アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2026年秋アニメのうち、10月13日深夜に録画して10月14日に視聴した作品は以下の4タイトルでした。

 

 

塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い

第2話を観ました。

今回は教室で佐藤さんが颯太の方を睨んでいるのでクラスの皆が一体何事かをビビり、颯太自身も昨日佐藤さんが家のカフェに来て話をした際に何か機嫌を損ねるようなことがあったのではないかと不安になります。しかし佐藤さんは颯太に歩み寄るとラインのIDを交換したいと言い出す。颯太は佐藤さんの意外な申し出に驚き、佐藤さんは慌てて「昨日、押尾君の家で撮った自撮り写真を送りたいから」と言い訳します。佐藤さんは本当は単に片想い相手の颯太と連絡先交換をしたかっただけなのだが、颯太がドン引きしているように見えたので慌ててそういう言い訳をしたのです。しかしクラスの皆は塩対応の学園のマドンナの佐藤さんがパッとしない男子の颯太の家で撮った写真を送り合うような仲なのかと思って呆気にとられる。

このままでは「佐藤さんはクール美少女」というのが事実ではないとバレてしまいます。しかしそれは「本当は佐藤さんはコミュ症である」ということがバレてしまうことを意味している。佐藤さん自身はそのことを隠しているつもりはないのだが、それでも勝手に良い方に勘違いしてくれているクラスメイトたちにコミュ症だとバレるのは佐藤さんが可哀想だと思った颯太は、とにかくこの場を誤魔化すしかないと思い、佐藤さんの手を引っ張って屋上に逃げていく。

屋上に着くと、佐藤さんが顔を伏せてモジモジしているので、颯太は佐藤さんがいきなり手を握られて気持ち悪がっているのではないかと不安になる。だが佐藤さんは颯太は自分にいきなり話しかけられて迷惑がってクラスから逃げたのだと申し訳なく思っていた。それを知ると颯太は「そんなことないよ」と言ってラインのIDを交換しました。佐藤さんは大喜びしますが、颯太は「佐藤さんは単に塩対応の自分から変わろうとしていて、そのために俺の手助けを必要としているだけなんだ」「だから写真を送り合えるようにラインのIDを交換しただけなのだ」と自分に言い聞かせ、決して佐藤さんが自分に好意を抱いているなどという勘違いはしないようにと自分を戒める。

しかし片想い相手の佐藤さんがあまりに可愛いもので、いつまで「インスタを指南する友達」というポジションで我慢できるか颯太はあまり自信が持てない。でも、もし「好きだ」なんて言おうものなら佐藤さんに気持ち悪い想いをさせてしまうと思い颯太は懸命に自制します。そうして放課後さっそく2人でタピオカミルクティーのお店に行き、佐藤さんは「まるで押尾くんとのデートみたい」と浮かれそうになるが、颯太があくまで「インスタ投稿の手伝い」というスタンスであるのは明白であったので、佐藤さんはあんまり浮かれないように自制して、とにかく写真を撮るのを頑張る。ただ相変わらず写真は下手くそであった。

そうして失敗ばかりで「私はダメだ」と落ち込む佐藤さんに颯太は優しくインスタ写真の撮り方をアドバイスして良い写真が撮れて「あんまり自分のことダメとか言わないでよ」「佐藤さんのことを好きな人だって絶対にいっぱいいる」と元気づける。でも佐藤さんは本当はいっぱい好きな人が欲しいんじゃなくて、颯太に好きになってほしいので、思い切って颯太に「土曜日にロールアイスを食べに行きたいから押尾くんもついてきてほしい」とお願いする。

佐藤さんは「押尾くんは私のことを好きなわけじゃなくて、インスタ写真の手伝いをしてくれてるだけ」と思っている。本当は好きだと告白して「私のことを好きになってほしい」と言いたいところだが、そんな勇気は無い。だからとにかく今は「インスタ写真の手伝い」という名目でデートみたいに会うのを繰り返そうと考えたのですが、颯太に「土曜日は用事がある」「佐藤さんなら俺が居なくても大丈夫」と断られてしまった。それで「やっぱり好きだと伝えなければ押尾くんは他の用事の方を優先するのは当たり前」と思い、勇気の無い自分の情けなさに落ち込んで引き下がり、1人でロールアイスの店に行くことにした。

実は颯太は自分の家のカフェが週末はバイトの人が休みなのでシフトに入らねばいけないので佐藤さんの誘いを断っていた。だが土曜日、店で働いていると父親が颯太が佐藤さんのことを気にしているのを察して、自分と妻とのアホな馴れ初め話をして「人間は筋肉のように触れ合って傷つきながら成長していくもの」と謎理論を諭してくれた。だから「颯太から傷つく機会を奪いたくない」とのことで昔の筋肉仲間にシフトに入ってもらい週末は筋肉カフェになることで颯太を「自分のやりたいと思ったことをやりなさい」と佐藤さんのもとへ送り出してくれたのでした。

佐藤さんはロールアイスの店で1人で颯太との出会いの時のことを思い出していた。高校の入学試験の時に不安で1人ぼっちだと感じていた佐藤さんは颯太に「これからクラスメイトになるかもしれないから」と言って金平糖を差し出してくれて、それで1人ぼっちじゃないと思うことが出来た。それで佐藤さんの初恋相手は颯太になったのだが、その後、入学後に再会した時に颯太の方から話しかけてくれたが動転して誤解されるような態度をとってしまい、その後も上手く話しかけることも出来ず1年が過ぎて、もう諦めかけていたけど、カフェで優しく話しかけてくれたのでまた颯太のことを好きになったのでした。

でも思い切って踏み込んでロールアイスを食べに誘ったら拒絶されてしまった。そうして1人でロールアイスを食べてみたが全然美味しくなかった。それで佐藤さんは自分がインスタグラマーになろうとしていたのも、最終的にはそうやって根暗な自分を変えることが出来れば颯太に近づくことが出来ると思っていたからなのだと気付く。だったらもう颯太に拒絶された以上、インスタなんかやっても意味は無いんじゃないかとまで思えて、佐藤さんは涙をこぼす。

しかし、そこに颯太がやってきて、佐藤さんが泣いているのは初めて投稿したロールアイスの写真が上手く撮れなかったからだと思い、自分も最初にインスタ投稿した時は写真が全然上手く撮れなかったと打ち明ける。それでも勇気を出して酷い写真を投稿した。だから佐藤さんも上手く撮れなくても立派にインスタグラマーだと言って颯太は元気づけてくれる。そして「俺がインスタ写真の撮り方を教えるよ」「だからインスタ映えする店に一緒に行きたい」と勇気を出して佐藤さんを誘う。

酷い写真でも勇気を出して投稿した自分をインスタグラマーだと認めてくれた颯太の言葉を聞き、佐藤さんはインスタグラマーになることも颯太のことも諦めようとしていたことをバカなことだったと反省する。そして、初恋相手の颯太のことをもう一度もっと好きになってしまったことを自覚し、いつか勇気を出して想いを打ち明けようと心に誓い、まずは颯太と一緒にインスタを頑張ろうと決意するのであった。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する

第2話を観ました。

今回はドラゴン討伐のクエストを受けたレインにS級冒険者のリリィがついてくるのだが、リリィはここ2年間ずっと青の水晶の部屋に引きこもっていたという。もともと子供の頃から天才と呼ばれていたリリィだが、2年前にクエストに失敗して殺されかけてから怖くて戦えなくなってしまったのだそうだ。しかし、レインはそんなリリィがどうして2年ぶりに外に出てこのクエストについてきたのか分からず不思議に思います。

そんなことを喋っているとドラゴンが現われて襲ってくる。リリィは戦えないので怯えるが、まずレインを逃がそうとする。だがレインはリリィの前に立ってドラゴンに立ち向かう。そしてドラゴンが攻撃してきても自分の服は強化されているから大丈夫だと言います。その宣言通り、レインの服はドラゴンの吐くヒートブレスに耐えきりました。更にレインは強化付与してある銅剣でドラゴンを攻撃しようとするが、空を飛ぶドラゴンには銅剣の放つ剣圧は当たらない。

レインは戦いの素人なので有効な攻撃が出来ず、せっかくの銅剣の威力を戦いの中で活かすことが出来ていないのであった。一方でリリィはこんなドラゴン一匹ぐらいなら簡単に倒せるだけの戦い方を知っており、本来ならそれを実行できる実力もある。でもトラウマのせいで身体が頭で考えたように動かない。それでもレインは「ドラゴンの攻撃は服で何度でも防ぐ」「攻撃は当たるまで何度でも放つ」と言ってリリィを守ってドラゴンに立ち向かおうとする。

それでリリィは勇気を出して一歩踏み出してレインに指示を与える。「服での防御はあと1回だけ」「攻撃は十分引き付けてから」「そうしなければ私たちは負ける」と。その指示に従ってレインはドラゴンのヒートブレスを真正面から受けながら、ドラゴンを目の前に引き付けて銅剣で真っ二つに斬り裂いて倒したのでした。するとレインの銅剣と服は砕け散ってしまい、いくら強化を付与しても服や銅剣自体の耐久力は残り1回で限界であったことが判明した。つまりリリィの戦士としての直感が当たっていたのでした。

その後、レインはリリィが最初に「レインが1人でドラゴン討伐に行って死ねば青の水晶が非難される」と言っていたことを思い出し、リリィが青の水晶への恩返しのために死のうとしていたことに気付く。つまり、素人のレインがドラゴンに殺されたら「青の水晶は無謀にも素人をドラゴン討伐に行かせた」と非難されてしまうが、もしS級冒険者のリリィも一緒に死ねば「ドラゴンが強かったのだから仕方ない」ということになり青の水晶は非難されずに済む。だからリリィは戦いが怖いのに、戦えなくなった自分を受け入れてくれた青の水晶のために自分の命を投げ出して役に立とうとしたのだ。でもそんなやり方は青の水晶の皆は喜ばないとレインが諭すと、リリィは涙を流して、必ずまた戦えるようになると誓うのでした。そんなリリィにレインは戦ったことがない今の自分にはリリィが必要だから、一緒に冒険をしようと手を差し出す。

その後、夜営していると王獣の牙の冒険者のコーネリアスたちがやってきたが、そいつらはレインが追放されたとは知らなかったので仲間のフリをしてやり過ごすことにして、リリィも私服に着替えて町娘のフリをした。コーネリアスたちは他の冒険者を嬲って殺したりするクズであり、武器の強化が無くなっていると言ってレインに強化付与をするよう命じたりするが、何とか誤魔化してやり過ごす。しかしレインは自分が強化した武器がこんな悪事に使われていたのを知らなかったことを反省します。そしてリリィを引き渡すようにと無理を言うコーネリアスに対して自分はもう王獣の牙を辞めていること、王獣の牙の武器の強化付与を解除したことを宣言し、強化付与した石ころを使ってコーネリアス達を追い払う。こうしてレインは王獣の牙から追われる立場となったというところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録

第2話を観ました。

今回はニアが侍女のニノキスと共に王都に行き、劇団アイスローズの座長のユリアンとその妹のルシーダに会い、彼らの劇団に一時的に所属して役者として舞台に立つことになる。マジックビジョンにパーソナリティとして出演するニアを見てオファーしたのだとのことだが、実は事情があってニアが選ばれていた。アイスローズの期待の新人女優のシャロの初主演舞台の相手役の子役というのがニアの役目だが、シャロは実力はあるのだが気負っていて共演する子役にもいつもキツく当たっていて、共演する子役がいつも辞めてしまう。だからシユリアンとルシーダはシャロのキツい当たりに耐えられそうな子役というのを探していてニアに目を付けたらしい。また、ニアはマジックビジョンで王都でも人気者になっているので、ニアと共演させることでシャロの知名度も上げたいという劇団側の狙いもあった。

ニアもこの仕事が成功すれば更に自分の人気が上がりマジックビジョンの知名度も上がって家計の助けになると考え、このオファーを受けることにした。そうしてシャロの命じる理不尽な雑用もこなしていった。シャロも最初は貴族の娘が遊び半分でやっているのだと舐めていて、意地悪をすればすぐに逃げ出すだろうと踏んでいたのであるが、ニアが決して逃げ出さず、芝居にも真摯に向き合っているのを知ると、共演者として認めてくれた。ニアは別にお芝居は上手ではなかったし、シャロももともと真面目ゆえに自他全てに対して当たりがキルいままであったが、もともとニアは前世の武道家時代から鍛錬は慣れっこであったので平気であった。そうしてニアとシャロは次第に良きパートナーとなっていった。

そうして稽古が進んでいく中、ニアは王都でもマジックビジョンのパーソナリティーの仕事をこなし、舞台の宣伝もやらせてもらえることになった。するとユリアンたちはシャロにも一緒に出演して宣伝してくるようにと言い、シャロはおめかししてロケ現場に向かう。だが途中でチンピラに絡まれてしまい、それをニノキスから聞いたニアはシャロを助けに行き、ニアになってから初めて他人を思いっ切り殴れる機会が来たことにワクワクする。そうして正当防衛としてチンピラ達をボコボコにして、相手がマフィアだと知ると喜び「2週間後の夜に貴方達のところに行くから強い相手を用意して待っていてほしい」と約束したりする。そうして舞台の宣伝もして、稽古も重ねて、そうして公演初日を迎えたところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

幻想水滸伝

第2話を観ました。

今回は傭兵隊の砦にリリュウとジョウイとナナミが匿われてから数日後から話が始まります。砦にアップルという女軍師がやってきてビクトールに報せを持ってくる。それはハイランド王国のルカ皇子が「都市同盟が休戦協定を破って少年兵部隊を皆殺しにした」と言いがかりをつけて侵攻してきたというものであった。しかもルカはこの砦を真っ先に攻めようとしているらしい。それに対抗するためにアップルは龍焔槍という遠距離射出して広範囲に火の壁を作って敵の進軍を止める特殊兵器を使用することを決めますが、休戦協定の前に作られていて未完成のままであった。そこで龍焔槍を完成させるためにサイという人を呼ばねばならない。そこでリリュウたちが山奥の村に住むサイにそのことを伝えに行くことになった。

