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アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2026年春アニメも始まっておよそ1ヶ月が経過しました。とりあえず0話切りせずに視聴対象作品としていた44作品の全てが既に放送開始しており、そのうち12作品は既に1話切りしましたので現時点で視聴対象作品として残しているのは32作品となっています。そして、このうち、既に5作品が途中で視聴を打ち切っていますので、現在視聴継続している作品は27作品です。とりあえずクール序盤を終えた段階での既に視聴を切っている作品も含めての視聴対象作品の32作品の現時点の暫定的な順位づけ、ランクづけを下位から順に紹介していきます。

なお、あくまでも自分が個人的に主観的に楽しめている順番のランキングですので一般的な評価ではありません。また、各作品のレビュー記事内容と合致していないような順位もありますが、あくまで各レビュー記事は視聴後のノリで書いてるものが多いので、その後改めて熟慮した後に決めた順位やランク付けが以下のものとなります。また、4月30日の深夜以降に視聴したエピソードは評価には含めていませんので悪しからずご了承ください。

 

 

 

◆Cランク(苦痛だった作品)

 

32位 また殺されてしまったのですね、探偵様

第4話で視聴打ち切り。

中二病丸出しの設定や世界観全てがキツい。推理モノなのに推理しないし主人公の特殊体質も事件解決の役に立たないのもダメ。

 

 

31位 灰原くんの強くて青春ニューゲーム

第4話で視聴打ち切り。

大学4年の主人公が高校1年を経験値でマウントして同い年のフリして騙して彼女にしようとしてるの気持ち悪すぎて吐きそう。

 

 

30位 左ききのエレン

第4話で視聴打ち切り。

創作の中身が描かれないので才能の有る無しがよく分からず、ただキャラがよく分からんことで怒鳴り合ってるだけで不愉快。

 

 

29位 一畳間まんきつ暮らし!

第3話まで視聴済み。

キャラは別に嫌いじゃない。ただギャグが個人的に壊滅的に面白くない。あと漫画喫茶ネタがマニアックすぎてついていけない。

 

 

28位 春夏秋冬代行者 春の舞

第5話で視聴打ち切り。

イイ話イイ作画なんだが感動ポルノ感やエモの押し付けが凄くてゲップが出そう。設定もよく分からず何を見せられてるか不明。


 

 

◆Bランク(退屈だった作品)

 

27位 ただいま、おじゃまされます

第4話で視聴打ち切り。

最初はハチャメチャなギャグ作品かと思ったのだがクリエイターのラブコメになってしまい面白くなくなって視聴を切りました。

 

 

26位 よわよわ先生

第3話まで視聴済み。

あまりにバカバカしくてちょっと笑ってしまうがキャラの行動が不条理すぎ。特にミニミニ女が酷すぎてドン引きしてしまった。

 

 

25位 キルアオ

第3話まで視聴済み。

主人公の性格は結構好き。イイ話もある。ただ話の内容はあんまり興味が湧かない。飽きずに見続けられるような気がしない。

 

 

24位 スノウボールアース

第4話まで視聴済み。

ここまで主人公が他人とほとんど絡んでいなくてアクション以外つまらなかったが、今後はサブキャラの活躍次第と思われる。

 

 

23位 本好きの下剋上 領主の養女

第4話まで視聴済み。

ここまで本作りの描写が少なくてイマイチ。ただ貴族の娘になって本作りが始まっても面白くならないかも疑惑も湧いてきた。


 

 

◆A-ランク(普通に観れた作品)

 

22位 上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花

第3話まで視聴済み。

もともと薄味の話でも良作画で好評価していた作品だが作画が毎回変わるらしく3話の作画が微妙で雲行きが怪しくなってきた。

 

 

21位 メイドさんは食べるだけ

第4話まで視聴済み。

話の中身は薄いが食の豆知識が面白くてスズメのキャラも良い。内容的にも飽きるかどうか微妙なラインを推移していて様子見。

 

 

20位 オタクに優しいギャルはいない!?

第4話まで視聴済み。

話の内容はオタクの願望そのものみたいだが、それだけの作品ではなくギャル2人のキャラが良く普通にラブコメとして楽しい。

 

 

19位 姫騎士は蛮族の嫁

第3話まで視聴済み。

物語は面白そうだが未だあまり動き出してない印象。それでもセラのツンデレっぷりや異文化交流のイイ話もあって楽しめてる。

 

 

18位 愛してるゲームを終わらせたい

第3話まで視聴済み。

他愛ない話ばかりのラブコメだがキャラの言動が可愛いらしく描かれていてかなり萌える。良くも悪くも安定感を感じさせる。

 

 

17位 逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件

第5話まで視聴済み。

おとぎ話風な内容だが主人公ミミのキャラがポジティブで魅力的で良い。ただミミの婚約が決まるまでがピークだった感はある。

 

 

16位 黒猫と魔女の教室

第3話まで視聴済み。

ベタな作りの魔法学園コメディでちょっとクサさも感じるが、話の作り方は上手く各エピソードは綺麗にまとまって楽しめてる。

 

 

 

◆A+ランク(満足できた作品)

 

15位 自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。

第4話まで視聴済み。

設定が上手く作ってあって通常の悪役令嬢モノよりもだいぶ面白い。ただ基本はベタな話であり、まだ物語は大きく動いてない。

 

 

14位 カナン様はあくまでチョロい

第4話まで視聴済み。

頭空っぽになって楽しめるエロバカアニメでギャグセンスが非常に高いが、変態的ではあるがちゃんと愛があり良質なラブコメ。

 

 

13位 クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった

第4話まで視聴済み。

どう見ても相思相愛の2人が真正面から友情に向き合ってるのが好印象。派手さや面白味は乏しいが非常に良質な作品と思う。

 

 

12位 霧尾ファンクラブ

第4話まで視聴済み。

頭がおかしい女子2人の妄想会話劇としてムチャクチャ面白かったが実は色々ミステリアスで感動的な側面もあり目が離せない。

 

 

11位 氷の城壁

第4話まで視聴済み。

序盤から心理描写が深くて惹き込まれたが割とスロースタートでここまでは人間関係が安定していた。ここから大きく動きそう。

 

 

10位 黄泉のツガイ

第4話まで視聴済み。

序盤からバトル展開満載で盛り上がりSランクスタートだったが世界観開示がスローペースで現状ちょっと落ち着いてるところ。

 

 

9位 MAO

第4話まで視聴済み。

ホラーストーリーの構成が上手くてSランクスタートしたが本筋の謎解きより単発ミステリーが主になり一旦勢いが落ち着いた。

 

 

 

◆Sランク(大満足した作品)

 

8位 ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話

第4話まで視聴済み。

日常的世界観で異常キャラを巧みに動かしブッ飛んだ展開から毎回しっかりイイ話で落とす完成度の高いドタバタ青春ラブコメ。

 

 

7位 杖と剣のウィストリア Season2

第13話から第15話が評価対象。

序盤から怒涛の展開で主人公ウィルの覚醒まで描いて勢いで圧倒してきたが、世界観自体はまだあまり開示されておらず様子見。

 

 

6位 レプリカだって、恋をする。

第4話まで視聴済み。

レプリカという儚い存在の設定が秀逸で唯一無二の切なくもミステリアスな世界観を作り上げており、どんどん面白くなってる。

 

 

5位 とんがり帽子のアトリエ

第4話まで視聴済み。

ここまで非常に丁寧に独自の魔法世界観を描きつつ、しっかり物語の見せ場も描き作画も素晴らしい。凄く良質なファンタジー。

 

 

4位 あかね噺

第4話まで視聴済み。

毎回しっかり納得感あるエピソードで盛り上げてくれつつ深みのある物語の序盤を順調に動かしておりキャラの魅力も溢れてる。

 

 

3位 彼女、お借りします(第5期)

第49話から第51話が評価対象。

ここまでの物語の積み重ねがあり、その上で物語の大きな伏線回収と一大クライマックスをやってる部分なのでどうしても強い。

 

 

2位 Dr.STONE SCIENCE FUTURE 第3クール

第25話から第28話が評価対象。

決して今期の最も盛り上がる部分ではないが、やはり物語のパワーが他の作品とは比べ物にならないというのはアドバンテージ。

 

 

1位 淡島百景

第3話まで視聴済み。

大河ドラマのような緻密で深みのある時代を超えて1つに繋げる脚本の完成度が今期ナンバーワン。演出も作画も素晴らしい。


 

 

こうして序盤が終っての現状の印象としては、今期は豊作寄りだろうといえる。現時点でSランクが8作品あり、A+ランクが7作品あり、A-ランクが7作品ですから、A+ランク以上が15作品あるということになり、これは結構上位作品が多いといえます。現状のSランクの8作品は前クールほど圧倒的に強者が揃ってる感は無いが、なかなか粒揃いといえる。新作の掘りだしものが多くて好印象です。更にA+ランクからSランクに上がる可能性がありそうな作品も2~3作品はあります。A+ランクの大半の作品はA-ランクに落ちそうな感じはしない。A-ランクからA+ランクに上がれそうな作品も無いこともない。またSランクの中からSSランクに上がるかもしれない作品も1つはあります。

こういう状況をもとに、まだ最終結果を予想するには早すぎるとは思うが、あえて予想するならば、Sランクが7~10作品、A+ランクが6~8作品、A-ランクが5~7作品ぐらいの幅というところでしょうか。これならば十分に「豊作クール」と言ってもいいと思います。


 

では各ランク別に現状についてまとめていきますが、まず現状のSランクは以下の8作品です。

 

「淡島百景」は宝塚歌劇をモデルとした女性だけがお芝居を演じる淡島歌劇団やその養成所である淡島歌劇学校を舞台とした大河群像劇。オムニバス形式で物語が描かれていくが、エピソードごとに主人公が変わっていく。またエピソードの舞台となる時代が変わったりもする。しかし、それらのエピソード内容が全て繋がってきて、幾つもの時代を超えて1つに繋がる大河ドラマのような脚本の完成度が神がかりレベルで今期において圧倒的にナンバーワン。またそれぞれのエピソードの単体としての完成度も極めて高くて、深みのある人間ドラマを素晴らしい作画と演出で表現している。現状では今期一番のダークホースといえるでしょう。

 

「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」は謎の石化現象によって地球人類全てが石化した3700年後のストーンワールドで繰り広げられるSFサバイバルシリーズの最終章を描くシリーズ4期、その第3クールにして完結編となる。今期で物語の完結までが遂に描かれるのでクール後半は間違いなく盛り上がる今期の大本命作品。そのクール後半に比べると今期の序盤はまだ地味なエピソードであり、今期自体が怒涛のバトルが描かれSSランク評価となった第2クールに比べればやや地味なのだが、それでもやはりこの物語自体の持つパワーが今期の作品の中では圧倒的なので、割と地味なパートであってもSランク最上位クラスの評価となってしまう。

 

「彼女お借りします5期」はレンタル彼女で女子大生の千鶴と、その顧客である男子大学生の和也が偽りの恋人関係で周囲を騙したことから始まったドタバタラブコメのシリーズの5期。複雑に錯綜した人間関係の織り成すおバカなドタバタラブコメ作品としてエンタメ度が非常に高いのに加えて深みのある人間ドラマも盛り込まれており、そうした嘘と愛の長編物語の大きな節目となる一大クライマックスが描かれる部分がちょうどこの5期の序盤にあたっており、どうしても物語序盤を描く他のSランク作品よりは強くなるのは当然。問題はこの大山場を過ぎた後もこの勢いが持続するのか、それとも他の作品に抜かれるのか、そこが注目。

 

「あかね噺」は元落語家を父に持ち憧れる女子高生の朱音が真打を目指して奮闘するという女性落語家を描いた物語。落語の世界を丁寧に描いており、落語シーンの演技も見事なもの。キャラも魅力的でストーリーも面白く、落語のネタも綺麗に落とし込んであり構成も見事。なんといっても主人公の朱音が非常に魅力的でつい応援したくなる。1話は物語の導入であり主人公の朱音の父親が落語家を破門になるお話が描かれ、これが物語の導入として見事な出来であった。それを承けて2話から朱音の修業編が始まり、4話まで毎回濃密な内容で落語の世界の魅力と朱音の成長を上手く連動させて描き、しっかり毎回オチをつけてくれている。

 

「とんがり帽子のアトリエ」は特別な生まれの魔法使いしか魔法を使えないという世界観で、普通の人間の子として生まれた主人公のココがとあるきかっかけで秘められた真実を知ってしまい魔法使いの弟子となり魔法使いを目指すというファンタジー。魔法の設定が斬新で見事な世界観と魅力的なキャラ達の活躍が美麗作画で描かれるハイファンタジーの傑作。1話はパーフェクトな導入であり、その後も見事なエピソードを連発しているが、物語序盤の設定説明がメインのお話である点、魔法を使う異世界モノ、子供メインのお話という要素も他の上位作品に比べて個人的にはやや評価が不利に働くというのもあってこの順位になっている。

 

「レプリカだって恋をする」は自分の分身であるレプリカを作り出すことが出来るようになった少女の素直と、素直によって作り出されたレプリカのナオの物語。なんとも不思議でミステリアスな世界観の中で、本体である素直に献身的に尽くし粗末に扱われつつ自我を持ち恋愛感情に目覚めていくナオの儚くも美しい姿が印象的で惹きつけられ、更に予想外な展開や新たな謎も増えてきて目が離せない感じとなってきてSランクに上がってきた。最新話では驚きの展開で終わっており、今後の展開が予測困難であり、ずっとSランクを維持できるかどうかは分からない。ただ巧妙に伏線を張って丁寧に作られているので今後も期待できそう。

 

「杖と剣のウィストリア2期」は魔法が絶対とされる世界観で、魔法を使えない主人公の少年ウィルが魔法使いの頂点を目指すファンタジー作品の2期。壮大で謎多き世界観なので、まだ物語の全貌は不明で、ここまでは王道の少年漫画のようにアツさと勢いと超作画の魔法バトルアクションで押し切る感じの作品となっていて1期もそんな調子でSランク下位であった。それを承けた2期の序盤もいきなりクライマックス展開で盛り上げてくれて最新話ではウィルがいよいよ本格覚醒して1期以上に盛り上がっているが話の中身はまだまだ分からないことだらけなのでSランク下位が妥当というところ。今後謎が明かされていくと思われる。

