2026年夏アニメのうち、7月11日深夜に録画して7月12日に視聴した作品は以下の7タイトルでした。
BLACK TORCH
第2話を観ました。
今回は公儀隠密局に身柄を確保されてしまった弐郎がまず隠密局の課長の司場から事情の説明を受ける。実はラゴウは隠密局で封印していた物の怪だったのだが、物の怪の集団が襲撃してきてラゴウの封印を解いて持ち去ったらしい。物の怪の集団の目的は不明だが、その結果、弐郎がラゴウと同化してしまった。しかし同化を解く方法は隠密局も知らない。ただその方法を探すことは出来るという。そういうわけで弐郎の身柄は隠密局が預かるということになったのだそうだ。
しかし弐郎は隠密局の見張りのいる病院を脱走して自宅に戻り、家族に事情を教えておこうとするが、祖父がいきなり戦いを仕掛けてくる。実は弐郎の祖父は元は隠密局に属していたので司場から事情を聞いていた。その上で、弐郎が隠密局に利用されるのを阻止するため、ラゴウもろとも弐郎を滅して自分も自決すると言い出し、ガチで戦い始める。祖父は圧倒的な強さで弐郎は圧倒されるが、ラゴウには手を出さないようにと厳しく言う。そして弐郎はラゴウを助けた自分の選択を後悔していないと言い、これからはラゴウの力を借りて戦っていくと宣言する。それはかつて祖父が「半人前のうちは素直に誰かの手を借りろ」と言った教えに従った選択であったのだ。そして、その考えを通すためにケジメの意味で今回ばかりはラゴウの力を借りずに自分1人の力だけで祖父に抗ってみせたのでした。その覚悟を知った祖父は弐郎が隠密局で戦うことを許可してくれた。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。
天幕のジャードゥーガル
第3話を観ました。
今回はまず冒頭の場面でモンゴル帝国の皇帝チンギス・カンの4人の息子たちが登場します。1221年春の場面です。前回、シタラ達の住むトゥースの町がやニーシャプールなどがモンゴル軍によって征服された年です。その征服戦を指揮していたのはチンギス・カンの四男のトルイであり、前回のお話でシタラの住んでいたファーティマの家に押し入ってアウクレイデスの「原論」を奪い、ファーティマの命を奪ったのもトルイでした。
そのトルイが手に入れた「原論」を持ってタールカーンのモンゴル軍の野営地に集合した兄たちに会いに来た場面が描かれる。そこに集まっていたのはチンギス・カンの長男のジュチ、次男のチャガタイ、三男のオゴタイでした。この時期、まだ皇帝であるチンギス・ハンは健在であり、遠征軍を指揮していたが、この場には居ない。4人の息子たちは皇帝の後継者候補だが、モンゴル族には長子相続という習慣は無く、逆に末子相続の習慣があるので現状、最有力の後継者候補は四男のトルイということになっています。
ここでトルイが「原論」を欲しがっていた理由が明かされる。それはトルイが遠征土産を何にするかと妻に問うたところ、エウクレイデスの「原論」を欲しがっていたからだという。トルイの妻は外国語で書かれた「原論」の写本を読めるわけではないようだが、そんなトルイの妻がどうして「原論」などを欲しがったのか、そもそもモンゴル人であるトルイの妻がどうして「原論」を知っていたのか、それらは不明ですが、とにかくトルイがトゥースを攻めた時に「学者の家」を探していたのは、妻のために「原論」を手に入れるためだったのです。その結果、ファーティマの隠し部屋にあった「原論」が奪われ、その際のトラブルでファーティマがシタラを庇って斬られて死んだのでした。
ところがせっかく「原論」を手に入れたはいいものの、それを読んで内容をトルイの妻に解説してくれる、外国語の読める学者が居ない。それでトルイが困ってしまった。それを見たトルイに仕える通訳のシラがシタラをその役目に抜擢したいという。それが前回のラストシーンのことでした。シラはあのファーティマの屋敷の隠し部屋から「原論」が奪われた一件の時にトルイの下で通訳をしていた若者です。そのシラがシタラに声をかけて「あの本を取り戻したくないか?」と言ってきたのは、要するに「あの本をトルイの妻に解説する役目になれば実質的にあの本を取り戻したようなもの」という意味だったようです。あの時ファーティマがシタラのことを「私の娘」と言ったので、シラはシタラのことを「学者の娘」だと思ったようです。
