kiyokiyo world Ⅱ -25ページ目

kiyokiyo world Ⅱ

昔の功夫映画ばかりです。

桂國の国宝「鳳劍」を鐵面人たちに渡すことにした桂王。遣いとして衛子雲さんが向かいます。葉飛揚

 

鐵面人たちは解毒薬が本物である証拠を見せてくれました。薬が解けた水で顔を洗い、姫は元に戻ることができました。

 

しかし、笑鐵面は解毒薬を渡さず、剣を奪って、逃走します。衛子雲さんは真平に姫を送り届けるよう頼むと、兵士たちと笑鐵面を追います。

 

猫の耳みたいな帽子を被った手下を捕まえると、笑鐵面と哭鐵面の正体を聞き出します。笑鐵面は将軍らしいです。哭鐵面については不明。彼が機密情報を入手し、哭鐵面に知らせて、様々な悪事を働いているようです。本拠地はわからないが火薬庫の場所を知っているというので、彼に案内をさせます。

 

哭鐵面は手下が数名殺されているのを発見。見張りを強化します。

 

衛子雲さんは見張りをしていた手下を倒して、手下の1人になりすまします。先ほどの手下は隙あらば、哭鐵面に衛子雲さんたちのことを知らせようとするので、やむなく殺します。

 

ここから真平と酒舗の凸凹の凹が加わります。これまでの償いとして知っている情報を話して協力するように言われ、協力することにします。

 

哭鐵面を迎える作戦を準備します。哭鐵面一行は大砲と爆弾を運んでいました。手下にこの先の道に危ないところはないか見に行かせます。衛子雲さんはこの手下を気絶させ、リーダー格の兵士と入れ替わらせます。

 

兵士は道は安全であると嘘を言って、哭鐵面に坂道を上らせます。大量の棒と岩を転がして、哭鐵面を困らせます。そして、火を放って、大砲と爆弾を爆破します。哭鐵面は挫けず戦い、リーダー格の兵士を殺します。劣勢になってきたので、衛子雲さんは退却します。

 

真平は鐵仮面の側近に追い込まれますが、崖から飛び降りて、追跡を振り切ります。

 

衛子雲さんは顔を隠して、手下になりきり、火薬庫までたどり着きます。そして、みんなを騙して、火薬に火を放ち、火薬庫を爆破します。スゲー!!

 

張紀平さんは時々、雲仙仙のところに来ているようです。彼女が不在のため、入り口付近で寝てしまいます。酔っ払いオヤジ。

 

哭鐵面は怒っています。側近は衛子雲さんを倒す気満々です。

 

凸は街の人からお金をすって、暮らしていました。凹と再会します。凸は逆にお金をすられます。すった男はきれいな身なりをしている葉飛揚さんでした。凸はすべての犯行を彼に押し付けます。葉飛揚さんは抵抗せず、彭剛さんに捕まります。

 

雲仙仙は「鳳劍」を手にして、侍女とガン見していました。

 

笑鐵面は牢の番人を殺すと、葉飛揚さんを助け出します。笑鐵面と太い繋がりがあるようです。今度は「龍劍」を狙っていました。

 

崖から身を投げた真平は川辺にたどり着き、警察に捕まります。巨体の隊長と小柄な手下 金龍さん。彼らに一方的に責められ、牢に入れられてしまいます。牢には1人の若者が既におりました。

 

強行突破した衛子雲さんはやはりけがをしていました。林大山という老人と大龍というゴリラに助けられていました。めちゃ素直なゴリラがかわいい。2人に優しくしてもらいます。

 

凸凹はある店の従業員になりすまし、客の馬を奪って逃げます。どこへ行くのでしょう。

 

真平は牢にいた若者に話しかけますが、彼は暗い顔をして全く応じません。イライラします。

 

真平は隊長&金龍さんと話し込みます。調子こきの金龍さん、かわいい。で、彼らの上司が鹿峰将軍ラブ

 

衛子雲さんは真平が鹿峰さんの命令で火炙りの刑に処されるという夢を見ます。心配なのでゴリラの静止を振り切って、助けに行きます。

 

衛子雲さんが動き出したのを手下は哭鐵面に報告します。

 

さて、暗い顔した若者が真平に接触してきます。暗い顔をしていたのには理由がありました。

 

続く。

 

鹿峰さんと葉飛揚さんが出演されていました。豪華だな~キラキラ次でも鹿峰さんが出るから嬉しいです。

1978年の台湾映画。

 

花火が上がっています花火屋外ステージに茅敬順さん、李龍吟さんたちが並んでいます。權永文さんをお迎えします。

 

權永文さんは部下にいくつかの門派から令牌を奪い取ってくるように命じます。そして、茅敬順さんには鏢局を襲い、「譜拳」を強奪してくるように命じます。

 

張玲姫と侍女 范丹鳳さんは覆面をした男たち5人に絡まれます。そこに狄龍さんが助けに入ります。しかし、狄龍さんはおっちょこちょいのため、男たちにバカにされます。馬から降りるときにコケてしまい、張玲さんたちにも笑われます。

 

1人で勇敢に立ち向かっていきますが、そんなに強くありませんでした。5人にやられてしまいます。それを見た張玲さんは本気を見せます。強かった~。

 

權永文さんの部下である覆面の男たちが鏢局から連れて来た人質2人を運んでいました。別な覆面の2人が人質を1人引き受けます。覆面を取ると蔡弘さんと女性でした。彼らは人質を助けたようです。權永文さんの部下たちは仕方なく人質を1人だけ連れて進みます。

 

狄龍さんは張玲さんたちと休憩をします。彼は「泰山派」の弟子でした。話をしていると、隣から叫び声が聞こえてきます。功夫が下手だけど、危険が迫ったときに女性を守ろうとする狄龍さんの王子っぷりがステキ。

 

鏢局のリーダーが茅敬順さんたちから拷問を受けていました。彼は「譜拳」の在りかを言わなかったために腹部を刺されます。あまりに酷い様子に狄龍さんは見ていられず、茅敬順さんたちに襲いかかります。でも、結局、力負けし、また張玲さんに助けてもらいます。

 

狄龍さんは男性を助けますが、助かる可能性は低そうです。男性は息子に祭壇に隠してある「譜拳」を焼くように伝えてほしいと狄龍さんにお願いをします。「中身は見てはいけない。」と呟くと亡くなります。先ほど蔡弘さんたちが助けた人質は息子だったようです。

 

狄龍さんは張玲さんと親しくなったので自分の門派に彼らを招こうとしますが、張玲さんは気が進みません。が、范丹鳳さんに強く促され、行くことにします。

 

師匠は張一道さん。狄龍さんは師匠の娘を妹のようにかわいがっていました。弟弟子は蔡弘さん。鏢局の息子は新しい弟弟子になっていました。しかし、狄龍さんは彼が鏢局の息子だとは気づかぬまま。

 

狄龍さんは張一道さんから頼まれた手紙を彼の弟に届けに行って帰ってきたのでした。

 

狄龍さんが張玲さんたちを紹介すると、張一道さんは態度が冷たくなります。張玲さんたちは国境付近の部族でした。張一道さんは国境付近の部族を酷く嫌っており、失礼なことをたくさん言います。そして、自分の流派は歴史があり、正統派であるとまで言うので、雰囲気が最悪になります。

 

張玲さんたちは帰ります。張一道さんは狄龍さんに親しくなる相手を考えろと叱ります。狄龍さんは意外とねばります。「一方的な決めつけはどうかと・・・。」と意見を述べ、更に怒らせますムキーッ

 

狄龍さんは罰と瞑想を命じられます。線香がなくなるまで逆立ちをずっとする罰です。ツラそう・・・。仲間が線香に息をかけて、早く線香が燃え尽きるようにしてくれました。次は山で瞑想です。旅から帰ったばかりなのに。かわいそう。

 

權永文さんの本拠地では命令を実行できなかった茅敬順さんが自害します。怒った權永文さんは手下たちに張一道さんへメッセージを届けるよう命じます。

 

雪深い山で瞑想しているはずでしたが、友達がお酒を持ってきてくれたので、狄龍さんは小屋で飲んだくれていました。酒瓶が突然なくなり、何者かの動きを感じます。追いかけます。


3本脚の仙人 祁浩釗さんでした。彼は落とし穴のようなところに住まいを構えていました。仲良くなります。祁浩釗さんは張一道さんを知っており、彼を酷く罵倒します。狄龍さんはそれを嫌がります。祁浩釗さんは自分は張一道さんの兄弟子であると衝撃的な話をし出します。

 

祁浩釗さんは張一道さんの1番目の兄弟子でした。(狄龍さんが手紙を届けたのは2番目の兄弟子。)3番目の弟子だった張一道さんに陥れられ、権力争いから脱落。25年間、物乞いのような生活を送っているのでした。しかし、なぜ3本脚になったのは謎のまま。

 

狄龍さんは信じることができません。が、祁浩釗さんは彼のことを気に入り、師匠になると言い出します。全然寒そうに見えない雪山で妙な修行生活が始まります。いじりがいのある祁浩釗さんと仲良く修行します。

 

張一道さんは權永文さんの手下を丁寧にもてなします。手下は張一道さんのところに「譜拳」があると考えており、渡すように要求します。

 

上からな態度の彼らに蔡弘さんと娘は怒り、バトルになりかけます。張一道さんが止めます。「譜拳」のことは誰もわかりません。もしかしたら、狄龍さんが持っているのかもしれないという話になり、彼らは確かめることにします。

 

雪山に行って狄龍さんに「譜拳」について尋ねます。狄龍さんは持っていないと否定します。新しい弟子が鏢局の息子だとわかった狄龍さんは彼に父の死と彼の遺したメッセージを伝えます。

 

狄龍さんが言っていることが本当なのかを確かめるために師匠、狄龍さん、娘、鏢局の息子の4人で鏢局へ向かいます。

 

廃屋状態になっていました。みんなで「譜拳」を探し回ります。2階の祭壇を探します。狄龍さんが何気なく手にした赤い布。彼はよく見ずに手放してしまいます。それが「譜拳」でした。

 

「拳譜」を手にした息子は何者かに襲われ、気を失います。狄龍さんは息子を介抱します。直前に見ていた「譜拳」がどこにも見当たりません。狄龍さんは張一道さんに疑われます。必死に無実を訴えますが、彼に襲われます。あまりにも理不尽。

 

殺しそうな勢いなので娘と息子は間に入り、狄龍さんを逃がします。師匠、狂ってる・・・。必ず無実を証明すると宣言して逃げます。

 

けがをしているのになぜか雪山に。速攻で手下たちに襲われます。彼らも狄龍さんが拳譜を持っていると思っていました。どうにかこうにか逃げます。傷が痛み出して雪山から滑り落ちそうになったところを娘が助けてくれます。彼女だけは自分のことを信じてくれていると思って、感動していると、手がごつごつしていることに気づきます。娘のふりをした手下でした。坊主頭の手下たちの頭突きと毒が塗られた剣によって、彼は大変な危機に陥ります。そこに張玲さんが登場。彼を助けてくれます。

 

范丹鳳さんが花火を上げます。それを見た子どもたちが物乞い派のリーダー 盧葦さんに知らせます。子どもたちと共に彼はやってきます。張玲さんは彼に狄龍さんの治療をお願いします。

 

張一道さんが「拳譜」を前にして、短剣を手にしています。彼は「泰山派」を閉め、武林界のトップになることを決心。自分の腹を刺して倒れ込みます。

 

息子がやってきて「拳譜」を取って、どこかへ立ち去ります。そして、父の仇を討つことを誓います。

 

張玲さんのサポートのお陰で狄龍さんは回復し、功夫も上達します。「拳譜」は元々は張玲さんの家のものでした。彼女は張一道さんが一連の怪しい動きに関わっていると言います。破門されたものの、張一道さんの悪口を言わないようにお願いする狄龍さん。優し過ぎる。張玲さんは時が来ればわかると言い、それ以上は言いませんでした。

 

さて、盧葦さんを尋ねると、子どもたちが殺されているのを発見します。小屋の外から權永文さんの手下が攻撃してきます。鎖や火の玉攻撃を避けるため、彼らは天井を突き破って脱出します。けがを負った盧葦さんと共に蔡弘さんが出てきます。蔡弘さんはスパイでした。最初から怪しい雰囲気だったもんな~。

 

權永文さんへの協力を断ったために子どもたちは殺されたのでした。彼が「泰山派」をめちゃくちゃにしたことを知り、狄龍さんは怒りを爆発させます。激闘の末、彼を倒します。なかなかすばらしいアクションでした。もう1人の手下は殺さず、解放します。

