漢方薬、全然効き目分からないんですけど・・・ | こだま堂漢方薬局のブログ

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こんにちは。

こだま堂の長峯です。

 

ブログを全然更新しないまま、2ヶ月経ってました・・・汗

ネタがないとなかなか進まないんですよねぇ~。

 

何かありましたら、コメント欄へどうぞ!!

 

 

 

さて、最近こだま堂へお立ち寄り下さった方から、漢方についてこんなご感想がありました。

 

「いろいろ漢方を飲んできたけど、漢方の効き目ってよく分からないんですよね・・・。婦宝当帰膠とか、妊活でよく勧められるし、雑誌とかにも冷え性が良くなったって感想あるけど、全然分からなかった」

 

・・・お気持ちはよく分かります汗汗汗たぶんそういう方の方が多いかもしれません。

 

お話にあった、婦宝当帰膠は、処方構成としては女性の健康に幅広く役立つキラキラ素晴らしい漢方薬キラキラではあるのですが、逆に言えば「多くの女性に副作用が無く飲んでもらえるように強い作用の生薬は入っていない」ということでもあります。

 

例えば、婦宝当帰膠や当帰芍薬散は妊活にもよく使われますが、30歳以上の妊活では、それ単体だけでは、力不足です。

 

漢方薬しか治療薬が無かった時代は、30歳以上の初産はそんなにありませんでした。ちなみに調べたところ、江戸時代の30歳女性は「大年増(おおどしま)」と言われ、結婚適齢期は10代後半~25歳までだったそうですポーン

 

年増女というのはそこから来ているんですね・・・今の感覚なら30歳で大年増なんて、なんかあんまりですよ~笑い泣き・・・とはいえ、平均寿命も短かった時代なので仕方ないですよね。

 

ですが、40代・50代の初産でない出産は今より多かったんです。若い頃に子宮を使っている方が、血管が増えてその後も妊娠しやすいし、妊娠・授乳期間は排卵が止まっているので、良い卵胞が残っているということなのかもしれません。

 

話はズレましたが、効き目がよく分からない漢方薬は結構あると思います。それは、病気が急性病ではなくて、慢性病だから変化が分かりにくいということもあるし、一般的に「補剤」の漢方薬は「虚」が補われないと効き目が分からないので、量を多く飲むとか、動物系の生薬を合わせるかしないと効き目を感じにくいです。

 

あとは、そんなに常に悩むほど強い症状ではないとか、漢方薬の成分を活性化する腸内細菌が少ないとか、効き目が穏やかな種類の漢方薬であるとか、そもそも体質に合ってないとか、いろいろ理由があると思います。

 

私は鈍感なので、たぶん効き目が分かりにくい方ですが、風邪で駆風解毒湯を飲んだら30分で効くのが分かるし、晶三仙も胃の不調が5分で良くなるのは感じます。

 

でも、生薬製剤二号方を5年くらいずっと飲んでいて、取り立てて変化はよく分かりません汗なんとなく、冷えなくなった気がする、とか爪の半月が見える日が増えたな・・・とかそのくらいです。(それもいろいろ飲んでるので、何が効いてるのかわからん。白髪は全然減らないし・・・チーン

 

肩こりや頭痛の自覚症状が強い方なら、二号方を服用して数日で良くなってきた!!という方もいらっしゃいますが、自分はそうでもないから、とりあえず血管の老化防止に飲んでおくか・・・という感じです。

 

とはいえ、二号方は補剤じゃなくて、活血薬なので、婦宝当帰膠よりは効き目を早く実感しやすい漢方薬です。効かなければもっと強い活血薬もありますが、出血しやすくなる可能性もあるし、健康維持に長く飲むには、むしろ緩い効き目の方が安心して続けられます。

 

あと、正直補気薬は、漢方の人参類より、ワタナベオイスターの方が早く元気にはなるかな・・・と思っちゃいます。オイスターは医薬品ではないですが、カキはやっぱり動物のエキスなので、植物の生薬より補う作用は強いんじゃないかな。人参には人参の良いところもあるけどね。

 

本当に残念ながら、「みるみる不調が良くなる魔法のような漢方薬」は、なかなか出会えません。それでも時々、「劇的に良くなった!!漢方スゴイ!!」と言ってもらえるとすごく嬉しいんですけどね。

 

効き目を感じられないことも、正直に相談してみると良いと思いますよ。