もちろんシラはシタラへの親切心でそう言っているわけではなく、そうやってトルイの役に立つことでトルイにより深く取り入って、自分が前線送りにならないようにしたいという打算であるようです。シラはシタラをその気にさせようと「王族に仕えるチャンスだぜ」と調子の良いことを言うが、シタラはそうしたシラの話を聞いて激しい怒りと憎悪を心に抱いた。字も読めないクセに「原論」を欲しがったという妻のために夫が「原論」を奪い、そんな下らないことのために主人であるファーティマが殺されたということだと知り、トルイに対しても、その妻に対しても言い知れぬ憎悪を覚えた。
シラもまたサマルカンドでモンゴル軍に町を攻め落とされて捕虜になったのであり、シタラと同じような境遇であった。でもシラの場合はシタラのように過去のことにはもう拘ってはいないようであった。「むしろこれは出世のチャンス」などと言う。「言葉を覚えるのは得意だけど文字は読めない」というシラはおそらくサマルカンドでは下層階級だったのであろうと思われるが、そんなシラにとってはモンゴル帝国の征服によって既存の秩序が崩壊したのはむしろ好都合のようであり「社会が変わって才能次第で出世するチャンスが開けたんだ」などと言う。
そしてシタラに向かっても「あんたも何かしなきゃ」と言う。自分と同じようにこの時代の変化を前向きに捉えるようにと言いたいのであろうけど、シタラはとてもそんな気分にはなれない。シタラはトゥースの町で奴隷とはいえ幸せに暮らしていた。その幸せをモンゴル帝国によって根こそぎ奪われ破壊されたのだ。そんなモンゴル帝国に取り入って上手く立ち回って出世したいなどとはとても思えなかった。
だが、確かにシラの言うように「何かしなきゃ」とは思う。生きている限りは何もしないわけにはいかない。さっきは全てを失ったのでいっそ死のうかとも思っていたのだが、シラに「原論」を再び手にすることが出来るかもしれないという話をされてしまってから、シタラは「まだ死ぬことは出来ない」という気持ちになってしまっていた。生きて再び「原論」を手にしたいと思えてきた。だが、それは憎きモンゴル帝国に媚びることも意味している。
「どうしたらいい?」と自問自答したシタラの脳裏にかつてムハンマドから聞いた言葉が甦ってくる。それは「勉強して賢くなれば、どんなに困ったことが起きたって、何をすれば一番いいのか分かる」という言葉であった。勉強をしていればこそ、今の自分が目指すことのために何をすればいいのかという答えは見えてくるのだ。それはつまり、これまで自分が「原論」も読みこなすことが出来るほど勉強をし続けてきたことが今こそ役に立つのだという意味に思えた。
今の自分がどんな状態なのかというと、トルイやその妻、そしてモンゴル帝国に対する憎悪しかない。この憎悪や復讐心を満たすこと、それこそがシタラの「何をすればいいのか」の答えであった。そして、そのためにこそ自分の積み上げた「勉強」が役に立つのだ。「原論」を解説する役目としてトルイの妻に仕え、トルイに取り入って復讐の機会を伺おう。そしていつか本当に「原論」や自分の奪われた全てのものを取り戻し、彼らからは自分が奪われたのと同じように全てを奪い取る。そうシタラは考えた。そうして「私、偉くなって毎日美味しいものを食べたいわ」と、欲に釣られたフリをしてシラの誘いに乗ることにした。そして「シタラ」という名が奴隷の名であり、王族に取り入るにはもっと高貴な名の方がいいとシラに言われたので、シタラは「ファーティマ」と名乗ることにした。