そうしてリリュウたちはサイに伝言を伝え、一緒に傭兵隊の砦に行こうとしますが、途中でルカの軍がトトの村人がジョウイを匿っていたと聞いて焼き討ちして皆殺しにするよう命じたと聞き、ジョウイはリリュウ達と共にトトの村に急ぐ。すると村は全滅しており、ジョウイを匿ってくれていた家の小さな娘のピリカだけが隠れて生き残っていて、ジョウイたちに保護されて傭兵隊の砦に連れていかれた。

これでジョウイはルカと戦うことを決意し、リリュウもジョウイを1人で戦わせるわけにはいかないと、祖国の軍と戦う覚悟を決めます。そうして砦にルカ軍が正面突破で迫ってきたので龍焔槍で進路を阻み、そこに伏兵が攻撃して膠着状態となるが、ルカ自身は精鋭を率いて罠だらけの森を突破して砦にやってくる。砦側は迎え撃とうとするが、侵入してきた敵の工作員が龍焔槍を使用不能にしてしまい門も開かれてしまい、ルカ達の侵入を許してしまう。ルカの刃がピリカに迫るのを見て止めようとしたポールは斬られ、そこに駆け付けたリリュウとジョウイも撃退され、2人の目の前でルカがピリカに剣を振り下ろすところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

2026年秋アニメのうち、10月12日深夜に録画して10月13日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。

 

 

どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。

第2話を観ました。

今回はロゼの庵に行商人のティエンが訪ねてきている場面から始まります。そこでロゼはローブを新調したいという相談をする。これまでロゼは母のお下がりの黒いローブをずっと羽織ってきたのだが、惚れ薬の依頼の件で片想い相手のハリージュが定期的に庵に通ってくるようになったので、ちょっとオシャレをしてみたくなったのだ。もちろんそんなことはティエンには言わなかったが、ティエンは若い娘であるロゼがずっとオシャレに興味も示さないことを心配していたものだから、張り切って翌日さっそく見本の布やカタログを大量に持って再び庵にやってきた。

しかしティエンの持ってきた生地はどれも派手なものばかりで、庵での製薬作業には不向きであった。汚れても目立たないような深い色の方が望ましい。するとティエンはビリジアンブルーという深い緑っぽい色の生地を勧めてくれた。ロゼの好きな森の色だという。ロゼはその湖の映る森の色が自分に合いそうだと思い、その色を選び、ローブを仕立ててもらうことにした。また、ついでにティエンは口紅と頬紅もオマケしてくれると言ったが、ロゼは頬紅は要らないと言い、口紅だけオマケしてもらった。

そうしてローブと口紅を受け取った後、ある日の晩にハリージュが庵を訪ねてきた。調達を依頼していた惚れ薬の素材を持ってきたようです。ロゼは新調したローブを着ようかどうしようか迷うが、そんなあからさまなオシャレをして、もしハリージュを好きだということがバレてしまうと大変だと思い、結局は新しいローブは着ずに黒いローブを着ることにした。その代わりに口紅だけは控えめに付けようかとも考えたが、それも結局やめた。

そうしてハリージュを庵に招き入れるとロゼはいつもと同じように不愛想に振る舞うが、素材を持ってきたハリージュは今回はやけに疲れた様子であった。それでロゼは疲れがとれる魔女の秘薬を勧めてみるがハリージュは興味無さそうに断る。せっかく効くのに秘薬を求めないハリージュを見てロゼは「魔女の秘薬を信じていないのにどうして惚れ薬を欲しがるのだろう?」と不思議には思うが、あまり深くは詮索しないことにした。あまり会話をしたくないのだ。

しかしハリージュはロゼの庵の中が散らかっているのが気に入らない様子で、ロゼの生活について色々と文句を言ってくる。食生活もずいぶん偏っていることを知ると、更に腹を立てて歩み寄って来てロゼの腕を掴んで痩せすぎているなどと注意する。しかしロぜはそんなふうにハリージュに接近されるとボロが出てハリージュのことが好きだとバレるんじゃないかと焦り、ハリージュから逃れようとすると、ハリージュも不躾だったことを反省したのか引き下がった。

そうしてその場を切り抜けようと、ロゼは新たに持ってきてくれた素材の調合に1ヶ月かかるのでまた1ヶ月後に来てほしいと伝えてハリージュには帰ってもらった。ハリージュは「また1ヶ月かかるのか」と不満そうに帰っていった。おそらくロゼの言葉を疑っているのだろう。何だかんだ適当な嘘をつかれて後回しにされているのではないかと疑念を抱いていそうな顔であった。だがロゼが「調合に1ヶ月かかる」と言った言葉は嘘ではなかった。

実は魔女は嘘がつけないのです。「魔法」という嘘を使える特別な存在である魔女は、その引きかえにその他の嘘を使うことが出来ないらしい。だから嘘を言えないのだが、その弱点を知られてはいけないので、あまり他人と接さないようにしている。魔女が他人と付き合うことなく1人で庵にこもっているのはそういう理由によるものなのだ。それで不気味がられて根も葉もない噂を流されてしまったりする。

ロゼもハリージュが他の女性に惚れ薬を使うのは面白くないので「引き延ばし」はしている。だが不必要な素材の調達をハリージュに頼んだりはしていないし、調合に要する時間について嘘も言っていない。「嘘が言えない」のだから当然のことだ。但し「真実を隠す」ということは魔女にも出来る。問い質されると嘘は言えなくなってしまうが、問い質されない限りは肝心のことをあえて口にせずに隠すことは出来る。今回の惚れ薬の件でもロゼは「本当は素材は一度に集めて調合できる」という真実は隠して、あえて1つずつ素材を用意させて1つずつ調合作業を進めている。そうして時間稼ぎをして、その間にハリージュが嫌気がさして諦めてくれることを期待しているのだが、これは「嘘を言っている」ということにはならないのでセーフなのです。

ロゼが新調のローブを着るのを躊躇ったり口紅を塗ることを躊躇ったりしているのも、あまりハリージュと親し気に喋らないようにしてるのも、もしハリージュに「この魔女は俺のことが好きなのではないか?」と疑われるのを避けるためなのです。もしハリージュがそんな疑惑を抱いて「お前は俺のことが好きなのか?」と問い質してきたらロゼは嘘が言えないので正直に「はい、好きです」と答えてしまう。しかし相手は惚れ薬を使ってでも他の女を落とそうとしているわけだから、ロゼの好意など迷惑であろう。そもそもエリート騎士のハリージュが高額な惚れ薬を使って手に入れようとしている女性はきっと高貴な身分の美女に違いない。世捨て人で嫌われ者の魔女なんかがそこに横恋慕するなど、成否以前に恥知らずなことだとロゼは思っていた。だから絶対に自分の恋心をハリージュに知られるわけにはいかない。ゆえにロゼはずっとビクビクしている。

そうしてハリージュが帰っていって数日後、すっかり夏になっていたのでロゼが洗濯の後、庵の前の湖で水浴びをして、着ていたシュミーズも洗っていたところ、突然ハリージュがやってきた。ハリージュには「1ヶ月後に来てください」と伝えていたので、まさか数日経ってハリージュが来るなんて全くの予想外であり、すっかり油断していたロゼは全裸であったので大慌てで庵に駆け戻り、普段着ている黒いローブは洗濯中だったので新調したビリジアンブルーのローブを裸の身体に羽織り、再び外に出てハリージュと会い、平静を装おうとして「まさかハリージュ様がいらっしゃるとは思っていなくて」と言い訳した。

ところがハリージュはロゼに対してこれまで自分の名前を名乗っていなかったので、ロゼが自分の名を口にしたことに驚き「俺のことを知っているのか?」と問い質してくる。ハリージュとしても正体不明の魔女が秘かに自分の正体を知っていたことを隠していたとあっては、騎士として最悪の事態を想定して真相を解明せねばいけない。だから問い質すのだが、ロゼは嘘をつけないのであまりしつこく事情を問われると「4年前から貴方に片想いをしているのです」と正直に話してしまいかねない。それだけは避けねばならないと思い、ロゼは「魔女は嘘をつけないんです」と絶対に明かしてはいけない魔女の弱点までバラしてしまい、そこまでしてハリージュの追及を止めようトスルガ、ハリージュも騎士としての責任感から追及を諦めない。

だがロゼは自分のような惨めな魔女が美しく気高いハリージュに横恋慕しているという恥を知られるぐらいなら、いっそ死を選ぼうと思い、庵に駆けこんで毒薬を呑もうとします。それを追いかけてきたハリージュが慌てて制止して、ロゼをそこまで追い詰めてしまったことを謝罪し、魔女の弱点も決して他言しないと誓ってくれた。どうやらハリージュはロゼが魔女の弱点をバラしてしまった責任を感じで自殺しようとしたと勘違いしてくれたようで、とにかく4年前の件ではそれ以上の追及はしないことにしてくれたようでロゼは一安心した。

そして、実はハリージュがいきなりやってきた理由は、先日の会話でロゼの食生活があまりに酷いことを知ったハリージュがロゼの健康を心配してパンを差し入れに持ってきてくれたからでした。ハリージュもそうした自分の本来の目的を思い出し、ついつい騎士の職業病でロゼを追求して苦しめるのは筋違いであったと反省し、ロゼと一緒に昼食にパンを食べたのでありました。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

PSYREN -サイレン-

第2話を観ました。

今回はいきなり変な化け物が襲ってくるような見知らぬ荒野に放り出され、そこで雨宮と再会したアゲハが驚いた場面からの続きとなります。雨宮はアゲハを襲ってきた巨大なムカデみたいな化け物を日本刀で斬って殺してから、アゲハがこの場所に居ることを非難し、ずいぶん心配している様子であった。アゲハはとにかく雨宮がこの謎の場所について何か知っている様子であったので事情を聞こうと思ったが、雨宮はすぐに倒れこんでしまった。何やらずいぶんと疲弊している様子で、額を触ってみると高熱にうなされているようだった。その苦しい息の中、雨宮はアゲハに「これはゲームなの」「ゲームをクリアすれば元の世界へ戻れる」「お願い、私と一緒にサイレンのゲームをクリアして」と言い、最後に「公衆電話を探して」「そこがスタート」と言って気を失ってしまった。

アゲハは雨宮の言っていることの意味はほとんど分からなかったが、とにかく雨宮の体調がずいぶん悪そうなので早く医者に診てもらわないといけないと思った。この荒野に医者がいれば一番いいのだが、こんな場所に医者が居るのかどうか分からない。雨宮の言うように「ゲーム」というものをクリアすれば元の世界に戻れるというのなら、そうやって元の世界に戻って医者に行く方が早いかもしれない。ただ、その「サイレンのゲーム」というものが何なのかさっぱり分からない。どうやったらクリア出来るのかも分からない。

雨宮はどうやらその「サイレンのゲーム」というものも知っており「クリアすれば元の世界に戻れる」と言っているということはクリアしたこともあるようだ。つまりクリアする方法を知っていると思われる。ならば雨宮が意識を回復した時に更に詳しい情報を聞く必要がある。そのためにはまずは気を失った雨宮を守って何処か安全な場所に移動する必要がある。そう考えたアゲハはとにかくいつまた化け物が襲ってくるか分からないこんな荒野のど真ん中ではなく、何処か隠れることが出来る場所を探して、雨宮を背負って歩き出した。

するとしばらくするとアゲハたちに呼びかける声が聴こえて、その方向を見ると荒野の中に廃ビルがあり、そこに何人か人間が居るのが分かった。それでアゲハがそこに行ってみると、廃ビルの中には6人の男が居た。ひとまず雨宮を寝かせる場所が見つかった安堵したアゲハであったが、その廃ビルの部屋に公衆電話があったので、さっきの雨宮の「公衆電話を探して」「そこがスタート」という言葉を思い出し、何か「サイレンのゲーム」というものの手掛かりがあるのではないかと思って受話器を上げて耳に当ててみた。あの昨晩の公衆電話のように何か言ってくるのではないかと思ったのだが、何の反応も無かった。

その場に居た6人に事情を聞いてみると、どうやら全員、あの赤いテレホンカードを手に入れて公衆電話で謎のアンケートに答えた後で突然にこの荒野に来てしまったらしい。アゲハと同じような感じだが、それぞれこの荒野に連れてこられるまでの経緯は細かいところは違うみたいです。ただ「赤いテレホンカードを使った」「公衆電話でアンケートに答えた」「その後で怪人ネメシスQと思われるヤツに遭遇し、次の瞬間荒野に立っていた」というのは共通していた。

そして、どうやらこの連中はみんな「サイレンの謎を解明したら5億円の懸賞金が貰える」という話にとびついて自発的にテレホンカードを入手して、それでこういう羽目になってしまった連中のようであった。つまり金に目が眩んだ連中であり、自分こそがサイレンの謎を解いて5億円を独り占めしようと主張し合い、こんな状況で仲間割れを始める。というか、もともと仲間でも何でもなくて6人それぞれがバラバラにこの場に連れてこられて初対面同士のようであった。そのバラバラな6人がどうやってこの公衆電話のある廃ビルに集まってきたのかはよく分からないが、周囲に目立った建物は無いのでひとまず此処に来たら公衆電話があり、何かの手掛かりだと思って他の6人もアゲハと同じように公衆電話を弄ってみたが特に反応は無かったようだ。

この連中はアゲハのことも自分たちと同類だと思い込んでいるようであったが、アゲハとしてもこんな欲の皮が突っ張ったヤバい連中に自分と雨宮の本当の事情を打ち明けるのはやめておいた。もし雨宮が「サイレン」について何か知っているということをこの連中に知られたら、何をされるか分かったものじゃないと思えたからでした。

そうしていると、突然に部屋の中にあった公衆電話の呼出音が鳴った。アゲハは雨宮の言葉を思い出し、これが「サイレンのゲーム」のスタートの合図なのかと思って受話器をとって耳に当てる。すると部屋の中が奇妙な光に包まれ、アゲハだけでなく他の6人の耳にも直接語り掛けるように、あの昨晩の「サイレン入国管理センター」と名乗った女の声で「サイレン」とは何なのかについてワケの分からないことを言ってくる。ただ、その中で「このゲームの出口は1つ」「ゲートを探せ」という言葉が聴こえ、全員が奇妙な映像を目にした。それはこの部屋とは別の廃ビルにある別の公衆電話の映像であった。

