回の東京・神田での案内講座では、
こうした“認知症になるロジック”を中国医学の理論で体系的に解説します。
* なぜ気血が頭に届かなくなるのか
* なぜ痰湿が脳の働きを曇らせるのか
* 季節によって予防法が変わる理由
* 食事・呼吸・運動で何を優先すべきか
単なる健康法の紹介ではなく、
「なぜそうなるのか」というメカニズムから理解します。

中国医学は、症状が出てから慌てる医学ではありません。
流れを読み、偏りを整え、未病の段階で調える医学です。

今回の案内講座は、中国医学講座で実際にどのような学びが展開されるのかを体験できる特別回です。
以前に東洋医学を学んだことがある方も、断片的な知識を“使える理論”へと再構築する機会になるでしょう。
認知症は、突然起こるものではありません。日々の小さな流れの積み重ねです。
その流れを、共に読み解いてみませんか。

東京でお待ちしています。

案内はこちら
 

アトピー性皮膚炎について


フーフーです。今日のテーマは「アトピー性皮膚炎について」です。

アトピー性皮膚炎は、単に「皮膚の炎症」と捉えると本質を見誤ります。
中国医学では、皮膚は 肺の宣発作用 と 脾胃の運化作用、そして 血の充足 によって養われています。

つまり、
・赤くなる → 体内の「熱」
・乾燥する → 「血虚」や「陰虚」
・ジュクジュクする → 「湿」
・かゆみが強い → 「風」

これらが複雑に絡み合って現れるのがアトピー性皮膚炎です。
さらに重要なのは 季節との関係 です。

・冬は気血が内に入り、内臓のケアを優先する時期。
・春は気が外に向かい、症状が出やすい。
・夏は熱がこもりやすく、赤みや痒みが強くなる。
。秋は乾燥し、皮膚の修復が課題となる。

一年を通じて処方や養生を変える――
これが中医学的アプローチの核心です。

同じ漢方を一年中飲み続ける、という単純な話ではありません。
身体の「流れの物語」に合わせて治療を組み立てるのです。

🌿中国医学的ポイント整理
・皮膚は「肺」と「脾胃」と「血」の鏡
・病態は「風・熱・湿・燥・虚」の組み合わせ
・季節により治療戦略は変わる
・治療は“症状”ではなく“流れ”を整えること

📢ご案内
アトピー性皮膚炎を中医学の視点で体系的に解説する
中国医学講座の案内セミナーを開催します。
🔗 詳細はこちら

体質・気血津液・臓腑の働き・季節の影響から
どのように病態を読み解くのかを解説いたします。

セルフケア(食・睡眠・呼吸・生活設計)の方向性もお伝えします。

皮膚は「結果」であって「原因」ではありません。
身体全体の流れを整えること。

それが、アトピー性皮膚炎と向き合う
中国医学の本道です。

 

【ご案内】

ブログはこちらにも新しくなっております

 


中国医学も4月から講座を開催します。
ご興味ある方、ぜひ一緒に勉強始めませんか。
リアル会場とオンラインのハイブリッド形式。どなたもご参加できますよ。

案内はこちら

令和6年中国医学講座の生徒募集~中国医学ってどんなの?~
無料講座です→こちら

 

______________________

 

中国医学協会はこちら

 

 

 

中医師今中の動画はこちら

 

 

 

『「胃のむくみ」をとると健康になる』

 

 

中医師イマナカのプロフィールはこちら

 

 

もっと詳しい ブログ中国医学講座は こちら
 

整体に興味のある方は同仁広大へ それは こちら
お身体や心の悩みの相談は、同仁広大 へどうぞ

Facebookやってます。今中健二で検索してみてください。


中国医学Labo同仁広大
今中 健二

尿閉(おしっこが出にくいのはなぜ?)

フーフーです。最近「おしっこが出にくい」「残った感じがする」という相談を受けました。これって中国医学ではどう考えるんですか?

尿閉は単に「膀胱の問題」とは考えません。水の流れは、五臓六腑すべての協力で成り立っています。

まず一つ目は 腎虚。
腎は「主水」といって、水の代謝の根本を司ります。腎の気が不足すると、水を動かす力が弱くなり、「出すべきものが出せない」状態になります。とくに腎気虚や腎陽虚では、温めて動かす力が足りず、下焦が冷えて滞ります。
次に 湿証(湿の停滞)。
身体に水分が多すぎて浮腫が強くなると、腹部が膨れ、膀胱を圧迫することがあります。
このときは脾胃の運化失調が背景にあります。脾胃が弱ると昇清ができず、水湿が下にたまり、腎経・膀胱経の気機も滞ります。
三つ目は 腎陽虚による水循環の低下。
腎陽は水を温め、蒸発させ、全身に巡らせる原動力です。この力が弱いと、水が上に持ち上がらず、下半身に停滞しやすくなります。
四つ目は 肺の問題。
肺は宣発粛降を担い、水の通路を開きます。宣発できないと、身体に熱がこもり、水が乾燥して尿が出にくくなることがあります。これは「熱結膀胱」に近い状態です。
最後に 胃・脾の問題。
脾が昇清できなければ、水の分配が乱れます。上に上げるべき清陽が上がらず、濁陰が下に滞る。すると膀胱の気化作用も低下します。