それは「復讐を果たして本を奪い返すまでは自分はずっとファーティマ様の奴隷のまま」という心の中での誓いでもあった。そうしてシタラ改め「ファーティマ」はシラに連れられてトルイに謁見し、「原論」の解説役としてトルイの妻に仕えることを誓った。その際、天幕の前に2つの炎が焚いてあり、その間を通ることで「悪いものを清める」のだとシラに教えられた。だがファーティマはその炎の間を通る時、内心では「こんな火で焼き消されるものか」と憎しみの炎を燃やす。ファーティマという存在は間違いなくモンゴルにとっては「悪いもの」であった。そうあらねばならないと思っている。この憎しみは決して浄化などされないとファーティマは心に誓った。
もうシタラという可愛いだけの奴隷は存在しない。ここに新たに生まれたのは復讐鬼と化したファーティマという魔女であった。そのファーティマはモンゴル軍の野営地を睥睨し「ここにあるものは全て敵」と警戒しつつ、まず敵を学ぼうと思った。そうしてシラに頼んでモンゴル語を勉強し始め、モンゴル人の生活についても学んでいった。全く確かに「勉強さえしていれば、何をすれば一番いいのかは分かる」のである。全ては復讐のためであった。
その後、モンゴル軍は更に南下して行ったが、一方でファーティマたち捕虜になったペルシア人たちはモンゴル帝国の本拠地に向かって連れられていく旅を開始した。その途中で皇帝チンギス・カンに謁見する賓客が立ち寄るのでもてなすことになった。ファーティマはその場に居合わせたが、その賓客は「不老不死」の秘術を知るという東方の賢者なのだという。チンギス・カンはその賢者から「不老不死の秘儀」を聞きたいようであった。
その賢者はずいぶんヨボヨボの老人であり、確かにやけに長生きしているようであった。その賢者が先日起きた日食について質問してきたので、ファーティマは宿営地で見た日食の様子やその時刻も答えてみせた。モンゴル人たちが天幕を日時計替わりにして正確な時刻を把握していることを観察して知っていたので、その知識を活かしたのだ。そうしたファーティマの様子を見て感心したのか、その賢者のお付きをしているモンゴル帝国の役人をしているウイグル人のチンカイという男がファーティマに話しかけてきた。
その際に「不老不死」の話題になり、ファーティマは「不老不死など興味は無い」と言う。そして昔読んだ本の話として「神に逆らってまで不老不死を得ることよりも健やかな死の恵みを受け取る方がいい」という教訓を言います。それを聞いてチンカイも賢者に聞いた話として「不老不死の秘儀は無い」「あるのは健やかな死を受け取ることです」と教えてくれた。ファーティマの言葉も、賢者やチンカイの言葉も、それらは言い換えれば、「不老不死」などを追い求める皇帝チンギス・カンへの皮肉であった。チカイは「私たちの国は強いが、まだ若い」「学ぶべきことは多い」と言う。モンゴル帝国は確かに強いが、まだ未熟な国なのです。チンカイは「だからこそ滅ぼした古い国からも学ぶべき点はある」と言いたいのでしょう。そしてファーティマに対しても「あなたもきっと我々の国に必要な賢者です」と言ってくれる。
それを聞いて、ファーティマは子供の頃に「遠くに行って全ての知を学びたい」と言って旅立っていったムハンマドを見て悔しい想いをした時のことを思い出す。自分はあの時「知の探究」に純粋に向かっていくムハンマドを羨ましく思った。もしかしたらチンカイの誘いは自分をそうした幼い日の夢を実現させてくれるのかもしれない。地の果てともいえる遠くモンゴルにまで行き、「知」を極めて新しい世界を建設する手伝いをする人生も悪くないのかもしれない。まだ未熟なモンゴル帝国でこそ自分のような人間は求められているのかもしれない。だが同時にファーティマは復讐者であった。チンカイに聞かされたモンゴル帝国の「未熟」はむしろ復讐者であるファーティマにとっては狙うべき弱点に見える。
そうした葛藤を抱えつつ、ファーティマは数か月後、遂にモンゴル帝国の本拠地に辿り着き、そこでトルイの妻ソルコクタニに謁見するのであった。ソルコクタニの手にはあの「原論」が握られており、それを見てファーティマの心には復讐の鈍い火が灯る。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。
魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance
第2話を観ました。
今回はまずシイナが「高町なのは」と名乗る13歳の少女と出会った場面の続きから始まります。なのはは魔法のような不思議な力を使い、それは生まれついての能力でもあるが、学んで覚えて訓練によって身につく能力でもあるらしい。一見すると「魔法少女」っぽいが、本人の言うには彼女は「魔導士」という身分らしい。所属は「国連災害対策本部、危険生物調査機関、エクシーズ」という組織の調査員なのだそうだ。13歳の少女が国連職員などあり得ないと思ったが、なのはは「そういう特殊部隊なのです」と言い、実際に身分証のようなものも提示された。「国連所属になったのは最近ですが、現場歴は長い」とのこと。
そんな国連職員が自分に何の用なのかとシイナは不思議に思ったが、そのエクシーズという組織では2ヶ月前の海女鳥島の事件を把握しており、シイナに相談したいことがあるのだという。だからエクシーズの本部に一緒に来て話を聞いてほしいのだという。つまり、どうやらエクシーズという組織はシイナが魔人になったことを把握しているようです。そしてシイナが本土に渡ってきて1人で活動していることも把握して、こうして訪ねてきたようです。「危険生物調査機関」というぐらいだから侵略種や魔人について調査していると思われる。さっきも巨大な侵略種を魔法のような力で難なく倒していたのだから戦闘組織でもあると思われる。おそらく魔人と戦えるだけの力もあるのだろう。そんな組織が魔人である自分に「本部へ一緒に来い」などと言うのだから、シイナとしても身の危険を感じないわけにはいかなかった。
それでシイナが警戒する態度を示すと、なのははそれは誤解だと言う。エクシーズは確かに危険生物の調査をやっているが、それ以前に災害対策を主にやっている組織であり、そんな過激な戦闘組織などではないとのこと。あくまで危険生物災害の被害者の救済を主目的としているのであり、シイナがむしろ2ヶ月前の事件の被害者であることは把握しているのであり、あくまで敵対するつもりなどは無いのだと、なのはは強調します。
ただ、それでもシイナはエクシーズの本部に行くことは拒否した。もともとシイナはハンターだった頃に公的機関の募集に応じて活動したこともあったが、ろくでもない扱いをされてばかりで、公的機関というものを信用出来なかった。いや、なのはにはそういう尤もらしい理由を言って拒否しただけであり、本音はそれだけではなかった。今のシイナの主な目的は魔人の正体を自分なりに探ることであったので、どうやら同じ目的で動いているらしいエクシーズと連携することで、むしろ自分の独自の活動が制限されることを警戒したのです。シイナは自分1人でも魔人や侵略種と戦えると自信は持っていたので、別にエクシーズと手を組む必要性は感じていなかったし、逆になのはのような強力な魔導士が所属するエクシーズに干渉されることは避けたかった。
それでシイナが魔人の炎の力を使って飛び去って逃げると、なのはも魔法の杖のようなものに乗って飛行して追いかけてくる。なのはは「久瀬さんは私たちが探している人材かもしれないんです」と言ってしつこく食い下がってくる。あんまりしつこいのでシイナが炎で攻撃してみたところ、なのはは素早く移動して炎を躱してしまう。そうしていると侵略種が襲ってきて2人で共闘して駆除する羽目となった。更に多数の侵略種が集まってきて、ちょっと骨が折れそうな状況となるが、そこに更に新たになのはの仲間でエクシーズの執務管と名乗る「フェイト・テスタロッサ・ファラウオン」という金髪の魔法少女、いや魔導士がやってきてなんかすごい大技で侵略種の群れを瞬殺してしまう。