そして、その女の声のメッセージが終わると、遠くから大音量のサイレンの音が響き渡って聴こえてきた。遠くに見える丘の向こうからサイレンの音は聴こえてきたようであった。アゲハはそれを聞いて、さっきの雨宮の言葉を思い出し「サイレンのゲームが始まったんだ」と思った。他の6人も「サイレン」の都市伝説の黒幕が自分たちに何らかの「ゲーム」をさせようとしているのだと察して、別の廃ビルにあるさっきの映像で見た公衆電話が「ゲート」というゴール地点であり、そこに辿り着けばゲームクリアとなり、そこでサイレンの謎を解く手掛かりが得られると考えて、そのビルを探そうということになった。そして、さっきのサイレンが聴こえてきた方向にその廃ビルがあるのだろうと考えて、全員でそっちを目指そうと言って移動し始めた。

しかしアゲハは「人食いの化け物が居るから外を出歩くのは危険だ」と警告して6人を止めようとした。だが6人はアゲハの話を信用しない。どうやらこの6人は荒野で化け物に遭遇しないままこの廃ビルに辿り着いたみたいです。そこでアゲハは化け物に殺された人の死体を見せて証明しようとして、さっき雨宮と会った場所に6人を連れていくが、どういうわけか殺された人の死体も、ムカデの化け物の死体も綺麗さっぱり無くなっていた。それで6人はアゲハが嘘をついていたと思い、呆れてサイレンの聴こえた丘の方に向かって歩き去っていき、アゲハは仕方なく1人で廃ビルに戻った。

すると雨宮が目を覚まして、アゲハに他の人たちは何処へ行ったのかと尋ねてくるので、アゲハは「公衆電話が鳴って、ゲートを探してサイレンの鳴った方に向かった」と教えると、雨宮はひどく絶望した様子となった。そしてアゲハに公衆電話の「メモ」と書かれたボタンを押すようにと指示シ、アゲハがそのボタンを押すと公衆電話のディスプレイに地図が表示された。そこにはこの廃ビルと思われるスタート地点とゴールと思われる地点、そしてサイレの音源と思われる地点が表示されていたが、ゴール地点とサイレンの音源は全く違う方角であった。そして音源地点の周囲は黒い円で囲まれていた。雨宮はその黒い部分を「警戒区域」と呼び、そこに入った者は問答無用で殺されるのだと言う。

どうもあのサイレンの音はゲーム参加者をミスリードして、その危険な「警戒区域」に誘き寄せるための罠だったみたいです。だとするとかなり悪質なゲームということになる。アゲハは驚いて雨宮にもっと詳しい事情を話すよう求めるが、雨宮は説明を拒む。どうも雨宮は何度もこの場所でそのゲームに参加しており、ゲームの内容について他の参加者に話して警告してきたみたいだが、欲の皮の突っ張った連中は雨宮の話を信じようとせずに罠に嵌ってみんな死んでしまったらしい。それで雨宮は「誰も救えなかった」という無力感で心を閉ざしてしまっているようです。

雨宮はアゲハと2人でゴール地点に向かおうとしますが、アゲハはサイレンの鳴った方に向かって6人を追いかけると言い、雨宮を背負ってそっちに向かう。「誰も救えなかった」と絶望する雨宮を見て、あの6人が死んだら更に雨宮の絶望が深くなると思い、雨宮のためにあの6人を救いたいと思ったのだ。そうして、まだ急いで追いつけば6人を救って一緒にゴール地点に向かえると思って先を急ぎ、警戒区域に入る前に途中にあった下水管の中に雨宮を隠してから、雨宮の持っていた日本刀を借りて更に先に進んで警戒区域の中に入っていくと、既に6人は化け物たちに襲われて惨殺されていた。ただ6人のうちの1人、「ドラゴン朝河」と呼ばれていた屈強な男だけは怪我していたが動ける状態であり、アゲハは朝河を救出して一旦化け物から逃れて物陰に隠れた。なお、さっき雨宮が使っていた時はムカデの化け物を派手に斬り裂いていた日本刀はアゲハが使っても全く斬れず、化け物を殴るぐらいしか役に立たなかった。

そうして何とか化け物から隠れて朝河と話してみたところ、どうやら朝河は金に目が眩んだ連中の1人ではなく、後輩を探すためにサイレンについて探ってこの場所に辿り着いたようだ。つまりアゲハと似たような経緯でこの場所に来たわけだが、アゲハが本当のゴール地点や警戒区域の危険性について知っているということを知ると朝河は激怒した。「どうして黙っていた?」と怒る朝河に対してアゲハは自分だって雨宮が目覚めるまでは知らなかったのだと言い訳したが、朝河の怒りは解けず「お前が殺したようなものだ!」と罵倒された。

アゲハは返す言葉が無かった。実際、もしアゲハが6人に「雨宮が事情を知ってるみたいだから雨宮が目覚めるまで出発を待ちたい」と言っていれば6人とも助かったかもしれない。だがアゲハは自分と雨宮の安全だけを優先して6人に重要な情報を隠して、結果的に6人を見殺しにしたのだ。だからアゲハは「確かに俺が殺したようなものだ」と痛感し、心が痛んだ。そして雨宮の絶望はそういうものなのだと知った。

だが、とにかく今はこの状況を切り抜けることが先決であった。朝河を連れて化け物の監視を躱して警戒区域の外へ出ればゴールまで行くのは何とかなりそうであった。だが死んだと思われた5人のうち1人だけ、まだ荒野に倒れたまま生きているかもしれないと朝河に聞いたアゲハは危険を冒してそいつを救いに行くと言い出し、それを聞いた朝河はさっき「お前が殺したようなものだ!」と罵倒したのは言い過ぎだったとアゲハに謝罪した。アゲハの警告を嘲笑って出発した責任は自分たちにもあると認めたのです。その上で朝河は自分が雨宮を回収して背負ってゴール地点に向かうから、アゲハは生存者を救出してゴール地点で合流しようと約束して一旦分かれることにした。

しかしアゲハは杉田という生存者を救出して逃げようとしたところを化け物のうちの一体に襲われ、化け物たちが共通して赤い玉を身体に付けていることに気付いたアゲハがその赤い玉を岩で割ると化け物は灰になって崩れていった。だが杉田も死んで、その死体は灰となり消えていき、杉田の持っていた赤いテエレホンカードも灰となって消えた。他の犠牲者たちの死体も灰になって消えており、この世界で死んだ者はみんな灰になるようだ。

更にアゲハは遠くに富士山が見えることに気が付き、この奇妙な場所が実は日本だったのだと気付いて、ワケが分からず混乱します。一方でゲート地点に到着しようとしていた朝河と雨宮の前に警戒区域から追ってきた化け物が現われて襲ってきたというところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

ロメリア戦記 ~魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織した~

第2話を観ました。

今回は冒頭でロメリアの回想シーンが描かれます。これは前回の第1話の冒頭で描かれた魔王討伐の場面の後の出来事のようです。魔王は討伐したが、魔王軍の残党は魔族の大陸を海上封鎖してしまい、アンリ王子の勇者パーティー一行は船に乗って魔族の大陸から本国に戻ることが出来なくなってしまった。それでアンリ達が港で奴隷として使役させられている家族に「どうにかできないか」と相談してみたところ、その家族はアンリ達を睡眠薬を眠らせている間に自分たちが魔王を討ったのだと言ってワザと魔王軍に捕らわれて処刑され、魔王軍は魔王を殺した犯人を処分できたと安心して海上封鎖を解除し、そのおかげでアンリ達は本国に戻ることが出来たようです。

ロメリアは自分たちが眠っている間にそんなことが起きていたと知って愕然としたようです。その家族には幼い子供もいて、ロメリアにはよく懐いていたが、その子供も魔王軍によって処刑されていた。もちろんアンリやロメリアがその家族に「自分たちの身代わりになって死ね」と命じたわけではない。その家族が勝手にやったことです。ただ、その家族は魔王を殺したところで魔王軍はまだ健在であり人類への脅威は去っていないことは分かっており、魔王軍を完全に滅ぼすためにはアンリ達の力が必要であると理解していた。だから自分たちの命を捧げてもアンリ達を無事に本国に戻したかったのです。

それは結局は「魔王軍を倒すため」なのであり、ならば港でその家族を処刑した魔王軍の手先とアンリ達が戦い、仇を取った上で船を奪って本国に渡るという選択肢もあったはず。ただ、その家族は自分たちが替え玉となることでアンリ達を出来るだけ安全に本国に戻そうとしていたのだから、その意を汲んで、知らぬ顔をして船に乗って本国へ戻るというのも選択肢としてはアリです。結局アンリは後者を選択したようですが、心中は果たしてどういうものであったのか。ロメリアの心中もどんなものであったのか。詳細は描かれていないので不明ですが、ロメリアは後悔しているようです。

その場で魔王軍と戦うべきだったかどうかは微妙なところです。但し、1つ確かなことは「その犠牲は決して忘れてはいけない」

ということであり、「その遺志には必ず報いなければならない」ということです。その場は安全策をとって知らぬ顔をして船に乗って本国に戻るのは仕方ないとしても、すぐに態勢を整えて取って返して、その家族がその身を犠牲にしても守りたかったものを守らねばならないはずです。

負け戦であったのならば「それは無理だ」と諦めても仕方ないとは思う。でもアンリ達は「魔王を討ち取った英雄であり勝者」なのです。ならば再び戦うべきです。しかしアンリ達はそうはしなかった。本国に帰って「魔王を倒した英雄」として祝賀パーティーや凱旋パレードに大忙しです。まるでその家族が命を捨てて守りたかったものとは「アンリ達の英雄としての名声」だけであったかのように思っているかのようです。でも、そうではないですよね。その家族が自分の命と引き換えに守りたかったものとは「魔王軍に蹂躙され続けている辺境の人々の平和」であったはずです。

それがロメリアには分かっている。だから「そうすることが出来なかった」ということを後悔している。アンリ達と一緒にやっている限り、そういう「本当にやるべきこと」は出来ない。だからロメリアは1人で辺境のカシュー地方にやってきた。そうしてカシュー地方の代官の守る砦に到着すると、代官のセルベクに会い、「道中の村で魔物の被害を見た」「魔物討伐の部隊を編成してほしい」と要請する。

セルベクから見れば「世間知らずの領主の娘が気楽なことを言っている」と思える話です。「我が砦にはその任務を任せられる有能な指揮官がいない」と適当に断ろうとしますが、それに対してロメリアは「私が指揮官をします」と言う。するとセルベクとしては「素人には無理です」とか言って領主の娘の機嫌を損ねるのも避けたいので、「素晴らしい!」とロメリアの救国の志を褒めて、適当におだてるしかない。何せ追放されたとはいえ元は魔王を討伐した勇者パーティーの一員だったというお嬢様ですから、気位は高いのだろうとセルベクは気を遣うことになる。そうなると「指揮官がいない」という理由は使えないし、兵が居るのは事実だし、こうなればロメリアを指揮官とした魔物討伐部隊を編成するしかない。

但し、そんな「領主の娘の道楽」に砦の正規兵たちを使われてはたまらないので、まだ実戦経験のない新兵たちばかりを集めてロメリアの指揮のもと魔物討伐部隊を急造することになった。新兵ばかりならば、まずは訓練から始めなければならず、すぐに出陣ということにはならない。おそらく素人のロメリアが指揮官では訓練すらまともに出来ず、永遠に出陣することなく、途中で飽きて放り出すだろうとセルベクは考えた。

そういう経緯でいきなり領主の娘の部下にされてしまった新兵たちは困惑し、その「領主の娘」というのが例の魔王討伐の勇者パーティーを追放されて王子との婚約も破棄されたとかいうスキャンダラスな噂の令嬢であるというのもあって、ロメリアの思惑を「王子にフラれた汚名返上のために焦っているのでは?」などとあれこれ想像したりして、あまり良い印象を持っていなかった。そういう状況でさっそくロメリアと新兵たちの初めての顔合わせとなったが、そこでロメリアは新兵たちに「グラハム領内の魔物討伐」が任務だと告げ、更に「魔王軍との戦い」も視野に入れていると言い出す。

新兵たちは驚いて、隊長に任命されたアルは「魔王軍との戦いは王子の率いる王国軍の仕事では?」と疑問を呈する。だがロメリアは「王国軍はこの辺境の地には来ません」と言い切り、重要拠点ではないこの辺境の地は、たとえ魔王軍が襲ってきても王国軍に見捨てられると宣告する。実際、そういう事例をロメリアは幾つも見てきた。それはこのカシューの地よりも更にもう少し辺境の地です。冒頭の回想シーンで描かれた海の向こうの「魔物の大陸の港町」だって元は「王国の辺境」であった。いずれはこのカシューの地にも魔王軍はやってきて、あの港町のような惨状がこの地にも現出することになる。魔物の被害が増えてきているというのは、その前触れなのだ。そこでは人々は奴隷にされるか、或いは嬲り殺しにされる。それを王国軍は決して助けようとせず見殺しにする。ならばこの辺境の地の民が自ら辺境の地を守るしかないのだとロメリアはこの辺境の地の生まれである新兵たちに説き「王国のためにではなく故郷のために戦ってほしい」と言う。

但し、ロメリアは「ただで命を賭けろとは言いません」と微笑み、手柄を上げた部下には自分のポケットマネーから金貨を褒美として与えると言う。それで新兵たちの多くは金欲しさに俄然やる気を出します。実際、王国軍が来ないのならば自分たちで故郷を守るしかないのも分かる。それでも危険な任務であるのは事実なので不安はあります。しかしロメリアは「訓練次第」だと言う。しかしロメリアは新兵たちに何か特別な訓練を施すというわけではなく、新兵たちはまだ組織的な戦い方も習っていないので、とりあえずいつもやっているように2チームに分かれての模擬戦をやり、それをロメリアは見ているだけであった。新兵たちは実力も戦い方もバラバラであり、部隊としてまとまりがあるようには見えない。それでも訓練を見終わったロメリアは満足そうに「次は実戦ですね」などと言い出し、さっそく討伐隊は初陣ということになってしまう。