 

弱り切った盧葦さんは狄龍さんに物乞い派の跡を継いでほしいと言います。狄龍さんはリーダーの証の杖を受け取ります。張玲さんのことも頼みながら、盧葦さんは亡くなります。

 

さて、鏢局の息子は「拳譜」を見ながら、修行に励んでいました。復讐の鬼。娘は彼のことを愛しており、献身的にサポートをしていました。

 

娘は父が数日前から姿を見せていないことに不安を感じていました。が、彼はその不安を鼻で笑い、張一道さんのことをディスります。

 

あるとき、息子は張一道さんの腰の飾りを見て、「拳譜」を盗んだのが張一道さんだと気づいたのでした。気絶させられる直前、見た飾り。彼が狄龍さんに罪を押し付けたことにも怒っていました。

 

自分を「泰山派」に置いてくれていたのは「拳譜」を手に入れるため・・・。

 

僅かな希望を込めて、自分を愛しているから、父のことも許してくれるはずだと娘はいろいろ彼に言いますが、全てはねのけられます。彼は自分を愛してはいない。ショックを受けた娘は立ち去ります。

 

滝の上にステージが設けられ、「武林大會」が始まります。いきなりだな~。顔に水疱のような傷がある張一道さんもいました。どこかで独自の修行をしていたようです。

 

多くの人が權永文さんを武林界のリーダーとして推す中、息子が反対を表明。彼に戦いを挑みます。權永文さん、強い。息子の目を潰し、川に落とします。

 

すぐに張一道さんが挑戦します。韓国人同士なので、足技天国ラブラブ滝の上から子どもたちと一緒に狄龍さんは師匠の戦いを見ています。

 

突然、水中から十字架の杖と聖書を持った白人男性が出てきて、張一道さんを攻撃してきます。なぜ急に白人男性が出てきたのかな。理解に苦しむ。ずっと見ていた狄龍さんと張玲さんは飛び降りて、間に割って入ります。

 

狄龍さんは悪さばかりしている權永文さんを倒し、自分が武林界のトップに立つと宣言。權永文さんと白人男性と戦います。張玲さんは自分たちを侮辱し、拳譜を奪おうとした張一道さんと戦います。

 

物乞い派の子どもたちは大会関係者を襲います。そして、陰から大会を見ていた男性も登場。雪山で殺される寸前に命を救われた手下が恩返しに来たのでした。激しい展開・・・。何でもありだなチーン

 

手下だった男性はかつての仲間たちと戦います。白人男性が子どもたちに襲撃されます。

 

近くに精神状態がヤバくなってしまった娘さんがいて、はしゃいでいます。

 

張玲さんは張一道さんを殺そうとしますが、またも狄龍さんが止めに入ります。20年間、自分を育ててくれた師匠を庇う狄龍さん。

 

ですが、逃げる張一道さんは娘さんに押され、近くにあった鉄の棒が背中に刺さって亡くなります。

 

最後は權永文さん VS. 狄龍さん&張玲さんの戦い。權永文さんを縛り上げ、放置した状態で子どもたちに爆弾を投げさせて、会場を壊してしまいます。

 

みんなでさっさとその場を引き上げる様子で終わりです。ははは。

 

師匠に嫌われている&利用されているのにひたむきに尽くす狄龍さんが気の毒でした。出て行けばいいのにと何度も思ってしまいました。

 

張玲さんが凛々しくて、きれいでしたラブ

 

後半に行くにしたがって、カオス度が急激に高まって、めちゃくちゃになってましたアセアセキャスト、めっちゃいいのに・・・。ラストバトルの場所、豪華なのに・・・。鮑學禮監督、力尽きたか。

 

コアな狄龍さんのファンにのみオススメしますニコ

 

1978年の台湾映画。

 

1970年代後半のSFチックな時代劇っぽい台湾映画が好きです。時代劇なのに衣装がギラギラしていたり、奇妙な仮面をつけていたり、飛んだり、ありえない技を使っていたりと突っ込みどころ満載で楽しいです。

 

さて、悪の組織 天爭教に抵抗している人々がどんどん殺されていきます。柯佑民さんはすぐに教主の側近 史仲田さんに殺されてしまいました。鐘の下敷きに。後には黒地にキラキラした服が残されています。

 

「聖劍風雲」で張翼がいた場所でたくさんの人が殺されていました。天爭教の教主は怖い仮面を被っています。声がくぐもっていて、手袋もしているので性別不明。道教の偉い人が抵抗を試みますが、教主はノールックで彼の額に金針を刺して殺します。

 

田鵬さんは部下の馬驥さんと一緒に友達である白鷹さんの屋敷へ行きますが、ここも死体だらけ。隠れていた刺客たちに襲われます。馬驥さんは双子の俳優に刺されます。白鷹さんも妻も行方不明。逃げたようです。

 

田鵬さんは馬驥さんを連れて逃げます。刺客たちはしくじったら、殺されるので必死です。

 

馬驥さんは田鵬さんの家には「飄香一劍」という特別な剣があるのを知っていました。長男にしか引き継げないすごい剣です。田鵬さんは使う際に香りが漂うというこの剣の在りかを最愛の妻 唐寶雲さんにも秘密にしていました。

 

田鵬さんは白鷹さんが生きていると信じており、彼の力を借りて教主を倒そうと考えていました。馬驥さんはけがが酷く、亡くなります。ここから先は1人でがんばらねばなりません。

 

帰宅すると門にあの黒い服が。嫌な予感がして大急ぎで中に入ると、乱暴されたっぽい唐寶雲さんが。彼女は命を絶とうとしますが、田鵬さんは止めます。また剣を奪いに来るのは目に見えています。が、「飄香一劍」は絶対に渡せません。唐寶雲さんに「私を愛していないの?」と問われ、困る田鵬さん。かなり厳しい選択です。

 

外から声が。教主の側近 田鶴さんがいました。戦います。史仲田さんもやってきます。笛の音が聞こえると同時に彼らはいなくなります。部屋に戻ると唐寶雲さんはいなくなっていました。彼らが連れ去ったようです。

 

さて、天爭教の地下牢。白鷹さんが捕まっていました。部下の1人 胡錦さんが彼を解放すると暴れ出します。胡錦さんに動じない彼ですが、捕らえられている唐寶雲さんを見ると態度を一変させます。白鷹さんは既婚ですが、唐寶雲さんを深く愛していました。胡錦さんは唐寶雲さんを人質にして、白鷹さんに天爭教に入るよう迫ります。

 

草原にいた田鵬さん。史仲田さんたちに白鷹さんも加入したから、加入するようにと脅されます。ここでの戦いで田鶴さんの腹パンと毒針でダメージを受けます。しつこい彼らの追跡を振り切るため、弱った体で滝に身を投げて逃げます。

 

教主は田鵬さんの捜索を部下たちに命じます。

 

田鵬さんは弱った体で学校の先生をしていました。

 

史仲田さんたちは胡錦さんになぜ白鷹さんが加入したのかを尋ねます。彼女は唐寶雲さんが関係していることを言いません。他にも教主の秘密をいろいろ知っているようです。知ると死ぬ危険があると言われ、それ以上は尋ねない史仲田さんたちなのでした。

 

唐寶雲さんを思って、凹んでいると双子に鞭で襲われている女性を発見します。白鷹さんの妻 葉雯さんでした。双子を倒し、彼女を助けますが、致命傷を負っていました。

 

田鵬さんと葉雯さんは白鷹さんが誰かを深く愛していて、そのために天爭教に加入したと考えます。(唐寶雲さんだとは知りません。)知らないまま、葉雯さんは亡くなります。かわいそう・・・。

 

田鵬さんは「飄香一劍」を使うときだと判断。探しに向かいます。

 

双子の遺体が本部に運び込まれます。白鷹さんは傷跡から田鵬さんが「七尺飛虹」という剣で斬ったと分析します。教主は田鵬さんが生きていると知り、探すことを彼に命じます。ご褒美は唐寶雲さんとの面会です。

 

2年間、どうしようかと考えていました田鵬さん。決心して剣のある洞窟に入っていきます。しかし、「そんなものないよ。」的なメッセージを発見し、落ち込みます。そこに癒し系ジジイ 陳慧樓さんと葛小寶さんが登場します。

 

あれやこれやと好きなことばっかり言うのでキレますが、ジジイたちは強い。バコッと殴られ、気を失ってしまいます。目覚めると傷は癒えていました。ジジイたち、ヒーリングの力もあるみたい。

 

彼らは泥棒で、隠れる必要があり、ここにたどり着いたようです。

 

「飄香一劍」に頼るばかりで自分自身を高めようとしない田鵬さんに厳しいけれど、でも、本当のことを言います。田鵬さんは自分の心の弱さを自覚し、素直になります。そして、彼らの使う「離手劍」をマスターします。

 

事件から5年後・・・。街に出てきた田鵬さん。入った飲食店で萬重山さんが汪洋さんにいっぱいゆで卵を食べるように言われ、困っているのを発見します。田鵬さんは箸を投げて、止めます。萬重山さんはプライドが傷ついたので、田鵬さんにけんかを吹っ掛けます。しかし、勝負は目に見えています。適当にいなして、店を去ります。

 

汪洋さんはかっこいい田鵬さんに興味をもち、追いかけます。汪洋さんとの会話で唐寶雲さんが天爭教に捕まっていることを知ります。動揺する田鵬さん。汪洋さんは唐寶雲さんが美人だと聞いていて、会いたいと思っていました。イライラし出した田鵬さんは事情を知らない汪洋さんを馬から落としていなくなります。

 

田鵬さんは別な街に到着します。客棧に到着すると既に汪洋さんがいました。別なテーブルに胡錦さんと部下の王葳さんが。汪洋さんを無視して部屋へ行ってしまいます。

 

田鵬さんの部屋に王葳さんがやってきて薬を投げ込んで去っていきます。気を失った田鵬さんは胡錦さんの部屋に連れていかれます。寝たふりをして様子を窺っていると、胡錦さんが自分にやたら顔を近づけるので拒否をします。しかし、薬の影響で体が思うように動かないので、しばらくは言いなりです。

 

王葳さんの馬車に乗って、胡錦さんと田鵬さんは移動します。いきなり汪洋さんが出てきて、王葳さんと戦い始めます。4人でバトルになりますが、胡錦さんは王葳さんにダーツを放って、自分だけ逃走します。

 

王葳さんは田鵬さんに白鷹さんと凄腕の兵士12人が狙っていることを伝えると事切れます。汪洋さんは田鵬さんが全然構ってくれないので拗ねます。 汪洋さんは王葳さんの服を着て、入れ替わることにします。追いかける汪洋さん。

 

夜、焚火の側で汪洋さんは寝ています。田鵬さんはこっそりいなくなります。彼女を戦いに巻き込みたくないという優しい心遣いです。

 

白鷹さん&手下たちが田鵬さんを襲おうとしています。田鵬さんはなぜ白鷹さんがこういう行動を取るのか理解できません。白鷹さんは自分の愛する唐寶雲さんの夫である田鵬さんにイライラ。戦いの末、田鵬さんは捕まり、地下牢に入れられます。

 

汪洋さんは1人にされて、怒っています。通りかかった手下2人と遭遇。王葳さんになりすまして、本部に向かいます。

 

白鷹さんと胡錦さんは教主に報告しに行きます。白鷹さんは唐寶雲さんとの面会を許されます。胡錦さんは何かを知っているような表情。

 

白鷹さん、唐寶雲さんに会うまでに5年かかりました。しかし、田鵬さんという夫がいながら、白鷹さんと一緒に過ごす唐寶雲さんは何を考えているのでしょう。

 

本部に入った汪洋さんは下心満載の田鶴さんに襲われます。が、殺して、逃げます。

 

地下牢に胡錦さんが唐寶雲さんを連れてやってきます。泣きながら、「飄香一劍」について明らかにしてほしいとお願いする唐寶雲さん。それでも秘密を明かすことは拒否します。

 

彼女は兵士に連れ戻されます。「飄香一劍」を取るか。唐寶雲さんを取るか。

 

汪洋さんは田鵬さんを助け出そうと地下牢に潜入します。残っていた胡錦さんは田鵬さんに「飄香一劍」について教えたら、解放すると話をもちかけます。田鵬さんは教主になら話すと言います。すごく不満そうな胡錦さん。唐寶雲さんに関わる秘密を話そうとした瞬間、白鷹さんによって殺されてしまいます。汪洋さんは陰に隠れて様子を見ます。

 

白鷹さんは何もせずに立ち去ります。汪洋さんは田鵬さんを助け出します。自由になった田鵬さん。しかし、表情は曇ったまま。教主と唐寶雲さんのことが気になるようです。

 