 

「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話」は高校を舞台にしたラブコメで、風紀委員の統悟とギャルのポエムの恋の進展を中心にその他にも魅力的なサブキャラたちも絡む日常のドタバタを描いていきます。ありふれた日常というシチュエーションの中で変人ばかりの個性的なキャラたちがブッ飛んだ展開でコメディを繰り広げていき、勢いのある作画や演出もあり、毎回キレイにオチがつく脚本の出来も良く、とにかくドタバタラブコメとしての完成度が極めて高い。当初はA+ランクが妥当かと思っていたのだが3話の生徒会の話や、4話のラップバトル回などがあまりに出来が良くてSランク評価が妥当と判断するようになった。

 

現状のSランクは「淡島百景」「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」「彼女お借りします5期」「あかね噺」「とんがり帽子のアトリエ」「レプリカだって恋をする」「杖と剣のウィストリア2期」「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話」の8作品となります。これに加えてA+ランクから上がってくる可能性があるのは「MAO」「黄泉のツガイ」「氷の城壁」あたりでしょうけど、そう簡単とはいえないと思う。また現状Sランクの8作品のうち、「レプリカだって恋をする」と「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話」の2作品はまだ未知数の部分が多いので今後A+ランクに落ちる可能性は十分にあるとも思う。またSSランクに上がりそうな作品は当初は無いと思っていたが、「淡島百景」が予想を遥かに超える脚本の完成度なので、もしかしたらワンチャンSSランクもあるかもしれないとは思っている。

今期のSランクの現状は、まず「淡島百景」「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」「彼女お借りします5期」「あかね噺」「とんがり帽子のアトリエ」の上位5作品は現時点でそんなに大きな差は無く一団となっていると思う。その下に下位作品として「レプリカだって恋をする」「杖と剣のウィストリア2期」「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話」の3作品があるという感じ。

「あかね噺」と「とんがり帽子のアトリエ」は今期の新作の期待作として順調なスタートを切っているが、現時点では続編作品の強みで「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」と「彼女お借りします5期」が上回っている。だが今後は「あかね噺」と「とんがり帽子のアトリエ」も逆転するチャンスは十分にある。「彼女お借りします5期」は今がピークという感があるので十分に下位作品の射程に入ってくる可能性はある。だが一方で「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」は現在はピークではなくクール後半にピークが来るので他作品にとって追いつくのは大変なターゲットといえるでしょう。現時点でその「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」よりも上位にある「淡島百景」との最上位争いとなる可能性は高そうです。

まず、その「淡島百景」が現状での今期一番の作品ということになるが、これは脚本の完成度が圧倒的だからです。また、個人的に好みの世界観の作品であるし、こういう複雑な構成の作品というのも個人的に好みです。心情描写が深くてセリフで説明しないところが多いのも好みで、とにかく個人的にドンピシャの作風といえる。オムニバス形式なのでおそらく脚本の安定感は最後まで崩れないであろうし、それでいて大河ドラマ的な縦軸のストーリーも保持されるという巧妙な構成だから隙は無い。最終話まで現状のクオリティが維持されて綺麗な完結まで至るならばSSランクの可能性も感じる今期唯一の作品となるかもしれない。ただ、それでも狭い世界で似たような話を描く作品でもあるので、そこまでには至らずに結局は他の上位作品の下位に落ち着く可能性もあるので、まだ注視する必要はある。

「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」は現状はまだ今期のピークとはいえない部分を描いており、それでも物語の持つパワーが圧倒的に今期ナンバーワンなので最上位クラスには普通に入ってきている。今期はこの後、物語の完結まで描かれるので間違いなくクール後半はかなりの盛り上がりとなる。原作は完結まで読んでいるので、第2クールに比べればやや劣り、だからSSランクまでは届かないんじゃないかとは予想してるのだが、それでも他の作品が追いつくのは厳しい作品とはなるだろう。そうなると焦点は「淡島百景」との勝負ということになると思う。

「彼女お借りします5期」は現時点が物語全体の中でも一大クライマックスにあたる部分なので「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」にも肉薄するほどの位置につけていますが、そのピークの部分が過ぎた後は「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」についていくのは厳しくなるでしょう。ただ、それでもその後も物語は続くし、もともとポテンシャルの高い作品ですから、他の作品相手なら十分に勝負は出来る。この作品の地力に対抗できるのは「あかね噺」と「とんがり帽子のアトリエ」あたりだろうけど、2作品とも物語序盤なので最強の時期というわけではないので良い勝負にはなると思う。

「あかね噺」は新作アニメの中では規格外の「淡島百景」を除けば最も充実した序盤を過ごすことが出来た作品といえます。1話から4話まで全て内容が濃密であり、しっかり見所があり勢いもあって綺麗にまとまっていた。地に足がついた物語である点も好みであり、そういう点がやはり個人的に「とんがり帽子のアトリエ」よりも上位にした理由といえる。新作の序盤としてはほぼ完璧であったと思う。だがやはり続編作品の盛り上がりどころに比べるとどうしても不利といえる。今期は現状そういう強い続編作品に阻まれてるという状況であり、今後もそれが壁となっていくだろうけど、勝つ可能性も十分ある。今後の修業編がどう展開していくのか次第でしょう。

「とんがり帽子のアトリエ」はハイファンタジーの現代における傑作であり、これも非常に強い新作アニメであり、個人的には魔法の出て来る作品がやや苦手というのもあって「あかね噺」よりも下位に置いているけど、実質はほぼ並んでいるといえる。話の内容も「未熟な若者が修業して成長していく物語」という割と似たタイプなので、現状も「あかね噺」と似通った状況といえる。両作品ともまずは「彼女お借りします5期」をターゲットとして、次に「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」や「淡島百景」を追いかけていくということになるでしょう。

また、現状のSランク下位にある「レプリカだって恋をする」「杖と剣のウィストリア2期」「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話」の3作品についてだが、まず「レプリカだって恋をする」はどんどん面白くなってきているので、今後この作品がものすごい感動展開が盛り上がるようならば、「彼女お借りします5期」「あかね噺」「とんがり帽子のアトリエ」あたりがもし話が停滞気味であるならば、この3作品ぐらいまでは射程に捉える可能性はあると思う。ただ逆に未知数の作品なのであまり盛り上がらずA+ランクに落ちる可能性もあるとは思う。

「杖と剣のウィストリア2期」は1期を知っているだけに未知数感は無くてかなり安心しているが、1期を超えてSランク上位に食い込むほどになるかどうかは未知数。これまで世界観が謎のままで勢いだけでSランク下位にあった作品なのでSランク下位は維持するのは簡単だろうけど世界観を明かさなければ上位進出は難しい。だが世界観が明かされたことで上位に届かないという結論に至る可能性もある。まぁ今後の謎解きを待ちたいと思う。

「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話」は非常に安定して上質なコメディだが、基本的にはSランク下位の作品であり、マンネリになるようなことがあればA+ランクに落ちる可能性もあるぐらいの位置づけだと思っている。ただ安定感があるのでA+ランク落ちはそんなには心配していない。実はこの物語序盤あたりは原作既読なので、この後も神回があったと記憶しているのであまり心配はしていない。ラブコメ展開が盛り上がるところまで進んで今期分を終えるのならば最終的にはSランク中堅ぐらいには食い込む可能性もある。

 

 

続いて現状のA+ランクは以下の7作品となります。

 

「MAO」は現代に生きる謎の事故に遭った過去のある菜花と大正時代に生きる謎の呪いを受けて永遠の寿命を生きる陰陽師の魔緒が出会ったことから始まる「呪い」をテーマとしたダークファンタジー。謎多き話だがホラーとしての構成が上手くて謎が徐々に明らかになり惹き込まれる。ただ現状は本筋よりも単発の怪奇事件に巻き込まれる話が主となっておりSランクから一旦落ちた。

 

「黄泉のツガイ」は人里離れ隔離された村で暮らしていたユルが宿命の双子の片割れであることを知り下界での争いに身を投じていくというバトルファンタジー。初回から怒涛のバトル展開やサプライズ展開で度肝を抜かれてSランク評価で始まったが現状は面白さは維持しつつも世界観の開示はスローペースであり物語の展開もじっくり溜めてる印象。ただ再び大きく動きそうな気配。

 

「氷の城壁」は中学時代のトラウマで他人との間に壁を作ってしまう女子高生の小雪と友人の美姫と湊と陽太の4人の関係を描く学園青春ドラマ。時に軽妙で時に深く重く心理描写が緻密に描かれ、楽しく緊張感のある人間関係が見応えがある。ここまで徐々にキャラの心に秘めたものが明らかとなってきており、いよいよここからキャラの関係性が大きく動き出しそうで期待が大きい。

 

「霧尾ファンクラブ」はクラスメイト男子の霧尾のことが好きな親友同士で恋のライバルの藍美と波の頭のおかしい会話劇として始まり、これだけでもカルト的な面白さであったのだが、霧尾も異常な感じで実は陰のあるキャラで、藍美と波も互いに隠し事をしていたりして、どんどん面白さを増してきており、遂に最新話で悲しい過去が明らかとなり今後も目が離せなくなってきてる。

 

「クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった」は陰キャ男子がクラスの人気者の女子と仲良くなる話だが、主人公の真樹が大人しいだけで好青年で、ヒロインとオタク趣味を通じて仲良くなり、普通に友情を育むのが好感度が高い。派手な盛り上がりは無いが真正面から友情や恋愛に向き合った良作と思う。地味ではあるが派手な展開は無くても堅実に評価が上がっていきそう。

 

「カナン様はあくまでチョロい」は美食の悪魔カナンが地上に降りて学校に潜入して生徒の魂を食おうとしたところ男子生徒の羊司と恋人契約する羽目となりチョロインと化すおバカラブコメ。全くバカバカしい話だが下ネタギャグ満載で面白い。変態だが恋人として筋は通す羊司と高飛車でウブなカナンのコントが最高でほっこりすることも出来てラブコメとして普通に出来も良い。

 

「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録」は乙女ゲーム世界の悪役令嬢に転生したと自称するヒロインの奇妙な言動を婚約者である王子が観察していくというお話。従来の悪役令嬢モノとは変わった切り口でかなり面白い。愛する王子の幸せのため悪役として散ろうと画策するバーティアが可笑しく同時に愛おしく感じられる。ただ基本的にはベタな話であり今後佳境に入ってからが勝負。

 

上記の現状A+ランクの7作品のうち、もともとはSランク作品であった「MAO」と「黄泉のツガイ」の2作品はやはり別格であっり、いつでもSランクに戻れるポテンシャルを秘めている準Sランク作品だといえる。ただ2作品とも初回の勢いから徐々にトーンダウンしてきてスローペースに転じてのA+ランク落ちであるので、再び勢いを取り戻すのは案外簡単ではないと思う。むしろ上昇傾向にあるのはその下の「氷の城壁」「霧尾ファンクラブ」「クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった」の3作品の方だが、作品自体のもつポテンシャル的にはSランクにまで上がるのはそう簡単ではなさそう。「カナン様はあくまでチョロい」は安定のA+ランク作品という印象で、Sランクに上がるタイプではない。また「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録」はまだ本領発揮していないという印象で、もうちょっと順位の上がるポテンシャルは感じさせるが、それでもSランクに届くとは思えない。ただ、このA+ランク下位の2作品ともA-ランクに落ちる可能性は現状ではあまり感じさせません。

まず「MAO」は物語としての完成度ではかなり上質であり、Sランク級であるのは間違いない。ただ、かなり複雑に入り組んでいる上にじっくり謎解きをしていく長編作品であり、そもそもアニメ1期も2クール作品であり、更にその後も物語は続いていくのであり、今期の1クールだけで決定的な場面まで辿り着くのかも怪しい。各エピソードの内容も毎回ハイレベルではあるが、現状は単発ミステリーがメインになっており、本筋の話は謎を残したままという状況が続いており、こういう状況が続く間はSランク手前のA+ランク最上位あたりが定位置となりそうです。

「黄泉のツガイ」は1話と2話の怒涛のバトル展開とサプライズ展開で一気に物語が加速するのかと期待したのだが、その後はスローダウンしてしまったという印象。もちろんその間もずっと面白いのだが、長編作品で2クール放送だし、世界観の謎の開示が予想したよりももったいぶってる感じというのもあって、Sランクに戻るのは現状のままではちょっと厳しい印象。次回でユルとアサが再び接触して一気に物語が加速する可能性もあり、そうなれば「MAO」よりもSランク復帰は有望になってくるが、どうも影森家の描き方とか見てるとしばらく地味にミッションこなしていく系になりそうな気もする。

「氷の城壁」はここまでの序盤は心理描写の緻密さで緊張感を積み上げてきて、次回あたりから一気に物語が動きそうなので今後は昇り調子だと思う。ただ基本的には地味な作品であり、派手なエンタメ性があるわけでもなく、確かに良作であるのは間違いないがSランク級かというと現状ではやや苦しい印象。よほどストーリーで唸らせてくるか、ここから怒涛の展開に突入していくとかでないとSランクまでは届かないんじゃないかとは思う。

「霧尾ファンクラブ」は色モノ作品としても十分に面白いけれども、単なる色モノ作品ではなくて感動できる作品なんだろうと思う。むしろ単なる色モノ作品として1クールを終えるならばA+ランク維持は厳しくなってくるかも。プラスアルファの要素があるからこそA+ランクを維持出来るのであり、それだけでSランクまで届くわけではない。ギャグが更にもう一段階レベルアップするか、よほどの感動展開に持っていくかするならばSランクの可能性はあるが、かなり厳しいと思う。

「クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった」は予想以上に良い作品で、軽薄な展開を排してものすごく真っ当に高校生同士の友情を描いている作品なので大崩れはしないと思う。ただそこで安定している作品なので大きく伸びることもないと思われ、このまま順調にストーリーが盛り上がって終わったとしてもA+ランク上位止まりでしょう。「カナン様はあくまでチョロい」もベクトルは真逆でふざけたエロギャグ路線を突き進んでいるが、良くも悪くもA+ランクで安定すると思う。また「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録」は中盤以降物語が盛り上がってくるとは思うが、根本的に切り口が新しいだけでテンプレな内容ですので過度に伸びる作品ではないと思う。それでも現在は順調なのでA+ランクは安泰でしょう。