いきなり出陣すると聞いて代官のセルベクは慌てて「武器や装備が無い」と言って出陣を邪魔しようとしますが、ロメリアは既にセルベクが横流ししようとして隠していた武器や装備品を見つけ出しており、その不正をバラされたくなければ差し出すようにとセルベクを脅迫して、まんまと新兵たちのための武器や装備品を手に入れ、遂に出陣の日となる。まずは「猿鬼」という知能の高い魔物の群れの討伐が初任務ということになるが、実戦経験の無い新兵たちには手に余る強敵のようです。セルベクはいっそ全滅してロメリアも死んでくれれば好都合と思って送り出し、隊長のアルもロメリアの指揮官としての能力を全く信用しておらず、もし自分たちが無駄死にするような命令を下すようならロメリア1人を見捨てて逃げ帰ろうと考えていた。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

2026年秋アニメのうち、10月11日深夜に録画して10月12日に視聴した作品は以下の7タイトルでした。

 

 

アオのハコ Season2

第27話を観ました。

今回は表参道のビルの展望台で出会った千夏の旧友の夢佳という人のことを大喜が気にするところから始まる。ずいぶんと千夏に対して当たりがキツかったし、大喜のことも睨みつけてきたからです。夢佳は中学までは英明に在学していて女子バスケ部であったが、英明の高等部には進学せず他の学校に進学しバスケも辞めたのだそうだ。大喜も中学時代の千夏を目で追っていた際に一緒にプレイしていた夢佳の姿は目にしていた。バスケの巧さという点では一番目を引く存在であったし、とても楽しそうにバスケをしていたという印象が強く残っていた。だから千夏からそういう話を聞いて大喜はとても意外に思ってのでした。

それで翌日の練習中に針生先輩に夢佳という人のことを聞いてみると、バスケを辞めた理由は知らないと言う。ただ千夏が夢佳と会ったという話を聞くと針生は千夏のことを心配そうにします。実は千夏と夢佳は7歳の頃から同じジュニアチームでバスケをやっていた仲間で、千夏が毎日朝練をやっていたのも「夢佳に追いつくため」だったのだという。その話を聞き、大喜はそんな友達で憧れの相手でもあった夢佳にあんな嫌味を言われて千夏が傷ついたのではないかと思い胸を痛めた。

しかし数日後、大喜は虫歯になってしまい、行きつけの歯医者が廃業したというので新しく別の歯医者に行ってみたところ、そこで受付のバイトをしている夢佳にバッタリ出会った。夢佳は大喜のことを千夏の彼氏と勘違いしているからなのか、ずっと当たりがキツくて、大喜はその歯医者に通うのが憂鬱になるが、どうやら何度も通うことになりそうです。これからも夢佳と顔を合わせることになるのかとウンザリしていると、帰りがけに夢佳の方から話しかけてきた。そしてバスケ部を辞めたという話題に触れると「千夏のことが嫌いになったから部活を辞めた」と夢佳は言う。また、そのことは千夏にも伝えてあるという。

その後、帰宅すると千夏がちょうど夜の散歩に出るというので大喜も一緒に行くことにして、歩きながら展望台に行った時の話題になり、夢佳が失礼なことを言ったことで千夏が大喜に謝ったので、夢佳の話題に移り、千夏は夢佳との出会いからの想い出を語ります。千夏が7歳でバスケをやりたくなって初心者としてジュニアチームに入った時、夢佳はチームの同年代で一番上手であった。先生は夢佳のことを「一番才能がある」と言ったが、千夏が見たところ夢佳が一番長くボールに触っていた。つまり一番努力しているのだということが分かった。だから自分も夢佳みたいに努力すれば上手くなれるのだと思い、千夏は懸命に努力し始めた。そんな千夏が下手なのを上手な子達は笑っていたが、夢佳は千夏の努力を認めて一緒に練習するようになり、2人は親しくなった。夢佳は実は千夏の「努力できる才能に憧れる」とか言っていたらしいが、とにかく千夏は夢佳みたいになりたいと思って努力し続け、英明中学も夢佳が推薦を受けて入学し、夢佳に誘われて千夏も入学したのだという。しかし夢佳は中学でバスケを辞めて英明も辞めてしまった。千夏は今でも高校のチームでプレイしながら「このチームに夢佳がいれば」と思ったりするという。だが夢佳はバスけ部を辞める時、千夏のことを友人と話していて「昔から嫌いだった」と言っており、そこにたまたまやってきた千夏はそれを聞いてショックを受けたようだ。それでも今でも千夏は「夢佳に追いつきたい」という想いで努力し続けている。

そんな千夏の話を聞いて大喜は更に夢佳のことが気になり、もしかしたら怪我でバスケが出来なくなって辞める羽目になり、それを隠そうとしているのかもしれないと考えたりするが、下校途中に公園でバスケをする夢佳とバッタリ出会い、夢佳が怪我をしているわけではないと知る。それで夢佳と会話しますが、どうやら夢佳がバスケを辞めた理由は「自分より実力が上の相手に出会ってしまったという挫折からの逃避」という、才能がある人間特有のものであったのだと察する。それで「自分より上がいるなんて当たり前」「高校でいくらでも挽回できたはず」と正論を説く。だが夢佳に「客観的に見ればいくらでも正論言えるよね」とひっぱたかれてしまう。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい

第2話を観ました。

今回はヒロがコロニーの町でならず者たちに襲われていたミミという女性を助けてやるが、どうもミミはワケありな様子。もともと酸素関係のインフラの仕事をしていた両親のもとで普通に育てられたお嬢様の学生だったみたいですが、不慮の事故で両親を失い困っている様子。そこでヒロはミミを自分の宇宙船のクルーとして雇ってやることにしますが、宇宙船のクルーとして特に何が出来るというわけでもないミミは、エルマからヒロの夜のお相手をするよう唆され、ミミもヒロとそういう関係になることが嫌ではなかったので夜這いをかけてくる。ヒロは立場を利用して肉体関係を強要するようなことはしたくなかったのだが、そうすることでミミが安心したがっているということに気付き、優しくミミを受け入れてやり、2人は肉体関係となります。

そうしてミミはヒロの宇宙船のオペレーターとなりましたが、その後すぐにヒロに宙賊の討伐に参加するようオファーが来ます。指揮官はセレナ大尉であり、雇われた傭兵たちの中にはエルマもいました。宙賊たちの潜伏場所を発見したので軍が艦砲射撃で攻撃するのだが、逃げ出した宙賊たちの小型船を討ち取るのが傭兵たちの仕事です。そこでヒロはゲームをプレイした時によく使っていた戦法を使って大戦果を挙げます。そうして大勝利に終わり、ヒロは惑星上に庭付き一戸建てを買おうという夢を目指すことにした。一方エルマは宇宙船の暴走で味方の旗艦と衝突事故を起こし賠償金を請求されて落ちぶれてしまう。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

野生のラスボスが現れた!(第2期)

第14話を観ました。

今回はスコルピウスに対するリーブラ量産機の自爆攻撃も通用せず、いよいよルファスがスコルピウスと対峙します。一方で召喚された勇者である瀬衣はルファスと魔神王の対峙を目撃した際に感じた違和感を問うために仲間達と共に賢王メグレズを訪問していた。仲間達の目的は「瀬衣をレベル1000に到達させる秘法」を教えてもらうことであった。200年前にはレベル1000に達している人間は七英雄も含めて多数存在したのだが現在はそうではなく、その結果人類は魔神族に対抗できない。そもそも正攻法ではそこまでレベルは上がらない。だから200年前には何か秘法があったはずなのだ。

その質問に対してはメグレズは「この世界を創世した女神のことをどう思う?」と質問で返してきた。それに対して皆が女神を称えるようなことを言うと、メグレズは「君たちには秘法を伝えることは出来ない」と言う。しかし瀬衣とだけは2人で話をしたいと言いので他の皆は席を外して瀬衣とメグレズの2人だけになり再度メグレズが同じ質問をすると瀬衣は女神に対する懐疑を口にした。もともと瀬衣がメグレズに尋ねたかった違和感はそのことだったのだ。ルファスと魔神王との会話を聞いた際、「200年前の戦いは女神のシナリオに従ったものだった」「女神はこの世界が救われることなど望んでいない」と魔神王は言っていた。また、皆が異常にルファスを憎むのも瀬衣には違和感があった。それは瀬衣だけがこの世界の住人ではないから感じる違和感であった。つまり誰かがこの世界の住人がルファスを憎むよう誘導している可能性がある。そして、それは女神の仕業であり、だから仲間だった七英雄が急にルファスと戦ったのではないかと瀬衣は懐疑していた。

それで瀬衣がそうした違和感について述べると、メグレズも200年前の戦いの時は確かにルファスに対する負の感情が増幅して友であるルファスと戦ってしまったと悔やむ。それを聞き、瀬衣はやはりこのミズガルズの住人の全てが女神による思考誘導を受けているのだと確信し、メグレズに「俺と一緒に戦ってください」と共闘を申し込む。ルファスを討つのではなく戦いを強制する誰かを止めるために戦おうという瀬衣の申し出を受け入れたメグレズは、さっきの「レベル1000に到達させる秘法」の存在を明かす。それは「黄金のリンゴ」というアイテムであり、そのアイテムを生み出せるのはこの世界でただ1人、ルファス・マハールだけなのだという。

その「黄金のリンゴ」をその時まさにルファスは生み出していた。スコルピウスの蠍の眷属たちを一掃して、その遺体の群れから湧き出したマナが集まってルファスの手の中で黄金のリンゴを形成したのです。ディーナの説明によれば、この世界では倒した敵のマナは倒した者にのみ流れて倒した者のレベルアップのためにしか使われないが、その効率は悪くて、それゆえ大量の敵を倒してもレベル1000になど普通は到達しないらしい。だが200年前にルファスがマナの吸収効率の極めて高い「黄金のリンゴ」を使って人類のレベルを大幅に上げた結果、人類のレベルが1000を超えたりしていたようです。もちろんその200年前のルファスというのは現在のプレイヤーの魂の入ったルファスではなくオリジナルの方のルファスなのだが、とにかくそれは女神にとって脅威を感じるものだったようです。だから女神はルファスを封印するために七英雄を思考誘導してルファスと戦わせたのではないかと思われる。

そこにスコルピウスがやってきていきなり主人であるルファスに攻撃してくるのでルファス達は驚く。そして、どうやらスコルピウスは200年前の戦いに向かうルファスを引き留めなかった後悔の感情を増幅させられて女神に操られてルファスを倒して監禁しようという狂った思考になってしまっているらしきことが分かる。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略

第1話を観ました。

この作品はなろう系ラノベが原作の異世界ファンタジーであり、主人公のRPGゲーム好きの高校生の高月マコトは学校のスキー合宿の帰りのバスで事故に遭い、クラスの皆と一緒に異世界に転移します。異世界転移の定番としてスキルが与えられるのだが、クラスの他の皆は優れたスキルとステータスを授けてもらっているのに、どういうわけかマコトはイマイチなスキルやステータスであった。どんな時でも平常心を保てるとか、水魔法の初級クラスとか、地味な感じ。あと「ゲームを利用する人の視点を利用できる」という「RPG」という奇妙な能力もあった。それから「寿命が10年」とも言われたが、これは魔物を狩ったりして貢献すれば寿命は伸びるらしい。だが微妙なスキルばかりなので上手くいくかどうか不安なところです。

とりあえずマコトは受け入れ施設で魔法の修業をすることにして、その間にクラスメイト達はあちこちの有力者にスカウトされて旅立っていき、マコトだけが取り残された。この国の水の巫女であるソフィア王女様もやってきたので「水の女神の信者になりたいので加護が欲しい」と相談してみたところ、冷たくあしらわれてしまった。その後もマコトにはスカウトは来ず1年が経過し、マコトは施設を出ることになった。

そうして町に向かってみたが、途中で商人がゴブリンの群れに襲われていたので助けることにした。何とか工夫してゴブリン達を倒し、商人に感謝されて町まで送ってもらえることになった。その日の夜、野営していると夢の中に女神が現われて「貴方を眷属に加えたい」「私の信者になりませんか?」と勧誘してくる。どうやら水の巫女の信仰している女神とは別の女神であるようだが、マイナーな女神だそうで、ちゃんと名乗らないのでマコトは怪しみます。千年間も信者がゼロだったそうで、女神は必死でお願いしてくるので、マコトも信者になってあげることにする。女神は短剣を授けてくれて「私の信者はあなただけ」「あなたには期待してるわ」と言って去っていく。目覚めるとマコトの手にはその短剣が握られていて、夢ではなかったことが分かった。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる(第3期)

第27話を観ました。

今回は8万のサイツ軍に攻め込まれたカナレ軍2万8千の戦いの続きが描かれる。州境のクメール河を挟んでサイツ軍の4万の先遣隊と対峙したリーツ率いる2万のカナレ軍の主力はリーツの果断な指揮と、シャーロットとムーシャの2人の魔法による活躍で勝利し、サイツ軍の4万は一旦はサイツ領に撤退していった。そしてリーツはムーシャの魔法で陣地も築き、これでサイツ軍が渡河して侵攻してくることはますます困難となった。だがサイツ軍を率いるボロッツはこの先遣隊4万による攻撃はカナレ軍の手の内を探る前哨戦と考えており、リーツという敵将が手強いことを知り、正攻法では簡単にクメール河を抜けないということを学習したのであった。

クメール河の戦いの勝利の報は8千の別動隊の兵と共に砦にこもるアルスにももたらされ、一同は勝利に沸く。ただカナレ軍の戦略目標は「サイツ軍が戦争をする気が無くなるようにすること」であったので、まずはこうして緒戦で勝利したのは良いことであったが、これで相手が嫌気がさして撤退してくれれば万々歳だが、まずは敵の出方を待つということになる。ただアルスは敵の反応を待つだけではなく、こちらからも手を打とうと思い、ランベルクにあるローベント屋敷に使いを送る。

一方で敵軍の大将のボロッツは大量の鹿を集めて山間にあるクメール河の上流部で鹿の群れを解き放ち、猟犬と騎兵で河に向かって鹿を追い立てさせた。すると鹿は河を渡って逃れようとして、河の浅瀬を見つけて逃げていった。それを見てボロッツは兵たちが渡河できるポイントを見つけ、そこに簡易式の吊り橋を架けて多くの兵を渡河させてカナレ領に侵入させることに成功してしまったのでした。

