2026年春アニメのうち、5月4日深夜に録画して5月5日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。
とんがり帽子のアトリエ
第5話を観ました。
今回はココたちがカルンの街から迷宮に転移させられ、ドラゴンに追われている場面の続きから始まります。ドラゴンがテティアの飛ばした囮のマントに気を取られている隙にリチェの開けた壁の穴を通って出来るだけ遠くへ逃げようとしたココたちであったが、走り回っても何度もリチェが開けた穴の場所に戻ってしまう。どうにも埒が明かないのでとりあえず屋根のある場所に隠れることにした。
ドラゴンはまだ囮のマントを追いかけており、どうもあまり知能が高いというわけではないようだ。この迷宮にはドラゴン以外には誰も居ないようであるし、おそらくココたちが禁止魔法によってこの迷宮に転移させられたのと同じく、ドラゴンも禁止魔法によってこの迷宮に転移させられたと思われる。つまり禁止魔法の使い手であるツバーリボーは、この迷宮にドラゴンを閉じこめた上でココたちを転移させて、「ドラゴンに追われる危機的状況」を作り出したのだが、それが何のためなのかは分からない。ただ本来はココ1人だけを転移させるつもりだったようなので、狙いはココだったようです。
ココはもともと自分が目玉の仮面の魔法使いを追いかけて走り出したせいで、それを追いかけてきたテティアたちまで巻き込んでしまったことに責任を感じており、「私のせいでごめん」とションボリしているテティアに謝ります。そして自分の着ていたマントを脱いで寒そうにしているテティアにかけてやる。ココはマントを着ていると魔法使いとして自信が持てて心細くないと感じていた。だからマントが無くて心細そうにしているテティアにマントを着てもらって自信を持ってほしいと思った。役に立たない自分なんかが自信を持つよりも、今この場では魔法を上手に使えるテティアが自信を持つ方が有意義だと思ったのであった。
するとテティアは温かい雲みたいなものを魔法で出して、それにココと一緒にくるまった。そしてココに謝る。さっきテティアはドラゴンが迫る中、不安のあまりココを責めるような目で見てしまい、それでココが「テティアは心細い」と気付いたのだと悟り、それはつまり自分が無意識にココを責めてしまったからだと気付いて、ココに対して申し訳なく思ったのでした。ココはテティアは言葉に出して責めたりしなかったのだから謝ることはないと言うが、テティアは「態度に出したら同じだよ」と落ち込む。そして自分の不安な気持ちをココにぶつけてしまったことを深く反省する。
でもココはこの雲みたいな魔法が温かくて守ってもらってると言って必死でフォローします。するとテティアはこの魔法は自分のオリジナル魔法で、小さい頃に雲に乗って昼寝をしたいと思ったのが最初の思い付きだったのだと教えてくれた。まだ未完成で、ふかふかの雲の上で昼寝するようには使えないとのことだが、いつか完成したら共有魔法の審査に出して皆が使えるようにしたいのだと抱負を語る。役に立たない魔法かもしれないけど、皆が幸せな気持ちになる魔法を作りたいというのが自分の夢なのだということを改めて思い出したテティアは不安な気持ちを乗り越えることが出来て、マントをココに返します。
そこから4人で迷宮からの脱出方法を考える作戦会議となる。どうやら何度も同じ場所に戻ってしまうことや、どうも迷宮自体がドラゴンを除いてココたちも含めて徐々に小さくなっていってるらしいことは判明した。つまりこのまま同じところを走っているうちに逃げ場所はどんどん無くなって最後にはドラゴンに食われてしまうというタイムリミット付きの迷宮であることが分かった。だが、そこまで手の込んだ魔法が仕掛けられた迷宮である以上、何処かに魔法陣があるはずだとアガットは言う。
そこでココは塔の上に魔法陣を見つけていたことを伝える。おそらく塔を昇ってその魔法陣に辿り着いて無効化すればこの迷宮を脱出する突破口を見出すことが出来そうです。だが塔の近くにはドラゴンが居るので塔に近づくことが出来ない。ならばドラゴンを倒すか、誰かが攻撃して引き付けてその隙に誰かが塔に昇るという作戦が思いつくが、さっきドラゴンに追われた時にアガットが放った炎の魔法がドラゴンに効いていなかったのを見ていたココは、その作戦は危険だから止めようと言う。