 

 

続いて現状のA-ランクは以下の7作品となります。

 

「黒猫と魔女の教室」は魔術師を目指す少女と黒猫になる呪いをかけられた師匠が問題児クラスで手を組んで奮闘する魔法学園コメディ。基本的にベタでクサい感じだが話の作り方は上手い。ただ入学後はクラスメイト達の当番回を回していく感じになりそうで、更にベタになっていきそうで面白さを維持できるか不安。

 

「逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件」はメルヘン風な世界観で婚活のために留学してきた武闘派の侯爵令嬢が王子様と婚約するという話。序盤のミミが婚約するまでの話はかなり意表をついていて明るく前向きで面白かったが、その後は楽しさは変わらないが内容はだいぶ陳腐な感じになってきてる。

 

「愛してるゲームを終わらせたい」は両片想いの幼馴染の高校生の男女が相手を照れさせたら勝ちというゲームに勝利して相手に告白しようとするラブコメ。心理戦の体裁だが2人ともポンコツで相手を好きすぎてカオス状態なのが可愛くて面白い。ただ内容的には他愛ないので神展開でもないとA+ランクは厳しいかも。

 

「姫騎士は蛮族の嫁」は蛮族の捕虜となった王国の女騎士が蛮族の大族長の息子に求婚される異世界婚姻譚。セラのツンデレっぷりが見事で結構笑えるし、アツいところもあり、異文化交流譚としてよく出来ている。ただ物語はまだ本格的に動いていない印象であり現状は地味。今後話が動けばA+ランクもあり得るかも。

 

「オタクに優しいギャルはいない!?」は女児向けアニメのオタクの主人公がクラスの美人ギャル2人と仲良くなるという話。オタクあるある話は劇中元ネタ女児向けアニメの内容があんまり興味は湧かないが、ギャル2人のキャラが良くてラブコメ展開も普通に面白い。ただ飛躍的に勢いがつく作品という感じはしない。

 

「メイドさんは食べるだけ」は日本で1人暮らしすることになった英国生まれのメイドさんが日本のB級グルメを満喫する日常系アニメ。話の中身は薄いがスズメのキャラが可愛くて食に関する豆知識は楽しめる。話が薄いぶん良い雰囲気を損なわず現状はギリギリ楽しめているという感じ。最後まで耐えられるかは微妙。

 

「上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花」はストーリー的には内容が薄くて百合成分も割と濃いめなので個人的には許容量ギリギリという感じなのだが、1話と2話は作画がとても良い印象で救われていた。ただ3話の作画が微妙で、ここまで各話の作画にバラつきがあるのもあまり良くない印象で、ちょっと不安が湧いた。

 

上記の現状A-ランクの7作品のうち、A+ランクに上がる可能性がありそうなのは「黒猫と魔女の教室」「愛してるゲームを終わらせたい」「姫騎士は蛮族の嫁」あたりでしょう。いずれもそんなに高い確率というわけではないが、上がるとすればこの3作品あたりが候補だろうという話。「黒猫と魔女の教室」は全体的には陳腐で雑だが話は上手く出来てる作品で、スピカが魔法学校に入るまでの展開は良かったのでA+ランクに引っかかっていたが学園編が始まって陳腐化してA-ランクに落ちた。ただ、ここからサブキャラの当番回をどう盛り上げるか次第で、話を作るのは上手いので、十分A+ランク復帰の可能性はある。「逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件」は明るく楽しい話なので好印象であり、特に序盤のミミの婚約決定までの話は勢いもあって良かったのでA+ランク評価だったが、婚約決定後は話が陳腐化した上にダイジェスト風で中身も薄くA-ランクに落ちてきた。この作品の場合は本題は終わっていてもうあまり挽回しないような気がしている。ただ楽しい作品なのでA-ランクは維持しそう。「愛してるゲームを終わらせたい」は他愛ない内容のラブコメなのだがキャラがバカで可愛くてしっかりキュンキュンさせる要素もあるので、この路線のまま回を重ねていって物語が盛り上がってくればA+ランクも視野に入って来るんじゃないかと思う。「姫騎士は蛮族の嫁」は設定は面白いしキャラも魅力はある。ただ物語がまだ本格的に動き出していないという印象なのであまり作品としての魅力に見合った評価になっていない。物語が動き出せば順位は上がっていきA+ランクも視野に入ってくると思う。「オタクに優しいギャルはいない!?」は当初予想していたようなオタクの妄想を具現化したような話ではなくて、ちゃんと面白いドラマであるとは思う。ただここまで見た印象では本格ラブコメというよりは日常系寄りのように思うのでそんなに順位が上がる感じではないと思う。「メイドさんは食べるだけ」は飯テロ日常系として良い出来であり、ほっこり出来るので現状は問題ないが、ネタ次第ではいつ飽きてもおかしくない作品なのでBランクに落ちて視聴を切る可能性はある。「上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花」は話の中身は悪くはないが薄いので、良キャラデザと良作画が生命線な作品として個人的には受け入れている。だから3話みたいにまた作画や演出がブレると厳しくなってきそう。そうなるとBランクに落ちて視聴打ち切りもありそう。

 

 

また、現状Bランクは5作品あるが、「ただいま、おじゃまされます」以外の4作品は視聴継続中です。このうち「本好きの下剋上 領主の養女」と「スノウボールアース」はA-ランクに上がる可能性はあると思う。まず「本好きの下剋上 領主の養女」はここまであまり本作りの話が進んでない印象でイマイチの評価になっているが、そもそもマインが貴族の娘になってしまい物語から活気が失われたような気がしてきた。ただ本作りがもっと動き出せば3期までのようなンバイタリティーも出て来るかもしれず様子見はしている。「スノウボールアース」はここまでは主人公の鉄男のコミュ症っぷりが面白味を削いでいるように感じられ、そもそも鉄男がほとんど他人と関わることもなくほぼ1人芝居で退屈だった。ようやく他のキャラも出てきて違う感じになりそうだがスロースタートだったのでどうも先行きは不安ではあるし、怪獣モノにあまり興味も無い。「キルアオ」はいかにもジャンプ漫画という感じで、主人公のキャラやちょっとイイ話があったりして良い面もあるのだが、基本的には若年層向け作品という印象で、個人的にはあんまり合わないと思っている。ただ現状はそれなりに見れる感じの話が続いていて視聴を切る機会を掴めてない。「よわよわ先生」はあんまりにもバカバカしい内容で呆れてしまう。下ネタや不条理ネタも嫌いではないんだが、意味の分からないギャグが多い。最終話まで見る気が起きそうもないのだが、現状なんだか先生と姉の絡みとか笑ってしまう場面もあったりして、キリも悪いのでもうちょっと見るかもしれない。「ただいま、おじゃまされます」は当初はマンションの異常な住人のギャグ作品かと思って期待したのだが、なんだかクリエイターのラブコメになってしまい、割とマジメな話になったのだが、ほとんど共感できる内容ではなく、展開もゆっくりになってしまい退屈になってきたので視聴を切った。

現状Cランクは5作品あるが、まだ3話しか放送されてない「一畳間まんきつ暮らし!」以外の4作品は既に視聴を切っています。まず「春夏秋冬代行者 春の舞」は最初は雰囲気に圧倒されていたが、よく考えるとよく分からん話で「可哀想でしょ」「美しいでしょ」と感動とエモを強要されてるような感じがしてきた。多分「理解させよう」という意識が送り手側に欠如しているからなのであろうと思う。そういうのがキモくて視聴を切った。「一畳間まんきつ暮らし!」はキャラは可愛いのだがギャグが全く面白いと思えなくて寒い。エロを売りにしてるみたいだが全然エロスも感じない。漫画喫茶やPCのネタもよく分からない。不快感は無いのだがつまらなさすぎていつも寝落ちしてしまうのでやっぱり苦痛な作品なんだろうと思う。「左ききのエレン」は天才とか凡才とか言って登場人物がドヤ顔で何だかカッコいいことを言い合ってるけど、肝心の創作内容がマトモに描写されないので全く説得力が無くて、ただ正体不明のキャラ達が怒鳴り合ってるだけの作品になっていて、見ていて単に不愉快であった。「灰原くんの強くて青春ニューゲーム」はそもそも主人公がナチュラルに利己的すぎて作品自体が受け入れられない。普通に過去を変えたらマズいとか考えられない、大学4年にもなってそんな倫理観も無い奴が未来人のアドバンテージで高校1年の未熟な時期を狙って女を狙うとか気持ち悪すぎる。「また殺されてしまったのですね、探偵様」は全てが中二病の妄想の塊みたいな作品で、見てるだけで目が腐りそう。せめてミステリーとして面白さがあれば不快な部分は見なかったことにして耐えることも出来たが、到底ミステリーの形をなしていない妄想ヒーローものなのでホントに視聴がキツかった。

2026年春アニメのうち、4月29日深夜に録画して4月30日に視聴した作品は以下の2タイトルでした。

 

 

逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件

第5話を観ました。

今回はミミが故郷であるムーロ王国に帰省する途上の出来事が描かれました。まずは国境近くの町でアンノバッツィ家からのお迎えの馬車に乗り換えます。家臣のゴッフレードとマキアの2人が馬車で迎えに来ますが、さすが武道の名門家だけあって2人ともバキバキのマッチョマンです。そうして馬車を乗り換えて国境を目指しますが、国境を越える前の小さな村で昼食をとります。その後いよいよ国境を目指しますが、途中で武器を持った集団に通せんぼされます。このあたりは山賊が出ると聞いていたので、これが山賊なのかとミミは思ったが、よく見るとあまり山賊には見えない。

話を聞いてみると、彼らは自分たちを捕らえて王城に連行してほしいと言う。彼らはナバーロ村の住人であり、村長の娘が行方不明なのだが領主の伯爵が動いてくれないので、それでワザと山賊の真似事をして捕まって王城に連行されて、そこで騎士団に直接訴えようと考えているのだそうです。その話を聞いてミミは自分のハンカチを村人たちに渡して、それを王城に行って門番に見せれば王太子の側近のライモンドが出てくるだろうからライモンドに訴え出ればいいと言ってやります。

そうしていると今度は本物の山賊が現れて別の王都の貴族の所有の馬車が襲われて、馬車が壊されているのを見て、ミミは馬車の修理をして恩を売れば王城への口利きをしてくれるはずだと村人たちに助言する。だが山賊が邪魔なので排除することになり、ゴッフレードとマキアが交渉することにして、ミミは待機するよう言われていたのだが、結局ゴッフレード達は山賊と戦闘になり圧倒します。ただ逃げ出した山賊もいたのでミミがやっつけて、山賊は逃げていく。そうして馬車の御者に村人たちを紹介してミミ達は国境を越えてムーロ王国に入り、アンノバッツィ家に戻ってきたところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

オタクに優しいギャルはいない!?

第4話を観ました。

今回は球技大会が行われ、卓也は野球、伊地知は卓球、天音はバスケットでの出場となる。卓也はスポーツ全般が苦手で、伊地知は球技が苦手なので暗い気持ちになるが、天音はバスケは得意なのでカッコいいところを見せるチャンスだと張り切ります。卓也はどうせまたポンコツの天音が虚勢を張っているのかと思いきや、試合を見に行くと本当に天音が上手いので驚く。なんでも中学の頃は全国にも行ったらしいが、その頃は「鉄仮面」と言われて無表情で全く笑わないクールな選手だったらしい。実際は不器用で上手く笑えなかっただけであり、むしろ天音にとってコンプレックスだったのだが、今回の球技大会では卓也の声援を聞いて素直に笑うことが出来た。

そうして天音は卓也にカッコイイところを見せようと張り切って勝利し、伊地知も苦手ながら卓球を頑張り、そんな姿を見て卓也も刺激を受けて、結果は出なかったが野球に前向きに取り組んだのでクラスの男子たちにも受け入れられて、野球チームで打ち上げでカラオケに行くことになった。しかし伊地知も別の打ち上げに天音と卓也を誘おうとしており、卓也がカラオケの方に行くという話を聞いて天音が羨ましがって、後日3人でカラオケに行ってキラモンのアニソンを唄いまくろうということになる。

そうして期末テストも終わり、1学期の終業式の日に学校帰りに3人でカラオケに行くことになった。卓也はキラモンのアニソンを熱唱し、しかも音痴であったので絶対に2人にドン引きされたと思ったが、大好評であった。次はみんなで唄おうということになり、伊地知もキラモンの歌を覚えてきたりして、皆で盛り上がります。そんな中、卓也が自分の分と伊地知の分のドリンクの補充に行った際、同じ飲み物だったのでどっちのコップが自分の分だったか分からなくなり、このままでは間違ってストローを咥えて間接キスになってしまうという状況になる。

だがそんな状況とは知らない伊地知がさっさと卓也からコップを奪ってストローを咥えて飲んでしまい、あとで間接キスだったかもしれないと聞かされる。しかし伊地知は「そんなん気にしない」と明るく笑い飛ばす。しかし、その後、伊地知は卓也のことを意識しまくってしまうのであった。そうして次は伊地知家のバーベキューに参加する形で卓也や天音も一緒に海に行くことになる。そうして海へ行き卓也が伊地知と天音の水着姿を見たところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

2026年春アニメのうち、4月28日深夜に録画して4月29日に視聴した作品は以下の5タイトルでした。

 

 

左ききのエレン

第4話を観ました。

今回は神谷チームのお話でした。なんか仕事をやってますけど、相変わらず仕事内容が見えないので全く話に入り込めない。大の大人が切羽詰まって怒鳴り合ってるだけで、ただただ不快。まぁ広告代理店の仕事なんて所詮は虚業だからこれぐらい空虚な描き方でいいという意味では一種の皮肉なのかもしれない。そういうわけで今回で視聴は切らせていただきます。

 

 

レプリカだって、恋をする。

第4話を観ました。

今回は秋祭りの時にアキがナオに「今日でお別れだ」と言った場面の続きから話が始まる。唐突な話にナオは驚きますが、アキは「俺は秋也の復讐を遂げるために生まれてきたんだ」と打ち明ける。どうやらアキというレプリカが生み出された原因は、真田秋也の「自分に怪我をさせた早瀬先輩に復讐したい」という強い願いであったようです。小学2年の時に愛川素直が「律子と仲直りしたい」という強い願いによってナオというレプリカを生み出した時と同じ原理です。