クメール河の上流で敵軍が渡河したという急報を聞いてリーツは大急ぎで兵を率いて上流部に向かう。2万のカナレ軍主力部隊で4万のサイツ軍の先遣隊を撃退できたのは、あくまで「河を挟んでいた」という地形の条件があってのことであり、渡河されてしまっては防ぎきれなくなる。だから急いで現場に急行して渡河ポイントを潰してしまわねばならない。そう思って焦って2万の主力軍を率いて現場に行ってみたところ、既に7万の敵兵が渡河ポイントにひしめいてしまっており、片や味方軍は急いで来たので魔法のための大型の触媒機も持ってきておらず、シャーロットもムーシャも大軍を殲滅できるような魔法攻撃は出来ない。

そういうわけで非常に不利な状況となってしまうが、とにかく渡河ポイントを潰すためリーツは防御陣形を展開してから渡河ポイントを攻撃しようとする。だが当然、対岸に陣を敷くサイツ軍もボロッツの指揮のもと攻撃してくる。だがやはり敵兵があまりに多くてカナレ軍は劣勢となり、リーツは一旦退却することにした。もちろん敵軍は追撃してくるので、誰かが殿を務めねばならない。リーツは自ら殿を務めると言うが、ブラッハムが自分の率いる精鋭部隊こそが殿の役割を果たすべきだと主張する。カナレ軍で最強だと自負する精鋭部隊だからこそ、こういう時に戦うべきだというブラッハムの力強い言葉に心動かされたリーツは殿のっ役目をブラッハムに託し「必ず生きて帰ってこい」と約束させる。

こうして少数の精鋭部隊で追撃してくる7万のサイツ軍を食い止めて2万のカナレ軍を砦まで逃がすという過酷な任務に就くことになったブラッハムであったが、さすがに大軍を前にして震える部下たちに対してブラッハムは「その震えは武者震いだ」「男を上げたくてワナワナしてる」「俺たちはカナレ最強の命知らずだと明日にはミーシアン中に知れ渡っているはずだ!」と、命の危機こそが武名を上げる絶好の機会なのだと士気を大いに煽る。そうして精鋭部隊の士気は一気に上がり、敵兵を押し返していく。そんなブラッハムの指揮する姿を見て、副隊長のザットはアルスがブラッハムを必要とする理由を理解するのであった。

ところが、だいぶ時間を稼げて2万の本隊を撤退させることに成功したので精鋭部隊も撤退を開始したところ敵兵に追いつかれてしまい、それを振り切ろうとした際、ブラッハムは自分の槍を落としてしまい、それを拾うために引き返し、敵軍の中に取り残されてしまう。部下たちには先に行くようにと言って単身で拾った槍を振るって敵軍に立ち向かったブラッハムであったが、どう考えても無謀であった。

実はブラッハムの家であるジョー家は代々騎兵を生業とする戦士の一族であり、ブラッハムの持つ槍もそのジョー家に代々受け継がれてきたものであった。ブラッハムの父と兄も立派な戦士であり、ブラッハムは子供の頃、父と兄に憧れており、大きくなったら一緒に戦場に出て戦うことが夢であった。だが負け戦に参加した父と兄は帰ってこなかった。兄は死を覚悟していたのか、一旦戦場から戻ってきた際にブラッハムにジョー家の槍を托して再び戦場に戻っていった。

戦争が終わった後、父と兄が帰ってこずブラッハムは1人ぼっちになってしまい、周囲の人たちは父と兄は戦死したと決めつけていた。だがブラッハムは「2人は死んでない」と言い張り、それに対して人々は「生きてるならどうして戻ってこないんだ?」「お前は父と兄に捨てられたということになるぞ?」とからかった。するとブラッハムは「そんなことはない!」とムキになり、「自分がジョー家の槍を振るって戦場で名を上げればきっと父と兄は自分の居場所が分かって帰ってきてくれるはずだ」と思って、それで「戦で名を上げて大きな男になる」ということにやたらと拘る人間になったのでした。精鋭部隊の士気を上げた「男を上げるために戦う」という号令も、ブラッハム自身の生き方そのものであった。そしてその武勲にはジョー家の槍が共にあらねばならないという強い拘りがあるので、危険を顧みずに槍を拾いに戻ったのです。

だが、本当はそうではないということをブラッハムは自覚していた。槍を拾いに戻ったのは単に父と兄の形見だったからなのであり、本当はブラッハムはとっくに「父と兄は死んだのだ」という事実は心の奥では理解していた。ただ、それを素直に認めたくないので「俺が戦場で名を上げれば父と兄は戻ってくるはず」と自分に言い聞かせて戦っていたに過ぎない。そんなのは本当は自分の心を偽る嘘であり、自分は本当は「俺も戦場でジョー家の槍を持って死んで、早く父や兄とあの世で会いたい」と思っていたのだということをブラッハムは分かっていた。だから遂に力尽きて敵兵の槍が自分を貫こうとした時、ブラッハムは清々しく微笑みながら死を受け入れようとした。

ところが、その敵兵の槍を戻ってきた副隊長のザットの剣が弾き、ブラッハムの命を助ける。逃げるように言ったはずのザットが戻ってきたのでブラッハムは驚いたが、ザットはブラッハムに「最強の男になるんじゃないのかよ!」「お前の人生こんな簡単に終わらせちゃダメだろ!」と怒鳴りつける。実はザットはブラッハムが敵軍の中に取り残された時につい「このまま見捨てた方が自分が隊長になれて得なんじゃないか?」なんて考えてしまった。そして、そんな考えが頭をよぎったことによって自分の過去の過ちを初めて素直に受け入れることが出来て、それでブラッハムを助けるために引き返すことが出来たのでした。

ザットには昔、重い病気を抱えた息子がいて、その息子の治療費を稼ぐために傭兵として戦場を駆けまわっていた。だが傭兵の仕事が多忙になりすぎて家を空けることが多く、ある日ザットが戦場から帰ってきたら息子は病気が悪化して亡くなっていた。息子は本当はザットが治療費を稼ぐことよりも、残された時間を出来るだけ長く一緒に過ごしてもらいたい願っていた。その息子の想いを裏切ってしまったザットは選択を間違えたといえる。

でもその時ザットは「自分が選択を間違えていた」という事実を受け入れられず「もっと金を稼げていれば」という想いに執着し、その後はもう治療費を稼ぐという意味など無いのに、ただひたすら金に執着して傭兵をするようになった。今回アルスに仕えようと決めたのも「貴族の家臣になれば金をたくさん貰えそうだ」と思ったからに過ぎない。そして戦場でブラッハムが危機に陥った時も「このガキが死ねば俺が隊長になれて給金も上がる」なんて考えてしまい、さすがにそこでザットは自分の心があまりにも醜く汚れてしまっていることに気付いた。そのおかげで「俺は息子の死に繋がる選択の間違いから目を背けるためにここまで堕ちてしまっていたのか」と痛感し「もう選択を間違うわけにはいかない」「もう子供の未来が潰れるのを見過ごせない」と思ったザットはブラッハムを救うために駆け戻ったのでした。

そのザットの「最強の男になるんじゃないのかよ!」「お前の人生こんな簡単に終わらせちゃダメだろ!」という一喝でブラッハムはこの槍に誓っていた自分の言葉を思い出していた。それは「なすべきことをなす」「それまでは死なない」という言葉であった。死んで父と兄に会うとしても、その時にジョー家の槍を持つ者として恥じない男になっていなければいけないという拘りだけは本物であったのだ。だからまだこんなところでは死ねない。そう思ったことでブラッハムは力を取り戻し、槍を振るって敵兵を弾き飛ばす。そこにザットが馬で駆けつけてブラッハムを救出して脱出し、精鋭部隊の部下たちも戻ってきて一団となって戦場からの離脱に成功し、全員無事に戻ることが出来た。

そうして今回の戦いは敗北という形にはなったが2万の主力軍の兵たちはほとんど損耗せずに砦に戻ることが出来た。そしてリーツはアルスのもとにそうした戦況を報告し、それを承けたアルスが今度は反撃に転じると宣言したところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった

第2話を観ました。

今回はピアが14歳になり、王太子の命令で王宮でのお茶会に参加することになります。名家の子女たちは社交界デビューの前から年に数回は王宮でのお茶会に参加するのが慣例だったのだが、ピアは乙女ゲームの登場キャラ達に出会ってしまいゲームシナリオが動き出すのが怖くてこれまでずっと病弱を理由にして参加を辞退し続けていた。だが王太子が幼馴染であるルーファスの婚約者をどうしても一目見たいというので今回は参加せざるを得なくなった。ルーファスは愛するピアを他の男の目に触れさせたくないのでさっさと挨拶を済ませて帰ろうとします。

そうしてお茶会に行ったピアは乙女ゲームの攻略対象キャラである騎士団長の息子のヘンリーとその婚約者のエリンとも出会う。どうやらエリンがヘンリー攻略ルートの悪役令嬢キャラであったようです。ただエリンはピアのことをとても気に入ってくれたようで、仲良くしてくれます。ルーファスは自分以外の人間がピアを愛することで嫉妬しますが、ピアは他人が自分なんかと仲良くしてくれることを喜びます。ルーファスもエリンがピアの良さを理解したことは認めます。

更にピアは王太子のフィリップ殿下にも謁見します。フィリップは乙女ゲームではメインの攻略対象キャラだったのでピアは前世から見慣れた相手です。その婚約者のアメリア公爵令嬢もメインの悪役令嬢キャラであったのでピアには懐かしい顔ですが、ゲームで見た時とは違い、気品あふれる姿でフィリップとも信頼し合っている様子。これほど仲睦まじい様子のフィリップとアメリアでさえ乙女ゲームのシナリオが動き出せば関係が壊れてしまいフィリップはアメリアを非難し糾弾し追放してしまう。そのことを思うとピアも自分もルーファスに裏切られ憎しみをぶつけられることになるのだと胸を痛めます。

それで気分が悪くなりバルコニーで休んでいると、そこに謎の年配の男が現れて「ジョニーおじさん」と名乗り、ピアに話しかけてくる。ピアは見覚えのないキャラであったが、ピアのことを知っている様子であった。そこにルーファスがやってきて、どうやらルーファスはジョニーのことを知っているようであり、不機嫌そうな顔で睨みつける。するとジョニーはルーファスの視線を感じ取ってそそくさと去っていく。ルーファスは憮然として父親に報告するとか言っているのでスタン侯爵家に関係のある人物のようです。

ルーファスはさっさとピアを連れて帰ってしまい、他の者たちに「自分たちの間には付け入る隙などない」と見せつけるようにピアをお姫様だっこして額にキスをして帰っていく。そんなルーファスをピアは好きになってはいけないと思いつつ、結局は一緒に過ごしてその生身の姿に触れていくうちに家族想いで努力家で領民想いのルーファスを好きになってしまい、そうして15歳になり、ピアは王立アカデミーに入学することになったところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

紫禁・御猫房 ~紫禁城猫警備室~

第1話を観ました。

この作品は中華アニメの日本語吹き替え版のようです。紫禁城の中に文化財を守る物華を守るために物華世界という異世界に乗り込んで邪悪な存在であるブラックオウルというものと戦う「紫禁・猫御房」という秘密組織があり、そこには6匹の猫たちが所属している。今回は任務を果たすために物華世界に乗り込んだ主人公のソウビが敵との武術対決に臨むという展開が描かれましたが、どうも登場キャラが猫ばかりというのもあって、あまり興味が湧かないので1話切りさせていただきます。

2026年秋アニメのうち、10月10日深夜に録画して10月11日に視聴した作品は以下の8タイトルでした。

 

 

朱色の仮面

第1話を観ました。

この作品は「ヤングキングアワーズ」で連載中のバトルファンタジー漫画が原作であり、分割2クール放送の今期は前半クール分であるようです。仮面を装着した者に不思議な能力をもたらすという世界観で、伝説の仮面職人ガストン・ルーの弟子のペルが、師匠の作った「武神の仮面」に魅せられて装着した結果、師匠や他の弟子たちを惨殺してしまい、それ以降、その罪滅ぼしに師匠の作った世界中に散らばった仮面を壊して回ることになった。

そうして訪れたリスブラン王国で炎竜の仮面を壊そうと目論んでいたが、その在処を知っているという少女ソナルエと出会い、ソナルエと共に王宮に忍び込む。すると待ち伏せていた敵と戦いになり、ソナルエはリスブランン王国の元王女であり、国を奪った仮面の主であるゴウオンに復讐しようとしていることが分かる。ペルは自分の作った仮面の力を駆使して戦うがゴウオンに圧倒され、絶体絶命の窮地の中、ソナルエはペルの所持し封印していた「武神の仮面」の封印を解いてしまい、復讐を果たすために武神の仮面に魅入られて装着してしまう。

そういう感じの第1話だったんですが、まぁまぁ面白そうではあるんですが、いかにも王道のバトル系少年漫画という感じで、しかも2クールもあるとなると、どうせ最後まで見ないだろうなと思うし、夕方アニメだし、まぁ子供向け作品なんだろうなという感じで、別に切実に見る必要もないかと思いまして、1話切りさせていただくことにしました。

 

 

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

第2話を観ました。

今回はフィーアが騎士団の入団試験を受けます。成人の儀の時に大聖女であった前世の記憶を思い出して聖女の力に目覚めたフィーアはそれから3ヶ月かけて大聖女だった頃の能力を大体思い出して自在に扱えるようになった。その上で騎士団の入団試験に臨み、身体強化や武器の強化付与などのズルをして試験をクリアしていく。まぁそれなりに剣の実力もあるはずなんですけど、いちいち各段階の試験官がフィーアの脳筋騎士バカの兄たちでスパルタ試験を課してくるのでフィーアとしてもズルでもしないと合格しないという羽目になってしまったのですが、結局そのたびに目立ってしまい、聖女であることを隠さねばならないフィーアは焦って誤魔化す羽目となる。