教主は激怒。仕事を全うできなかった12人の兵士を殺します。1人が王力さんです。王力さんを殺そうとする剣士が茅敬順さんでした。わ~ラブ嬉しい。

 

田鵬さんは胡錦さんが何を言おうとしていたのか、考え込んでおり、汪洋さんのことは放置。汪洋さんは虚しくなり、1人でどこかへ行ってしまいます。史仲田さんが馬で通りかかります。田鶴さんを殺した犯人だとバレ、襲われます。

 

白鷹さんもやってきます。追い詰められた汪洋さんは白鷹さんに「天爭教に入った理由を知っている。」とカマをかけると、白鷹さんは史仲田さんを殺してしまいます。これ以上、唐寶雲さんのことを知られたくないようです。白鷹さんの行動に驚いた汪洋さんは逃げます。

 

田鵬さんがやってきて、白鷹さんとの戦いが徒手で始まります。しかし、途中で剣を使って襲ってきたので、田鵬さんは「離手劍」攻撃をします。

 

負けた白鷹さん。2人は昔を思い出します。

 

田鵬さんと白鷹さんは昔を思い出します。元々、三角関係だった彼ら。田鵬さんの家の剣が白鷹さんの家の刀より強いことを知った直後から唐寶雲さんの態度が変化し、白鷹さんは捨てられてしまったのです。

 

そして、2人の家が襲われた日におかしな点があることに田鵬さんは気づきます。10月15日の満月だった日・・・。白鷹さんは大方の真実を話し終え、亡くなります。

 

田鵬さんたちは堂々と面会しに本部へ行きます。ですが、途中でめっちゃ網や矢、刀を持った兵士たちに襲われます。田鵬さんが助けてくれるので嬉しそうな汪洋さん。かわいい照れ途中でストップがかかり、無事に会うことができます。

 

田鵬さんは教主の金針を避け、妻の名を呼びながら「離手劍」攻撃をかまします。胸にがっつり剣が刺さり倒れる教主。仮面の下はやはり唐寶雲さんでした。

 

10月15日に白鷹さんは唐寶雲さんに会ったと言っていました。しかし、この日はまだ唐寶雲さんは拉致されていませんでした。それなのに本部にいたというのはおかしい話です。白鷹さんの話で田鵬さんは悲しい真実に気付いたのでした。

 

武林界の頂点に立ちたかった唐寶雲さん。「飄香一劍」というのはそもそも存在しておらず、自分自身の心の持ちようが大切なのだと話す田鵬さんに衝撃を受けて、そのまま亡くなります。

 

本部を後にする田鵬さん。汪洋さんは「新しい妻が必要ではないか。」と彼を追いかけます。なんてストロングハートラブラブしかし、このくらい裏表がない明るい人の方がきっと田鵬さんを幸せにするのではなかろうか・・・。終わり。

 

予想していない結末にかなり驚きました。面白かったです!!また白鷹さんに騙された。(「月異星邪」でも騙された私。)

 

白鷹さんはうっすらと真実に気付いていたと思います。唐寶雲さんが好きだから、黙って仕えたのでしょうね。

 

胡錦さんがいつもイライラしていた理由がようやく理解できました。何をしても田鵬さんも白鷹さんも唐寶雲さんに夢中。裏の顔を知っている胡錦さんは腹が立ったことでしょう。

 

そして、仮面とつけているときとそうでないときの唐寶雲さんのギャップが怖いです。唐寶雲さんの元々のイメージ(可憐、儚い)を逆手に取ったことがこの映画をより面白くしていると思います。

 

私のお気に入り作品ですラブ

 

1975年の台湾映画。

 

「少林寺十八銅人」の1年前の郭南宏監督作品。すぐに「火燒少林寺」に取り掛かったんだな~というのがわかるくらいキャストが被っています。

 

師匠の黃家達さんに見守られ、「少林武舘」の弟子たちが修行をしています。田鵬さんがいます。王若平さんも映っていました。

 

易原大臣の息子が2人の罪なき人を殺しました。にもかかわず、息子への対処が甘い易原さん。皇帝は怒ります。原森大臣がその様子を見ています。

 

上官靈鳳さんは母と街でお買い物。最近、ちょっと不調気味の父のために薬を買います。古龍さんと黃飛龍さんたちが我が物顔で街中で馬を走らせているのを嫌そうに見ています。

 

上官靈鳳父は友達の原森さんと囲碁をしています。易原大臣が上官靈鳳父を訪問します。側近として古龍さん、黃飛龍さんが側にいます。

 

原森さんは易原さんを酷く嫌っており、速攻で帰ろうとします。彼に会わないように横の出口から出て行きます。

 

父はずっと易原さんの活動をサポートしてきた政治家でした。易原さんは医者を連れてきており、父の健康をチェックし、胃にいいという薬を飲ませます。

 

しかし、これは易原さんの悪い企みでした。夜、毒のために苦しみ出す父。ポーリーに易原さんが犯人で、皇帝の命が危ないことを伝えると、形見の飾りを渡して亡くなります。父はきっと易原さんのことをいろいろ知り過ぎていたのでしょう。

 

泣きながら易原さんを探しに行きます。「血玉」に出てきた門付近で薬を飲ませた医者が殺されていました。

 

易原さんを追い詰めることはできるのでしょうか。涙にくれるポーリー。易原さんの手下たちに囲まれますが、ポーリーは彼らを倒します。

 

場面が変わって、ポーリーは原森さんと張翼将軍と息子の田鵬さんと話をしています。原森さんはポーリーを励まします。しかし、父の遺言を成し遂げるのは簡単ではありません。ポーリーは自分の知恵を、田鵬さんは少林寺の師匠のコネを活かして、実行できる方法を考えます。

 

雅やかな宴の踊り子としてポーリーは易原さんに接近します。易原さんの息子 江南さんもいます。時々、ギロ見して周りをチェックします。

 

翼と田鵬さんはカーターのところへ行って、協力をお願いします。OKをもらいましたが、皇帝は易原さんを深く信頼しているため、彼が反逆者だと納得させるのはかなり大変そうです。しかし、易原さんを絶対に皇帝にさせてはならないと、みんな、気合いが入ります。

 

日本の侍2人(1人は魯平さん。)を含めて、皇帝暗殺計画を立てている易原さん。ポーリーはこっそり様子を探ります。

 

易原さんは詳しい計画が書かれた極秘文書を邵羅輝さんに渡します。彼は協力する予定の地方の将軍たちにこの文書を届ける予定です。ポーリーはこっそり様子を見ています。田鵬さんも。

 

易原さんが立ち去った後、ポーリーは文書を奪いに行きます。兵士たちを倒し、邵羅輝さんと戦いますが、秘孔を突いてくるので、苦戦します。田鵬さんが一生懸命助けてくれます。岑潛波さんが兵士役で出ていました。

 

文書を奪い、田鵬さんと逃げます。易原さんの側近2人が彼らを襲います。田鵬さんは催涙スプレーのような薬を彼らにかけて、逃げます。

 

事態を知った激ギレ易原さん。黃飛龍さんは文書の奪還とポーリーたちの暗殺を引き受けます。邵羅輝さんは処刑されます。

 

文書を見て、衝撃を受ける原森さん。これを見せれば、皇帝も納得するはずです。翼と一緒に宮廷に向かう計画を立てます。田鵬さんは父を呼びに行きます。

 

ポーリーはけがを負っていたので、父の友達である道士のところへ行って治療を受けることにします。

 

しかし、このちょっとした間に古龍さんと黃飛龍さんがやってきて、原森さんを強引に連れ去ってしまいます。

 

原森さん宅にやってきた翼は原森さんの使用人たちが倒れているのにショックを受けます。ポーリー母は亡くなりました。そこにまた古龍さんたちがやってきて、翼を襲います。治療を終えたポーリーがサポートして、翼は逃げます。

 

ポーリーは「萬花樓」という遊郭に逃げ込みます。古龍さんは中を探しまくりますが、娼婦たちはポーリーを隠し通します。そのうち、古龍さんは遊びたくなり、2階に行ってしまいます。その隙に逃げます。街の人たちもきっと易原さんたちが嫌いなんでしょうね。

 

原森さんは牢獄へ連れて行かれます。易原さんがどんなに脅しても毅然とした態度を崩しません。

 

ポーリーたちは原森さんを助けようと集結します。まずは女遊びをしている古龍さんから攻略です。翼とポーリーは流しのふりをして近づきます。田鵬さんは給仕になりすまします。ポーリーに手を出そうとするので、翼と田鵬さんも一緒に戦います。しかし、黃飛龍さんがやってきたので、3人は撤退することにします。

 

原森さんは死ぬこともできず、ずっと苦しい状態です。易原さんはゆっくり死ねる薬を投げつけると高笑いで立ち去ります。さっきやっつけられていた岑潛波さんが牢を守る兵士役としてまた出ていました。そして、HKMDBにはありませんが、茅敬順さんに酷似した人もいました。わ~ぃ。

 

易原さんは原森さんに偽の自白書を書かせます。

 

上官靈鳳さんは原森さんが収監されている牢獄へ侵入します。兵士を倒して、衣装をゲット。化粧が濃いけど女性とは思われず、そのまま侵入。少し偉い兵士役で龍方さんがいました。

 

翼とカーター、田鵬さんも牢獄へやってきました。ポーリーが潜入していたことに驚きますが、協力して腰から下が水浸しになっている原森さんを助け出します。

 

そして、先ほどの道士さんに治療をしてもらいます。しかし、この道士、欲を出して、原森情報を易原さんにリークしてしまいます。いい地位を約束されて、嬉しそうにしていましたが、速攻で暗殺されます。

 

カーターは原森さんの身が危ないと察知、翼に連絡して、原森さんを別な場所へ移動させることにします。ここからナチュラルに金剛さんが登場します。翼の友達設定らしいです。

 

古龍さんたちがやってきます。ギリギリで原森さんたちは逃げていました。古龍さんたちは追いかけます。翼は原森さんを逃がすために命を懸けて、彼らと戦い、そして、亡くなります。

 

洞窟に到着。これでしばらくは安心です。原森さんはポーリーと田鵬さんに中庭の右から7番目のタイル下に機密文書を隠していることを話します。タイルを剥がすと下にありました!

 

易原さんは計画が思い通りに行かず、側近たちにキレ散らかしていました。側近の洪化郎さんたちが彼の機嫌を取ります。

 

易原さんは皇帝に自分の故郷で甘い水が湧き出たらしい的な話をして、皇帝が出かける機会を作ります。劉立祖さんが珍しくいい人役でした。皇帝の側近役です。

 

ポーリー&田鵬さんは「鬼面忍者」などに出てくる岩場で攻撃の訓練をしていました。仲間が皇帝が出かけると噂を教えてくれます。どうも胡散臭い。

 

洞窟へ戻ります。原森さんはカーターと金剛さんに守られていました。原森さんに噂話をすると、絶対に嘘だと断言。彼らは皇帝を守るために出かけます。

 

まず、皇帝に顔が利くという柯佑民さんに会いに行きます。彼であっても面会はなかなか難しいようです。下手をすれば殺されます。

 

易原さんは魯平さんたちと皇帝暗殺の打ち合わせ。計画、スタートです!!魯平さんたち、日本語をちょっとだけ話していました。自然で上手な日本語でした。

 

カーターは弟子たちに皇帝を守るためにがんばろうと呼びかけます。王若平さんと黃冠雄さんがいます。

 

易原さんは皇帝が出かける途中に急襲をかけ、殺すつもりでした。

 

何も知らない皇帝はお出かけします。

 

易原さんの兵が皇帝を襲うために移動しているところをカーターの弟子たちが襲いかかります。古龍さんたちと金剛さんのガチバトルが始まります。古龍さんも黃飛龍さんも武術指導をよくしているだけあって、見事なファイトシーンでした。健闘虚しく金剛さんは散ります。

 

彼らは次にカーターと戦います。カーターもやられてしまいますが、かなりのダメージを彼らに与えることができました。2人は「救命金丹」という飲めば復活することができる金色の薬を持っていたので、すぐにそれを飲みます。

 

田鵬さん、ポーリー、柯佑民さんは皇帝に会いに行く準備をします。復活した古龍さんたちは彼らに襲いかかります。ポーリーが持っている機密文書は絶対に奪回したい。

 

柯佑民さんを逃がし、田鵬さんたちは武器を用意して、戦います。修行を活かすんだ~!田鵬さん、ポーリーにやられ、古龍さんたちは再びボロボロになります。残り1粒になった薬を取り合い、2人とも亡くなります。