秋也の場合は1年前に早瀬に足の骨を折られてバスケが出来なくなったが、当初は「復讐してやりたい」と思うほどには早瀬のことを強く恨んではいなかったのでしょう。そんなことよりも早く怪我を治して再びバスケをやれるようになりたいと思って治療に向き合っていたのだと思います。しかしアキの話によれば「今年の6月(3ヶ月前)に秋也が退院して初めて学校に行こうとした日の朝に俺が生み出された」とのことでしたので、その時に秋也の心に「早瀬に復讐してやる」という強い恨みが生じたのだと思われます。

おそらく治療が終わり退院したということは「もうこれ以上治療してもバスケは二度と出来ない」と宣告を受けたのでしょう。それによって秋也は絶望し、同時に早瀬に対する強烈な憎しみが湧き上がってきて「復讐してやりたい」と思った。だが「リハビリすれば日常生活に支障は無いぐらいには回復する」とは言われたものの、まだリハビリをしていない段階だったので足には相当な痛みがあり歩行も困難であった秋也は「こんな状態じゃ復讐もできない」と更に絶望し、「自分の代わりに早瀬に復讐してくれるもう1人の自分が欲しい」と強烈に願った。その結果アキというレプリカが生まれたのでしょう。小学2年の時の愛川素直が「律子と仲直りしたいけど自分じゃ素直な気持ちで謝れない」「自分の代わりに律子に謝ってくれるもう1人の自分が欲しい」と願ってナオが生まれたのと同じです。

しかし、6月の段階ですぐに秋也がアキを使って早瀬への復讐を決行しなかったのは、秋也にも躊躇いがあったからなのでしょう。秋也は別に根っからの悪人というわけではなく、もともとバスケ部を愛していたし早瀬のことも先輩として慕っていた。その早瀬から酷い裏切りを受け、自分が再起不能だと分かって遂に復讐感情を持つに至り、「復讐の道具」としてアキを生み出すにまで至ったわけですが、秋也としてもそうして生じた自分の復讐感情にすぐに流されるのは躊躇いがあり、ひとまずアキを学校に通わせて、秋也自身は自室に閉じこもって他人と顔を合わせないまま自分と向き合うようになったと思われる。

どうして秋也自身が学校に行かなかったのかというと、学校に行けば早瀬とも顔を合わせることになり、その結果、自分の復讐感情がエスカレートすることを秋也は恐れたのでしょう。アキ自身は「自分は秋也の早瀬への復讐のために生み出された」ということは自覚していたが、秋也から「ひとまず復讐はしないでいいから、とにかく俺の代わりに学校に行ってくれ」「特に何もしないでいいし、他人とあまり関わらないでほしい」「特にバスケ部の連中とは距離を置いてほしい」とでも言われたのだと思われます。ただアキが文芸部に入ったことや「愛川素直」に接触しようとしたことについては、ちょっと理由不明であり、秋也から何か特に指示があったのか、それともアキ自身の判断なのかは分かりません。現時点では「特にやることもなかったアキが退屈を紛らわせるためにたまたま文芸部に入部して、たまたまナオと出会った」と考えておくことにします。

そうして3ヶ月が経ち、その間にアキは文芸部で出会ったナオと交流するようになり、新学期が始まったつい最近になってナオと互いにレプリカであることを知るようになり深い絆で繋がるようになった。だが秋也の方は次第に早瀬への復讐感情は大きくなってきて、遂に復讐を決行する決心をしたようです。秋也は来週の月曜日を決行日と決めてアキに伝えた。復讐の方法は「アキが早瀬を呼び出してボコボコにして秋也と同じように再起不能にする」「秋也はその同時刻に別の場所で他の人間に目撃されるようにしてアリバイを成立させる」というもの。そうすれば早瀬への復讐は果たされて、秋也は犯人として捕まることもなく完全犯罪で復讐は成し遂げられるという算段です。

もともとアキは早瀬への復讐のために生み出されたレプリカなのだから、これこそが「アキの本来の使命」といえます。だからアキもその計画を受け入れた。そしてその使命が果たされたら自分はもう用済みとなって消されることになることも分かっているので、ナオに「今日でお別れだ」と告げたのです。しかしナオはアキが早瀬を殴るのはおかしいと言う。アキは他人を殴ったりしたくないはずだと言い、ナオは泣く。

アキはそれを否定はしない。確かにアキはたとえ相手が秋也に酷いことをした早瀬であったとしても他人を殴ったりしたくない。秋也は早瀬を殴りたいと思っているのだろうけど、本体とレプリカは記憶の共有は出来ても感情は別物なのです。だからアキは「早瀬は殴られても仕方ない奴だ」とは思っているが、「自分が殴りたい」とは思っていない。だが、それでもアキは「自分は秋也の願いを叶えるために生まれたのだ」という意識があるので、秋也に「アキに早瀬を殴ってほしい」と願われれば、その願いを叶えるべきだと思っている。

しかしナオはそれに対して「違う」と言い返し「君は私に会うために生まれてきた」「私と動物園に行くため」「私と遊園地に行くため」などと泣き叫ぶ。実際はそういう具体的な用事ではなく、とにかくナオは「笑う彼が隣に居ればいい」と思っている。だが、それはもちろん事実ではない。レプリカは本体の願いを叶えるために生まれたのであり、アキはナオと会うために生まれたのではないし、本来はナオの傍で笑っているべきではない。それは本来の使命ではない。だからこれはナオの感情であり、そしてアキの感情でもあった。アキがきっとそう思っていることをナオも分かっているのだ。

ナオももともと素直のレプリカとして「素直の願いを叶えるために自分は存在している」と思って生きていた。しかしアキと出会ってからそうした「本来の使命」とは別の「個人的感情」が芽生えてきた。そうしたところにアキが「本来の使命」のために「個人的感情」を犠牲にしようとしている姿を見て、ナオはすごく悲しくなってしまい大泣きしてしまったのだ。そうして感情が高ぶった結果、ナオは今までにないぐらい「本来の使命」よりも「個人的感情」の方が大事だと強く思うようになり、その気持ちを思いっ切りアキにぶつけた。

するとアキもそれに共鳴した。もともとアキも夏目漱石の「こころ」を読んで、その中に登場した「K」という登場人物の「本来の使命を果たさず個人的感情に流された自分に絶望して死を選ぶ」という考え方に強い違和感を覚えていた。「自分ならば違う選択をするのではないか?」と思えた。それはつまり「本来の使命」よりも「個人的感情」を優先したいという考え方がアキの中にはもともとあったということです。あるいは文芸部でナオと接するようになってからそういう考え方に傾いていったのかもしれません。

仮にレプリカの中のそうした「本体に命じられた本来の使命にただ従うだけ」ではない「自我」の誕生が「レプリカの誕生」であると定義するならば、「アキという自我」はナオとの出会いによって生まれたのであり、「ナオという自我」はアキとの出会いによって生まれたということになる。ならばナオの言う「君は私に会うために生まれてきた」というのも、あながち間違いではないのかもしれません。

とにかく、そういうわけでアキは「本来の使命」よりも「個人的感情」を優先しようと考えて、秋也に電話して復讐計画に異議を唱えることにした。「俺は復讐計画から降りる」「相手を傷つけるようなやり方は早瀬先輩と変らない」と正論を秋也にぶつける。ただ、これは本体である秋也に真っ向から逆らうことを意味しており、もし本体の怒りを買えば即座に消されてしまうということを身をもって知っているナオから見れば、アキの行動はすごく勇気のある行動であった。

ただアキは「秋也の願いを叶える」というレプリカ本来の使命を完全に放棄するつもりはない。それはナオがアキとの恋を大切にしながら決して素直のレプリカとしての責務を放棄しないのと同じである。アキは秋也に「復讐はする」「但しスポーツマンらしく真っ当な手段でやる」と提案する。だからアキは自分が秋也によって生み出された「本来の使命」は大切にしており、むしろそれを秋也自身の幸せに繋がる正しいやり方で果たそうと考えているのです。だから完全に「個人的感情」に流されてはいないのだが、そもそも「本来の使命」だけしか考えていない状態ならば、ただ機械的に本体の秋也の命令を実行するだけであり、こんなふうに異議を唱えて計画を変更しようともしないはずなので、これだけでも十分に「本来の使命」よりも「個人的感情」を優先していると解釈していいでしょう。

ここでアキが秋也に提案した「スポーツマンらしく真っ当な復讐方法」として提案したのは「早瀬とバスケの1on1で勝負をつけて、勝利して早瀬に謝罪をさせる」というものであった。これを秋也も了承してくれて、予定通りの日時、つまり来週の月曜日に行うことにした。この一連の流れを見ると、おそらくアキは以前から「どうせ復讐するなら闇討ちではなくバスケ勝負でやるべきだ」と考えていたのだと思われる。そしてそれを秋也もあっさり受け入れたところを見ると、秋也ももともとはそうした方法で早瀬との因縁に決着をつけたいと思っていたのだと推測できる。ところが怪我が治らずにそうした真っ当な方法での決着がつけられなくなったので心が荒んで闇討ちなんて方法に行き着いてしまったのだが、本来は秋也だって真っ当なやり方で決着をつけたかったのでしょう。そしてそうした「本来の秋也の想い」というのは怪我が治らないことが判明した時点で生まれたアキにも影響を与えていて、だからアキの頭の中にも最初から「バスケ勝負で早瀬と決着をつけたい」という想いがあり、今回そうしたアキと秋也の想いが一致して、こうした方法に行き着くことが出来たのでしょう。

こうしてアキは早瀬にバスケの1on1勝負を申し込むことになったが、アキはその勝負をナオにも見ていてほしいと頼む。「ナオが傍に居てくれたら誰にも負けない気がするから」というアキの言葉にナオも「うん」と頷く。アキにとって今回このように本体である秋也に逆らうというのは大きな勇気の要ることであり、それを成し遂げられたのはナオが自分の想いを応援してくれたからでした。だから早瀬との勝負もナオが応援してくれるなら勇気をもって臨むことが出来るとアキは思ったのでしょう。

そういうわけでナオは来週の月曜日に登校してアキと早瀬の勝負を見守るために、素直に「私を来週の月曜日に学校に行かせてほしい」と頼むことになった。そして、その理由を説明するために、これまで素直には秘密にしていた「真田秋也にもアキというレプリカが居て、学校に来ているのはアキの方だ」ということを打ち明けて、更に秋也が早瀬に復讐しようと考えていたこと、その方法が来週月曜の1on1勝負になったこと、その勝負を見守ってほしいとアキに頼まれたことなど、ナオは全てを素直に打ち明けたのでした。

意外なことに素直はそうした話を聞いてあまり驚かなかった。「まさか真田にもレプリカがいたなんてね」と、自分以外にもレプリカを作れる人間がいたということには少し驚いていましたが、その「レプリカを作った人間」が真田秋也であったということ自体には「なんか納得できたし」などと言って、あまり驚いてはいなかった。これはどういう意味なのか、ちょっとよく分からない。学校で何度か接触したここ最近の「真田秋也」に何か本体とは違う違和感を感じていたという意味なのか、あるいはもともと真田秋也という人間に「レプリカを作りそうな人間」と思える何かを感じていたということなのか。

ただ素直は秋也とはもともと接点はあまり無いはずです。少なくともナオはそう認識している。ただ、ここで素直はナオを来週の月曜日に学校に行かせてアキと早瀬の勝負を見守るのを許可してくれましたが「私も真田が早瀬先輩に復讐するところを見てみたい」という条件も付けました。それでナオはアキと早瀬の1on1勝負をスマホで動画を撮って素直と秋也にそれぞれ送信するということにしましたが、ここで素直がどうしてこんなことを言いだしたのかは謎です。

復讐の当事者である秋也の勝負の顛末を伝えるのは当然として、素直がそれを知りたがるというのは不思議です。ここで素直は「レプリカのアキと早瀬の勝負を見たい」ではなく、あくまで「真田が早瀬先輩に復讐するのを見たい」と言っており、真田と早瀬の因縁の決着について人一倍の興味を抱いていると思われる。素直はどうやら早瀬と何らかの因縁があるのは前回のエピソードで示唆されており、秋也とも何らか関係がある疑惑もあるので、どうも気になるところです。

そうして週が明けて月曜日、真田秋也(アキ)と早瀬の1on1勝負が体育館で多くのギャラリーが見守る中で行われることとなった。それに先立って回想シーンで因縁の発端となった事件について少し触れられる。それによると、どうやら1年生ながら早瀬を差し置いて県予選のレギュラーに選ばれた秋也を妬んで早瀬が秋也を階段から突き落して足を骨折させたようですが、早瀬は事故だと主張し、秋也も事故だと報告したので大きな事件として扱われずに終わったらしい。

早瀬が自分の罪を隠すために「事故だった」と主張するのは理解できるが、どうして被害者である秋也まで「事故だった」と言っているのかは不可解です。ただ、これは後で説明されているが「不祥事が明るみになってバスケ部に迷惑をかけたくなかったから」だったようです。早瀬に対しては赦せない気持ちは抱きつつ、バスケ部の他の皆には迷惑をかけたくなかったという秋也なりの配慮だったわけです。だから秋也は決して早瀬を赦したわけではなかったのだが、早瀬の方はてっきり秋也が自分にビビって引き下がったのだと思って舐めていた。だからいきなり「1on1で決着つけませんか」と勝負を挑まれて焦ってもいたし腹を立ててもいた。ただ怪我人の秋也に負けるとも思っていなかったので勝負を受けたようです。

そうして体育館で2人は対峙しますが、秋也(アキ)は早瀬に「俺が勝ったら、俺の足を潰した件を謝罪してください」と言う。そして「早瀬が勝ったら秋也のもう片方の足も潰していい」という条件となる。何だか早瀬にはメリットが無い感じですが、早瀬はそれに先立って秋也(アキ)に怪我の状態を聞き「日常生活に支障はありませんよ」という答えを貰って「バスケをするには支障がある」という意味だと読み、「それなら勝てる」と甘く見ていたのでこの勝負を無警戒に受けます。