ではどうするのかというと「戦わない」とココは言います。ココが思いついたのは、テティアの温かい雲の魔法を皆で完成させることでした。この迷宮は寒いから、きっとドラゴンも寒いはず。そこに大きな温かい雲のフワフワしたベッドのようなものを出したら、そこに留まって動きたくなくなる。そうしてドラゴンが雲にくるまれて休んでいる間に自分たちが塔に昇って魔法陣に辿り着くというのがココの考えた作戦でした。
それはドラゴンを「戦うべき敵」としてではなく、「自分たちと同じようにこの迷宮に閉じこめられた可哀想な被害者」として労わるという発想でした。その根底にあるのは「禁止されずに残った魔法は誰かを傷つけるものではなく、皆を幸せにするもの」というキーフリー先生の教えでした。ちょうどその教えに合致した魔法をテティアが作ろうとしていたので、それを使おうという発想となったのです。
そうして、リチェが壁を砕いて細かい砂をたくさん出し、テティアがその砂を固め過ぎずに集め、アガットがそれを包み込んで崩れないようにして、そうやってフワフワした温かい大きな塊を作ろうとします。ココも手伝いたいと言うが、まだココでは技量不足だから何もしなくていいとアガットに言われる。そこでココはその場で皆が魔法陣を描いている様子を見て、それを手本にして魔法陣を描く練習をする。すると安定した焚火の魔法を出すことが出来るようになった。それを見てテティアたちが褒めてくれて、ココは「繰り返し練習した」と言う。すると、それを聞いたアガットが「繰り返し」というフレーズから魔法の最後の仕上げの方法を思いついた。リチェとテティアの魔法を更に「繰り返し」の魔法で包めば、砂の雲の生成過程が延々と繰り返されて砂の雲が安定するはずだと考えたのです。
そうして4人は作戦を決行し、見事に雲のベッドを作り出し、ドラゴンはそれに引き寄せられ、雲の上に寝っ転がってしまいました。それを見て4人は塔に向かいますが、テティアは「私、魔法で誰かを幸せにしたのは初めて」だと言い「こんなにも嬉しい気持ちになるんだね!」と感動します。そうして4人は塔を昇り魔法陣に辿り着くが、見たこともない形状の魔法陣であり、どうやったら無効化出来るのか分からない。そこで試しに削ってみたら迷宮全体が荒れ狂い、上空にカルンの街に戻れる穴も開きましたが、ドラゴンが暴れて襲ってきて、アガットが塔から落ちてドラゴンに喰われそうになってしまう。
だが、そこにキーフリー先生が現れてアガットを救ってくれてドラゴンを撃退してくれました。キーフリーはフデムシの案内でココ達が転移させられたカルンの路地で隠されていた魔法陣を発見した途端、この迷宮に転移してきたのでした。こうして無事に迷宮から脱出できるようになったが、ココだけ不思議な空間でツバーリボーの目玉の仮面の男に接触し、「ずっと長い間、蒔いた種が芽吹くのを待っていたよ」「私が用意した課題はどうだった?」「君の成長に役立ったかな?」と謎めいたことを語りかけられる。ただココは気を失っているのでその言葉は聴こえていないようです。
この言葉を聞く限り、どうもツバーリボーがココに幼い頃に禁書を渡していたのは何か遠大な計画の一環のようです。そして今回ココを迷宮に転移させたのもその一環であり、彼らの目的はとりあえずはココを魔法使いとして成長させることみたいですが、その先に何を目指しているのかは不明です。まぁおそらくキーフリーがココを導こうとしている方向性とは全く違う目的なのだろうとは思われます。その目玉の仮面の男はココに「贈り物を授けておこう」と言って何かを授けますが、それが何であるのかは不明です。ただ「キーフリーからは学べないことを私が教えてあげる」とか言っており、どうやらキーフリーのことを知っているみたいです。