結局フィーアは合格し、王族の護衛をする第一騎士団所属となる。新人で第一騎士団所属となるのは異例とのことだが、王族ということはフィーアの前世のセラフィーナ王女を見殺しにした王子たちの子孫ということになる。その王族というのは現在は2人しかおらず、国王と王弟だけ。その王弟というのが次期国王であり騎士団の総長サヴィス・ナーヴだという。

そして入団式の際にフィーアはそのサヴィス総長と模擬試合をすることになってしまう。どうもフィーアは目を付けられているようです。その際にフィーアは試験の時は1.5倍ぐらいの身体強化や武器強化でやっていたのだが、総長相手には3倍ぐらいで立ち向かったが、それでも負けてしまった。強化がバレないぐらい控えめの範囲での最大限の強化であったのだが、それだけでは圧倒的な実力差を埋めることは出来なかったようです。しかも総長には強化魔法がバレてしまった。そういう強化魔法は300年前のセラフィーナの死後に失われていてバレないはずだったのですが、どうやらセラフィーナの一族であった王族には聖女の魔法に関する知識が伝わっているのでバレたようです。ただフィーアは「父から成人の儀の祝いに貰った剣がたまたま魔剣だった」と言って誤魔化した。

ただフィーアは総長が左足を怪我していることを聖女の力で見破って左側ばかり攻撃したので、そのこともバレてしまい、結局は総長に只者ではないと怪しまれることになり、上司である第一騎士団長のシリルや、その他の上司たちによって色々とチェックを受ける羽目となってしまう。そうしてフィーアが初めて魔物討伐の任務に参加することになったというところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

#ゾンビさがしてます

第2話を観ました。

今回はアキ達がショッピングモールを拠点にして新たな生活を開始したところから話が始まります。ユウの知識とモールにある物資を使って水のろ過装置を作ったりして生活基盤を整えていく。またアキは父が遺したカメラのフィルムを現像したいと言うが、ユウも現像の仕方はよく分からないと言う。またナツキはアキとハルが村を出るのについてきたのは置いてけぼりにされるのが嫌だったからであり、外の世界に特に目的があるわけではないらしい。そうしているうちにろ過装置が完成したので川に水を汲みに行くとゾンビが出現したが引き返していく。それを見てユウはゾンビが川の水を汲んだバケツの水の反射を嫌がったのかもしれないと考え、猫避け水みたいにゾンビ避け水を作れるかもしれないと考えたりする。

その一方でユウは先日のゾンビたちを吹っ飛ばした爆弾の発した爆音を聞きつけて「訪問者」がやってくるはずだと警戒する。この「外の世界」にはユウたちのようにアキ達よりも前に居住している人間たちの集団が存在しており、そういう連中の中には乱暴な連中もいて、このショッピングモールの拠点を奪おうとしてくるとユウは警戒していたのです。そんな中、夜に侵入者があり、ナイフで襲ってきたので捕らえてみると人間の女性であった。ミカヅキという名であり、はぐれた仲間を探して此処にやってきたという。ナイフで襲ってきたのは危険な相手だと思って警戒したからだと言うが、ユウはミカヅキの言うことを信用せず、拠点を奪いに来たのだろうと警戒する。

しかしミカヅキは食事を分けてもらうとアキ達と打ち解けて、アキ達のことを気に入ったとか言い出す。アキ達はミカヅキを信用しそうになるが、ユウは警戒を解かない。だが深夜、皆が寝静まった後、ミカヅキは拘束を解いて姿を消しており、ユウは「仲間と一緒にここを奪いに来るはずだ」と警戒する。だが探してみるとミカヅキはショッピングモールの中に居り、物資を漁っていた。それらの物資はアキ達と会話している中で、アキ達が欲しがっていた物資ばかりであった。ミカヅキはそれを探しだしてアキ達にプレゼントしようとしていたようであった。

そうしてアキがやりたがっていた花火を皆でやろうということになり、ミカヅキの探してきた花火をやってみるが、全部シケていて火は点かなかった。するとミカヅキは「そろそろ仲間のところに戻る」と言って去っていった。だがユウはミカヅキが嘘を言っていると感じて、後を追いかけて事情を聞くと、ミカヅキはゾンビに噛まれて既にゾンビになりかけていた。ゾンビに噛まれたので仲間に捨てられて、ヤケクソになってアキ達の拠点をメチャクチャにしてやろうと思って乗り込んできたのだが、アキ達に優しくされたのでゾンビ化する前に既に失っていた人間らしい感情を取り戻し、最後にアキ達に役に立つことをしてから立ち去ろうと考えたのだという。そうしてミカヅキは去っていき、その後、完全にゾンビ化した姿でアキと再会し、アキは悲しみつつミカヅキを介錯するのであった。そうして、ミカヅキの遺してくれた地図を手掛かりにまず車を動かすガソリンの調達にアキ達が向かうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

バーテックスフォース

第2話を観ました。

今回は突然襲ってきた謎のロボットと「エンジン」の力を使って戦った晴香のピンチにおいて急に明の謎の力が覚醒して両腕がロボット化し、敵ロボットを撃破した場面の続きから始まります。明は自分にも姉の晴香と同じようにテイア星人の戦士だった父親から受け継いだ「エンジン」の力があったのだと喜び、撃破したロボットが父の仇である「EDVA」であったのだと思って勝利を喜ぶ。しかし、海に吹っ飛んでいったはずの敵ロボットの一部と思われる機械が海から戻ってきて明に襲い掛かる。

危機一髪というところであったが、突然その場に現れた謎の少女の銃撃によってその機械は撃ち落とされて機能を停止し、明は命拾いします。だが、その命の恩人であるはずの少女は怖い顔をして明を睨みつけたまま銃口を向け「見つけたぞ!東道明!」と敵意を剥き出しにする。その少女はもう1人の少女を引き連れていて2人組であったが、その少女の言うには、この破壊した機械はさっき撃破したロボットの「セントラルコア」なのだという。そのセントラルコアを破壊しない限り、ロボットを倒したことにはならないようです。

つまり、明はロボットを撃破して勝ったと思って油断していたが、セントラルコアは生きていたので破壊されたボディを捨ててコアだけで明に攻撃してきたわけです。それだけ執拗に明を狙ってきた理由は、明の持つ「ENIA」を狙っているからなのだとその謎の少女たちは説明する。明が両腕をロボット化したのはその「ENIA」の力によるものだったのだが、それは「ENIA」の力の全てなのではなく、本来は全身がロボット化するはずであるらしい。つまり明はその「ENIA」の力を全て使いこなせていないようですが、その謎の少女たちはそのことは知らないようです。

だから謎の少女は明に「ENIA」の力を全て引き出すよう要求する。その目的は「ENIAを破壊するため」なのだそうだ。「EDVAにENIAを奪われる前に破壊する」というのが謎の少女たちの目的であり、そのために明の前に現れたようです。といっても、いきなりそんなことを言われても明や晴香には何のことか分からない。そもそも明は自分にいきなり発現したこの謎の力をてっきり姉の晴香と同じ「エンジン」の力だと思っていたので、いきなり「ENIA」とか言われても何のことか分からない。しかし謎の少女たちは明や晴香が「ENIA」について把握しているという前提で会話しているので、どうも話が嚙み合わない。

それで「破壊する」とか言って明に銃口を向けている謎の少女たちを自分たちへの敵対者だと思い込んだ晴香が「明に何かしようっていうんなら許さない」と敵意を向けたので、一触即発の事態となり、銃を向けていた謎の少女は「エンジン」を発動して襲い掛かってくる。晴香は相手も「エンジン」を出したので驚愕しますが、咄嗟に「エンジン」を発動させて攻撃をブロックし、「エンジン」同士の戦いとなる。

「エンジン」を使えるということは、この謎の少女もまたテイア星人の戦士の力を受け継ぐ者なのかと思われるが、どうやらこの謎の少女は晴香よりも「エンジン」を使うのが上手みたいで、晴香は劣勢に陥る。しかし、そこに明が姉の危機を救うために割って入って、その「ENIA」と謎の少女たちが呼ぶ能力の片鱗であるロボット化した両腕のパワーだけで謎の少女の「エンジン」を吹っ飛ばしてしまう。どうやら「ENIA」というもののパワーは両腕部分だけの不完全な状態でも「エンジン」に勝るほどの力を発揮するみたいです。ただ、その直後に明の両腕のロボット化は解除されてしまう。つまり、明は「ENIA」の力をやはりちゃんと使いこなせてはいないのです。謎の少女は吹っ飛ばされて激昂して明に襲い掛かるが、そこにもう1人の謎の少女が「エンジン」を発動させて割って入り「ENIAの破壊は中止」と告げる。

ここでバトルは水入りとなり、一旦全員が晴香と明の母親の食堂に行き、状況を整理することになる。まず、この謎の2人の少女は、好戦的だった方がエレノア・ノースブルックという18歳のアメリカ人であり、戦いを止めた方がララ・ズーデンシュタインという17歳のスイス人であった。2人とも父親がテイア星人の戦士であり母親が地球人であった。つまり晴香や明と同じ境遇というわけです。2人の父親は晴香と明の父親の同志であり、12年前に共にEDVAと戦い死んだようです。だからエレノアとララには晴香と同じように亡き父親の「エンジン」が受け継がれているみたいです。

エレノアとララはもともと一緒に動いていたようであり、晴香や明の居場所も把握はしていたようです。それはおそらく彼女らの父親が「ENIAを明の体内に隠している」と言い残していたからなのでしょう。晴香や明にはエレノアたちの存在は教えられていなかったのは、おそらく明の父親が出来るだけ明の体内に隠した「ENIA」の存在を明本人にも自覚させないほどに秘匿しておきたかったからなのだと思われる。

そこまでして隠しておかねばならなかった「ENIA」とは一体何なのかというと、かつてテイア星でEDVAが作った究極兵器なのだという。星を滅ぼすほどの力があり、EDVAはENIAを使ってテイア星を滅ぼそうとしたので、明の父たちテイア星の戦士たちはそのENIAを完成直後に奪って宇宙船に乗せ、ENIAを持ったまま地球に逃れてきたらしい。だからEDVAはENIAを取り戻すために戦士たちを追いかけて地球にやってきた。そしてENIAを手に入れ、ENIAを使って地球人類を滅ぼすというのがEDVAの目的なのだという。それを阻止するために12年前に明の父たちテイア星の戦士たちはEDVAに立ち向かい、敗れて死んだのだ。

ただ、その後12年間はEDVAは現れなかったので、明やエレノアやララ達の父親であるテイア星の戦士たちは自らの死と引き換えに相討ちでEDVAを12年間は行動不能に陥らせるほどのダメージは与えることは出来たようです。ところがそこに例の「パワーダウン」が2週間前に起きた。エレノア達の言うには、あの「パワーダウン」はEDVAがENIAの隠し場所を探すために世界中のコンピューターにハッキングしたことによる副産物だったのだという。「パワーダウン」が起きた段階でそのことに気付き「EDVAが復活して襲来してきた」「そしてENIAを手に入れようとしている」と考えたエレノアとララはENIAをEDVAに奪われる前に先手を打ってENIAを破壊してしまおうと思って、こうして明の居るオキナワにやってきたのです。

実際、EDVAは明の持つENIAを奪おうとして攻撃してきた。晴香が「エンジン」の力を使ったのを感知したEDVAは「その場所にテイア星の戦士たちが隠したENIAがあるに違いない」と考えて尖兵を送り込んできた。さっき晴香や明が戦ったロボットがその尖兵であり、エレノア達の説明によれば、あれはEDVA本体ではなく、その尖兵である「バトノイド」という実働モジュールに過ぎないという。当然「バトノイド」はEDVA本体よりは弱い。実際、明のENIAの両腕だけの不完全形態でも撃破されてしまった。それならバトノイドなどではなくEDVA本体が襲ってくればよかったんじゃないかとも思えるが、EDVAはそうはしなかった。それはどうしてなのかというと、おそらくEDVAは用心深いのでしょう。

EDVAはテイア星の戦士たちの「エンジン」の力による攻撃で12年前に「12年間は行動不能に陥るほどのダメージ」を受けた。だから「エンジン」の力を受け継いだ戦士たちの子供たちの力を警戒して自らは姿を現わさずにバトノイドを送り込んで明のENIAの力を奪おうとしているのだ。ENIAの力さえ奪えばEDVAは究極の強さを手に入れて、もう「エンジン」の力によってダメージを受ける心配もしなくて済むようになる。そうなるまでは用心深く姿は現さないのでしょう。

実際、エレノアなどは、もしEDVAがENIAを奪うために自ら明の前に姿を現わすならばEDVAを倒すチャンスだと考えている。だが、その前にENIAを壊してしまうのが最も安全策だとも考えている。ところがララが「ENIAの破壊は中止」と突然言い出したのでエレノアもその判断が理解できないと言う。それに対してララがどうしてそういう判断をしたのかについて説明します。

まず、そもそも「EDVAにENIAを渡してはいけないからENIAを破壊しなければならない」というのであれば、晴香やエレノアやララの父たちテイア星の戦士たちがテイア星でENIAを奪った時点で破壊していれば済んだ話なのです。しかし彼らはそうはせずに地球にENIAを持ってきた。それはおそらく「究極兵器であるENIAを使わなければEDVAを倒すことは出来ない」と考えたからなのだろうとララは言う。

実際、ENIAを奪ったにもかかわらずEDVAはテイア星を滅ぼしてしまった。EDVA自身としてはあくまで理想は「ENIAを使ってより効率的に星を滅ぼす」であったはずなので不本意な形であったとは思いますが、それでも「ENIA無しのEDVA」でも十分に絶望的な脅威なのです。でもテイア星の戦士たちの「エンジン」の力だけではEDVAを倒すことは出来ない。だから「ENIAを使いこなしてEDVAを倒すしかない」と考えたのでテイア星の戦士たちはあえてENIAを破壊せずに地球まで持ってきたのであろうとララは推測した。実際に12年前にテイア星の戦士たちの「エンジン」の力だけでは命と引き換えにしてもEDVAを完全に倒しきることは出来なかったわけですから、このララの読みは正しいと考えていいでしょう。