ただ、本体の秋也は自室の中の移動でも足を庇ってマトモに歩くことが出来ない様子が描写されている一方で、アキの方は普段から普通に歩き回っており、どうやら本体の感じる痛みほどはレプリカは痛みを感じないみたいですから、アキは十分にバスケが出来る可能性が高い。つまりここでアキが早瀬の問いかけにワザと「日常生活に支障は無い」と、早瀬を油断させるような言い回しで答えているのは早瀬を引っかけるための「罠」であると思われる。

アキはまず早瀬が攻撃側で自分は防御側でいいと言って早瀬にボールを渡し、怪我人の秋也相手に初手で勝負を決めてしまおうとする早瀬でしたが、一応慎重に始めます。だがアキが足に痛みが走った素振りを見せたのでチャンスだと見て早瀬は一気にアキを振り切ろうとしますが、アキは素早く対応して早瀬の攻撃は失敗に終わりここで攻守交替となる。

ここで早瀬は「秋也は怪我が治っているのに治ってないフリをして自分を騙したのだ」と気付き、余裕の態度で「やり返しますね」と挑発してくる秋也を警戒する。きっとさっき自分がやったように素早くドリブルで振り切ってシュートを決めようとしてくるはずだと低く身構えてフェイントに備える早瀬であったが、するとアキは意表をついて跳び上がってフェイダウェイシュートを決めて勝利する。

そうしてアキは早瀬に「先輩、教えてくれましたよね」「1on1は演技力が大事だって」と言う。つまり全ては早瀬を出し抜くための演技だったのです。まず早瀬に「秋也の怪我は治っていない」と思わせて、最初の勝負で早瀬のフェイントを素早い動きで防いで「秋也の怪我は治っている」と警戒させ「やり返しますよ」という挑発で早瀬に「フェイントをやり返される」と警戒させて足元に注意を向かせて、そこで意表をついて跳び上がってのフェイダウェイシュートを決めるという緻密な心理戦の勝利であったのです。

ただ最後のフェイダウェイシュートという高難度の技が決まるかどうかについては賭けでした。実はアキはレプリカとして生まれてからの3ヶ月間、一度もバスケをやったことがなくて、本体である秋也から引き継いだ「秋也のバスケの才能」だけが頼りであったのです。秋也ならきっとフェイダウェイシュートを綺麗に決めるはずだと賭けて、その賭けにアキは勝った。どうしてバスケの練習を一度もしなかったのかというと、もともとアキは「早瀬とはバスケで決着をつけるべき」と思っており「それはアキの力で勝たなければ意味はない」と思っていたからです。だからあえてバスケの練習をせず、秋也から引き継いだ力だけで純粋に勝負したのです。

そうしてアキは勝負に勝ち、早瀬は「あくまであれは事故だ」と往生際悪く言い張りつつも「でも、悪かったな」と謝罪して立ち去っていった。アキはギャラリーからは喝采を浴び、その中にはバスケ部員たちも居て、アキの勝利を祝福してくれました。そうして皆が居なくなり、ナオとアキの2人きりになってから、勝負の動画を見た秋也と素直からも連絡が入り、勝利を祝ってくれました。そして秋也はアキを称え、特に早瀬を騙した作戦の鮮やかさについて触れて「お前は痛くないんだもんな」と言う。つまり、本体の秋也は怪我が痛いけど、レプリカのアキは怪我が痛くない、そのギャップがあったからこそ早瀬をまんまと騙すことが出来たというわけです。

しかしそれに対してナオが反論する。わざわざアキの足の怪我の部分を強く掴み、それでアキが激痛に悲鳴を上げる。その悲鳴を聞いて、秋也も素直も驚く。実はアキは秋也と同じように怪我は痛かったのです。秋也はいつもアキが平気そうな顔で歩いているので、てっきり「レプリカは本体が感じている痛みを感じないんだ」と思い込んでいたが、実際はそうではなく、レプリカも本体の感じる痛みをそのまま感じているのです。まぁ厳密にはリアルタイムで同じ痛みを共有しているわけではなく、「レプリカが生み出された時点においての本体の抱えていた痛み」がそのままレプリカに引き継がれるということになります。だから3ヶ月前に退院してきた時点の秋也の怪我の痛みはアキにも引き継がれていたのであり、当然ムチャクチャ痛いはずです。

それなのにアキは平気な顔をして学校に来て普通に歩いていた。そしてバスケの1on1の勝負までやってのけた。当然ムチャクチャ痛かったはずですが、痩せ我慢して痛みに耐えていた。それはアキが「レプリカとして秋也の役に立ちたい」と思っていたからです。そして秋也が立ち直って幸せになることも願っていたからです。自分が使命を果たして復讐を遂げることで秋也の気は晴れて、再び秋也が前を向いて進めるようになることを願っていたからです。だから秋也の気が晴れないような、闇討ちみたいな悔いが残る復讐方法は賛成できなかった。そうして遂にアキは本当に秋也の幸せに繋がるような「復讐」をやり遂げることに成功したのでした。

そしてもう1つ重要なことは、アキの例に見るように「レプリカが本体の痛みを引き継ぐ」のだとすると、それはナオにも適用されるということです。これまで素直が生理痛が酷い日にナオを呼び出して学校に行かせていた時、いつもナオも本当は生理痛に苦しみながら学校に行っていたのです。そんなことはこれまで素直は全く気付いていなかったので、素直はこの事実を知って愕然とします。そして「どうして言ってくれなかったのか?」とナオに問いかけるが、ナオもまた「素直の役に立ちたかったから言えなかったのだ」と打ち明ける。ナオもアキと同じく本体の幸せのために尽くしていたのだ。ナオは素直が笑顔を取り戻して幸せになるための手助けをしたくて、生理痛に耐えながら懸命に学校に行き明るく過ごしていたのです。

そうしてナオとアキはその日の放課後、一緒に下校する。アキは「秋也は俺を消すと思う」と言う。もう復讐が終わった以上、秋也にとってアキの必要性は無くなる。だから秋也が自分を消すだろうとアキは分かっている。そしてその運命をアキは受け入れている。自分は使命を果たしたという達成感もある。これできっと秋也は立ち直ってくれる。自分はあの「帰ってきた人魚姫」に登場したドッペルゲンガーみたいに「自分が消えた後に本体が幸せになるための糧となる存在」なのだとアキは納得していた。あの「帰ってきた人魚姫」の結末で本体がどうなったかをアキがしきりに気にしていたのは「自分が使命を果たして消えた後、秋也はどうなるのだろう?」と心配していたからだったのです。

しかしアキのそんな覚悟を聞いて、ナオはそれでもアキと離れがたく思った。駅のホームでも「映画に行きたい」とナオはアキに言う。アキは「今から行く?」と返す。おそらく帰宅したら秋也は自分を消すだろうから、そんなにナオが自分と一緒に映画に行きたいのなら今行くしかないと思ったからだ。だがナオは「明日行こう」とあえて言う。アキはそんなことを言われても「じゃあ明日」なんて約束できない。「明日」なんて無いかもしれないのだ。それでアキは困って黙り込んでしまう。そんなふうにアキが困っているのはナオも分かっているが、それでもナオは「ごめん、約束なんてしちゃいけないのに」と謝りつつ「でもね、何があろうと私は」とアキの方に向き直り何か言おうとする。そこにちょうどホームに電車が入ってくるが、その瞬間、アキの身体がホームから線路に押し出される。何者かがアキの身体を強く押したようだ。それを見て思わずナオはアキの手を強く引っ張ってホームに引っ張り戻すのだが、その反動でナオの身体の方がホームから線路に転落してしまい、そこに電車が突っ込んでくる。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった

第4話を観ました。

今回はクラスの文化祭実行委員をクジ引きで男女1人ずつ選ぶという場面で、真樹がまず当たりクジを引き、女子たちが真樹と一緒に委員をやりたがらず嫌なムードになったところで夕がクラスの皆に向かって抗議したという場面の続きから始まります。夕は皆に真樹への扱いの悪さを抗議した後、自分が委員に立候補すると言い出す。だが海が先生に自分が当たりクジを引いたと申告し、委員をやると言い出す。

夕は自分が委員をやると言うが、海は夕を「言い過ぎ」だと諫めてクラスの皆に謝らせて自分がルール通りに委員を引き受ける。真樹に対する陰湿なイジメをしていたクラスメイト達に非があり、それに抗議した夕は正しいのだが、もともと真樹が嫌がらせされた原因が「夕が真樹と仲良くしていたから」であったので、あまり夕が真樹の方に肩入れしてクラスメイト達を非難してしまうと結果的に余計に真樹へのイジメが酷くなる可能性もあるわけで、海の裁定が最も穏便で賢かったといえます。だから真樹も海に感謝し、夕も海に感謝しますけれども、海は「本当は夕みたいに自分の気持ちを皆の前で堂々と言える人間の方が偉い」と自嘲し、どうもあんまり元気が無い様子なので真樹は引っかかります。その後、クラスの出し物を決めることになり、あまり良い案が出なかったので真樹が「空き缶モザイクアート」を提案して、それが採用となった。

その後、海は実はあの当たりクジは嘘であったと真樹に告白します。本当は白紙の外れクジであったのに当たりクジだと嘘をついて委員になったのだそうです。そのお蔭で真樹も夕の救われたわけなので海のファインプレーであったわけです。しかし不正行為ではあるわけで、真樹は海が夕の正直さに対して引け目を感じているのはこれが理由であったのかと思い、皆が嫌がる貧乏クジをあえて引き受けてくれた海のお蔭で助かったのだから良かったと言い、海の外れクジの白紙の紙に「当たり」と書き込んであげます。それで海も嬉しそうにします。

その後は2人とも実行委員の仕事で多忙となり、クラスの皆もそれぞれ役割を引き受けて頑張ってくれました。そうした作業を通じて皆の真樹を見る目も変わってきて、見直してくれるようになりました。それで海も嬉しそうにしますが、一方で空き缶モザイクアートの下絵を海が描いていたところに夕の絵がとても上手だと分かって、海は夕に下絵を描いてもらうことを決めますが、その裏で海の表情に陰りがあることには周囲は気付いていませんでした。

また、実行委員の仕事が忙しいので真樹の家での毎週恒例の金曜日の遊びもお休みとなり、真樹は自宅で1人で作業をしていた。だが煮詰まってしまい、つい海に電話をかけて「俺の家で一緒に作業しよう」と頼みます。本当は一緒に遊びたかったのだが、そこまでは恥ずかしくて言えず電話を切ろうとしますが、海は真樹の家に行くことを了承してくれて、2人はいつもの金曜日のように一緒に家でゲームをして遊びました。

その際、海は真樹に何かを打ち明けようとしますが、そこに夕が訪ねてくる。夕は最近海の様子がおかしいと感じていて、真樹の家で海が遊んでいることにも薄々気付いていたようです。というか、真樹と海の友達関係については海の方から夕に説明すると言っていたはずなのに、どうやら海は結局言っていなかったみたいです。だが夕は海が急に帰っていったので不審に思って真樹の家に来て海を見つけたのでした。

どうして夕が海に会うために真樹の家まで来たかというと、その目的は「どうして真樹と遊んでいることを自分に隠していたのか」の理由を教えてもらうためでした。真樹は「俺が秘密にしてほしいと言ったから」だと自分に原因があると説明しますが、夕はそうではないと思っているようです。あくまで海が何らかの理由で自分に対して秘密を作ったのだと夕は察しており、但しその理由が分からないので教えてほしいと言う。

夕は「自分は海のことを親友だと思っているが、海は自分のことを親友だとは思っていないのではないか」と不安になっているようです。それに対して海は「親友だと思っている」とは言いながらも、夕に真樹との関係を秘密にしていた理由は言おうとしない。ここで海の回想シーンが挿入され、海と夕は幼馴染の親友同士であったが中学時代に海の友達が何をやらせても華やかで上手くこなしてしまう夕の方と親しくなってしまい自分とは疎遠になっていったのがどうも海のトラウマになっているみたいだということが示唆される。

どうやら海は中学時代の友達みたいに真樹も夕と親しくなったら夕の方に靡いていってしまうのではないかと不安で、だから最初から自分と真樹の関係を夕には秘密にして、打ち明けると言いつつ打ち明けてもいなかったのでしょう。また外れクジを当たりクジだと嘘をついて真樹と一緒に実行委員になったのも、真樹や夕に助け舟を出すのが目的ではなくて、本当は単に「真樹と夕が一緒に実行委員をやって親しくなることを阻止したかったから」だったみたいです。そして、そんな自分の身勝手な本心を隠している自分と、皆の前で自身が嫌われるのを覚悟で真樹を庇った夕とを比べて自分の心の醜さを恥じていたのでしょう。だからあのクジ引きの日以降、海は元気が無かったのです。

結局、海は夕にも真樹にも本心を言わず「私、酷い奴だ」と謝って帰っていった。その後、週明けに海は何事も無かったかのように夕を家に迎えに行き一緒に登校したので真樹も驚くが、海は夕には「金曜のことは忘れてほしい」とだけ言ったそうです。夕は不安に思って真樹に相談して、真樹も困惑してしまう。とにかく海がこれまで1人で何か悩みを抱えていたのだということを理解した真樹は海と体育倉庫で2人で作業をして、その際に海は真樹を「お人よし」だと言い「私みたいな卑怯者に付け込まれる」と警告する。そして海は文化祭が終わったら事情を説明するから、ちゃんと話を聞いてほしいと言う。

そうして文化祭が始まり、空き缶モザイクアートも好評を博す。そんな中、夕が他校の女子を連れてきて、夕や海の小学校時代からの親友だという。しかし、その女子たちはかつて海から離れて夕と親しくなって海のトラウマとなった子達であり、海は親友ではないと言う。そしてその場で真樹や夕に向かって「私のちっぽけな劣等感の話」と言って自分の本当の想いを語り始める。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

ただいま、おじゃまされます

第4話を観ました。

今回は右沙田が「うさねこ部」で片想いのエピソードを描くよう編集に求められてしまい、片想いの心情が理解できなくて創作に苦しみます。そんな右沙田を励まそうとして凛子は右沙田をハグして、それで右沙田は凛子のことが気になるようになり、それでも凛子が左槻の恋人であることから苦しい気持ちになり、それによって右沙田は片想いの心情が理解できて、原稿を描くことが出来た。そして右沙田が左槻にライバル宣言したところで今回は終わりましたが、どうもあまり面白くなってこないようなので今回で視聴は切らせていただきます。