ココは塔の階段で倒れていたところをキーフリーが発見して、4人はキーフリーに連れられて迷宮を脱出してカルンの街に戻ってこれた。ココはツバーリボーの男に接触していた時のことは覚えていないようです。そして自分のせいで皆を危険に巻き込んでしまったことを泣いて謝ります。だがアガット達が「ココのアイディアのおかげで助かった」と言ってくれて、キーフリーも「アイディアは魔法の要になるものだからこれからも大切に伸ばしていこう」と褒めてくれました。それでココも感激し、皆で無事を喜び合うが、キーフリーはこっそりと路地に残っていたツバーリボーの魔法陣の魔墨の解析をノルノアに依頼し、更に「今日のことは誰にも言わないで」と凄みを利かせて口止めする。その形相の恐ろしさにノルノアも従わざるを得ないほどで、どうもキーフリーにはココ達も知らない裏の顔があるようです。やはりキーフリーとツバーリボーには何らかの繋がりがあるのかという疑惑が湧いてきます。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。
ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話
第5話を観ました。
今回はまず前半パートは秋名が「ブッチー分が足りてない」と言って禁断症状のように落ち込んでいる場面から始まる。ブッチーというのは保健委員の出淵のことであり、どうやら単なる出淵ファンだと思われた秋名は割と出淵に対して本気みたいです。しかしいつもオラオラしている出淵と会うのが怖くてなかなか会う機会に乏しく、以前に生徒会長にボコられて気絶していた出淵と撮ったツーショット画像を1日に何回も見てブッチー分を補給しているのだという。そこでポエムと田崎は秋名と出淵をくっつけてやろうと張り切り、秋名を連れて保健室に行き、出淵と会います。
出淵は相変わらずオラついていて「用もないのに来るな」と凄む。そこでポエムと田崎は「秋名が足を挫いた」と嘘をつき、出淵に診察してもらうことにする。しかし靴下を脱いで左足を直接に出淵に触られることになり、秋名は興奮してしまう。ちょうど体育の授業が終わった後で汗臭さが気になっていたところに興奮して余計に汗が噴き出し、汗びっしょりになった足の臭いを出淵が嗅いでしまうのではないかと焦りまくる。
出淵の方は秋名の左足を触診してみても怪我をしている様子が無いので不審に思い、まじまじと秋名の足を凝視しますが、何かに気付いたような反応を示す。それを見て秋名は「ブッチーが足の臭いに感づいた」と誤解して、慌てて足を振りほどこうとして間違って出淵の顎を思いっ切り蹴り上げてしまい、出淵が激怒してしたので秋名もポエム達も大慌てで保健室を逃げ出す。
秋名は「直接接触はブッチー分過剰摂取」だと言いグロッキー状態。とりあえずブッチー分は補充出来たのでポエム達は今日はこれで良しとしようとしますが、秋名はせっかく手伝ってくれるのならもう1つ付き合ってほしいことがあると言う。それがなんと出淵を盗撮することであった。出淵に直接触れるとキャパをオーバーしてしまう秋名は現状は出淵の画像を愛でているぐらいがちょうどいいようです。そのために出淵の画像を増やしたいのだが、出淵に面と向かって「写真を撮らせてほしい」と言う勇気は無いのでコッソリ隠れて撮影するという。しかし1人でやってると完全に盗撮なので、3人でやる分には「盗撮ではない」という謎理論で秋名はポエム達を巻き込む。
そうして放課後に廊下に居た出淵を3人で物陰から覗き込み、秋名がスマホで撮影しますが、そこに通りかかった統悟がそんな事情は露知らずに出淵に話しかけてきて画面にいちいち割り込んできて、出淵の顔が統悟に重なってしまい、なかなか上手く撮影できない。それでしまいにはポエムがイラついて飛び出していき、統悟に飛び蹴りする。何のことやら分からず統悟は吹っ飛ばされて退かされますが、出淵が秋名たちが隠れていることに気付いてしまい、何か秋名に言おうとして近づいてくるので、秋名は盗撮したことを叱られると思って慌てて逃げていく。