シイナはもうなんか疲れてしまったし、一応危ないところを助けてもらった恩もあるので、なのはとフェイトの願いを聞き入れて、とりあえずエクシーズの本部に行くことにした。それにしても、戦うことしか取り柄の無い自分に対してエクシーズが興味を示しているのはおそらく戦闘要員としてなのだと思われるが、別になのはやフェイトがいれば戦力としては十分だろうと、シイナは不思議に思った。だがシイナが駆除した侵略種を吸収するのを見て、なのはとフェイトは目を輝かせて「やっぱり久瀬さんは私たちが探している人材だと思うんです」「世界のヒーローになる方かも」と言う。そうしてシイナはなのはとフェイトに案内されてエクシーズの極東支局に行き、そこでエクシーズの総督の「八神はやて」という女性に面会し、侵略種や魔人について説明を受けて、エクシーズの依頼を聞くことになる。
ただ、その前に、この作品の世界観についてちょっと補足説明しておきたいと思います。というのも、どうもこの作品は基本設定について少し説明不足なところがあるみたいだからです。それを先に説明しておかないと、この先の部分がちょっと分かりにくくなりそうなのです。
まず、この作品は「魔法少女リリカルなのは」シリーズの最新作という位置づけですが、時系列としてはまずテレビアニメシリーズの第1期と、その続編である第2期があり、これは主人公のなのはが9歳の時の話になります。その続編としてテレビアニメシリーズの第3期や第4期や第5期の物語があるのですが、これらはなのはが19歳になってミッドガルドという別次元の世界で時空管理局の魔導士となって活躍する世界観となっている。
ただ、どうやらこの作品はこの第3期以降の世界線とは別の世界線の物語であるらしい。第2期の最終話の後、第3期の物語に進まなかった別の世界線の物語が、この作品世界なのであり、タイトルが長いので便宜的に「第6期」と呼びますが、この第6期に至る時系列の流れを簡単に説明すると、第2期の最終話の1年半後、つまりなのはが10歳の時の物語が劇場版アニメ第3作と第4作で描かれ、ここでは2期のラストで時空管理局の魔導士となったなのはとフェイトとはやて達が新たに次元を跨いだ大規模な犯罪に巻き込まれた。
そして、ここからが新たな設定なのだが、その戦いの教訓を得て時空管理局では新たに「エクシーズ」という組織をその3年後、つまりなのは達が13歳の時に立ち上げたらしい。この「リリカルなのはシリーズ」というのは多次元世界が舞台となっており、様々な世界がマルチバースとして同時存在しており、その多次元世界の中心的世界であるミッドガルドに本部を構える時空管理局が多くの魔導士を使って様々な世界の平和を維持しようとしている。ただ、時空管理局はあまりに強大な力を有するためにその行動には制限が課せられており、世界の崩壊のような大災害でなければ別の世界に直接介入することが出来ない。そこに劇場版3作と4作で描かれた大規模犯罪が起こり対応が後手に回ってしまった教訓から、もっと小回りが利く組織として「エクシーズ」が新たに設立されたらしい。
このあたりの経緯は、実は「水曜日のシリウス」で連載中の漫画「魔法少女リリカルなのはEXCEEDS」で描かれているらしい。この漫画はこのアニメ第6期の原作というかコミカライズというか、とにかく同一の内容なのですが、久瀬シイナが登場する「瑞穂編」というのは第13話以降であり、第1話から第12話では別の話が描かれている。この部分では「瑞穂」とは別の世界である「ダルナザ」という世界での「エクシーズの初任務」の話が描かれており、そこでこのエクシーズ設立の経緯や、その活動の詳細も説明されているようです。
このアニメ第6期ではそのあたりの説明を省略していきなり「瑞穂編」が始まっているので「エクシーズ」についてちょっと分かりにくくなってしまっている。エクシーズは時空管理局が様々な並行世界の「世界の崩壊にまではまだ至らない程度の問題」に介入するための組織であり、本当の名称は「時空管理局外局特例調査機関EXCEEDS」という。ただ、その活動には様々な制約が課せられており、「現地世界の意向を汲んで活動すること」「現地世界の治安維持組織と協力すること」「活動期間は任期を設けること」「現地の人々で対処可能なレベルまで事態を鎮静化させ、後は現地に引き継ぐこと」「そのために必要な人材を現地でスカウトすること」などが定められている。