ただ結局、12年前はテイア星の戦士たちはENIAの力を使いこなすことが出来なかった。だから「エンジン」の力だけで戦いEDVAに大きなダメージは与えたが倒しきることが出来ずに自分たちの命は失い、つまり「負けた」のです。だからエレノアとララは「結局は自分たちテイア星の戦士の力の継承者たちもまた父親たちと同じようにENIAの力を使いこなすことは出来ないだろう」「それならばEDVAに奪われる前にENIAを破壊してしまった方が安全だ」と考えた。そうして明の居るオキナワにやってきたのだが、その時点ではララも「ENIAを破壊しよう」と考えていた。

だが明がENIAの力を両腕部分だけの不完全な状態で使ってバトノイドを倒し、エレノアの「エンジン」をも吹っ飛ばしたのを見て、ララの考えが変わった。それは明が曲がりなりにもENIAの力を使いこなしているように見えたからです。もし明がENIAの力を完全に使いこなせるようになれば、明と共に戦えばEDVAを完全に滅することが出来るかもしれないと思えたのです。実際ララは父親たち正規のテイア星の戦士たちでさえ敗れたEDVAに対して地球育ちの自分たち子供世代の戦士たちが勝てるという保証は無いと思っていた。だからEDVAと戦うためには明のENIAの力に賭けてみようと思ったのでした。だからララは「ENIAの破壊は中止」と急に方針変換を言い出したのです。

ただエレノアはララの考え方の論理的な正しさは認めつつも、まだENIAを使いこなせない明を共に戦う仲間と認めることには懐疑的です。エレノアは子供の頃に父がEDVAとの戦いで死んだと知って以降、いずれ来るであろうEDVAとの戦いに備え、いつかEDVAを倒して父の仇を討つために徹底的に自分を鍛えてきた人間なので、仲間となる戦士に求める基準も高いみたいです。明はずっと「守られるだけの存在」であることを嫌ってきた人間ですから、自分もEDVAとの戦いに参加したいと思っていますが、実際のところどうやってENIAの力を制御できるのかも分かっていない状態です。

一方で晴香はエレノア達の話を聞いて「自分と明を勝手に戦いに巻き込まないでほしい」と迷惑がる。だがエレノアの言うには、こうして明がENIAを持っていることがEDVAにも知られてしまった以上、何度でもバトノイドを送り込んでくることは間違いなく、もはや戦いから逃れることは出来ないとのこと。エレノアから見れば明は「共に戦う仲間」というわけではないが、むしろ晴香は自分やララと同じく「エンジン」の力を親から継承したテイア星の戦士「バーテックス」の宿命から逃れられない仲間ということになる。だがエレノアから見れば晴香はバトノイド相手でさえ苦戦するようなレベルであり、こんなレベルでは「EDVAから弟の明を守る」なんて言っても「出来もしないことを言っている」と見えてしまう。それでも晴香は戦う宿命から逃れられないなら戦おうと決意し、それでも「明は戦わせない」と誓う。

明は地球の危機に際して自分も戦いたいとは思うが、姉の晴香の想いを裏切りたくないとも思い、葛藤する。しかしエレノアに「私はお前に期待しない」「だがお前の父親がお前にENIAを托した意味を考えろ」と言われる。確かに父親は12年前の戦いに出発する前にまだ1歳だった明に向かって「お前は未来を導く希望の光になるんだ」という言葉を遺しました。あの時、父親は自分たちでは使いこなせなかったENIAの力を使いこなしてEDVAを倒して世界の希望を照らして平和な未来へ導く救世主の役割を明に託したのかもしれない。

翌日、バトノイドが現われて明を襲ってきて、エレノアとララが応戦しますが、晴香は明を避難させようとする。だがバトノイドが2人を襲い、エレノアはあえてそれを静観し、ララは驚くが、すぐにエレノアの意図を察して晴香と明の様子を観察することにする。エレノアは、あくまで明を守るために戦おうとする晴香の覚悟を見定めると同時に、明がENIAの力を制御できるかどうかも見定めようとしていたのでした。

晴香は自分が戦っている間に明を逃がそうとして「エンジン」を使って必死にバトノイドと戦い、明は晴香を助けるためにENIAの力を引き出そうとする。だが晴香は力尽きてしまい、一向にENIAの力を引き出せないまま明はバトノイドに捕まり食われてしまいます。だがバトノイドの口の中で遂に明はENIAの力を引き出し、今回は全身がロボット化する。しかも前回のように身体の上にロボットの装甲が付くという感じではなく、明の身体と意識は別空間のようなところにあり、そこでENIAを操作するような感じになります。

ただ、まだ明はENIAの力を全部引き出せてはいないようで、バトノイド相手にかなり苦戦します。それでもエレノアとララは明が十分戦えるとは判断し、戦いを引き継いでバトノイドを倒し、明はとりあえず自分の意思で自在にENIAに変身することは出来るようになった。晴香も戦いに身を投じる覚悟を決め、エレノアとララに「一緒に明を守ってほしい」とお願いする。そうして4人は共に旅立ち、5人目のバーテックスが居るという北海道に行くことになった。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

マジカル★エクスプローラー

第2話を観ました。

今回は前回のラストシーンの続きで、幸助がエロゲのメインヒロインの1人であるリュディが危機に陥っているところに助けに入った場面の続きから始まる。マフラーを展開して防御壁にして自分とリュディ達を一時的に敵から守るが長くは保たない。そこでリュディに防御魔法を使うフリをして目くらましの魔法を使ってもらい相手の隙を作り、マフラーの物理攻撃で敵を排除し、何とか危機を乗り切り犯人たちを拘束することに成功した。だが1人は逃してしまった。

リュディを襲った連中には邪神教が関わっており、もともと学園長の花邑一族は邪神教から敵対視されており、幸助もその一族であり、しかも今回リュディを助けたことによって幸助も邪神教から命を狙われる可能性が出てきた。そこでリュディのトレーフル皇国ではリュディと共に幸助のことも護衛したいということになり、リュディとその護衛のメイドのクラリスは花邑学園長の家に住んで幸助と同居することとなった。

本来のゲームシナリオでは「邪神教に狙われたリュディを主人公の伊織が助けたことから仲良くなる」という展開であったはずなのだが、入学前に幸助がリュディを助けたためにシナリオが変わってしまったようです。こうなると伊織がリュディを守るという展開にならなくなる可能性もあり、そうなると幸助がリュディを守らねばならなくなる。そのためには幸助がもっと魔法を使えるようにならないとマズいのだが、学園長の家に住み始めてから幸助は学園長の娘のはつみ先生やリュディやクラリスとラッキースケベ展開になったり、はつみ先生の殺人級に不味い料理に悶絶したりする。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

生徒会にも穴はある!

第2話を観ました。

今回はまず生徒会の広報活動でポスターの貼り換えをしたりする。翌日、水泳部の合宿のしおりを作るのを寿子が安請け合いしてしまい徹夜作業になりそうなので梅や照井も手伝うことになった。たんは薄情にも帰っていったが、分からないことをスマホでググったら寿子のムッツリスケベが露わになり逃亡、照井は水泳部の女子たちの巨乳画像を見てコンプレックスが刺激されダメージを受け、梅はPCに不慣れで作業は行き詰る。そこにたんが戻ってきてテキパキと作業をしてしおりは簡単に完成するが、たんは水泳部の水着写真を抜き取って自分のサイトで販売しようとしていた。それでたんはスク水を着せられて公開引き回しの刑に処されるのであった。

話は変わり、生徒会メンバーは風紀委員の鳳条鷹香に頼まれて夜の校舎の見回りをすることになる。寿子は梅とのラッキースケベを期待するが、たんが先回りして皆を驚かそうとしたところ、何者かに声をかけられて怖くて窓から飛び降り、樹に引っかかったのを梅たちが首つり死体だと勘違いして怖がり、梅が寿子に抱き着いたので寿子の望みは叶った。ちなみにたんに声をかけたのは遅れてやってきた鳳条であった。

また話は変わって、梅が生徒会室に行くと、そこには血を大量に流した女子が机に突っ伏しており、梅は殺人事件なのかと驚くが、それは実は生徒会の庶務の高等部1年の陸奥こまろであった。交通事故に遭ってこれまでずっと学校を1ヶ月ほど休んでいたので久しぶりの登校であり、梅とは初対面であったが、登校途中にまた事故に遭い、それで大量の鼻血を流していたのであった。なんかすごくドジ体質みたいで、重要な仕事を任せるには不安なので、本人は本当は書記をやりたかったのだが庶務という名目でゴミ拾いぐらいしかやらせてもらってないようだ。

しかし梅が「怪我してるのに働いて偉い」と褒めたらこまろは梅に懐いてきて、書記の仕事を見たいと言ってきて梅の膝の上に乗って作業を見学し始める。こまろは警戒心が無さ過ぎて、しかも巨乳なので危なっかしい。生徒会では希少種の愛玩動物のような扱いである。平塚先生とも仲が良いようで、梅同様に平塚先生の紹介で生徒会に入ったらしい。ただ、たんは自分の方が可愛いと拗ねたり、寿子はこまろに梅を取られたと勘違いして悲しんだりします。そんな感じで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収

第2話を観ました。

今回はレントの前にエムピーというギフトの妖精が現れてレントのことを「マスター様」と呼び、レントのSSランクのギフト「魔蔵庫」がSSSランクの「無限の魔蔵庫」に進化したことを告げる。そうして進化したことによってサポート妖精であるエムピーが姿を現わして今後はレントをサポートしてくれるようです。こうして進化したことにより魔力を無限に貯められるようになった。そして債務者から魔力を強制的に徴収することが出来るようにもなった。ただそのためには債務者と返済の契約を結ばねばならないので、レントは自分を追放した断空の剣の連中と相対し「貸した魔力を返してほしい」と頼む。するとガイたちに散々罵倒されて足蹴にされるが、ガイ達は嘲笑い去り際に「出世払いでよろしく~」と捨てゼリフを残した。だが、これで「返済の契約」をしたということになり、エムピーはガイたち3人からの魔力の強制徴収が出来るようにしてくれた。しかもその返済方法というのをレント側で任意に選べるのだが、エムピーは今回は「リボ払い」という最も過酷な取り立て方法をチョイスした。毎回一定量の魔力を利息分込みで徴収されるプランなので、膨大な魔力を借りているガイ達3人は実質的には毎回利息を払っているだけで元の借りた債務分は全然減らず、延々と利息を払い続けることになる。つまり3人はいくら魔力を増やしたり回復させたりしても、永久にレントに魔力を払い続けるために全く成長することは出来ず、ただ魔力を搾り取られるだけの人生を送ることになるのです。レントはあまりの過酷さに驚くが、エムピーはそれはレントの本心を代弁しているのだと言います。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

彼方から

第1話を観ました。

この作品は1991年から2002年まで「LaLa」で連載された異世界ファンタジーの少女漫画が原作です。女子高生のノリコは登校しようとしていたら金色に光る鳥に遭遇して、それを追いかけていたら車に轢かれそうになり、そこで姿を消してしまうが、突然に別の見知らぬ世界に転移してしまい樹海に落下する。どうやらノリコはその世界では「目覚め」と呼ばれる存在であり、「天上鬼」というものを目覚めさせる存在なのだという。詳細は不明だが、その「天上鬼」を操りたいと思っている者たちは「目覚め」を手に入れようと躍起になって争い合っている様子。そういうわけでノリコがその世界に出現すると同時に様々な勢力間でノリコの争奪戦が開始される。

樹海で目を覚ましたノリコは自分の置かれた状況が分からず、家族や級友たちを探したりしますが、スマホも圏外であり困り果てているとワームのような怪物に襲われてしまう。すると、そこに現れた1人の男性に助けられて、ノリコはお礼を言いますが、男性の話す言葉は日本語ではない別の言語であり、ノリコには彼が何を言っているのか分からなかった。彼もノリコの言葉は分からないようであったが、どうも彼は「こんなはずじゃなかったのに」と言っており、もともとはノリコを助けるつもりで此処にやってきたわけではないがつい助けてしまったようです。

そこにノリコを手に入れようとして別の勢力の者たちが近づいてきたのを感じて、その男はノリコを連れて移動を開始する。さっきのワームみたいな怪物は「ハナムシ」と呼ばれるようで、この樹海に大量に生息しており人間にとっては脅威のようです。だから他の勢力の連中も簡単に樹海の中に入ってきくることは出来ないが、ノリコとその男もハナムシから逃げ回りながらの移動となる。男は凄まじい身体能力でなんとかハナムシの追撃を振り切って安全な場所まで逃れて、そこから筏で川を下って樹海を脱出しようとします。

ノリコは父がSF作家であり、以前から見知らぬ場所の夢をよく見ていたので相談して「それは多元宇宙論の異世界だ」と教えられていたので、ハナムシから逃げ回っているうちに、この自分の知っている世界とは全く異質な世界を「異世界だ」と認識はするようになっていた。ノリコは心細くなって泣いたり、疲れて寝てしまったりしたが、この男は傍に寄り添ってくれていたので、ノリコは途方に暮れている自分を放っておけずに構ってくれているのだろうと思って感謝し、言葉は通じないながらも「覚悟を決めて貴方を信頼してついていきます」という意思は伝えた。相手にはイマイチ伝わっていないようであったが、とにかく2人は筏で川を下り始め、ノリコは自分の名前は「ノリコ」だと伝え、男の名を尋ねる。男はもともと「目覚め」というものを「世を争乱に導く危険な存在」と思っていたらしいので名を名乗り合う羽目になるとは予想もしていなかったようでちょっと戸惑うが「イザーク」だと名乗ってくれた。

樹海の周囲では各勢力が牽制し合い、自由都市リェンカというところの兵たちが樹海に降下してくる。一方で筏から岸に上陸したイザークとノリコは地下道のようなところを徒歩で進むことになるが、イザークはノリコをその世界の服装に着替えさせる。ノリコの着ていた現代日本の学校の制服では目立ちすぎるからみたいであるが、イザークは異質なものは消し去った方が安全と判断し、ノリコの脱いだ服は川に捨ててしまう。また学生カバンも捨ててしまおうとするが、ノリコは自分が様々な勢力に利用されようとしている立場だとは知らないので驚いてイザークに縋りついて「これは私と元の世界を繋ぐ唯一のものなのに」と泣きわめく。するとイザークはノリコに同情したのか、カバンは持っていくことを許可してくれた。