そのまま下校した秋名であったが、帰り道で今日の行いを反省する。出淵に嘘をついたり顎を蹴ったり盗撮したりして、その挙句に良い写真は撮れなかった。更に帰り道でナンパされて逃げようとしたら今度は本当に足を挫いてしまい、みっともなく道路に転がってナンパ男たちに嘲笑された。それもこれも今日全てが上手くいかないのは自分の悪い行いの当然の報いのように思えた。ところがそこに突然に出淵が現れて秋名を助け起こして抱き寄せ「俺のツレに何してくれてんだ!」と凄んでナンパ男たちを追い払ってくれた。秋名は呆気にとられるが、出淵は秋名が足を挫いているのに気付いて秋名をお姫様抱っこして家まで送ってくれた。秋名は公衆の面前で出淵にお姫様抱っこされて真っ赤になって照れて、ひとまず「今日いろいろゴメン」と謝り、助けてくれたことの礼も言いますが、出淵は保健委員として当然のことをしているだけだと言う。
秋名は出淵が怖いけど優しい側面もあることは分かっていて、だから好きなのだが、その優しさはあくまで保健委員の職務によるものであり生徒全員に等しく向けられたものだと理解していた。きっと自分なんかは全校生徒のうちの1人に過ぎないのであり、個人的に興味を持たれてなどいないと秋名は思っていた。だから「写真を撮りたい」などの個人的なお願いをしたら迷惑に思われるだけだろうと思って遠慮して、仕方なく隠れて盗撮したのだった。
だが出淵は秋名のお礼を軽く流してから「それより、昼に診た足のことだ」と昼間の保健室での一件に話題を変える。秋名は嘘をついたことがバレて叱られるのかと思ってビビりますが、出淵は「筋肉ついてないわ、偏平足気味だわ、要するにすっ転びやすいんだよテメェは!」「だからあんまりふざけてはしゃぐな」「それから運動しろ」とクドクドと小言を言う。どうやら出淵が保健室や廊下で秋名に何か言いたげにしていたのは、こういうことを言いたかっただけみたいです。また、この場にいきなり出淵が現れたのも、このことを伝えるために秋名を追いかけてきたからみたいです。
そうした出淵の言葉を聞いて、秋名はやはり出淵が優しいと思うと同時に、ちゃんと自分に興味を持ってくれているのだと思えた。もしかしたら全校生徒に同じように興味を持っているのかもしれないけど、少なくとも個人的にお願い事をしても迷惑には思われないのではないかと思えてきて、秋名は思い切って出淵にお姫様抱っこされたままツーショットで写真を撮りたいとお願いし、了承してもらって一番のお気に入り画像をゲットしたのでした。
後半パートはポエムの妹のリリックがポエムの高校の見学会に行く話でした。現在中学3年のリリックはどうやらポエムと同じ高校を受験するつもりみたいです。母親は姉と同じ学校に行きたがっているのだと姉妹の仲良しぶりを喜ぶが、リリックは「そんなんじゃない」と言う。「家から近いし入試が簡単そうだから」というのが志望動機だという。それは照れてそんなふうに言っているようにも見えたし、本当にそういう理由であるようにも見えた。
その学校見学会の日は日曜日で、通常ならポエムは登校しないのだが、その日はちょうど数学の補習を受けることになり、ポエムは登校することになってしまった。補習を受けてるなんてカッコ悪いところをリリックに知られたらからかわれると思い、ポエムは補習のことは秘密にしてコソコソと登校して、校内で行われている学校見学会と鉢合わせしないように補習を受ける教室に行った。すると、また統悟も補習を受けにやってくる。
ポエムは以前に統悟と親しくなった数学の補習のことを覚えていて、また統悟がやってくるような気がしていた。以前と同じように1人で教室に居ると、また統悟が来たので「また2人きりだ」と思いポエムは嬉しくなる。統悟も何だかちょっと嬉しそうにしているのでそのことをポエムがイジると、統悟は「ポエムさんが居るような気がして無意識に笑顔になっていたようです」などとまた真顔で恥ずかしいことを言うので逆にポエムが照れさせられてしまう。しかも2人きりなのかと思っていたら田崎と秋名も補習を受けることになっていて教室に入ってきて、ポエムは統悟との恥ずかしい会話を聞かれてしまっていたので更に赤面する羽目となってしまう。