 

田鵬さんとカーターの弟子たちは易原さんの兵士たちを倒して、皇帝を守り、直談判しようと試みます。兵士の中に王若平さんと黃冠雄さんがいました。敵役もやっていたようです。

 

柯佑民さんは知り合いの隊長に話をつけて、皇帝の側に行きます。易原さんの陰謀を話して、証拠の極秘文書を見せようとしますが、なんと失くしていました・・・。ガーン・・・ガーン戦っている最中に奪われたようです。激しく動揺するポーリー。皇帝は彼らの話を真面目に聞いてくれました。

 

劉立祖さんは兵士の嘉凱さんに命じて、周りの様子を調べさせます。門の上に登って、怪しい動きをチェックすると、やはり離れたところに易原さんの兵士が多数隠れていました。皇帝は大急ぎで宮廷に引き返します。

 

計画の失敗を側近が知らせに来ます。悔しがる易原さん。逃げようとしますが、家の周りには皇帝の兵士たちが既に来ていました。1人の兵士が極秘文書を届けに来ます。とりあえず、これを隠しておけば、失脚は免れるでしょう。側近に焼いて処分するように命じます。

 

隊長がやって来て、宮廷に連れて行かれます。激オコな皇帝ムキーッたくさんの兵士は皇帝が心配だから配置したと言い訳をする易原さん。原森さんが仕組んだと嘘を言い、無理やり作った自白書を提出します。

 

皇帝は別な文書を彼に渡します。それはあの極秘文書!側近が皇帝に渡していました。酷い扱いをずっと受けていたので、考えを変えたようです。

 

文書を破って、口に入れる易原さんに皇帝は冷たく磔を命じます。

 

皇帝は田鵬さん、ポーリー、原森さん、そして、亡くなった師匠や仲間たちの功績を称えます。立派な看板「一代忠良」というが彼らの前に置かれ、終わりです。

 

やはり郭南宏監督の映画は面白いです。テンポがいい。でも、途中まで翼が裏切るんじゃないかとハラハラしてました。笑

 

古龍さんと黃飛龍さんたちのやられっぷりが見事だったので、田鵬さん、ポーリー、翼、カーター、金剛さんのアクションもよりよく見えました。

 

ポーリーは女性らしい衣装と男装を繰り返していて、かわいかったです。イケメン田鵬さんを前にしてもデレデレすることなく、きりっとかっこよく戦い続けるところがよかったです。

 

銅人は出てこないので斬新さには欠けますが、手堅くきっちりと作られたいい作品だと思います。

 

茅敬順さんがいたので、さらに評価が高まりました上矢印

 

1985年の台湾の電視劇です。

 

「諸葛四郎大鬥雙假面」が面白かったので、調べるとドラマにもなっていました。

 

上官靈鳳さんの相棒を務めていた衛子雲さんが諸葛四郎を演じ、なんと鹿峰さんも江生さんも出演しているのですラブこれは要チェック!

 

2つ目の台湾ドラマ視聴となりましたピンクハート

 

原作とでは義兄弟だった諸葛四郎と真平は異母兄弟となります。他にもいろいろあるようですが、とりあえずこれが一番大きな違いです。

 

街に山賊が出て、大王は困っていました。衛子雲さんと真平が山賊を脅します。ビビった手下たちは衛子雲さん側につきます。ボスも刀を突き付けられて、観念します。

 

2人の活躍に喜んだ大王は彼らを将軍にし、国のためにがんばってほしいと激励します。がんばります!と2人は目をキラキラ。そして、貧しい民のために使ってくださいと褒美を断ります。大王、大喜び。

 

彼らの生い立ちはちょっと複雑です。哭鐵面を被った女性 雲仙仙が衛子雲さんの父 謝興さん宅に侵入。謝興さんは雲仙仙を追いかけます。彼女は愛人の妹なのかな。愛人は赤ん坊の真平を抱えて苦労しているのに、責任ある行動をしていない謝興さん。雲仙仙は怒りを爆発させます。弱り切っていた姉は亡くなります。雲仙仙は謝興さんを恨みながら、姉を葬ります。

 

雲仙仙は謝興さんではなく、本妻にけんかを吹っ掛けますが、よくできた女性でした。責任を取ると言って、素直に彼女に殺されます。亡くなっていく母を幼い衛子雲さんは看取ったのでした。

 

夢にうなされる衛子雲さん。目覚めると寝台の側に哭鐵面を被った男が立っていました。15年間、母の仇として追っていた相手です。追いかけます。バトって仮面を外すと真平でした。

 

彼らの生い立ちの話はここで一旦ストップ。笑鐵面と哭鐵面に関する事件の解決に向かいます。

 

若い娘さんたちにあの鐵面を着けるという恐ろしい犯罪を鐵面人たちはやり始めます。彼らの要求に応じないと鐵面は外せないのです。

 

桂王は「鳳劍」をよこせという彼らの手紙を読んで激怒します。大臣たちは様々な意見を出します。「桂王の安全のために剣を差し出した方がいい。」と言う孫樹培将軍。彭剛将軍もいました。

 

衛子雲さんたちは酒舗に泊まります。ここの凸凹従業員、なんか怪しい。食事を食べると2人は眠り込んでしまいます。凸凹従業員は哭鐵面に協力していたのでした。哭鐵面は彼らを倒す気満々です。

 

凸従業員は寝ているふりをしていた衛子雲さんたちに驚き、床下に落とします。これがラッキーでした。哭鐵面は酒舗ごと爆破したのですが、床下に落とされていたために無事だったのです。

 

床下は水溜りになっていました。温泉みたいに温かそうですが、骸骨が浮いているという恐ろしい環境。衛子雲さんは出口を探しますが、ありません。様子を見に来た手下たちに見つかります。彼らが放った弓矢をキャッチ。投げ返します。その矢に当たった手下が落下。ぶつかった勢いで水門が開きます。大急ぎで水門をくぐります。でもって、滝に落ちます。大丈夫か?

 

衛子雲さんは無事でした。真平より早く川から上がり、凸凹を捕まえ、馬を取り戻し、食べ物を用意していたのです。2人は凸凹に仕返しをして、解放します。

 

この騒ぎの間に、鐵面人たちが巨大凧に乗って姫のいる屋敷を襲い、姫に鐵面を着けてしまいます。

 

衛子雲さんが手下を捕まえる直前、笑鐵面がやってきて、手下を殺してしまいます。非情な笑鐵面に怒る衛子雲さん。

 

真平も手下を追っていました。手下は賭博場に逃げ込みます。従業員が張紀平さんでした。手下はまた逃げ、真平は賭けを邪魔したということでノリヘイに止められます。

 

せっかく手下を捕まえたのに、笑鐵面がまたも陰から矢を放って、殺してしまいます。真平は追いかけますが、ノリヘイに捕まり、それ以上追えなくなってしまいました。

 

桂王は娘さんたちを助けるために大切な「鳳劍」を鐵面人たちに渡すことを決心します。

 

薬と交換するために約束の場所へ向かう衛子雲さん。無事に解毒薬を手に入れることができるのでしょうか。

 

さて、笑鐵面の恋人が衛子雲さんのお母さんを殺した雲仙仙でした。これからどう関係していくのでしょう。気になります。

 

謝興さん、孫樹培さん、彭剛さん、張紀平さんと1回目からかなり嬉しいキャストでした。次回は鹿峰さんが出ます。楽しみラブ

1978年の台湾映画。

 

1950~60年代に人気のあった漫画が原作。上官靈鳳さんが化粧濃いけど諸葛四郎(男役)を演じています。

 

馬を走らせていると、林から助けを求める声が。行ってみると、2人の男性がロープに引っ掛かっていました。どうもポーリーと会うために来た弟子2人。助けようとすると、3人の悪者が登場します。体の大きさは大中小。大は何維雄さん、小は矮子王さん、そして、中が嘉凱さん。

 

ポーリーに猿に似てると言われ、怒り出す嘉凱さん。結果、3人とバトルになります。いろいろな罠をかわして、2人を助けます。そして、力を合わせて戦って、3人を追い払います。

 

馬に乗って立ち去ろうとするポーリーを追いかける弟子2人。

 

3人は「惡魔黨」の本拠地に戻って、笑鐵面(金仮面)にめちゃくちゃ怒られます。そこに知らせが。狙っていた剣を奪うチャンスが来たようです。

 

兄の袁時和さんと妹の林美齢さんがお付きの人と逃げています。いいフォームで嘉凱さんが追いかけてきます。嘉凱さんより立場が上の江青霞さんが登場。彼らに「鳳劍」をよこすよう意地悪く迫ります。スカート丈がちょっと短めの江青霞さんがかわいいラブラブ

 

抵抗する彼らを江青霞さんは鞭で攻撃します。袁時和さんは逃げますが、林美齢さんは捕まってしまいます。袁時和さんは川で力尽きてしまいます。そこで遊んでいた子どもたちはあまりのボロボロぶりにお化けだと勘違い。みんな、逃げてしまいます。袁時和さんは孤児の少年に剣が入った筒をある荘の主へ届けてほしいとお願いをします。真面目な彼は願いを叶えようとします。

 

様子を見に来た哭鐵面(銀仮面)。鳥型のグライダーを付けて空を飛んでいるので、様子が丸わかり。袁時和さんは見つかってしまいます。哭鐵面に脅されても要求に応じないため、彼は滝へと投げ落とされます。めっちゃ様子を探っている哭鐵面から身を隠し、少年は移動します。

 

長い階段を上がっている途中で転倒し、筒が割れます。中に素晴らしい剣が入っていることを知ります。途中ですれ違った農夫に行き先を教えてもらって進みます。後から来た哭鐵面は農夫を脅して、少年を追跡します。

 

「飛仙莊」の主で武林界のトップでもある王俠さんは衛子雲さんと息子と娘が戻ってこないのを心配していました。そこに骸骨の飾りがついたナイフと手紙が飛んできます。部下たちが侵入者を取り囲みます。侵入者は部下の翁小虎さんに殺されます。2人は顔見知りみたい。口封じで殺されたようです。王俠さんは情報を聞き出すことなく侵入者を殺したことを怒ります。翁小虎さんはそんなに簡単に死ぬとは思わなかったと言って誤魔化していました。

 

手紙には「龍劍」をよこせば、娘を返すと書いてありました。なぜ袁時和さんたちが「鳳劍」を持って、ある荘へ向かっていたのかがよくわかりませんが、「鳳劍」がすぐに手に入らないと知るや、もう1つの剣に切り替えたのでした。

 

衛子雲さんとポーリーは義兄弟。ポーリーに力を貸してくれるよう頼むことにします。

 

「飛仙莊」を尋ねたポーリーと弟子2人は護衛から冷たく扱われます。なので、彼らをボコボコにします。気づいた衛子雲さんは護衛たちを謝らせます。王俠さんの依頼を引き受け、取引の場所へ向かいます。

 

笑鐵面が手下たちをぞろぞろ連れてやってきます。彼は卑怯な手を使って「龍劍」を奪い、娘も返しませんでした。彼らが去った後から発泡スチロールの球がいっぱい転がってきます。球の上を猛スピードで移動するポーリーと衛子雲さん。今度は巨大な球が3つ近づいてきます。弟子たちはいきなり出てきた腕に殴られます。嘉凱さんたちが入っていました。崖から蹴り落とすと中から苦しそうな嘉凱さんが出てきました。そして、矮子王さんも落とされて、2人は亡くなります。

 

本拠地では娘を利用して、「鳳劍」も手に入れようとしていました。

 

嘉凱さんたちを殺された復讐に虎の恰好をした3人の男性が衛子雲さんに襲いかかります。途中からポーリーもやってきます。

 

少年を追っている虎が李昆さんのいる客棧にやってきますトラ店内をめちゃくちゃにするので李昆さんは怒って、虎にお湯をかけて懲らしめます。そこにポーリーの弟子2人がやってきます。これで勝てるかな~と思ったら、なぜか2階から江青霞さんが下りてきます。ヤバい・・・。少年に鞭を打って、剣のある場所を聞き出そうとした瞬間、ポーリーが登場します。江青霞さんと虎を懲らしめ、追い出します。

 

弟子とこれからのことを話し合っていると、少年が感動した様子で近づいてきます。少年は自分の兄である諸葛四郎みたいに強いと褒めます。驚く3人。嘘はすぐにバレます。少年はポーリーが本物の諸葛四郎と知って大喜び。かわいいから許す。

 

少年は隠し持っていた「鳳劍」をポーリーに渡します。これで安心。寝台に横になっていると、江青霞さんが色仕掛けで迫ってきます。困るポーリー。枕の下にある「鳳劍」を取られそうになりますが、弟子がそれを防いでくれたので、未遂で済みました。

 

少年ともう1人の弟子が白塗りのお化けを演じて、彼女を追い払います。翁小虎さんが様子を見ていました。ポーリーは彼に「鳳劍」の話はしませんでした。

 

ポーリーと衛子雲さんと少年と3人で移動していると、虎に襲われます。1人を締め上げて雙假面の居場所を聞き出そうとしますが、どこからか骸骨のナイフが飛んできて、彼は亡くなります。蝙蝠型のグライダーを付けた笑鐵面が飛び去って行きました。

 

江青霞さんは再びポーリーに罠を仕掛けます。川辺に倒れている男性2人を発見。ポーリーは助けようとします。象の恰好をしている荊國忠さゾウんとライオンしし座が出てきます。彼らはポーリーから「鳳劍」を奪い逃げます。ポーリーが追いかけていると、上から檻が下りてきます。江青霞さんの罠でした。それでもヘラヘラしているポーリー。怒った3人はポーリーを檻ごと川に放り投げます。

 

少年はポーリーが川に落とされたことを弟子に伝え、3人で探し始めます。

 

本拠地は2つの剣を手に入れたので大喜び。が、笑鐵面が「鳳劍」を鞘から出すとありませんでした。偽物だったのです。激怒!!