尿閉は単なる排尿器官の異常ではなく、
腎の気化作用の不足
脾胃の昇降失調
肺の宣発不利
湿の停滞や熱の鬱結
これらが絡み合って起こります。
大切なのは、冷えているのか、湿が多いのか、熱がこもっているのかを見極めること。
冷えタイプなら温補腎陽。
湿が多いなら健脾化湿。
熱が強いなら清熱利尿。
肺の問題なら宣発を助ける。
同じ「出にくい」でも、治し方はまったく違います。
水の流れは、気の流れ。気の流れは、臓腑の協調。そこを整えることが、尿閉改善の第一歩です。

 

【ご案内】

ブログはこちらにも新しくなっております

 


中国医学も4月から講座を開催します。
ご興味ある方、ぜひ一緒に勉強始めませんか。
リアル会場とオンラインのハイブリッド形式。どなたもご参加できますよ。

案内はこちら

令和6年中国医学講座の生徒募集~中国医学ってどんなの?~
無料講座です→こちら

 

______________________

 

中国医学協会はこちら

 

 

 

中医師今中の動画はこちら

 

 

 

『「胃のむくみ」をとると健康になる』

 

 

中医師イマナカのプロフィールはこちら

 

 

もっと詳しい ブログ中国医学講座は こちら
 

整体に興味のある方は同仁広大へ それは こちら
お身体や心の悩みの相談は、同仁広大 へどうぞ

Facebookやってます。今中健二で検索してみてください。


中国医学Labo同仁広大
今中 健二

股関節の痛みは、なぜ起きる?


フーフーです。
「歩き始めに股関節が痛い」「立ち上がるときに引っかかる感じがする」そんな相談をよく聞きます。先生、股関節の痛みって、どこが原因なんでしょうか?

中国医学では、股関節の痛みは足陽明胃経(いようめいいけい)の問題として捉えることがとても多いです。
胃経は、顔 → 首 → 胸腹部 → 股関節 → 太もも → 膝 → すね → 足の甲
という長い走行を持つ経絡です。そのため、胃の状態が乱れると、途中にあたる股関節にも症状が出やすくなります。

① 胃の湿熱が強いタイプ
舌が真っ赤で、苔が厚い・ベタつく方は要注意です。
これは、食べ過ぎや刺激物、消化の停滞によって胃に湿熱がこもっている状態です。
湿熱が多いと、胃経の流れが滞り、その通り道である股関節に詰まり・腫れ・熱感が生じ、
動かすと痛みとして現れます。
このタイプは、「股関節がズーンと重い」「動かすと痛いが、休むと少し楽」といった特徴が出やすいです。
② 腹部の浮腫からくる虚の痛み
もう一つ大切なのが、腹部の浮腫です。お腹がむくみやすい方、胃腸が弱く水分代謝が悪い方では、胃経の股関節から下への気血供給が不足します。
すると、股関節周囲の筋・骨・軟部組織が栄養不足となり、「力が入らない痛み」「鈍く続く違和感」として現れます。

③ 骨粗鬆症を伴うケース
さらに進むと、胃経の虚弱に加えて骨の栄養不足が重なり、骨粗鬆症を伴いながら股関節痛が出ることもあります。
この場合は、
・胃で気血を作れない
・下半身まで送り届けられない
という二重の問題が重なっています。

まとめ
股関節の痛みは、単なる関節の問題ではありません。
舌が赤く苔が多い → 胃の湿熱による経絡の詰まり
腹部の浮腫がある → 胃経の虚による栄養不足
骨が弱くなっている → 気血不足が骨に及んだ状態
こうした胃と経絡の状態を見極めることが、股関節痛を理解し、整えていく第一歩になります。「痛い場所」だけを見るのではなく、その経絡の始まりにある臓腑を読む。それが中国医学の考え方です。

 

【ご案内】

ブログはこちらにも新しくなっております

 