つまり、この久瀬シイナの住む一見すると地球の日本のように見える「瑞穂」というのは実際は地球とは別の異世界であり、そこで30年前に発生した「侵略種」や「魔人」の災害によって現在「いずれこのままでは世界が滅びてしまいそうな状況」となっているので、時空管理局はエクシーズによる介入を承認して、そこに所属している魔導士のなのはやフェイトやはやてがエクシーズの初任務である「ダルナザ」の事件解決の後、この「瑞穂」へとミッドガルドから派遣されてきたようです。
この世界ではエクシーズは現地の機関と協力しなければいけないので、国連所属の組織という体裁になり、名称も「国連災害対策本部、危険生物調査機関、エクシーズ」という名称となった。また、その総督となった八神はやても実際はなのはやフェイトと同じ13歳なのだが、変身魔法で30歳ぐらいの女性の姿になり、国連機関として不自然でないようにしている。国連の上層部はエクシーズが時空管理局の組織であることを承知しているが「瑞穂」の一般人には時空管理局の存在は秘密なので、だからなのは達もシイナに「私たちエクシーズは外国から来たのでずっと此処に居られるわけではない」などと嘘を言っています。
そういうわけなので、この「瑞穂」ではエクシーズは活動期間も制限されており、大規模な介入も出来ないので、基本的には「瑞穂の人々の力で侵略種や魔人の問題を鎮静化出来るようにするための手助け」をするということになる。そのために必要としている人材として、2ヶ月前の事件を調査した結果、シイナに目星を付けたみたいです。
その上ではやてがシイナに説明した内容に戻りますが、まず「侵略種」を根本的に駆除するためには「原種」と呼ばれるこの世界に最初に出現した個体群を倒さねばならないのだが、これらは非常に強力なので近代兵器や薬物では駆除できないらしい。そのためには原種をも超える強大な侵略種の力しか無いのだという。一方で「魔人」というのは侵略種の能力を有した人間のことであるが、他の魔人や侵略種の力を吸収して強大になっていく。ただ普通の魔人というのは、その大部分は何らかの薬物によって普通の人間が魔人の能力に覚醒したものであり、他の魔人や侵略種を捕食する欲求に憑りつかれて正気を保てなくなるらしい。だが、シイナに取り込まれたセツナはそうではなかった。そしてそのセツナの能力を取り込んだシイナも同様で、精神に異常をきたしておらず、身体も変形していない。つまり、シイナだけが理性を保ったままどんどん強くなることが出来るのであり、いずれは人類の味方として原種をも倒せるほどの存在となり得るのです。
そういうわけではやてはシイナに協力を依頼し「我々エクシーズと一緒に世界を救いませんか?」と言う。それに対してシイナは世界を救うというのはピンとこないが「侵略種災害で苦しむ人が居なくなればいいと思っています」と言ってエクシーズに協力することにした。どうやらエクシーズでは侵略種や魔人についてかなり研究が進んでいるようなので、手を組んだ方が効率が良さそうであったし、それに断っても諦めてくれそうもないと思えたからでした。
そうしてなのはやはやて達はシイナに侵略種や魔人に関して情報提供することになったが、それだけでなくて「警戒すべき人間」についても情報を提供するという。それは「侵略種や魔人の能力を悪用する人間」なのだという。そもそも「薬物によって人間が魔人になる」という時点で、その薬物を使っている人間がいるということになる。そのような悪質な人間たちはこの世界を平和にする活動の妨げになるであろうと思われる。