 

 

愛してるゲームを終わらせたい

第3話を観ました。

今回はみくが普段とは違う店に友達とランチを食べに行きたいという話をして、それを聞いていた優希也はあまり話題を膨らますことが出来ず、コンプレックスを感じます。中学時代からみくに対して劣等感を抱き、みくに相応しい男になるために精一杯背伸びをしてきた優希也は、妹の持っているラブコメ少女漫画に登場するイケメン彼氏キャラみたいに上手にみくをリードしたいと思う。更にみくの叔父の店でバイトしている女子大生の雛子に「相手に喜んでもらうためにはお金と手間をかけるべき」と吹き込まれて、みくのために豪華なデートプランを立てて「俺が手本を見せてやる」と言い、みくを誘い出します。

みくは優希也が「愛してるゲーム」をやろうとして自分をデートに誘ったのだと思い、返り討ちにしてやろうと、思いっきりオシャレをして待ち合わせ場所に行った。ところが優希也は妙にキザな感じで、みくを高そうな服屋に連れていき、予約していたドレスをみくに着せようとする。とんでもなくやらかしてしまっている優希也だが、キザな態度は妹の少女漫画に登場するイケメンの真似であり、ドレスは雛子の言葉を真に受けての結果であった。

みくは大いに困惑しますが、フィッティングの際に服屋の店員がおそらく優希也がサプライズをしようとしてるんじゃないかと言い、優希也が一生懸命にドレスを選んでいたという話を聞いて、みくは恥ずかしいけどドレスを着る。すると更に優希也はみくを高級レストランに連れていき、高そうなランチを食べさせる。どう見ても高校生には場違いな店でドレスを着てランチを食べるという拷問のような恥ずかしさにみくは緊張しまくるが、優希也は相変わらずキザなセリフを連発する。いやマジで共感性羞恥のレベルが高すぎて、見てるこっちも拷問です。

その後も遊園地に行き、優希也の不可解な行動は続くが、みくも慣れてくる。しかし最後にお城の前で夜景を見ながら優希也がみくに「目を閉じてくれないか」なんて言い出して、みくはキスされるのかと思って、さすがに焦る。それでも覚悟して目を閉じると、優希也はみくの頭になんとティアラを被せ「今夜は俺だけのプリンセスだ」なんて言う。こいつ狂ってると見放しそうになるが、これはさすがに恥ずかしすぎるのでみくも優希也に「今日ヤバいよ」と指摘すると、優希也もずっと本当は自分の行動がヤバいことは自覚していたみたいで、さすがに照れます。でも同時に「インパクトはあっただろ」と開き直る。

こんなヤバいことをする奴は他にいないから、みくにとって初めての経験だったはず。だから「お前の初めては誰にも渡さない」なんて言って、優希也はフラついてみくに抱き着く。みくは優希也に迫られたと思って焦るが、優希也は必死にデートプランを考えて夜更かしばかりしていたので疲れていただけであった。「背伸びしなくてもいいのに」とみくは言うが、優希也は背伸びしなければみくに追いつけないと思って「それじゃダメだから」と、みくを抱きしめる。それに対してみくは「大丈夫だよ、今日すごく楽しかったよ」と優希也を抱きしめ返してあげる。それで優希也はみくに慰められてしまって、まだ自分はみくに敵わないと悔しく思うが、みくは「背伸びしなくても好きだから大丈夫」という気持ちであった。

その後、優希也が席を外した間に、みくは優希也の荷物の中に付箋をびっしり貼った少女漫画を見つけて、今日の優希也のキザな言動の全てが少女漫画の受け売りであったことを知る。そして付箋を貼ったページの中にキスシーンもあるのを見つけて、まだ続きがあるのかと思い焦ります。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

2026年春アニメのうち、4月27日深夜に録画して4月28日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。

 

 

とんがり帽子のアトリエ

第4話を観ました。

今回はココが魔法陣の描き方を練習している場面から始まります。ココはダダ山脈の試験に行った際にアガットから借りた飛び靴をダメにしてしまっていた。それを修理して返そうと思っているのだが、靴裏に描いていたのに消してしまった魔法陣も描き直してアガットに返したいと思っている。だから魔法陣を描く練習をしているのだが、どうしても線がヘロヘロになってしまって上手く描けない。それを聞いたキーフリーは「ペンが合っていないのかもしれない」と言う。キーフリーがココに渡した魔材、つまり魔法を描くための画材一式はキーフリーのお下がりであって、ココに合わせたものではない。やはりココ本人の感覚にピッタリ馴染む魔材の方が望ましいということで、キーフリー先生は「魔材屋さんに行こう」と提案する。

そういうわけでココたち弟子4人はキーフリーに引率されてカルンにある魔法使いの街にやってきた。そこには年寄りから子供まで、数多くのとんがり帽子を被った魔法使いたちが溢れていて、ココはそんなに多くの魔法使いを一度に見たのは初めてだったので大興奮します。そうしてココはキーフリーに連れられて魔材屋に向かいますが、アガットは別の店に行きたいからと言って別行動をとり、後で魔材屋で落ち合うとのこと。やはりアガットは前回の試験の後もココには冷たい態度を続けており、ココとしてはもっとアガットとも仲良くしたいので、そういうのもあって飛び靴を元に戻して返したいと思っているのです。

アガットを除いた4人は魔材屋に着き、ココ以外はテティアもリチェも魔材屋はお馴染みみたいです。ココは初めて魔材屋の中に入ってみると、中には大きな樹が生えていて驚く。そこに魔材屋の店主が現れて、その樹は「銀葉樹」という名前だと教えてくれます。店主はノルノーさんという老人で、この店にある魔材は全てノルノーさんと孫のタータさんの作ったものだとのこと。そしてノルノーさんはまずココに「魔墨」の抽出作業を見せてくれた。

魔法使いは特殊なインクである「魔墨」を使って魔法陣を描くことで魔法を発動させることが出来る。前回はココは不慣れなペンではなく石ころに魔墨を付けて線を引き魔法陣を描いて魔法を発動させた。つまり「魔法」の力の源泉は個人の特殊能力でもないしペンでもない。「魔墨」こそが魔法の力の源泉なのだ。その「魔墨」がどのように作られているのか、ここで初めて描かれることになる。

銀葉樹は元気な時は白銀色の樹なのだが、死んだ枝は黒く染まる。その枝の黒い成分は「魔血」といい、樹そのものにとっても人間にとっても毒なのだが、死んだ枝を切り取って湯に浸けて黒い成分を溶かしてしまい、その黒く染まった湯から余分な水分を取り除いたものが「魔墨」の原液となるのだそうだ。つまり銀葉樹こそが魔法の源なのだといえます。他の樹からはこのような「魔血」が採れることはないのだ。

ノルノーさんはココが「杖」つまりペンを買いに来たと聞くと、試し書き用にと、抽出したばかりの魔墨を小瓶に入れて分けでくれました。そうしてココがペンを吟味しようと店先に出たところ、店の外に「目玉の模様をした仮面」の人物が立ってこちらを見ているのに気付いた。その「目玉の模様の仮面」というのはココが幼い頃に祭りの会場でココに「魔法の絵本」を売りつけた魔法使いと同じ仮面でした。つまり「禁止魔法」の描かれた「禁書」を売っていた組織の人間だと思われる。その組織の人間を見つけて同じ「魔法の絵本」を手に入れれば母親を救えるかもしれない。そう考えたココは反射的にその仮面の人間を追いかけてしまう。仮面の人も逃げていき、ココは懸命に追いかけていった。

一緒に店先に居たテティアとリチェは驚いてココを追いかけていき、露店街の途中でアガットとも遭遇したのでアガットも連れて3人でココを追いかけます。アガットは新しい靴を探していたみたいです。そうして3人でココを追いかけ、ココは仮面の人を追いかけますが、アガットがココに追いついて捕まえたところ、ココも仮面の人を見失ったことに気付く。だが途中で煙幕みたいなものを突っ切って、3人と一緒にココを追いかけていたフデムシだけが煙幕の外に取り残され、ココとアガットとテティアとリチェの4人だけが煙幕の中に消えていく。

3人がココに追いついて4人で立ち止まった時には仮面の人の姿はなく、4人はさっきまで居たはずのカルンの街とは違う空間に迷い込んでいた。真っ白な壁や床で、他の人が誰もいない迷路のような空間でした。つまり4人は何時の間にかカルンではない別の場所に転移してしまったということになる。だが扉窓のような転移用の魔法器を使ってはいない。そうなると「身体に直接に転移魔法をかけられた」ということになる。しかし、それは「禁止魔法」です。つまり禁止魔法を使う魔法使いが4人を迷宮のような空間に転移したということになる。

その迷宮にはドラゴンが住みついており、4人はドラゴンに追いかけられる羽目となってしまい、行き止まりに追い込まれ、このままでは食べられてしまう。テティアは思わずココを非難する視線を向けてしまい、ココは責任を感じて深く傷つく。そんなふうにココを傷つけてしまったことに気付いてテティアも動揺しますが、アガットがとにかく魔法を使って事態を打開して逃げ切ろうと言い、テティアが風魔法で上着を飛ばしてドラゴンの気を引いている間に壁に魔法で穴を開けて逃げることにする。だがココが壁に魔法陣が描かれているのを見つけてアガットに教えようとして肩を叩いた弾みでアガットの描いていた穴開けの魔法陣が台無しになってしまい、アガットはココを怒鳴りつける。幸いリチェ同じも魔法陣を描いていたため壁に穴を開けて行き止まりから逃れることは出来たが、それでますますココは責任を感じ、疎外感を覚えてしまいます。

一方で魔材屋で何時の間にか弟子3人が居なくなっていることに気付いたキーフリーは慌てて3人を探すが、そこにノルノーの孫のタータが来て「ココが変な魔法使いを追いかけていくのを見た」と言う。キーフリーがどんな魔法使いだったかと問うと、タータは「目玉みたいな模様の仮面をした魔法使い」と言う。それを聞き、キーフリーは「ツバーリボー」だと気付く。そういう格好は昔の魔法使いの装束であり、ツバーリボーの連中はそういう昔風の魔法使いの服装を好むのだそうです。

キーフリーは「ココがツバーリボーを探す上での手掛かりになる」とは思っていたが、まさかツバーリボーの方からココに接触してくるとは想定していなかった。だが、どうやらツバーリボーにとってココは「特別な存在」のようです。「特別な存在」だから子供の頃のココに禁書を渡したのか、それとも禁書を渡して魔法を発動させたから「特別な存在」となったのか、そのいずれなのかは分かりませんが、とにかく現時点でツバーリボーがココを特別視しており、今回もココを誘い込んで迷宮に転移させることが目的であったようです。アガット達まで巻き込まれて一緒に転移させられるとは想定外だったようですが、果たしてツバーリボーは何を企んでいるのか現時点では不明です。そしてキーフリーはココ達からはぐれたフデムシの案内でココ達の消えた場所へと向かい、ココ達の手掛かりを探そうとします。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話

第4話を観ました。

今回は統悟が朝のパトロールに行くため自宅を出る場面から始まる。ちなみに休日なんですが、休日でも風紀委員の腕章を付けて早朝から風紀取り締まりのパトロールに出かけるんですね。こいつやっぱりアホだわ。そうして統悟が家を出て、すぐ近所にあるポエムの家の前を通りかかると、ポエムによく似た顔の中学生女子がジョギングしてきて統悟とすれ違う。統悟はその少女があまりにポエムに似ていたので思わず「ポエムさん」と口に出してしまう。すると少女が立ち止まり「お姉の友達ですか?」と質問してくる。

なんとこの少女はポエムの妹だったのです。早朝ジョギングしていたところ、統悟が姉の名前を口にしたので姉の友達だと気付いたようです。「ポエムさん」ということは「ポエム」が人の名前だと認識していることを意味し、「ポエム」なんて変な名前の人間は彼女の姉しかいないので、すぐに目の前の相手が姉の友人だと察したのでした。ちなみにこの妹は姉の「ポエム」という名前を「そんな変な名前は他にいない」なんて言ってますけど、妹本人も「鈴句」と書いて「リリック」というキラキラネームであり、姉といい勝負なのです。

一方、ポエムは休日の朝なのでゆっくり寝ていたのだが母親に朝食が出来たのでキッチンに降りてきて食べるようにと言われて、起きて1階のキッチンに行くと、なんと統悟がリリックと一緒に朝食を食べて談笑していたので驚き、慌てて顔を洗って再びキッチンに行くと統悟を怒鳴りつける。平和なはずの休日の朝、いきなり寝巻のまま寝起きの顔をちょっと好きな男子に見られてしまうという辱めを受けてしまった原因は、統悟が勝手に自分の家に上がり込んで朝食を食べるという異常行動をとっているせいなのであり、ポエムの怒りも当然といえます。

ただ統悟もさすがに単独でこんなことが出来るとも思われず、リリックが勝手に統悟を家に上げたのかとポエムは疑う。しかし、そうではなく、リリックがジョギング中にたまたまポエムの友達と思われる統悟に出くわして、自宅の前でそのまま立ち止まって話し込んでいたところ、ちょうど家から出てきたポエムママが、先日学校に弁当を届けに行った際に面識のできた統悟が娘と喋っているのを見て、家に入って朝食を食べるよう誘ったのだそうだ。

母親のせいだと分かってポエムは母親に抗議しますが、そんなポエムの姿を見て統悟は自分のせいでポエム母子の仲が悪くなってはいけないと焦り「すぐに帰ります」と言って、それでも食事を残すのはいけないと思い、慌てて朝食をがっついて食べる。するとポエムは統悟が帰ってしまうのを寂しく思ってしまう。その微妙な表情の変化を見て、ポエムが統悟のことを好きなのだと見抜いたリリックは姉の恋路を応援しようと思いつき、統悟を引き留めて、結局統悟は朝食を食べた後もおやつもいただくことになりリビングでポエムとリリックとお喋るすることになります。