 

粉を乾かしているところで弟子2人がポーリーが見つからないことを嘆いていると、怒り狂った象と虎がやってきます。粉まみれにされる弟子たち。彼らも怒って、やり返します。もっと粉まみれになった象と虎を残して逃げます。

 

なぜかガチョウを囲っているところに落ちます。そして、餌をかけられてビビります。が、ポーリーのいたずらでした。弟子は再会を喜びます。ポーリーは火焔掌で檻を壊して、脱出したのでした。

 

江青霞さんは本拠地近くで少年を発見。本物の「鳳劍」を出すように迫ります。逃げる少年。ポーリーが助けてくれます。

 

生きていたことに驚く江青霞さん。ポーリーは彼女をやっつけ、雙假面の居場所を聞き出そうとしますが、またしても骸骨の短剣で口封じ。哭鐵面の仕業でした。彼はグライダーを身に着けると、飛んで逃げてしまいました・・・。

 

象の荊國忠さんが無銭飲食をしようとしたので、店員が支払いを求めると逆ギレします。李昆さんが再登場。が、殴られてすぐに逃げます。偶々、食事をしていた袁時和さんが荊國忠さんを攻撃します。復活してたんだ。店主も荊國忠さんの頭に酒壺を投げるという激しい援護をして、彼を倒します。

 

少年は袁時和さんと再会します。袁時和さんは身を守るために名前を変えて、生活していました。けがは大したことがなかったそうです。滝から落ちたのに!?少年が「鳳劍」をポーリーに渡したと知ると安心します。

 

袁時和さんはなんと本拠地に単身で向かっていきます!哭鐵面とライオンさんしかいなかったので、そのまま2人と戦います。

 

扉に腕を挟まれ、苦しんでいるところを衛子雲さんが助けてくれます。けがをしてもがんばる袁時和さん。決めポーズがかっこいい衛子雲さん。がんばって戦います。ポーリーも来ます。彼女も決めポーズがかっこいい。弟子2人も到着。苦労している袁時和さんをサポートします。

 

「飛仙莊」は笑鐵面に襲われていました。様子を見ていた少年が本拠地までポーリーを呼びに来ます。哭鐵面は隙を突いて、グライダーを身に着けて逃亡しようとしますが、ポーリーにグライダーを奪われます。笑

 

哭鐵面はしばらく衛子雲さんと戦わねばならないようです。

 

ポーリーも飛びます。「飛仙莊」では笑鐵面が王俠さんも「鳳劍をよこすのと、武林界からの引退を宣言すれば、娘を返す。」と迫っていました。

 

笑鐵面は駆けつけたポーリーとしばらく戦いますが、ある浜辺に来るよう言葉を残すと、グライダーで飛び去ってしまいます。ポーリーもグライダーを身に着け、追いかけます。

 

指定された場所に到着。すると、海に巨大なタコが・・・タコポーリーは近づいて、タコと戦います。2匹目も出てきた。くねくね、くにゃくにゃしているので戦いづらい。弟子2人がやってきて、一緒に戦ってくれます。1人、タコに絡まれます。大変そうなので「鳳劍」で切ることに。すぱ~っと足が切れました。タコは海へ逃げていきます。

 

それをどこかで見ていた笑鐵面の怒りの声が。遠くを見ると、娘が吊るされています。助けに行かねば!しかし、アスレチックのようになっているので、簡単に近づけません。笑鐵面が襲ってきます。ポーリーが仮面を外すと、羅烈さんでした~。

 

映画では省略されていましたが、仮面を被っていないときの彼をポーリーは知っていたようです。富と名誉のために卑怯な真似をした羅烈さん。ポーリーは怒りを爆発させます。衛子雲さんは哭鐵面を追いかけていました。こちらも白熱した戦いが続きます。

 

ようやく娘を助け出しますが、羅烈さんは「龍劍」を取り出します。ヤバいぞ。

 

王俠さんと袁時和さん、少年もやってきます。

 

哭鐵面が衛子雲さんを担いでやってきます。羅烈さんは勝利を確信します。その言葉に怒った林美齢さん。羅烈さんに向かっていきます。彼女の危険な行動を止めようとした袁時和さんは羅烈さんに刺されます。

 

後ろから哭鐵面が羅烈さんを羽交い絞めし、ポーリーが「鳳劍」で刺します。哭鐵面はやはり王俠さんの部下で、衛子雲さんは彼を倒してから、服を替え、みんなを騙していたのでした。

 

羅烈さんは亡くなります。2つの剣を取り戻すことができましたが、王俠さんの大切な息子 袁時和さんは亡くなってしまいました。

 

ポーリー、衛子雲、弟子2人、少年の5人で楽しそうに砂丘を歩く姿で終わりです。

 

ポーリーが明るくて、元気なキャラでよかったです。男役ながら服も髪型もかわいかったです。宝塚をイメージすればいいのかな。

 

がんがん空を飛ぶし、意外と丁寧に作られた巨大タコが出てくるなど、演出がかなり凝っていると思いました。特に空を飛ぶ演出が好きでした。あれ、実際やったら怖いだろうな~ガーン

 

全体的にトーンが明るめなので、家族で見ても楽しめると思います。

 

オススメです爆  笑

 

1974年の香港映画。久しぶりのSBです。

 

ピーター・カッシングと姜大衛。驚きの組み合わせ。でも、作ってくれてありがとうな作品でした。

 

1804年、トランシルヴァニアにやってきた怪しい僧 詹森さん。古い城へ入っていきます。ドラキュラ伯爵は目を覚まします。

 

詹森さんは自分の管理している寺にいる7人の吸血鬼の復活を応援してほしいと思って訪ねて来たのでした。しかし、ドラキュラ伯爵は彼の想像を超える恐ろしい存在でした。

 

自由に悪さをするために詹森さんの体に乗り移ることにしたのです。抵抗する 詹森さんに襲いかかり、乗り移った伯爵。城を出て、中国へ行きます。

 

1904年の重慶。ピーター・カッシング教授は「崇慶大學」で吸血鬼の講義をしていました。姜大衛さんは講義を聞いています。教授は中国で起きた吸血鬼の話をします。

 

過去に戻り、老けメイクの姜大衛さん。村のみんなが寺から聞こえてくる悲鳴を恐れて、閉じこもる中、連れ去られた娘を救うために寺へ向かいます。中を覗くと詹森さんを中心に金の仮面を被った7人の吸血鬼がいました。西洋と東洋の文化がミックスされた奇妙な内装になっており、若い女性たちが半裸で拘束されています。

 

デビチャンは中に入って、娘を助けますが、娘は吸血鬼に殺されます。デビチャンは1人の吸血鬼が下げていた蝙蝠型のプレートを外します。すると、ガスが出てきて彼は弱り出します。逃げるデビチャン。怒った詹森さんが銅鑼を鳴らすと、墓にいた吸血鬼が地面からたくさん出てきます。

 

村の中に逃げようとしますが、門番は固く門を閉じていました。諦めて別方向に逃げます。近くにあった仏様の石像にプレートを置いた瞬間に追いつかれ、デビチャンも殺されます。体からガスが出ている吸血鬼はプレートを仏像から取ろうとしますが、体に火が点いてしまいます。吸血鬼は燃え尽きてしまいました。デビチャンは殺されてしまいましたが、吸血鬼を1人を倒したのでした。

 

教授は村の場所を知りませんでしたが、話を信じており、吸血鬼を倒したデビチャンを称えました。そして、今も吸血鬼は暗躍しているだろうと話します。

 

学生たちは教授の話を信用しません。バカバカしいと言って、出て行ってしまいます。教授、がっかりショックデビチャンは静かに立ち去ります。

 

国際的な晩餐会。教授の息子が参加していました。北欧出身のお金持ち未亡人 ヴァネッサも出席していました。夫の遺した莫大な遺産で世界中を旅しているパワフルな女性です。息子はヴァネッサと知り合いになります。彼女は教授のファンで吸血鬼に強い関心をもっていました。

 

一方、教授の滞在先にデビチャンは侵入し、自分の祖父が吸血鬼を倒した人であり、今も故郷の村が吸血鬼で困っていると告白します。自分の話に関心を示してくれ、しかも、デビチャンが吸血鬼を倒した人の孫だと知り、教授はスイッチが入ります。

 

教授の息子と重慶の有力者 王憾塵さんはヴァネッサの取り合いになります。息子が彼女を滞在先まで送ると押し切ったため、王憾塵さんは激オコムキー

 

デビチャンは村に来てほしいと教授にお願いします。帰国しようと思っていたのですが、兄弟みんなで吸血鬼を退治したいと考えていると知り、考えます。デビチャンは祖父がゲットしたレアなプレートを彼に見せ、話が本当であることを証明します。

 

息子とヴァネッサはいい感じで滞在先に帰ろうとしていると、刺客の徐蝦さんが登場。ヴァネッサの下男が倒れます。刺客がぞろぞろ。いきなりの乱闘にビビる息子たち。そこにデビチャンの弟たちがやってきます。弓矢担当 劉家榮さん、ダブル斧担当 馬占士さんです。袁信義さんがちらっと刺客として映っていました。

 

息子は任世官さんに殺されそうになりますが、カーウィンの矢に助けられます。刺客たちは逃げて行きます。弟たちは人力車に彼らを乗せて、連れ帰ってくれます。

 

実はデビチャンは弟たちに見張りを頼んでいたのでした。他にも優秀な弟が4人います。

 

息子は王憾塵さんに襲われたくないので重慶を出たがります。吸血鬼に関する知識と技能を教授、体力と戦力をデビチャン兄弟、資金をヴァネッサが提供するということで話がまとまりますニコニコ妹の施思さんも加わります。

 

翌朝、早くに出発~。かなり悔しかったみたいで王憾塵さんがたくさんの手下を連れて現れます。戦いに臨む8人兄妹が並ぶシーンがかっこよかったです。

 

激しい戦いの末、みんなを倒します。任世官さん、黃哈さん、徐發さんを確認することができました。

 

しかし、この戦いでかなりの荷物と馬を失ってしまいました。残った馬車に教授とヴァネッサを乗せて、歩いて移動です。そして、野宿をします。8人兄妹はしっかり者なので教授たちは安心です。ここで残りの弟たちを紹介します。王將さんと劉俊輝さん。双子設定。手を繋いで剣で戦います。槊使いの何其昌さん。槍は任せて黃培基さん。以上4名。そして、妹の施思さん。激かわちゅー

 

施思さんが作った夕食を食べながら、みんなで教授から講義を受けます。教授は西洋の吸血鬼の退治方法が中国の吸血鬼退治にどれだけ対応できるのか考えていました。

 

息子はすっかり施思さんに心を奪われ、食器洗いを手伝います。施思さんは悪寒を覚えます。村の危険な状況を感じ取ったようです。一方、ヴァネッサはデビチャンと仲良くなりますラブラブ

 

村は依然として詹森さん&6人の吸血鬼の支配下に置かれており、みんなは困っているようです。女性たちを捕まえて、拘束し、血を抜きます。その血を飲んで元気倍増な詹森さん&6人の吸血鬼。

 

いい感じの洞窟を見つけ、そこで野宿をします。教授は戦いが近いことを感じ取り、落ち着かないようです。8人兄妹は仏様に線香をあげたり、食器を拭いたり、火を起こしたり、ベッドを作ったりとよく働きます。息子も施思さんの手伝いをしています。教授は仏様にプレートを置きます。