ただ、「警戒すべき人間」とはそうした悪人たちだけではないようです。そうした類の者たちの姿が後半パートでは描かれる。それは「魔人狩り」と呼ばれる者たちであり、魔人や魔人化の薬物を売りさばくような悪人たちを独自に狩る連中のようです。彼女らはどうやら魔人の能力を有していながら理性はあるようですから、シイナと同じような存在なのだといえる。但しエクシーズとは連携していない。彼女ら独自の目的のために動いているように見える。彼女ら「魔人狩り」がエクシーズやシイナと敵対するかどうかは分からないが、少なくとも味方ではないようであるし、彼女ら「魔人狩り」も倒した魔人を吸収できるようであるから、彼女ら「魔人狩り」の活動を放置しているとシイナが原種を狩れるほどに強くなる妨げとなるだろう。そういう状況でシイナがエクシーズと共に活動するようになったというところで今回のお話は終わり、次回に続きます。
「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます
第2話を観ました。
今回はユリウスと結婚生活を始めたエルサが「好きにしていい」と言われたのでロイアス公爵家の屋敷の中で菜園を作って野菜を育てたり、厨房で料理の手伝いをしたり、メイド達と一緒に裁縫をしたりして皆と親しくしていく様子がまず描かれます。そんな中、エルサの作った料理をユリウスが残しているのを見てエルサが気にしたところ、メイドがユリウスが昔から食わず嫌いが多くて、特に野菜をあまり好まないということを知る。そこでエルサはユリウスの食生活を正そうと思い、野菜を食べてもらう方法を思案する。そうしていると様々な貴族家の主催のお茶会の招待状が来て、その中にユリウスと幼馴染だと言っていたリーコネン公爵家のレベッカ夫人からの招待状があったので、そこに行けばユリウスの話を聞けるかもしれないと思い、招待に応じてお茶会に出席することにした。
ところがそのお茶会には、そこに行けばエルサに会えるかもしれないと思ってやってきたパルニラ伯爵家のセラフィーナもやって来ていた。ユリウスに想いを寄せていたセラフィーナはエルサにマウントを取ろうと思っており、色々と嫌味なことを言うが、純粋なエルサにはあまり嫌味が効かない様子。そこにレベッカがやって来てセラフィーナを嗜めたのでセラフィーナは退散していくが、レベッカはエルサがあまりに純粋なので気に入り、ユリウスのことをよろしくお願いしたいと言ってくれる。
レベッカの言うには、ユリウスは子供の頃に両親が不仲だったために恋愛が苦手であり、それゆえに王子のための情報収集で貴族の令嬢に取り入って親しくすることが多く、そのたびに女性に不義理なことをしてしまい、セラフィーナのような被害者も生み出しているようです。ただユリウスは根は優しい人間なのでレベッカは心配しており幸せになってほしいと思っているのだという。それを聞いて、エルサはユリウスが自分の家を蔑んだりせず支援してくれたりしていることを挙げ、素晴らしい人なので恩に報いたいと思っていると述べる。それでレベッカは喜んで何でも力になると言うので、エルサはレベッカにユリウスの好きな食べ物を教えてほしいと頼む。するとレベッカはグラタンだと教えてくれる。また来月にユリウスの誕生日があると教えてくれて、エルサはユリウスの誕生日のお祝いをしたいと思う。
そうしてユリウスの誕生日となり、エルサは屋敷に帰ってきたユリウスを出迎えて誕生日のお祝いをします。自分で縫ったシャツを誕生日プレゼントとして贈り、テーブルには誕生日ケーキや手製の野菜を細かく刻んで入れたグラタンも並べた。ユリウスが驚いて固まっているので契約違反であったかとエルサは焦るが、ユリウスは少し動揺して「いや、構わない」と言い、エルサのサプライズを受け入れてくれます。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。
花織さんは転生しても喧嘩がしたい
第1話を観ました。