そこでリリックは統悟を質問攻めにする。まずいきなり「2人は付き合ってるのか?」と質問し、統悟が「お付き合いしてません」とキッパリ答えるのでポエムはちょっとガッカリする。だが統悟がポエムと付き合っていない理由が「そもそも不純異性交遊は校則で禁止」というものだったので、ポエムはちょっと安心する。別に自分のことを嫌いで付き合ってないわけではないみたいだからです。リリックもそう思い、更に統悟に「付き合うことに興味は無いの?」と質問する。それに対して統悟は「恋愛に興味が無いこともないですが、学生の本文は勉強ですから」とキッパリ答える。ずいぶん立派な答えだが、勉強できないクセにずいぶん偉そうなことを言うものです。

リリックは「恋愛に興味はある」という統悟の言葉に食いついて「じゃあ好きな女性のタイプは?」とグイグイ質問を続ける。統悟は考え込んで答えが出ない様子であるのでリリックは「じゃあ、うちのお姉はどうですか?」なんて言い出し、ポエムの良いところを説明する。それに対して統悟は大いに同意して「ポエムさんは可愛らしくて心優しい素敵な女性です」と応じたので、リリックはそこまで肯定的な反応が返ってくるとまで思っていなかったので驚き、「じゃあ付き合っちゃえばいいじゃん」「なんでこれで付き合ってないの?」とドン引きとなる。どう見ても相思相愛なのに付き合っていない姉と統悟がリリックには理解不能であったのでした。

さすがにポエムも恥ずかしくてたまらなくなりリリックに対して怒り出し、統悟は何だかよく分からないけど急に姉妹喧嘩が始まったので仲裁しようとする。そこにポエムママがプリキュアのキャラ絵のパンケーキを持ってきて、ポエムとリリックが小さい頃に一緒にプリキュア映画を見に行った時の思い出話を語り始めて、ポエムとリリックを辱めたりします。ここでプリキュア映画の場面が挿入されるが無駄に長くて本格的で笑えた。客席の子供たちがプリキュアのピンチにペンライトを振るという定番の趣向も盛り込まれ、ママが張り切ってペンライトを振って、この時点から娘2人を恥ずかしがらせていたのも可笑しかった。

そんな感じで結局は統悟は夕方までポエムの家で遊ぶことになってしまい、楽しい休日を過ごしました。そして統悟の帰りがけにポエムはちょっと恥ずかしそうに「リリがいろいろ余計なこと言って悪かった」と謝る。「付き合っちゃえばいい」とか言ってたことで統悟が嫌な思いをしているのではないかとポエムは心配だったのですが、統悟は「いちいち真に受けたりしませんよ」とにこやかに応じて帰っていく。

つまり嫌な気はしなかったということで、それ自体は良かったのですが、「真に受けたりしない」というのはちょっとポエムはガッカリしました。「付き合っちゃえばいい」と言われて「真に受けない」というのは、つまり全く脈が無いということのようにも思える。少しぐらい動揺してほしかった。そう思ったポエムは「ちょっとは真に受けてもいいのにさ」「バーカ」と小声で愚痴る。すると去り際の統悟の耳にそれが聴こえたようで、統悟は振り返って「何か言いました?」と聞いてくる。ポエムは慌てて誤魔化しますが、実は統悟には「真に受けてもいい」という言葉は聴こえていた。しかし統悟にはポエムが「付き合うことを真面目に考えてほしい」と思っているという真意は結局理解できなかったのでした。

なお、こうして休日の朝から夕方までポエムの家に居た統悟であったが、ポエムの父親には会わなかった。父親は早朝から出かけていたらしい。そのポエムパパと統悟が出くわす話が後半パートで描かれます。放課後に寄り道をしていたポエムは一旦下校してから風紀取り締まりパトロールに出ていた統悟と出くわすが、統悟は先日ご馳走になったポエムの家へのお礼の品として電源タップを買おうとしていた。ポエムはそれを制止して「気持ちだけでいい」と言うと、統悟はまたお礼に来ると言うのでポエムは嬉しくなります。だが、その後一緒にお喋りしながら帰宅してると途中で統悟がいなくなってしまった。

統悟は同じ学校の不良生徒たちが路上でラップバトルをしているのを見かけて、ラップバトルというものについては全く知らなかったのだが、とにかく自分の学校の生徒が往来で道を塞いで人々に迷惑をかけているのを止めさせなければいけないと思って、ポエムのもとを離れて1人で割り込んでいったのでした。しかし、このラップバトルをたまたま通りかかったポエムパパが見物していた。

ポエムパパは「小日向頼武」という名前で「頼武」と書いて「ライム」と読む。そのライムは真面目一徹の家族思いのサラリーマンだが、若い頃はかなりヤンチャをしており、ラッパーだったようだ。娘に「ポエム」とか「リリック」とかいうキラキラネームを名付けた張本人は絶対にコイツです。妻と出会い結婚して家庭を持とうと決めた時にラップからは完全に足を洗ったライムであったが、これまでの人生でただ1つだけ心を燃やしたラップへの情熱は心の奥底に未だに燻っており、ラップバトルをしている若者を見ると、ついつい足を止めて見入ってしまう。

今回も若者の稚拙なラップを見て、自分ならばもっと上手くやれると思いウズウズしてしまう。だが「今の自分には無関係」と思い立ち去ろうとする。ところがそこに統悟が現れてラップをしている不良たちに対して何やらまくしたてているのを見て、ライムは「どう見てもラップと無関係な若者がラップバトルに乱入してきた」と思って驚き、立ち止まる。

不良たちは風紀委員の統悟をこの場の空気を利用してやり込めてやって追い返そうと、「権力の犬のお前はハイエナの集まるこの場に相応しくないからとっとと尻尾を巻いて帰れ」という趣旨のラップでディスってくる。それを聞いた統悟はそれがラップということは理解しなかったが、とにかく上手い言い回しで言い返せばいいのだと思い、「夜行性のハイエナと違い我々は高校生だから早く帰宅して学校の品格を守るのが大切」などと風紀委員らしい固いことを言うが、それがたまたまちゃんと韻を踏んでいたので観衆たちに大ウケする。

観衆たちも統悟がどう見ても普段はラップを嗜んでいないことは分かっており、そんな統悟を自分の得意分野で叩こうとしている不良たちの態度に不快感を抱いていたので、統悟が上手くラップで返したので一気に統悟の味方が増えたのです。ライムも統悟が普段の生活には全く馴染が無いであろうラップに果敢に挑戦して自分の信念を表現する姿を見て、今の自分が失ってしまった情熱をそこに見出し、目が離せなくなる。

そのように観衆の空気が不利になったのを感じて焦った不良たちは「学校の品格なんか興味ない」「成績なんて気にしない」「仲間と好きなことする時間だけがリアル」「いい子ちゃんには分からない美学」だというようなことをラップで返して、自分たちはどうせはみ出し者だけど、はみ出し者の美学があるのだから、分からない奴には分かってもらおうとは思わないと開き直る。それは一見するとカッコいい言葉であったが、ライムから見ればいかにも不良の常套句のような陳腐な言葉のオンパレードであった。しかしそれは統悟のような優等生(?)を強く拒絶する言葉であったので、ライムは統悟がその拒絶に対してどういうディスで返すのか注目した。

しかし統悟は「成績なんて気にしないと言うわりに、見事なまでの頭の回転」と不良たちの当意即妙の言葉のチョイスに感心し、学校でラップ部を創設することを提案する。そして自分も風紀委員として力添えに尽力したいと申し出る。それを聞いて不良たちも心を動かされ、統悟と握手して今後は自分たちのラップで学校に貢献して、人に誇れる生き方をしたいと前向きになる。そして不良たちは統悟と固く握手をする。

そんな統悟の姿勢を見ていたライムは見事だと感心する。自分と住む世界が違う者たちに対して分け隔てる壁を作らず、本音をぶつけ合った末に良い部分は認めて手を繋ごうとする。そういう考え方は自分が若い頃にラップバトルをしていた時に心掛けていたものと同じだと思いだしたライムは、むしろ今の自分の方が過去の自分との間に頑なに壁を作る心の狭さがあり、本来の自分の良さが失われていたのだと思い知らされた。

そうしてライムは統悟に話しかけ「ディスに終始せずリスペクトも忘れないその姿勢、とてもクールだった」と称えて「良いラップバトルだったよ」と褒める。統悟は「ラップバトル」と言われて何のことか分からず「は?ラップ?」「あぁ、ハイ、どうも」と微妙な対応となるが、ライムは手を差し出して「手合わせ願いたいものだ、いずれ私と」と統悟と握手しようとする。ライムももうつまらない拘りは捨てて、家族思いの真面目なサラリーマンをやりながら自分の大好きなラップを誇りを持ってやっていこうと決意できたのでした。

そんなライムの言葉の意味はよく分からないながらも統悟がとにかく握手しようとしたところ、探し回った挙句にようやく統悟を見つけたポエムがやってきて統悟に声をかけ、ライムが自分の気に入ったラップ風紀委員の少年が自分の娘のボーイフレンドだと知ってショックを受け、思わず統悟を殴ってしまうというオチで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。

第4話を観ました。

今回はバーティアがセシル王子の側近候補たちの恋路を応援しまくる話となりました。前回はハルム学園に入学したバーティアが乙女ゲーム世界のヒロインであるヒローニア嬢とセシルをくっつけようと画策した1年間の出来事が描かれたが、今回はその1年間、同時並行でバーティアがセシルの側近男子たちの恋を成就させるために奔走もしていたという裏話が描かれた。

どうしてバーティアがそんなことをしていたのかというと、乙女ゲーム世界においては彼ら側近たちもまたヒロインの攻略対象キャラだからである。つまりヒロンが側近の誰かと恋に落ちるルートに進めば、セシル王子はヒロインと結ばれることはなくなり、それはこの乙女ゲーム世界では「セシル王子が不幸になる」ということを意味する。セシルを幸福にすることを最優先しているバーティアとしては「何としてもセシルとヒローニアが結ばれるようにせねばならない」と思っており、そのために「セシルとヒローニアを接近させる」という画策と同時並行で「他の攻略対象がヒローニアと結ばれないようにする」という画策も進める必要があった。

そのために「セシルの側近たちがヒローニア以外の他の女性と結ばれればいい」と考えたバーティアは、側近たちの恋路を応援し始めた。まずはセシルの側近の脳筋男のバルドとバーティアの取り巻きの1人であるシンシア嬢が婚約者なので仲を深めようと画策する。バーティアはシンシアが前世のゲーム知識では病弱な設定だったと記憶していたので、馬術の稽古に連れだして馬術の得意なバルドにシンシアを教えてもらい仲を深めさせようとするが、シンシアは病弱ではなく元気で馬術も得意だった。数年前の王都での流行り病が流行らないようにシナリオを変えてしまったせいでシンシアがその病気の後遺症で病弱になったという設定が無かったことになってしまっていたのだ。しかし結局、馬術が得意な者同士で意気投合してバルドとシンシアの仲は深まったのであった。

また、兄の婚約者に惚れているのを隠さねばならず屈折してプレイボーイとなったという設定を持つ側近のチャールズの兄の婚約者というのが自分の取り巻きの1人であるアンネ嬢であることに気付いたバーティアは、それならチャールズの背中を押してアンネと結ばれるようにしてやればいいと考え、チャールズとアンネが一緒にいる場でチャールズがアンネを好きだとバラしてしまう。混乱したチャールズがアンネへの本当の想いを口走り、次男の自分ではアンネを幸せに出来ないのだと愚痴ると、バーティアやセシルが努力をするよう励まし、アンネもチャールズの気持ちに応えたいと言い、2人の仲は深まった。

続いてバーティアはゲームの攻略対象であるセシルの弟のジョーン殿下が婚約者であるバーティアの取り巻きのジョアンナ嬢に対して苦手意識を持っているみたいだと知り、2人の仲を深めるためにお菓子好きのショーンのためにお菓子を作ろうとジョアンナを誘う。そのためにお菓子作りの得意な同じく取り巻きのシーリカ嬢に講師をやってもらうことにした。そのシーリカはセシルの側近のネルトと幼馴染だが最近はギクシャクした関係で悩んでいた。

ジョアンナの方はお菓子作りの才能が絶望的に無かったが、せっかくバーティア達が応援してくれたので仕方なく失敗作のお菓子をショーンに渡します。すると今までは完璧すぎるジョアンナに気後れして苦手に思っていたショーンが初めてジョアンナに可愛いところがあると知って守ってあげたいと思い、2人の仲は深まった。一方、いつもお節介なシーリカに対してイラついたネルトがキレて怒鳴ったところ、バーティアがネルトを叱ってシーリカの献身はネルトへの愛だとか勝手に言ったのでシーリカは怒りますが、ネルトはそうしてバーティアに叱られた結果、シーリカの自分への想いに気付き、2人の仲は深まった。このようにゲームの攻略対象たちはクールガンを除いてはヒローニアに興味を示さない状態となってしまい、更にセシルにも全く相手にされないまま入学後1年が過ぎ、ヒローニアはゲームシナリオ通りに上手くいかない自分の転生後の人生に苛立つのでした。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

2026年春アニメのうち、4月26日深夜に録画して4月27日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。

 

 

杖と剣のウィストリア Season2

第15話を観ました。

今回は遂にウィルの覚醒回となりましたが、正直言って何がどうなってこうなったのかよく分かっていません。そういう意味で納得感はあんまり無いし、ちょっと陳腐でベタに過ぎるとも思っている。ただ、そういうのを全部吹き飛ばすほどの圧倒的な力技で押し切られた感がある。Sランクに一気に到達した1期の11話の時もそうだったが、この作品はそういう作品なのです。少年漫画の王道展開で力押ししてくる。というか、まだ物語が序章なので世界観がまだほとんど明かされていないので、どうしてもそういう感じになってしまっているだけであり、本当はもっとちゃんとした物語なのだと思う。おそらく次回あたりに世界観がある程度明かされるのではないかと期待しています。とにかく今回は物凄い神回でした。

魔素を吸って強化したディヴェンテと交戦して絶体絶命の窮地に陥ったウィルを身を挺して庇ったのはルームメイトのロスティであった。そのロスティがディヴェンテの剣で身体を貫かれて粉々に砕け散ったのを見て絶望したウィルは地上に向けて落下していくが、ワークナー先生がドラゴンに乗って飛んできてウィルを空中で抱き止めて救出する。しかしウィルの剣は地上に落下して無情にも大地に突き刺さり、ウィルは剣を失い、更にロスティを救えなかった後悔で錯乱状態となる。