だがノリコはイザークの様子を見て、カバンを持っていたら危険なのだろうと察し、それでも危険を承知でカバンを持つことを許してくれたイザークの優しさに応えたいと思い、あくまでイザークを信頼し、カバンを川に捨てることを決意し、川に流してしまう。そんなノリコを見てイザークは「何故この娘が目覚めなのだろう?」「何かの間違いではないのか?」と心が揺れる。そして「もしこの子が本当に目覚めなのならば、俺はいいずれ彼女を殺さなければならない」と心の中で呟く。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

2026年秋アニメのうち、10月9日深夜に録画して10月10日に視聴した作品は以下の2タイトルでした。

 

 

ホタルの嫁入り

第1話を観ました。

この作品は小学館のマンガワンで連載されていた漫画が原作で、原作は完結しているようです。ただ原作漫画は全79話、単行本で全12巻という量なので、1クールで完結するような量ではないでしょうね。アニメは全12話だそうですのでひとまず1クールのようですから今期で完結はしないと思われる。ただノイタミナ枠なので続編が制作される可能性は高いと思う。

今回はまず冒頭で主人公ヒロインである桐ヶ谷紗都子が登場します。時代設定は大正時代か昭和初期ぐらいという印象ですが、桐ヶ谷家は華族の家柄で伯爵家であり、その桐ヶ谷家の長女である紗都子はかなりの美貌の持ち主で、容姿だけではなく伯爵令嬢として相応しい資質を完璧に備えている、まさに完璧な令嬢キャラとして登場します。当時は華族の令嬢の役割は出来るだけ家柄も良くて能力に秀でた男性と結婚して実家の役に立つことでしたので、これぐらい完璧な令嬢である紗都子には縁談話が殺到し、選び放題という状況です。

ただ、紗都子は実は生まれつき心臓の病気で、ずっと病弱であり、おそらくそう長くは生きられない。そのことは世間には公表されていない。心臓が悪くて長く生きられないような嫁を貰いたがる男などいないからである。桐ヶ谷家としては紗都子を上手く良家に嫁がせたいので、それは不都合な情報であるので隠している。

また、紗都子の生母は紗都子の幼い時に亡くなっており、父親は再婚しているので現在の紗都子の母親は義母であり、その義母の産んだ腹違いの妹もいる。その義母と妹は紗都子のことをずっと疎んじており、桐ヶ谷家で紗都子を愛してくれているのは父親だけである。だから紗都子は父親には感謝しており信頼している。病弱ゆえに桐ヶ谷家にとって本来はお荷物である自分を大事にしてくれた父親に恩返しをしたいと思っている。

その父親が望むのは「紗都子が家柄も良く能力も高い男性に嫁ぐこと」であった。そのためには紗都子はそれに相応しい資質を備えた令嬢とならなければならなかった。だから紗都子は病弱な身体でも懸命に努力して伯爵令嬢として十分すぎるほどの教養や資質を身につけてきた。容姿については子供の頃は別に秀でているという自覚は無かったので、とにかく資質を磨こうと必死で頑張った結果、このように才色兼備な令嬢になったのです。

本当は紗都子は心臓病のことを隠して結婚相手を騙すようなことはしたくはない。でも父親に恩返しするためには背に腹は代えられない。つまり紗都子の中の価値観では「父親>夫」なのである。「父親に恩返しするためならば結婚相手を裏切っても構わない」と思っている。つまり結婚相手のことを大事に思っていないし愛する気も無い。愛する相手ならば父親よりもそっちを優先したくなるものです。しかし紗都子は恋愛というものに何の価値も見出していない。どうせ遠くないうちに死ぬのだからそんなものに興味は無いのです。紗都子の生きる目的は「父親の望む男と結婚すること」だけであり、その男を愛する気持ちなど無い。「相手を騙したくない」というのは単に紗都子自身の美学の問題に過ぎない。

ただ父親は紗都子が心臓病で余命いくばくもないという医者の話は信じないと言う。紗都子が幸せになることを信じており、そのためには病気の治療を出来るだけの後ろ盾が必要。だからこそ出来るだけ恵まれた良家との縁談を進めているのだと言ってくれる。そんな父親の想いを知っているからこそ、紗都子はますます父親のために縁談をまとめねばいけないと思い、本来は嘘などつきたくはないのだが、病気のことも隠して縁談に臨むしかないと覚悟を決めている。本当は結婚しても自分が幸せになれるなんてあまり思えない。でも父親の気持ちを思うと、紗都子も「もし病気のことも受け入れてくれて、お父様も認めて、愛し合える人がいたら」なんてふと思ってしまう。

しかし、そんな紗都子は町に出た際に謎の無頼漢たちに誘拐されてしまう。紗都子は何処かの島に連れていかれて、縛られて牢の中に監禁されてしまいます。そこに「後藤」という男が現れる。後藤はその無頼漢たちに雇われている殺し屋みたいです。紗都子を誘拐した無頼漢のリーダーは後藤に「夜の9時になったらこの女を殺せ」と命じる。この無頼漢たちは誰かの依頼を受けて紗都子を殺すよう命じられているようなのですが、その依頼人はずいぶん金持ちらしい。また依頼人は「すぐに殺すな」と無頼漢たtにに言っているらしい。だから無頼漢は「夜の9時まで待とう」と思ったうようであり、「夜の9時」は別に依頼人の指定ではないのかもしれない。

また、どうやら依頼人は「殺す前に紗都子を犯してはならない」とも言っているようです。無頼漢のリーダーは手下の見張りたちに「この女を犯したら後藤に切り刻んでもらうからな」と釘を刺して立ち去っていったが、普通はそんなことをわざわざ言わないはずですから依頼人に「殺す前に犯すな」と釘を刺されているのだと思われる。実際、殺した後で強姦されたかどうか確認するつもりなのかどうか分かりませんが、とにかく依頼人がそこに拘っていることは分かる。

紗都子を単に殺したいだけならば、別に殺す前に強姦されようがされまいがどうでもいいはずです。また、紗都子を憎くてたまらないというのであれば、むしろ強姦を推奨してもいいはず。だが強姦をしないよう釘を刺しているところを見ると、どうやら依頼人は「紗都子が純潔のまま死ぬこと」を望んでいると思われる。このあたり依頼人の意図は現時点ではイマイチ分かりませんが、「純潔」というのは当時の良家の娘にとっては「良家の男性との結婚の絶対条件」であったので、もし強姦なんかされたら紗都子にとってはそれは単なる屈辱や恥辱を超えて「これまでの人生の全否定」のようなものとなるはず。紗都子に絶対的な絶望を与えるならば「強姦」が最良の手段といえるでしょう。だが依頼人はその逆をやった上で殺そうとしている。そのあたりがどうもよく分からない。

ただ結局、手下たちが我慢できずに紗都子を犯そうとしたので後藤は手下たちを斬りまくる。後藤は別に紗都子を助けたいわけではなく、ただ命じられた職務を遂行しているだけであり、その依頼人から貰えるという莫大な報酬が欲しいと思っているので、紗都子を殺すという決意は揺らいではいない。但し「ここの連中以上に俺を雇える金があればアンタ側についてもいい」と言っていたので、紗都子はこのチャンスを活かして何とかして後藤を味方につけて自分が助かる方法を考える。

そうして紗都子は後藤に「私たち、結婚しましょう」と求婚する。自分と結婚して桐ヶ谷伯爵家の当主となれば今回の殺しの報酬など比べ物にならない財産が後藤のものになる。そうした甘言で後藤を釣ろうとして「あなたを好きになってしまいました」と心にもない嘘を必死で言ったりする。後藤は紗都子の話を信じていない様子ではあったが、無頼漢たちと殺し合うような状況になってしまったのでひとまず紗都子を連れて牢の外に逃げ、追いかけてきた無頼漢たちと斬り合いをする。

ただ後藤はあくまで紗都子を助けるつもりなのではなく、襲ってくる無頼漢たちを殺しているだけ。紗都子に対しては「愛してるっていうのなら口づけしてみせてよ」と挑発し、別に後藤を愛してなどいない紗都子は純潔を守るために後藤との口づけは躊躇する。そうして追ってきた無頼漢たちを全員殺した後藤は約束の9時になったら紗都子を殺すと言い、血まみれの姿で紗都子に迫り、覚悟も無く嘘を言った上流階級の苦労知らずのお嬢様である紗都子の浅はかさを見下したように「こんな大量の血を見るのは初めてだよね?」「いいなぁ、金持ちは気楽で」「先の未来に不安なんて無いんだろうな」と嫌味を言う。

しかし、その最後のセリフは紗都子の心の琴線に触れた。心臓病で余命僅かの紗都子ほど「先の未来に不安のある人間」はいないからです。健康体の後藤にそんなことは言われたくない。「あなたに何が分かるのよ」と啖呵を切った紗都子はハンカチで後藤の顔についた返り血を拭いとると、後藤に口づけして「私に未来なんて無い」「心臓が悪くて先が長くないんです」「だから毎日、覚悟しながら生きています!」と告白する。

すると後藤は急に態度が豹変して「結婚しよう!」と紗都子を抱きしめる。これまで後藤は殺し屋をやっている自分を愛してくれる女がいなくて寂しかったようで、こうして殺しの現場を見た上で自分に口づけをしてくれた紗都子のことを「自分を受け入れてくれた」と思えて嬉しくなり惚れてしまったようです。そうして後藤が「俺、ちょっと愛が重いけど幸せにするよ」と言ってニタッと笑ったところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

うちの弟どもがすみません

第14話を観ました。

今回は成田家の三男の柊の高校受験の日から話が始まる。柊は糸たちの通う高校を受験しており、合格すれば春からみんな同じ高校に通うことになります。しかし糸の心の中は源のことで大忙しであった。バレンタインデーに源へのチョコはアクシデントがあって渡せなかったが、逆に源から日頃の感謝のしるしに手作りクッキーを貰えて、ますます源への恋心が膨らんでしまった糸は「危うく告白するところだった」と一緒に買い物にきた洛に打ち明ける。

だが洛は「告白すればいい」と言う。家族なのに告白するのはマズいし両親に申し訳ないと言って拒む糸に対して洛は「そうやって気持ちを我慢させてるっていうことの方が母さんたちは悲しいんじゃないかな」「俺たちの気持ちは俺たちのもの」「なんでもっと大事にしないの?」と指摘する。それで糸は考え直し、ちゃんと源に告白しようと決意する。しかし、いざ実践するとなるとハードルが高い。別にフラれるだけなら仕方ないと思えるが、「家族だと思ってたのに裏切られた」なんて源が激怒して家を出て行ってしまったりしかねないと思い、糸はなかなか告白に踏み切れない。

一方で洛は社会科準備室で手が荷物を塞がって困っている梓先生の手伝いをしたところ、例のダメ彼氏の「雄大くん」という男とまだ関係が切れていないことを知ってしまう。どうも雄大くんは梓の大学の後輩のようだが初めての彼氏だったようだ。あの大晦日のすっぽかし事件以降、梓は雄大に別れ話を切り出したそうだが、なんかやり直せるんじゃないかと思ってしまいズルズル続いてるらしい。でもここでキッパリ別れてみせると宣言して洛の目の前で雄大からの電話に出た梓であったが、やっぱりズルズルいってしまいそうになる。そこで我慢できなくなって洛は梓から電話を奪い取り「八代梓の新しい彼氏です」と嘘をつき、雄大に対して「あなたにこの人は勿体ないので俺が奪います」と言って電話を切ってしまい、これで梓は雄大と別れることが出来たが、洛は自分の予想外の行動に戸惑う。

成田家では糸が源への告白をどうしようか悩みすぎて深夜に1人でロールキャベツを作りながらブツブツ言っていると、心配した源が一緒にロールキャベツを作ってくれる。そこで糸は「ある人に伝えたいことがある」「でも伝えたらその人を困らせる」「だから言わないと決めていたのに言いたくなって悩んでる」と打ち明ける。それに対して源は「そうやって相手を気遣って悩めるのはお前の良いところ」と褒めてくれる。そんなふうに糸のことをよく見てくれているクセに源は「それだけ悩めるのは相手を大切にしてる証拠」「そこまで大切にされてるそいつは幸せ者」と、自分に向けられた糸の恋心だけは全然気づかない。

ただ糸を心配しているのは確かで、少し気が楽になって笑顔になった糸に対して「頼むから、なるべく俺の前では笑顔でいてくれよ」「これでも心配してんだからさ」と言ってくれる。そんな源にこれ以上隠し事をして心配させるのは無理だと思い、源に対する気持ちを抑えるのも無理になった糸は源にすがりつき「好き!」と遂に告白してしまった。「好きなんです!源のことが!」としっかり自分の気持ちを源に伝えた糸であったが、しかし源はあくまで家族としての「好き」なのだと思って「知ってるわ、そんなこと」とピント外れの反応をする。

それで糸は慌てて源を引き留めて、徹夜で源に自分の源への恋心について丁寧に説明し、源はようやく朝になって理解し「マジか」と言ったきり、その後は何も言ってこなくなった。糸は「源は迷惑に思って、何も無かったことにしようとしてる」と解釈した。それは糸にとっても好都合ではあった。フラれたのは悲しいけど、告白できたことでスッキリしたし、「無かったこと」にしてくれれば源が家を出ていったりすることもなくこれまで通り家族で暮らしていける。成田家のためにはこれが一番いい。糸もこれから姉弟として源のそばにずっといられる。「ありがとう、さようなら、私の初恋」と、一筋の涙と共に心に踏ん切りをつけたはずの糸であったが、春休みのある日、源に遊園地に誘われる。

洛からチケットを貰って、柊も類も予定が合わなかったから糸を誘ったのだというが、源は糸と2人で話をしたかったみたいであり、さんざん色んな絶叫マシンに乗った後、2人で観覧車に乗る。糸に告白されてから源はずっと1人で考え込んでいたらしい。源が告白の話を持ち出してきて糸は焦りまくるが、観覧車の事故で2人は空中で止まった観覧車の密室の中で閉じこめられてしまい、ゆっくり話す時間が出来てしまう。そうして源が告白の返事の話を始めようとするところで今回のお話は終わり、次回に続きます。