一方、学校見学会に参加していたリリックはトイレに行くために一旦皆とはぐれてグラウンドで陸上部が練習しているのを見入っていると別の中学から学校見学会に参加している女子生徒に声をかけられる。その女子生徒は「菊花」と名乗り、大幅に遅刻してきたらしい。何でもいつも寝坊してしまうので、去年までいつも1歳年上の兄に起こしてもらい一緒に中学に通っていたらしいのだが今年から兄が高校に進学して別々になったのでいつも遅刻寸前とのこと。だから再び兄と生活サイクルを同じにするために兄の通うこの高校に進学したいのだそうだ。
ずいぶん天然な性格の子だと呆れつつ、リリックは自分も1歳上の姉がこの高校に通っていると言うと、菊花は自分の兄とリリックの姉が友達かもしれないと喜び、自分とリリックも良い友達になれそうだとはしゃぐ。リリックはちょっと菊花のペースについていけないと感じつつも、とにかく2人で学校見学会の集団が校内で見て回っているのに追いつこうと、菊花と一緒に校内を探し回ります。
ポエムの方は補習の教室で統悟が自分の家に来たり父親と殴り合ったりした話が田崎や秋名にバレてしまい更に恥をかいたりするが、図書委員の月島が数学の先生から伝言を預かって現れて、また自習だと伝えられる。ちなみに月島は学校見学会の一環で図書室の案内係として生徒会長に駆り出されたらしい。また、教室でも2冊の本で頭を挟み込むと全身がイケメンモードになって普通に喋れるみたいです。また保健委員の出淵も万が一中学生がタイマンでもして怪我をした時のために控えて日曜日なのに登校してきていた。お蔭でリリックと菊花も月島や出淵に遭遇する羽目となり、変な人のいる高校だと思って驚きますが、2人で一緒に逃げ回ったりしているうちに楽しくなってくる。
ポエムや統悟は補習授業も終えて、秋名はまだ別の補習があり、田崎は部活に顔を出し、統悟は学校見学会の手伝いがあると言うが、統悟が下校するポエムを校門まで送っていくことになる。しかしポエムが妙にコソコソしているので統悟が理由を聞くと、ポエムは妹のリリックが学校見学会に来ているのだと打ち明ける。すると統悟は自分の妹も学校見学会に来ているはずだと言う。そういえば前回、統悟は自分にもリリックと同じぐらいの年齢の妹がいると言っていました。
一方、リリックと菊花は走り回っているうちに完全に学校見学会とははぐれてしまいましたが、月島や出淵みたいな変な連中に遭遇して何だか楽しめました。「何だかすごい学校だね」とリリックが呆れたように言うと、菊花は「兄の言っていた通りでした」と嬉しそうに言う。菊花の兄はこの高校のことを「とても楽しい学校だ」と言っていたのだという。実は菊花の兄は真面目で優しい人間だが真面目すぎてあまり笑ったりしない人だったのだそうです。だがその兄がこの高校に通うようになってから「毎日が凄く楽しい」と笑顔で語ってくれるようになった。なんか可愛い名前の人と友達になったという話もしていたとのこと。その兄が「菊花に合ってると思う」と勧めてくれたので、それで菊花はこの高校に興味を持ち、見てみたいと思って学校見学会に参加したのだという。その結果、こうしてリリックと出会って校内を探検して、確かに兄を笑顔にしてくれる楽しい学校なのだと実感できたので菊花はすっかりこの高校が気に入ったようです。
それを聞いて、リリックも自分の本心を打ち明ける。リリックは陸上競技を本気でやりたいと思っていて、陸上部の強い学校を調べたらたまたま近所のこの高校の陸上部が強豪だということを知って、それでこの高校の学校見学会に来たのだった。別に姉が通っているからという理由でもないし、家から近いとか入試が簡単そうとかいうのは陸上に真剣だと家族に言うのが照れ臭くて誤魔化していただけだったみたいです。そうして参加した学校見学会でしたが、リリックも菊花と一緒なら楽しそうだと思えてすっかり乗り気になったようです。