 

息子と施思さんは一緒に寝ていました。デビチャンはヴァネッサと寝ます。ヴァネッサ、彼に毛布をかけてあげます。優しい。兄弟は交代で見張りを行っており、教授は気が高ぶりつつもちょっと眠くなってきています。

 

洞窟内にいた3匹の蝙蝠がいきなり吸血鬼になり、襲いかかってきます。8人兄妹フル稼働!施思さんは2本の短剣で戦います。ゾンビが大量にやってきます。これが十八般武芸をいろいろ持っていて、すごいなと思いました。

 

徒手のデビチャンは教授のアドバスで心臓攻撃でゾンビをやっつけていきます。ゾンビがへしゃ~と崩れていくシーンが面白い。

 

教授も火がついた棒を持ってがんばります。3人の吸血鬼を全部倒すことができました。残ったゾンビたちは逃げていきます。施思さんの女ドラゴンぶりに惚れ直す息子ラブラブ

 

デビチャンはちょっと疲れてしまいますが、教授は吸血鬼が残り3人になったから、がんばろうと励まします。

 

一行はデビチャンの祖先が亡くなった仏様の前に到着します。吸血鬼の骸骨などを見つけ、目がキラキラする教授キラキラデビチャンもご先祖様のがんばりを思い出し、少し元気が出てきたようです。もう1つ丘を越えれば、故郷の村に到着です。

 

村に到着。村人とともに村の周りに壕を作り、竹槍をセットします。ヴァネッサも施思さんと働いていました。休憩タイム、ラブラブなデビチャンとヴァネッサ。息子と施思さんはキスしてました。

 

兄妹は祈りを捧げ、夜を待ちます。詹森さんは気合いが入っています。銅鑼を鳴らすと、墓からゾンビたちが出てきます。ぞろぞろ並んで村へ向かっていきます。

 

最初に1人の吸血鬼がやってきます。デビチャンが戦います。残り2人が来たので、残りの兄弟も戦いに参加します。たくさんのゾンビがやってきました。デビチャンたちは村に戻ります。そして、壕に火を放ちます。教授も結構がんばってました。施思さんも戦いに参加します。兄弟の1人が亡くなり、もう1人は吸血鬼と相打ちになります。

 

吸血鬼の1人が火をすり抜け、ヴァネッサに襲いかかります。血を吸われてしまったヴァネッサ。怒りに燃える村人たちがこの吸血鬼を倒します。

 

デビチャンはヴァネッサを心配し、様子を見に行きます。やはりヴァネッサは吸血鬼になっていました。デビチャンに襲いかかります。噛まれたデビチャンは壕にセットしていた竹槍に彼女を押し付けて殺します。自分もやがて吸血鬼になると知ったデビチャンは彼女に覆いかぶさって、竹槍で亡くなります。デビチャンが意外と早く退場してしまったのでびっくりしました。

 

王將さんと劉俊輝さんは吸血鬼に握っている手を切り落とされますが、別な手で握手をして、亡くなります。

 

施思さんは最後の吸血鬼に捕まり、誘拐されます。寺へ行かねば!

 

施思さんは血を貯める装置に寝かされ、吸血鬼に襲われます。息子が必死に止めます。教授と2人の兄弟が駆けつけます。教授は兄弟が持っていた槍を手にすると、1発で吸血鬼を仕留めます。吸血鬼は女性たちに血が入っている桶に落ちて、そのまま溶けていきます。

 

これで吸血鬼は全滅です。でも、詹森さんの姿をしたドラキュラ伯爵がまだ残っているではないか~。ラストバトルが始まります。

 

教授は元の姿に戻った伯爵に張り倒されます。だけど、近くに落ちていた槍を拾って、心臓部に差したら、あっさり勝負がつきました。早いな。伯爵が朽ちていく様子が丁寧でした。

 

教授が寺を立ち去ろうとするところで終わりです。

 

この作品はあまりヒットせず、これでHAMMER FILMは終わりになってしまったそうです。が、今も人気のある映画なので、長期的に見れば成功した映画だと言えるでしょう。

 

しかし、この映画の大きな欠点は話の辻褄が合わないことです。100年前に中国に行ってしまっていたドラキュラ伯爵。じゃぁ、ピーター・カッシング教授は誰と戦っていたの?

 

だけど、キャストが豪華だし、舞台や衣装、特殊メイクなども凝っていて、とても面白かったです。

 

袁振洋さん、馮克安さんを発見できなかったのがちょっと悔しいですが。

 

もっと多くの人に知ってほしい怪作で~すドクロ

 

1978年の台湾映画。

 

金剛さんは元の皇帝でした。力を失いつつありました。明側の組織の一員 戚冠軍さんに襲われます。2人とも亡くなります。亡くなる間際、金剛さんは娘の孫嘉琳姫が国を再興するのを助けてほしいと部下の岳華さんに遺言を残します。

 

金剛さんの部下だった羅烈さんはチームを作り、行動を起こします。岳華さんは羅烈さんの手下です。みんな、マスクを着けて戦い、マスクが外れた者は岳華さんに殺されます。

 

父宗華さんは弟子に実家に帰るように言いますが、弟子は息子宗華さんに会いたいと言います。みんな、10年ぶりの帰省を待っています。

 

師匠である李允中さんの元にいた息子宗華さんは実家に戻るように言われます。蝴蝶掌は少林寺や武當派を襲っていました。武當派の彼はリベンジを口にしますが、李允中さんは口を慎むように言います。

 

夜、移動する途中で羅烈さんの刺客たちに囲まれます。宗華さんが1人の刺客のマスクを外すと彼は仲間に殺されました。その様子を誰が見ていました。

 

宗華さんが強いため、刺客たちは逃げます。隠れていた男 李昆さんは宗華さんに近づいていきます。もっとお話したかったのですが、宗華さんはさっさといなくなってしまいます。李昆さんは彼の腕前に感動します。

 

父宗華さんは先ほどの刺客たちに襲われます。弟子に守られますが、最終的に殺されます。

 

息子が帰ってきました。家族も使用人も殺されているのを発見します。遺体に残された血で押された手形。蝴蝶掌の証です。生き残った使用人に葬式を行うよう指示を出し、彼は復讐を計画します。

 

李昆さんは兄弟と蝴蝶掌を何とかしたいと考えていました。彼にはお転婆な娘 劉藍溪さんがいます。李昆さんの旅について行きたいと言うのです。泣かれると何もできない李昆さん。隙を見て旅に出ます。

 

父の葬式に江彬さん、梁家仁さん、曾超さん、馬金谷さんがやってきます。式後の会合で江彬さんは宮廷も蝴蝶掌の暗躍を気にしていて、「鷹」という名前の捜査官を既に潜入させているという話をします。4人は宗華さんのリベンジを手伝うと言いますが、宗華さんは1人で実行したいと申し出を断ります。

 

李昆さんはやはり劉藍溪さんをまくことができませんでした。古い寺に隠れますが、見つかってしまいます。李昆さんは劉藍溪さんに3日間は客棧で待つように言います。劉藍溪さんは仕方なく譲歩します。

 

孫嘉琳姫は薬と特別な笛と口の不自由な侍女 劉傳華さんを使って、手下たちを自由に動かしていました。羅烈さんは姫のサポートよりも自分がトップに立つことに力を注いでいました。彼らの様子を誰かが覗いていました。

 

宗華さんは客棧に入ります。劉藍溪さんは李昆さんが戻ってこないため、行動を起こしたようです。宗華さんに興味をもちます。近くにいた薬売りは宗華さんにしつこく薬を勧めてきます。

 

劉藍溪さんは宗華さんと薬売りの財布をすります。2人は会計ができず、みんなに責められます。劉藍溪さんは後で彼らの分のお金を払います。2人はすられたことを知って、客棧を出ます。

 

「血玉」門を通過する江彬さんたち。反対から余松照さん、李強さんたちがやってきます。彼らは木こりや漁師の恰好をしている戦士たちで、孫嘉琳姫の部下でした。彼らは薬を飲まされており、劉傳華さんがハンドサインを出して操ります。戦いを途中で止め、劉傳華さんは江彬さんたちを孫嘉琳姫の屋敷に案内します。

 

宗華さんと薬売りは一緒に行動していました。寝るために廃屋に入っていくと、ほしいと思っていたご飯とお酒がありました。屋根の上から劉藍溪さんが下りてきます。彼らと話をするために財布を盗んだそうです。彼女は宗華さんが知りたい情報を知らせてくれました。江彬さんたちがリベンジに乗り出していると知り、ちょっと悔しそうな様子を見せます。

 

薬売りはマイペースでお金儲けのことで頭がいっぱい。さっさといい場所をゲットして寝ます。

 

一番悪い場所で寝ることを選んだ宗華さんに劉藍溪さんは毛布を掛けてあげようとすると、敵だと誤解した宗華さんはものすごい勢いで戦闘態勢になります。ビビりまくる劉藍溪さんでした。彼女は薬売りの箱から薬を数錠盗みます。

 

孫嘉琳姫は薬入りのお茶を江彬さんたちに飲ませます。

 

劉藍溪さんは盗んだ薬を返す代わりに宗華さんを谷まで連れてくるように薬売りに約束をさせます。

 

孫嘉琳姫は羅烈さんに江彬さんたちがいい戦士たちであることを見せます。しかし、薬を飲んだ者たちは次第に技を忘れて行き、最後は廃人になってしまうそうです。羅烈さんは自力で天下を取るつもりでしたが、薬と笛に魅せられ、彼女から強引に笛を奪います。

 

宗華さんたちが吊り橋を渡ろうとすると、反対側から江彬さんたちがやってきます。劉傳華さんのハンドサインに操られ、襲いかかってきます。薬売りは逃げ出します。が、劉傳華さんに狙われます。

 

止めを刺されるかと思った瞬間、劉傳華さんは江彬さんたちを止め、立ち去ります。寺へ戻ってきた宗華さんたち。戦いで庇ってくれたことへのお礼を宗華さんに言われ、劉藍溪さんはとても嬉しそう。薬売りも無事に逃げていました。

 

夜、劉傳華さんは別な戦士を連れて寺に来ます。再び、宗華さんたちは襲われます。

 

兵士の中に李昆さんもいました。薬でおかしくなっていました。無表情で劉藍溪さんを襲います。薬売りが殴ったら、静かになりました。死んだと思って、彼女は動揺しますが、気絶しただけでした。しかし、よく見ると腕に酷いけがを負っていました。薬売りが手当てをしてくれたお蔭で彼は助かります。

 

劉藍溪さんもけがをしていました。薬売りの手当ては拒みますが、宗華さんの手当ては受け入れます。劉藍溪さんは宗華さんのことが好きになったようです。

 

李昆さんは正気に戻ります。蝴蝶掌に乗り込んだ際、捕まって、薬を飲まされたようです。薬売りは李昆さんと2人になったときに真面目な話をします。薬売りは仮の姿で彼が「鷹」でした。

 

李昆さんは劉傳華さんが彼に薬売りのバッグを手渡しているのを見ます。

 

宗華さんは薬売りが「鷹」ではないかと疑っていました。劉藍溪さんが目覚めると李昆さんは考え込んでいました。宗華さんははこっそり出かけていました。李昆さんはあのときの戦いを思い出し、宗華さんに違和感を覚えていました。

 

宗華さんが帰ってきたので、劉藍溪さんは薬売りも起こします。薬売りは解毒薬を持っていましたが、作り方は知りません。宗華さんは薬でおかしくなってしまった人たち全員分の解毒薬の代金を薬売りに渡し、手に入れようとします。

 

みんなに解毒薬を飲ませるために李昆さんは再び潜入しようとします。心配なのは残していく娘 劉藍溪さんのこと。宗華さんが彼女のことは任せてほしいと言ったので、李昆さんは笑顔になります。

 

解毒薬の準備をしている薬売りの胸元をガン見する宗華さん。

 

宗華さんは解毒薬を受け取り、李昆さんに手渡すときに「お義父さん。」と呼んだので、李昆さんも劉藍溪さんも喜びます。2日間、待って、李昆さんが戻ってこなければ、みんなで突入することにします。

 

2日後、宗華さんたちは孫嘉琳姫の屋敷に乗り込みます。彼女は薬はこの地に住む蝶から作られており、解毒薬はこの地に生えている野草から作られていることを知っていました。薬売りは作り方を知らないと言っていましたが、知っていたようです。

 

姫は戦いを兵士に任せ、退出します。兵士たちが宗華さんたちを襲います。戦いながら、李昆さんを探します。

 

薬売りは羅烈さんと戦います。最初からバレバレですが、羅烈さんは蝴蝶掌の使い手でした。宗華さん、薬売り、劉藍溪さんは捕まります。薬売りは「鷹」だとバレます。それぞれ、別に牢に入れられます。

 

劉藍溪さんは李昆さんと同じ牢に入れられます。彼はボコボコにされ、弱り切っていました。泣きじゃくる娘に李昆さんは宗華さんに岳華さんを倒したかを尋ねるように頼んで亡くなります。(ここ、ちょっと自信ないです。)

 

孫嘉琳姫たちは必死に解毒薬を探しますが、見つからずイライラしていました。

 

兵士の姿になって助けに来てくれた宗華さんに劉藍溪さんは父の疑問をぶつけますが、「俺を信じてないのか?」と尋ね返され、うやむやにされます。

 

そして、薬売りを助けて、羅烈さんのところへ向かいます。羅烈さんと戦っている最中に宗華さんはいきなり劉藍溪さんを襲います。え?