この作品は「モーニング・ツー」で連載されていた漫画が原作のラブコメみたいです。ニートの引きこもり青年の鳴神流星は実は異世界の魔王の転生者であり、そこにその勇者を倒した勇者の転生者の女子高生、花織ミーティアがやってきて、何か悪いことをしようとしているのだろうと決めつけて絡んでくる。更に悪いことをしてまた自分に倒されるようにと無茶を言ってくる。魔王はもともと「姫」というものの仇をとっただけであり、悪事を働くつもりではなかったという。この世界でも「姫」の痕跡を探していたら魔力を検知されてミーティアが来てしまった。ミーティアは自分は魔王を倒すために生み出されたものだから責任をとるよう流星に迫る。そして結局は更生するようにと言い残して去っていく。それで流星は不本意ながら社会復帰することにして女子高の教師になる。だが、その学校にはミーティアが通っており、流星はミーティアのクラスの担任となった。それでミーティアが何かとウザく絡んでくる。ミーティアは流星が悪事を企んでいると思い込み監視するが、周囲の女生徒たちはミーティアの奇行を見てミーティアが流星に惚れていてラブコメしていると勘違いする。そんな中、敵ではないかと思われる謎の転校生がやってきたところで今回のお話は終わり、次回に続きます。
才女のお世話 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました
第2話を観ました。
今回は雛子のお世話係として貴皇学院に編入した伊月の編入1日目が描かれます。雛子は他の生徒がいる前では完璧なお嬢様を演じているが、昼休みは誰も来ない屋上でリラックスして素の怠け者状態に戻る。伊月は屋上で一緒に弁当を食べますが、そこでは雛子は甘えてきます。全て順調のように思えたが、雛子が女子トイレでサイフを落として回収しなければならなくなり、伊月が困っていると天王寺美麗という雛子をライバル視する凄い名門のお嬢様が手伝ってくれてサイフは無事に回収できた。此花家に帰ると伊月は色々と稽古事をさせられ、その後、雛子に一緒に風呂に入ろうと誘われ、水着で一緒に入浴する。翌日、登校すると伊月は知り合いっぽい女子生徒に会い、焦って逃げようとするが正体がバレてしまう。そういうところで今回のお話は終わり次回に続きます。
領民0人スタートの辺境領主様
第1話を観ました。
この作品はなろう系ラノベが原作で異世界ファンタジーです。「人の役に立て」「弱い者を助けろ」という両親の遺言を守って真面目に生きてきた孤児のディアスは隣国が戦争を仕掛けてきたので人々を守るために兵士となり、ディアスは戦う才能があったようで、20年も戦い続けて戦争が終わった時には多くの武功を挙げており、その褒美で王様から「ネッツロース」という名の辺境に領地を貰って領主となりました。だが、そこには領民は1人もおらず、ただ草原が広がっていた。ディアスが途方に暮れていると鬼人族の女が現われてディアスと問答し、ディアスが彼女を自分の領民だと思ったので、味方であり守ると言ったところ、彼女の角が青く光り、それで彼女は族長に会わせてくれた。
実は鬼人族は領民ではなく、むしろディアスの仕える王国と土地の支配権を巡って争ってきた間柄であったが、この草原に姿を隠匿する魔法を使って住みついていた。だが彼らは角で相手を敵か味方か判別する能力を持っており、青く光ると鬼人族にとって有益な相手なのだそうだ。そこで族長はディアスの領民にはなれないが協力すると言ってくれて、ディアスは鬼人族の居住地に一緒に住みながら領地経営を始める。それを最初に会った鬼人族の少女アルナーが世話係として手伝ってくれることになった。
そこでまずは資金を増やそうということになり、獣を狩って毛皮を売ろうということになり、ディアスは持ち前の戦闘力を発揮して黒牛という大きな野牛を大量に狩ったところ、それまで嫌々手伝っていた感のあるアルナーが「男気を見せた」とずいぶん気に入ってくれたようだ。更に魔物を狩りに行こうということになって2人で出かけていった際に遭遇した亀形の強力なドラゴンと激闘の末にディアスが勝利した結果、アルナーは喜んで「結婚しよう」と言い出す。そういうところで今回のお話は終わり次回に続きます。














