中国医学も4月から講座を開催します。
ご興味ある方、ぜひ一緒に勉強始めませんか。
リアル会場とオンラインのハイブリッド形式。どなたもご参加できますよ。

案内はこちら

令和6年中国医学講座の生徒募集~中国医学ってどんなの?~
無料講座です→こちら

 

______________________

 

中国医学協会はこちら

 

 

 

中医師今中の動画はこちら

 

 

 

『「胃のむくみ」をとると健康になる』

 

 

中医師イマナカのプロフィールはこちら

 

 

もっと詳しい ブログ中国医学講座は こちら
 

整体に興味のある方は同仁広大へ それは こちら
お身体や心の悩みの相談は、同仁広大 へどうぞ

Facebookやってます。今中健二で検索してみてください。


中国医学Labo同仁広大
今中 健二

胃が弱い人の養生スープ

フーフーです。胃腸が弱くて、いつも疲れ気味なんです。
食べると楽になるような、やさしい養生スープってありますか?

とても良い質問ですね。「胃が弱い」「疲れやすい」という状態は、中国医学では、脾胃の気虚、あるいは脾胃の働きが落ちて気血津液を作りきれていない状態と考えます。
この場合の養生で大切なのは、
・強すぎない補い方
・消化を邪魔しない素材
・気の巡り(宣発)を少し助けること
この3つです。

まず主役は鶏肉。今回は「もも肉」ではなく、むね肉を選びます。
むね肉は脂が少なく、胃に負担をかけにくく、それでいて気血を補う力があります。
また、鶏肉は宣発作用も持つため、疲れて停滞しがちな気を、やさしく動かしてくれます。
材料は
大根:気を下ろし、胃のつかえを取る
人参:脾胃を補い、消化を助ける
どちらも細かく切って火を通すことで、「消化にやさしい補い」に変わります。

出汁は、昆布・鰹・じゃこの合わせ出汁。
これは
昆布:津液を支える
鰹・じゃこ:血を養い、腎を助ける
という気血津液をバランスよく補う組み合わせです。
味付けは、みりん、醤油少量で十分。甘辛で胃を刺激しすぎないことがポイントです。
最後に加えるのが、胡椒、ごま油、すりおろし生姜 小さじ1
ここがとても大切です。
胡椒と生姜は、胃を温め、気を動かす行気作用。
ごま油は、血と津液をなめらかにつなぐ役割を果たします。

火を止めてから生姜を入れることで、「発散しすぎない、内側から温める宣発」になります。このスープは、
・胃を無理に働かせない
・それでも気血津液を少しずつ補う
・疲れた体を“回復モード”に戻す
ための養生スープです。
食後に重くならず、「食べたあと、少し楽になる」それが正解のサイン。
胃が弱い人ほど、派手な栄養より、静かな補いを大切にしてください。

 

【ご案内】

ブログはこちらにも新しくなっております

 


中国医学も4月から講座を開催します。
ご興味ある方、ぜひ一緒に勉強始めませんか。
リアル会場とオンラインのハイブリッド形式。どなたもご参加できますよ。

案内はこちら

令和6年中国医学講座の生徒募集~中国医学ってどんなの?~
無料講座です→こちら

 

______________________

 

中国医学協会はこちら

 

 

 

中医師今中の動画はこちら

 

 

 

『「胃のむくみ」をとると健康になる』

 

 

中医師イマナカのプロフィールはこちら

 

 

もっと詳しい ブログ中国医学講座は こちら
 

整体に興味のある方は同仁広大へ それは こちら
お身体や心の悩みの相談は、同仁広大 へどうぞ

Facebookやってます。今中健二で検索してみてください。


中国医学Labo同仁広大
今中 健二

 

漢方はどのくらい飲むのだろう

フーフーです。漢方薬は、長く飲み続けなくてはいけないの?

よく聞かれる質問です。
「漢方は最低1ヶ月は飲まないと効かないですよね?」
「体質改善だから、ずっと続けないといけないんですよね?」
漢方薬は、長く飲むものでもあり、短く終わるものでもあります。
それは、その人の体をどう治していくか、治療のストーリー次第だからです。
漢方薬は「効き目がゆるやかだから長期服用が必要」というイメージがありますが、
それは半分正しくて、半分は誤解です。

中国医学では、体は一年を通して同じ状態ではありません。
季節によって、気血の集まる場所も、治すべきポイントも変わります。
たとえば、内臓の弱さが原因のアトピー性皮膚炎の場合。