央都リガーデンの戦況は、せっかくメイジやドワーフの奮戦で立て直していたところにディヴェンテ達の強化覚醒によって再び防御線が突き崩され、塔を防衛するのに手いっぱいでもう街の人々を守ることも難しくなってくる。そんな戦況を見かねて塔の最上部ではマギアヴェンデの5人の中でも意見が割れる事態となってしまう。あくまで「天上の侵略者」への備えの結界を維持するマギアヴェンデの安全を最優先して現時点では静観すべきだというアロンとキャリオットとエルノールに対して、ゼオは単身でも地上に降りて戦おうとし、エルフィはアロンに命令の撤回を要求する。

一方でワークナーと共に戦場から離脱したウィルは「僕が魔法を使えないせいで誰も守れない」と絶望する。「エルフィが連れていかれた時と同じだ」などと言ったりするが、このあたりのウィルの幼少時の出来事についてはまだあまり詳細に語られていないのでよく分かりません。とにかくロスティを守れなかったことでウィルは自分に絶望してしまったみたいで、もう完全に戦意喪失していますが、ワークナーとしてはこの絶望的な戦況をひっくり返す切り札としてウィルに期待しているところがあるようなので、これは困ったことです。

というか、そもそもワークナーがどうしてそこまでウィルに期待するのかイマイチよく分からない。確かにウィルの剣が「メイジ殺し」を駆使してくる敵に対して有効な対抗手段であるのは間違いないが、味方の奮戦によって「メイジ殺し」を持つ敵はもう既にだいぶ減らすことは出来ているし、それなりに対抗する方法も確立できている。現在戦線が崩壊している主要な原因はディヴェンテの集団の脅威の方であり、ディヴェンテに対してはウィルの力では到底及ばないことはさっき立証されたばかりです。確かにダンジョン特別実習の時に見せた「魔法剣」みたいなウィルの不思議な力ならばディヴェンテにも勝てるかもしれないが、あれはあの時しか発動しなかった未知数の力であり、再び発動するかどうかも怪しい。ただ、あの時ワークナー先生はウィルのあの力について何か知っている様子であったので、だから期待しているのかもしれない。

しかし敵の襲撃を受けて、ワークナー先生はウィルを庇って戦いますが、ドラゴンを撃墜されて2人とも地上に墜落します。地上は絶望的な戦況となり、各所でウィルの仲間や恩師たちも絶体絶命の危機に晒されていくが、そんな中、アロンから全権を委任されて地上の戦いの指揮をとっていたアイリスが万策尽きて項垂れているところに小人族のフィンが現れる。「光の一族」といわれる謎の一族の者であり、どうもマギアヴェンデの長のアロンやリガーデン魔法学院の校長とも親しい仲であり、そしてウィルに関して何か秘密を知っているらしき人物であるが、そのフィンがその場に突き刺さっていたウィルの剣を引き抜いて「剣は今、どこにいる?」とアイリスに尋ねる。

フィンはウシルの行方を探しているようであったが、そのウィルは地上に堕ちて、ワークナー先生はウィルを庇って敵の攻撃を受けて身体を貫かれて瀕死の状態となっていた。そしてワークナー先生は「お前ならきっとこの都を救える」などと言う。だがウィルはワークナー先生まで守れなかった自分の無力に更に絶望を深くして「魔法も使えない僕なんかじゃ無理です」と泣き崩れる。しかしワークナー先生はウィルを抱きしめ「先生な、ずっと嘘をついていたんだ」「お前は魔法を使えるよ」「みんなに希望を示すたった1つの魔法を」と言うと力尽きる。

ウィルはワークナー先生が死んだと思い、何とかその命を引き留めようと「待ってください」「僕の魔法って何ですか」「教えてください」と取り乱して縋りつく。するとそこにウィルの剣を持って現れたフィンがウィルの発した問いかけに答えるように「ちっぽけな意志」「そして何物をも切り裂く白銀の光」と呟きながらウィルに近づき、ワークナーは死んでいないことを教えてくれる。どうやら蘇生魔法みたいなものを自分でかけていたみたいで、ワークナーは時間が経てば復活するみたいです。

ただ問題はワークナーが言い残した言葉の方です。「ウィルが魔法を使える」とは一体どういうことなのか。ウィルはどうして自分が都を救えるのか、自分が使える魔法とは何なのか、どうやらフィンが何かを知っている様子なので尋ねてみますが、フィンは「魔法といっても炎や風を操れるわけではない」と言う。フィンの言うには、ワークナー先生が言っていた「ウィルだけが使える魔法」というのは「意志」や「想い」や「自らを奮い立たせる自己暗示の類」なのだとのこと。

それを聞いてウィルはガッカリします。てっきり本当に自分には隠された魔法を使える能力があるのかと一瞬期待してしまったのだが、ワークナー先生は単なる精神論を述べただけだったのかと拍子抜けしてしまいました。「そんなものなんかじゃ皆を救うことは出来ない」と肩を落とすウィルであったが、フィンはそんなウィルを「バカなことを言うなよ!」「最も重要なことじゃないか!」と一喝する。

フィンは「自己を変革できない者に、世界を覆すことなど出来ない!」「この世界で君が目指したものとは、そういうもののはずだ!」とウィルを諭す。確かにその通りです。ウィルは魔法を使えない身でありながら剣の力で魔法の世界の頂点を目指してきた。そんな不可能なことをやり遂げようと考えていた者が今さら「自らを奮い立たせる意志の力」を「そんなもの」などと軽んじるなど自己矛盾も甚だしい。

ただ、ここでフィンが言っているのはそういう精神論だけではないようです。ここでフィンが言っている「世界を覆す」というのは「無能者が魔法の頂点に立つ」という意味での「価値観の転倒」というだけの意味ではないと思われる。フィンはウィルに剣を突きつけて「思い出せ!君の起源を」「取り戻せ!君の始まりを」と言いつつ、「鍵は既に解き放たれている」と言って剣を地面に突き刺し、「さぁ剣をとれ」「旅に出よう」と言い拳を握りしめて血を流し、その血を剣に注ぎ「闇の丘を越え、偽りの空を超えるために」と言うと、剣から光が放たれる。

ここでフィンはどうやらウィルの起源について話をしているようです。それはおそらくあのダンジョン特別実習の時に顕現したウィルの魔法剣のような不思議な力の起源の話です。そして、その力は「闇の丘を越えて、偽りの空を超えるため」の力であるようです。「闇の丘」というのはよく分からないが「偽りの空」というと「天上の侵略者を防ぐために空を覆う大結界」と関係があるように思える。つまり「この世界の根本的な危機を解決するための究極の切り札」のような印象です。それがつまり「世界を覆す」ということなのでしょう。

具体的なことはよく分からない。ただ「君はもう答えを知っている」「その胸に宿る魔法の名を」というフィンの言葉を聞きながら、ウィルの心の中にどうやら過去の失われた記憶の断片らしきものがフラッシュバックしており、どうもウィルはもともとそうした事情を知っており、何らかの理由で記憶を失っていたようです。そうしてフィンに「産声を上げろ!」「君の魔法の名は!?」と問われるとウィルは立ち上がり光を放つ剣を地面から引き抜き、剣を構えて「勇気!」とフィンの問いに答える。つまりウィルの魔法の名は「勇気」というらしいのだが、これは単なる精神論ではなく、それなりに根拠のある言葉なのだと思われる。

そして剣を握って「勇気」という魔法の名を口にしたウィルの髪が白銀色に光輝き長く伸び、それを見てフィンは満足そうに「リミットオフ」と言い、ウィルに「さぁ、抜き放て!」と号令をかける。ウィルはそれに応えて光のような速さで跳び出していき、都の街中を目にも止まらぬ速度で突っ走りながらディヴェンテたちを屠っていき、仲間達の危機を救っていきます。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

メイドさんは食べるだけ

第4話を観ました。

今回はまず前回のイオン飲料の噺の続きで、熱中症になりかけていたので空にイオン飲料をもらって休憩していたスズメの前に和素王メイドが現れた場面から始まる。彼女はリコッタという名で、イギリスでスズメと同じお屋敷で働くメイド仲間みたいです。スズメのことが心配なご主人様がスズメの様子を見るためにリコッタを日本に来させてくれたみたいです。リコッタはスズメに夏服のメイド服を渡して着替えさせて、一緒にビスケットを食べます。英国製のビスケットが売っていたので嬉しくてスズメが買っていたものらしい。リコッタはスズメが大好きみたいで、ちょっとツンデレっぽいですが、もうちょっと日本に滞在してスズメの様子を見るとのこと。またスズメは空に連絡してイオン飲料の礼を言い、何かの形でお礼をするようです。

続いて、スズメがアパートの外を掃除していると、1階の端の部屋の前の床に段ボールの四角い切れ端が落ちていた。その部屋は空き部屋なので住民の持ち物だとは思えず、スズメはゴミだと思って捨てておいた。しかし翌日も同じ場所の同じような段ボールの切れ端が落ちていた。それでスズメはまた捨てたが、その翌日も同じ場所に同じような段ボールが落ちていたので、さすがに変だと思った。そこで「これは何かの事件ではないか」と思い、スズメは電柱の陰で張り込みをしてその部屋を見張ることにした。その際に張り込みなのでアンパンと牛乳を持参し、その味を堪能しているうちにまた段ボールが置かれていた。

スズメが驚いて段ボールを拾い上げて推理していると、いかついスキンヘッドにサングラスの大男が「段ボールをいつも撤去してるのはお前か?」と因縁をつけてくる。スズメはビビリながら勇気を出して「ここにゴミを捨てないでください」と言い返すが、実は男は悪い人間ではなく、端の部屋の前の廊下の天井にツバメが巣を作っていて、そこから卵やヒナが落ちて壊れたり怪我したりしないようにクッションとして段ボールの切れ端を置いていた優しい人でした。次の日にツバメがまた外の掃除をしていると、男も気を付けなければいけないと思ったみたいで「ツバメがいるよ」という貼り紙をしていました。

続いて梅雨になり部屋の中がジメジメしてきた中、スズメが祖母に勧められたはちみつレモンをコップに入れて水を混ぜてレモネードを作って呑みます。イギリスでは炭酸で割ったものをレモネードというらしいのだが、炭酸水を買うのを忘れたので真水で割った日本式のレモネードをいただくことになった。しかしこれも美味しいとスズメは思いました。

続いて隣の部屋の小松さんが電気料金を払うために深夜にコンビニに行くことになり、ちょうど寝つけなくて散歩に行こうとしていたスズメと一緒にコンビニに行くことになる。小松はお礼にフライドチキンを奢ってくれた。そうして一緒に歩きながらフライドチキンを食べながら「どうしていつもメイド服を着ているの?」とスズメに質問する。するとスズメは「イギリスに居た時もメイド服を着ている時間が一番長かったので、1人で日本に来ると決まって不安だったけど、メイド服を着ていれば私は私のままでいられるという安心感があって着ている」と答えます。小松はそんな考え方がカッコイイと思いました。

翌日、小松はアパートの前でスズメがいかついハゲの大男と座り込んで喋っているのを見て「スズメさんがグレた」とショックを受けますが、スズメは大男と一緒にツバメの巣を見守りながらツバメの巣のことで色々教えてもらっているのだと説明し、小松は誤解していたことに気付いて安堵し、2人にお菓子を差し入れようと思うのであった。そういう感じで今回のお話は終わり次回に続きます。

 

 

黒猫と魔女の教室

第3話を観ました。

今回はスピカが王立ディアナ魔術校に入学して通い始めます。クロードも教員として復帰しましたが、クロードは2年前に失踪したと言われている身なのでディアナ校でもあまり評判は良くない。校長のジャンヌがクロードの師匠なので特別に復職を許可してくれたらしいが、あまり目立たないようにと釘を刺されています。またクロードは呪いにかかって猫の姿にされていることは周囲に秘密にしており、スピカと師弟関係であることも秘密にしています。

クロードはスピカに尻の穴にキスをしてもらうことで人間の姿に戻ることが出来ますが、大魔法を使って魔力を消耗すると猫の姿に戻ってしまう。また魔力を使わなくても夜になるとスピカの未熟な再生魔法の効力が切れて猫の姿に戻ってしまう。スピカは今はまだ1日に1回しか再生魔法を使えないので、クロードは毎朝スピカに尻の穴にキスしてもらい人間の姿に戻って教壇に立ち、大きな魔法は使わないようにして放課後までをやり過ごさねばならないのです。

そうした不便な状態を脱するためにはスピカがクロードと同等の一等級魔術師となって完全な再生魔法を使えるようになること。そうなればクロードの呪いは完全に解けて永遠に人間の姿に戻れる。だからクロードはスピカを鍛えるために師匠となり、その修業の場としてディアナ校を選んだ。そういう事情をクロードは師匠である校長にだけは打ち明けて、スピカを自分の担当するクラスに入れてもらうことにした。

ただ校長はクロードに試練を課すことにした。クロードのクラスには才能はあるけどクセの強い12人を揃えており、この12人を1人の脱落者も出さずに3年後に卒業させること。それが出来なければディアナ校を追放するという条件でクロードは復職を認められた。そういうわけで問題児だらけのクラスでスピカも3年間を過ごす羽目となったのであった。アリアはもともと面識があったが、他の変なクラスメイト達と初対面でいきなりトラブルに巻き込まれたり、そこでうっかり大魔法を使ってしまったクロードが猫に戻ってしまい、さっそく自習になったりと前途多難な船出となった。また、毎朝スピカがクロードの寝室から出てくるので、2人が爛れた関係にあるのではないかと悪い噂が立つという事態ともなる。

こんな生活を脱するためにスピカが在学中に一等級魔術師になってもらうとクロードは言うが、これまでディアナ校に在学中に一等級になったのはクロードただ1人だという。しかしスピカは劣等生であり、むしろ常に退学の危機に晒されることとなる。さっそく初日から補習を受けることになってしまったスピカであったが、クロードは天文台でスピカに不器用な励ましをして「力を合わせてやっていこう」という気持ちを伝える。自分の都合でスピカを振り回してしまい余計なプレッシャーをかけてしまったことに申し訳ない気持ちになっているようで、クロードにもしっかり教員らしい一面もあるのだと知ったスピカは元気を取り戻して、クロードと一緒なら本当に一等級魔術師になれるような気がしてくるのであった。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。