 

かと、思ったら、羅烈さんの背中を斬り付けます。羅烈さんは蝴蝶掌を使いますが、宗華さんに刺されてしまいます。羅烈さんは笛を探しますが、笛はありませんでした。

 

そこに孫嘉琳姫たちがやってきます。あんなに親切だった宗華さんはけがをした劉藍溪さんをはねのけ、姫にあいさつをします。宗華さんは悪そ~な笑顔をしながら、顔の皮を引っ張ります。なんと岳華さんでした!!

 

劉藍溪さんと薬売りは本物の宗華さんは既に殺されており、ずっと岳華さんと共に過ごしてきたことを知ります。だから、李昆さんはあのときの戦いに疑問に感じていたんですね。岳華さんは入れ替わった場面にいた李昆さんをいずれは殺そうと思っていたのです。

 

岳華さんはためらいなく劉藍溪さんを刺します。孫嘉琳姫はやり過ぎな岳華さんにドン引きします。孫嘉琳姫はもうちょっとマイルドな方法で国の再興を目指していたのですが、羅烈さんも岳華さんも予想以上にぶっ壊れていたのでしたえーん

 

羅烈さんは岳華さんに裏切られ、孫嘉琳姫に見捨てられながら亡くなります。彼女は笛を取り出し、薬売りを倒そうとしますが、劉傳華さんがいきなり薬売りの側に行って、ペラペラ話し出します。話せない設定だったのに。実は薬売りの妹で3年前から潜入捜査をしていたというのです。マジかよゲッソリ彼女がいなければ、姫は戦士を動かすことができません。

 

劉傳華さんは先ほどの戦いの際に薬売りと戦うふりをして、解毒薬をもらい、中毒になっていた戦士たちに飲ませていました。彼らは正気に戻っていました。

 

岳華さんの手下たちと戦うことに。この戦いで江彬さんたちは討ち死にします。カーヤンが少なかった。もっとカーヤンを見たかったえーん

 

薬売りと岳華さんが戦っていると、劉藍溪さんは死力を振り絞って岳華さんを刺します。父と私の恋心を返してって感じですよねムキーッ劉藍溪さんは息絶え、岳華さんも亡くなります。

 

薬売り兄妹は孫嘉琳姫を探します。折った笛で手首を切って自殺をしているのを発見します。終わり。

 

超どんでん返しで茫然としてしまいましたポーンが、あまりにも力技な展開でむしろ気に入ってしまいました。もう1回観たらわかりますけど、伏線を張らな過ぎ~。

 

李昆さんの娘役の劉藍溪さんと侍女役の劉傳華さんがかなりいい動きをしていました。

 

気になるのは1つ。薬に関する設定が曖昧だったように感じます。薬と解毒薬が彼らの手元に届く、経路がよくわかりませんでした。ここがはっきりしていたら、もっと面白くなったように思います。

 

極端過ぎる羅烈さんと岳華さんに振り回された姫。気の毒でした。

 

1982年の台湾映画。複雑な物語が多い田鵬さんの作品の中では比較的わかりやすい作品でした。

 

あらすじを調べていたら、田鵬さんと田鶴さんが兄弟だと知って、びっくりしました。だから、共演が多かったのか。へ~。言われてみれば、似てる・・・。名前に2人とも「鳥」が付いているものね。

 

さてさて。宗華さんが笛を吹いていると、数人の男性がやってきます。宗華さんは彼らをあっという間に倒し、花飾りを置いて去ります。

 

「斷腸紅」のメンバー 雲中岳さんが派手な2人組を殺して、同じ花飾りを置いて去ります。

 

そして、「千刀萬里追」のラストバトルの場所に似た場所で龍君兒さんを襲います。通りかかった田鵬さんが助けてくれます。雲中岳さんは逃げていきます。

 

田鵬さんはドリスと田鶴さんの結婚式に師匠の代わりに出席する予定でした。

 

後から来た田鶴さん。疑い深い彼はいきなり襲いかかってきます。お土産がないことにケチをつけ、田鵬さんを攻撃し続けます。ドリスは田鶴さんを止めます。

 

結婚式のゲストの1人 田野さんがドリスパパの王俠さんに対して偉そうな態度を取ります。これにキレる田鶴さん。王俠さんは田鶴さんをなだめ、田野さんたちを丁寧にもてなします。

 

田鵬さんは王俠さんにあいさつをします。王俠さんは彼のことももてなすように田鶴さんに言いますが、嫌そうな態度を示します。田鵬さんは気にする様子を見せず、自分で泊まる場所を探します。

 

王俠さんたちは「斷腸紅」という組織を警戒していました。田鶴さんは田鵬さんが組織の一員ではないかと疑っていました。

 

1人でお酒を飲んでいる田鵬さん。過去を思い出していました。悪者の史仲田さんは田鵬さんにやられて、力を失いました。その腹いせに妻の南燕希さんを殺しました。なので、田鵬さんはずっと史仲田さんを探していました。

 

ドリスがやってきて、街に来た本当の理由を訊きますが、田鵬さんははぐらかします。逆に「紫玉香豪」という宝の在りかを質問します。質問ばかりの田鵬さんに対して、ドリスはイラっとし、敵ではないと証明できたら、答えると言って去っていきます。田鶴さんが隠れていました。田野さんの手下が更に奥にいました。

 

田鵬さんはドリスの元を訪れ、3年前に妻が殺されたことを話します。ドリスも質問に答えます。宝には彼女の母方の祖父が作ったすごい秘薬が詰められていました。無敵になれるそうです。2人で話をしているのを発見した田鶴さんは激怒。バトルになります。そして、また王俠さんになだめられます。

 

田鵬さんは師匠の代理で結婚式に来たと言っていましたが、師匠と言われる人物は半年前に亡くなっていました。田鵬さんは師匠は元気ですと答えていましたが・・・。田鶴さんから話を聞いた王俠さんも田鵬さんに疑いをもつようになります。

 

あれやこれやと田野さんがうるさいので、王俠さんは宝を見せます。興味津々の田野さん。ドリスが隠し金庫にそれを戻します。

 

田鵬さんがドリスからの手紙を侍女から受け取った直後、田野さんの手下4人に襲われます。僧、木こり、猟師、学者の姿をしています。王圻生さんは学者。4人を倒したところで田野さんが出てきます。田野さんは彼に宝を手に入れるために力を貸してほしいともちかけます。田鵬さんはびっくりな金額の報酬を要求しますが、田野さんはそれでもいいとねばります。

 

彼らが帰った後、史仲田さんの声が突然響き渡ります。力を失ったとはえ、攻撃する力はあるようです。よくわからない武器で田鵬さんを攻撃して、いなくなります。

 

その後、イケメン大好きな范凌さんが迫ってきます。しつこく誘ってくるのでバトルになります。范凌さんは形勢不利と判断。爆弾を投げつけて、去ります。

 

田野さんは王俠さんの部下を買収して、宝をゲットします。部下は即、暗殺。喜んでいると笛の音が。

 

宗華さんが田野さんの前に登場します。宗華さんは拗らせキャラで1人でごにゃごにゃいろいろ言っています。田野さんが箱の中を確認すると宝は入っていませんでした。田野さんは宗華さんにイライラし出し、4人に攻撃命令を出します。宗華さんは田野さんと4人を倒し、花飾りを残して去ります。

 

田鵬さんが戻ると、花飾りと箱が置いてありました。田鶴さんは目ざとく見つけて、彼を問い詰めます。王俠さんも来ていて、2人で田鵬さんを犯人扱いをします。師匠が既に死んでいたことを指摘されると、田鵬さんはヤバって顔をしますが、盗んだことは否定し続けます。

 

こそっと宝を服にしまい、王俠さん&田鶴さんとバトルします。覆面をした女性が間に入り、田鵬さんは逃げます。誰がなぜ田鵬さんに嫌がらせをするのでしょう。

 

女性はドリスでした。彼女は「斷腸紅」を潰すことと、田鵬さんの妻を殺した犯人を逮捕の手助けをしたいと思っていました。2人で話し合っていると、激オコ田鶴さんがやってきます。田鵬さんがドリスを唆したと勝手に判断ムキー

 

激しいバトルを繰り広げている隙に宝を雲中岳さんに奪われます。田鵬さん、ドリスはいなくなります。范凌さんが登場。今度は田鶴さんが范凌さんに気に入られます。が、めちゃ拒否する田鶴さん。

 

田鵬さんは雲中岳さんを追っていました。

 

ドリスが小屋にいると、雲中岳さんが再び現れ、襲いかかってきます。(ドリスは雲中岳さんに誘拐されたようです。)乱暴されかかっているところに田鵬さんが駆けつけ、バトルになります。

 

ここで田鵬さんは朝廷の捕頭であることが判明します。「寒山飛狐」は彼の綽名です。この戦いで雲中岳さんを制しますが、ドリスと宝をまた何者かに奪われてしまいました。

 

追跡すると宗華さんでした。また独り言を言ってます。戦いの途中で宗華さんはドリスを連れて行方をくらまします。そこに飄々とした男性が田鵬さんに声をかけ、追跡を邪魔します。

 

骸骨の仮面など様々な恰好をした刺客たちに襲われます。爆弾も投げ込まれ、田鵬さんは危険な状況に。これには范凌さんも関わっていました。「田鵬さんと田鶴さん両方と結婚したかったな~。」と言う范凌さんがかわいかったです。

 

宗華さんは飄々男と范凌さんのいる店にドリスと宝を持ってきます。宗華さんは15年間以上、ずっと好きな女性がいて、その人のためにドリスと宝を持ってきたのでした。ここに会いに来ると聞いて、もじもじし出しますラブ

 

輿に乗った歸亞蕾さんがやってきます。女神のように彼女を崇める宗華さん。しかし、彼女は毒入りの酒を飲ませ、殺してしまいます。彼女こそが「斷腸紅」のボスでした。彼女はドリスと宝を持って帰ります。

 

しばらくして、田鵬さんが店にやってきます。給仕の恰好をした2人は酒に毒を入れて、田鵬さんを殺します。2人で祝杯をあげますが、范凌さんは飄々男の酒に毒を入れて、殺してしまいます。

 

田鵬さんが死んだものと思って喜んでいると、范凌さんは田鵬さんに捕まえられ、連行されます。幾度も抵抗を試みますが、田鵬さんは手加減をしません。

 

范凌さんは途中で用を足したいとごね、その隙に田鵬さんから逃げます。しかし、田鵬さんは彼女の背中に色のついた粉の袋をつけていたので、粉の跡から彼女の行方をたどることができました。ボスに会えるかもしれません。

 

王俠さんは宗華さんや飄々男が亡くなっている店をチェックします。飄々男の側にあった手紙には狐の絵が描いてありました。田鵬さんが残した手紙でした。

 

「斷腸紅」本部。怖い顔してドリスを睨みつける歸亞蕾さん。范凌さんが到着後、田鵬さんがやってきます。そして、田鶴さんも登場。実は彼もこちら側の人間でした。田鵬さんの部屋に宝を置いたのは彼だったようです。

 

当然、バトルになります。范凌さんと歸亞蕾さんもちょいちょい攻撃してきます。歸亞蕾さんの武器から粉が出ます。粉によって不調になった田鵬さんは逃げますが、誰かの足元で倒れてしまいます。

 

田鶴さんはドリスと結婚し、彼女の家の名誉と富を得ようと画策していました。歸亞蕾さんは王俠さんが自分を捨て、ドリスママと結婚したことをずっと恨んでいたのでしたハートブレイク

 