冬は、気血が内臓に集まる季節です。
この時期は、皮膚よりもまず内臓を立て直す漢方で、治療の土台を作ります。

春になると、気血が外に向かって動き始めます。
症状が強く出やすい季節なので、
気血をうまく分散させ、流れ道を整える漢方に切り替えます。

夏は、血液を皮膚までしっかり届ける季節。
きれいな血を皮膚に流す漢方が主役になります。

秋は、乾燥とともに皮膚が傷つきやすい時期。
皮膚を修復する漢方へと移行します。

こうして見ると、
一年かけて治していますが、同じ漢方を一年飲み続けているわけではありません。
これが、とても大事なポイントです。

一方で、熱中症や一時的な体調不良のように、「熱を発散させる」「血流を一気に改善する」ことが目的の場合は、一回、あるいは数回で終わる漢方もあります。
つまり、漢方薬は「長く飲まなくてはいけないもの」ではなく、「その時の体に必要な役割を果たしたら、役目を終えるもの」。
飲む期間を決めるのは、漢方そのものではなく、あなたの体と、治療の設計なのです。
漢方は、量よりも、期間よりも、いま、何を整えるために使っているのか。そこが一番大切なんですよ。

 

【ご案内】

ブログはこちらにも新しくなっております

 


中国医学も4月から講座を開催します。
ご興味ある方、ぜひ一緒に勉強始めませんか。
リアル会場とオンラインのハイブリッド形式。どなたもご参加できますよ。

案内はこちら

令和6年中国医学講座の生徒募集~中国医学ってどんなの?~
無料講座です→こちら

 

______________________

 

中国医学協会はこちら

 

 

 

中医師今中の動画はこちら

 

 

 

『「胃のむくみ」をとると健康になる』

 

 

中医師イマナカのプロフィールはこちら

 

 

もっと詳しい ブログ中国医学講座は こちら
 

整体に興味のある方は同仁広大へ それは こちら
お身体や心の悩みの相談は、同仁広大 へどうぞ

Facebookやってます。今中健二で検索してみてください。


中国医学Labo同仁広大
今中 健二

お風呂の温度について

フーフーです。今回は「お風呂の温度」について教えてほしいです。

「お風呂は38度がいい」「いや42度がいい」よく聞く話ですが、中国医学的に見ると、正解はひとつではありません。
まず、入浴そのものの効能から整理しましょう。

お風呂の一番のメリットは 循環効果 です。
体温が上がることで血流が促され、気血津液の巡りが良くなります。
冷えて動きにくくなっていた体が、ゆっくり“動き出す”状態になります。
次に 水圧によるマッサージ効果。
特に足のむくみは、皮膚や筋肉が冷えて固くなっていると、手で揉んでもなかなか取れません。
入浴による水圧は、下半身に溜まった水分を自然に押し戻し、むくみを軽減する助けになります。さらに 代謝と皮膚の働き。お湯で皮膚が柔らぐと、皮膚呼吸がしやすくなり、肺の宣発作用が整います。これは、体内にこもった熱や余分なものを外へ出すために、とても大切な働きです。ただし、ここで注意が必要です。

皮膚が冷え固まり、もともと宣発がうまくいっていない人が、いきなり高温のお風呂に入ると、体内の熱だけが一気に上がってしまい、動悸・息苦しさ・過呼吸 の原因になることがあります。

つまり、普段から皮膚の宣発がうまく働いている人
→ やや熱めでも問題ないことが多い
冷え・むくみ・息切れ・のぼせが出やすい人
→ 低めの温度(38〜39度)から入る方が安全
という判断になります。

また、食後すぐの入浴 も注意点です。食後は気血が胃に集中しています。この状態で高温に入ると、循環が乱れやすく、動悸・だるさ・消化不良につながることがあります。
この場合も、低めの温度で短時間が適しています。

まとめると、お風呂の温度は「数字」で決めるものではなく、皮膚の状態・巡り・その日の体調 に合わせて選ぶもの。

お風呂は“温める場所”であると同時に、巡りを整える養生の場。
その日の体に、いちばん無理のない温度を選んでください。

 

【ご案内】

ブログはこちらにも新しくなっております

 


中国医学も4月から講座を開催します。
ご興味ある方、ぜひ一緒に勉強始めませんか。
リアル会場とオンラインのハイブリッド形式。どなたもご参加できますよ。

案内はこちら

令和6年中国医学講座の生徒募集~中国医学ってどんなの?~
無料講座です→こちら

 

______________________

 

中国医学協会はこちら

 

 

 

中医師今中の動画はこちら

 

 

 

『「胃のむくみ」をとると健康になる』

 

 

中医師イマナカのプロフィールはこちら

 

 

もっと詳しい ブログ中国医学講座は こちら
 

整体に興味のある方は同仁広大へ それは こちら
お身体や心の悩みの相談は、同仁広大 へどうぞ

Facebookやってます。今中健二で検索してみてください。


中国医学Labo同仁広大
今中 健二