そうしてリリックと菊花が握手して来年の春の再会を約束したところにポエムと統悟がバッタリ鉢合わせして、菊花が統悟の妹であったことが判明します。また、実はポエムが中学でも陸上部のリリックがこの高校の陸上部が強豪だから進学したがっているということはお見通しだったことも判明します。そして統悟が今日の補習は本当は「ポエムさんと2人きりだと思っていたのに、そうではなかったのが少し残念」とか、また照れさせるようなことを言い、ポエムは照れつつ、間近に迫った夏は皆で何処かに遊びに行こうと統悟を誘うのであった。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。
自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。
第5話を観ました。
今回はバーティアがハルム学園に入学して1年ぐらい経ち、乙女ゲームの攻略対象たちの恋をだいたい成就させ、同時進行でセシルとヒローニアがくっつくように画策したが目立った成果は無く、セシルに考えがあるとのことなので任せることにしたあたりの
頃、ヒローニアが学園内でバーティアの悪い噂を広めようとしている場面から始まる。「バーティア様が私の可愛さと人気に嫉妬している」とか自分で言ってしまうあたり、かなりヤバいです。言いがかりを付けたり、悪質な噂を流そうとしたり、かなりその行動は目に余るものとなっており、当然ながらマトモな生徒たちは眉をひそめてセシル王子に逐一報告してくるので、セシルもだいたいヒローニアの異常行動については把握していた。しかし標的とされているバーティアの方は「悪役令嬢とヒロインは対立するのが当たり前」と相変わらず意味不明なことを言い、全く意に介する様子は無い。
それより目下のところバーティアが目標としているのはクールガンのことを「クー兄様」と呼ばせてほしいということらしい。ゲームの本来のシナリオではクールガンはノーチェス公爵の養子となりバーティアの義理の兄であったので「クー兄様」と呼んでいたようです。しかしシナリオが変わってしまいクールガンは別の家の養子になっているのでバーティアから見れば単なる「親戚の年上の男性」に過ぎず「クー兄様」と呼べていない。それを今さら「クー兄様」と呼びたいというのは、どうやら攻略対象の最後の1人であるクールガンには浮いた話が1つも無かったのでヒローニア以外の女性とくっつけることが出来ず、仕方なくバーティアは自分がクールガンと親密な仲になろうとしているようです。
そんなふうに他の男たちはヒローニアに惑わされないようにしようとする一方でセシルがヒローニアとくっつくのは構わないというバーティアの態度をセシルは不愉快に思います。ただ国王の命令で4ヶ月も隣国に留学することになり、ハルム学園を留守にすることになった。その間にヒローニアはバーティアに直接攻撃するようになっているという。これまではバーティアを悪役令嬢に見せかけるための裏工作ばかりしていたはずなのに、ヒローニアが自身の評判が落ちるというリスクを冒して直接攻撃に乗り出しているということにセシルは違和感を覚えます。
そうして留学を終えて帰国してバーティアに留守中の出来事を問い質すと、バーティアはセシルがヒローニアを罰しようとするのを制止し、自分が悪役令嬢としてヒローニアを返り討ちにするのでセシルにはヒローニアを慰めてほしいとか言い出す。セシルは「自分の婚約者をイジメている相手と仲良く出来ない」と言い返すと、バーティアは「私は今だけの婚約者であり、ヒローニア様が未来の婚約者」などと言うので、さすがにセシルもキレてしまい、バーティアが自分の助けを求めないのであればもう勝手にやらせることにした。
その後も学園ではヒローニアが魅了の魔法で従わせた狂信者たちと、バーティアを守ろうとする者たちの間で対立構造が続き、ヒローニアはバーティアの足を引っ張っては全てをバーティアのせいにして、バーティアは他の者には手出しさせずに自分でヒローニアに自分1人で対処しようとする。そうすると結局バーティアの株が上がってしまいヒローニアは苛立ってますますバーティアへの陰湿な攻撃をエスカレートさせる。一方でセシルは自分がバーティアに頼ってもらえなくて寂しかったのだと自覚する。そんな中、バーティアが階段から落ちたという報告が入ったところで今回のお話は終わり、次回に続きます。




