歸亞蕾さんはドリスを自分と同じ目に遭わせようとします。姪である范凌さんとの結婚を田鶴さんに命じますが、契約にはないと田鶴さんは拒否します。歸亞蕾さんは彼の秘孔を突いて、硬直させます。

 

史仲田さん、登場~。彼は歸亞蕾さんに功夫を教えた師匠でした。田鵬さんにかけられた毒は20時間以内に死に至るものでした。歸亞蕾さんは師匠のために宝を得ようとしていたのでした。しかし。受け取った宝は偽物。悔しがる2人。

 

急いで王俠さん宅へ向かいます。史仲田さんの手下 茅敬順さんと馬場さんも同行します。誰もいませんでした。ドリスを人質にして交渉することに。

 

田鵬さんの滞在先に集合。范凌さんはドリスを問い詰めます。田鶴さんが庇うので、范凌さんはイライラします。田鶴さんを殺そうとした瞬間、田鵬さんが飛んできます。田鵬さんは王俠さんによって助けられていました。

 

范凌さんは自分の恋人になるなら、彼らを解放すると言います。田鵬さんは組織を止めるなら、恋人になると応じます。范凌さんは幼いころに両親を失くし、歸亞蕾さんに育てられたので、裏切ることはできません。どちらも絶対にできない約束。バトルに発展します。空中戦してました・・・。家、半壊してました・・・。

 

最後、彼女は田鵬さんの刀で切腹。彼の腕の中で亡くなります。絶対に自分に振り向いてくれないと知り、過激な行動を取った范凌さんなのでした。

 

田鵬さんは田鶴さんとドリスを助け、王俠さんの手紙を渡して去ります。手紙には武力を倍増させる薬が入っていました。田鶴さんはドリスの秘孔を突いて奪い、その薬を飲んでしまいます。

 

歸亞蕾さんは墓で王俠さんを発見します。王俠さんはなぜドリスママと結婚したかを説明します。王俠さんはけがを負った際、義父に命を救われました。ドリスママは不治の病に侵されていました。娘がちょっとでも幸せな生活ができるようにと義父に頼まれたため、ドリスママと結婚したということでした。しかし、そんな話されてもね・・・。歸亞蕾さんは身勝手だとキレます。

 

王俠さんはドリスを助けるために宝を渡すこと、自ら命を絶つことを約束します。墓の扉が開くと、そこには未だ生きているような美しいドリスママが横たわっていました。棺の中に宝を入れておくことで19年間、彼女の美しさは保たれていたのです。王俠さんのドリスママへの愛を感じ取り、歸亞蕾さんはまたキレますムキーッ

 

2人がバトルしている間に史仲田さんは墓に侵入し、宝を奪おうとします。しかし、盗まれないように厳重に警備されており、手下は命を落としてしまいます。仕掛けを外し、宝を取り出します。

 

王俠さんはドリスを解放することを再度確認すると、自分の首を斬って亡くなります。宝がなくなったため、王俠さんの死と同時にドリスママの遺体はミイラになっていきました。

 

史仲田さんは用済みの歸亞蕾さんを茅敬順さんに殺害させます。

 

田鵬さんがやってきます。妻の仇を討つときです。史仲田さんは茅敬順さんと馬場さんに攻撃を命じます。(ワイヤー付きで動くので、茅敬順さんは着地するとき、ちょっとバランスを崩していました。)

 

史仲田さんは墓の扉を閉め、例の秘薬を飲みます。そして、なんと金剛さんになってしまうのです!

 

田鵬さんが茅敬順さんと馬場さんを倒した直後、宝を得よう?守ろう?とする若者4人がやってきます。

 

超人ハルクみたいに顔が緑になった金剛さんはとても強い。若者たちはあっという間に殺されてしまいます。田鵬さんもボコボコにされます。残り4分だけの金剛さん。すごいですびっくり

 

薬を飲んで強くなった田鶴さんがやってきて、金剛さんと戦ってくれます。ちょっと弱ったところで田鵬さんが復活。脳天を刺して、倒します。

 

けがを負った田鶴さんの様子を見るドリス。2人に「幸せになって。」と声をかけて、立ち去る田鵬さん。終わり。

 

長さがほぼ同じですが、セリフがかなり違っていて、編集も違う2種類のVer.を観ました。2本観て、ようやく理解できました。どうしてフルで出さなかったんだろう。不思議。

 

1つ目の方はお話にかなり忠実でしたが、難しかったです。2つ目の方は簡単でわかりやすかったですが、端折った箇所が多かったです。

 

范凌さんはドキンちゃんのような、アクビちゃんのような雰囲気でかわいかったです音符

 

ところで。このポスターの右側は王冠雄さん。映画に出てませんけど真顔あと、そんなに宗華さんは活躍してないですけど。「月異星邪」からパクったのかな。

 

割と面白いのにポスターが惜しいです。

 

1979年の香港映画。

 

捕頭 陳觀泰さんが5、6日程度の休みを取って、家に帰ります。それを知り、微笑む梁家仁さんと唐偉成さんニヤリ彼らは黃哈さんと女性と4人である計画に取り掛かります。

 

その夜、カンタイの部下2人が見回りをしていると変な手紙が転がってきます。部下の両親が悪党によって拘束されたとのこと。もう片方の部下に頼んで様子を見てほしいと頼みます。

 

もう片方の部下は数名で向かう途中、梁家仁さんたちに殺されます。警察は手薄になりました。梁家仁さんたちは合流し、警察の中に入ります。

 

牢の見張りをしていた程天賜さんが速攻で殺されます。梁家仁さんたちはボスの脱獄を考えていたのです。ボス 劉家榮さんの鎖を外します。無表情なカーウィンが怖い。2年間、入れられた後、一番やりたいのはカンタイに会うこと。

 

妻と娘と仲良く過ごしているカンタイ。夜に戸を叩く音。部下の1人がカーウィンの脱獄を知らせますが、カーウィンは既に来ていました。

 

必死に戦うカンタイ。ですが、相手が多く、対抗できません。彼らは妻と娘を目の前で殺します。カンタイは右手親指を失います。カンタイは逃げます。カーウィンの狂気を秘めた眼差し、相手のツラそうな顔を見て喜ぶ唐偉成さんの表情が強烈でした。

 

カーウィンは追いかけませんでした。親指がなければ、武器を持って戦えないとわかっていたからです。ある意味、死ぬよりツラいことかもしれないと彼らは笑って立ち去ります。

 

こっそり戻ってきたカンタイ。恐ろしい現実と向き合わなくてはなりません。妻と娘の遺体を見て、表情を歪めます。

 

唐偉成さんの仲良しである情報屋の陳慧樓さんが来て、カンタイが辞職して、家も土地も財産も全て処分したらしいという情報をもってきます。「爪の無い虎は何もできないトラ」とカーウィンは彼のことを切り捨てます。そして、悪いことをするために「黒風鎮」という街へ向かいます。

 

街の人たちはカーウィンに怯え、カンタイの噂をします。彼は鐵器店に鉄の義手を作ってもらっていました。牢に残っていたカーウィンの手下をボコって、陳慧樓さんのことを聞き出します。

 

孟飛さんが遊郭で娼婦といちゃいちゃしていると、情報屋の麥嘉さんが強引に彼を呼び出します。カーウィンが脱獄した話を教えてもらいます。何かお金になりそうな予感。ここで話が途切れますくもり

 

カンタイは陳慧樓さんの腕を締め付けて、唐偉成さん情報を聞き出します。

 

既婚女性と浮気をしている陳慧樓さん。女性の家へ行くと、孟飛さんが隠れていました。彼も唐偉成さんの行方を聞き出そうとします。カンタイを同じところを攻撃する孟飛さん。陳慧樓さんは仕方なく情報を教えます。孟飛さんは自分より前に唐偉成さんのことを聞き出した人がいると知り、興味をもちます。とりあえず、立ち去ります。

 

カーウィンご一行は「黒風鎮」に到着。そして、悪い仲間を集め、狙っている「髙家莊」の情報を調べます。情報収集は女性の担当。髙家は3代続けて宮廷で働いているので、とんでもなくお金持ちだということです。隣に住んでいる家を設計した家具屋の老人は彼らと取引をしようとします。

 

見張りが厳しく、年を取っていたので実行はできませんでしたが、チャンスがあれば財宝を盗もうとずっと思っていたようです。5,000兩と引き換えに家の見取り図と金庫の鍵を渡しますカギ直後、老人は女性に絞殺されます。

 

女性は老人の姪ということでここに来ていました。老人が急病で亡くなったことにしてしまえばOK。葬式を終えて、落ち着いたころに髙家を襲うことにします。

 

「黒風鎮」にカンタイが到着すると孟飛さんが登場。カンタイを待っていました。カンタイが絡むとお金儲けできないと考え、彼を行かせまいとします。バトルに。

 

カンタイが結構強いので、孟飛さんは考え直します。カンタイは仇討ち。孟飛さんはカーウィンに懸けられた一萬兩のお金。それぞれほしいものが被らないので協力することにします。

 

食事をしていた店の向かいに女性の姿を発見します。家具屋の老人の葬式が終わった直後のよう。カンタイは給仕にお金を渡し、見知らぬ人を見かけたら教えてほしいとお願いします。

 

カンタイは「髙家莊」を訪問し、自分の素性を明かした上で、盗賊に気をつけるよう話をします。しかし、平和な街だし、警護もいっぱい置いているから、大丈夫とスルーされます。息子の葉飛揚さんは自信満々。仕方なく去ります。

 

孟飛さんは家具屋を尋ねます。女性は喪中だからと、彼を家に入れるのを拒みます。孟飛さんは女性の態度から、何か胡散臭いものを感じます。

 

夜、部屋で横になっていると給仕が見知らぬ男2人がいるのを知らせに来てくれます。

 

孟飛さんは食事をしている黃哈さんと王太郎さんに接触します。頭からお酒をかけるなどの嫌がらせをしますが、彼らは必死に我慢します。しかし、カンタイが登場すると、襲いかかります。

 

孟飛さんは給仕にお金を渡し、何かを頼みます。カンタイさんは黃哈さんを倒します。王太郎さんも殺そうとしますが、孟飛さんは妨害して彼を逃がします。給仕は王太郎さんを尾行します。

 

孟飛さんはボスの居場所を知るために彼を逃がしたのでした。孟飛さんは自分には手出しをしなかった彼らの様子から何か大きな計画を手掛けていると推理します。

 

王太郎さんはカーウィンに殴られます。自分たちの居場所がバレるような軽率な行動をとったからです。みんなで話し合い、カンタイと孟飛さんが組んで行動しているのではないかと考えます。しかし、まずは財宝が一番。カンタイたちを殺すのは後回しにします。

 

絶対に髙家が危ないと考える2人。そこに給仕が尾行結果を知らせに来てくれます。王太郎さんは髙家の近くで姿をくらましました。護衛として入り込んでいるのではないか。髙家がやっぱり危ない。

 

再度、カンタイは髙家を訪問し、危険であることを知らせます。が、主も葉飛揚さんも話をまともに聞こうとしません。護衛の孫榮吉さんに帰るように促されます。髙家を出て悔しそうにしていると、給仕が驚きの知らせをもってきます。

 

唐偉成さんを名乗る男が茶樓で暴れているという話でした。大急ぎで駆けつけます。実は陳慧樓さんでした。儲け話を自分にしてくれないため、拗ねてこのような騒ぎを起こしたのでした。カンタイの姿を見ると逃げ出します。

 

逃げる陳慧樓さんを孟飛さんは捕まえ、唐偉成さんの名を騙って騒ぎを起こした理由を訊きます。彼を利用すれば、懸賞金が早く手に入ると考えた孟飛さんは家具屋を教えて、陳慧樓さんに訪問させます。

 

髙家を襲うタイミングを見計らっていて、ピリピリしているところに訪問します。陳慧樓さんはカーウィンに孟飛さんが向かいの店で待っていることを知らせます。

 

カーウィンは陳慧樓さんからいろいろな情報を得ます。孟飛さんは悪いことをしている人を脅して、お金を取る悪い奴でした。めんどくさそうな奴。カーウィンは計画が頓挫することを恐れ、一気に邪魔なカンタイと孟飛さんを殺すことにします。

 

カーウィンは無駄にやる気満々の唐偉成さんを手下2人と共にカンタイのところへ向かわせ、女性には孟飛さんを始末するように命じます。

 

陳慧樓さんはカンタイに捕まり、唐偉成さん情報を教えますが、それは罠でした。

 

陳慧樓さんは孟飛さんを唐偉成さんがいるという場所に案内してくれます。なぜか先に行きたがらない陳慧樓さんを引っ張って廃屋の方へ入っていくと、白い粉をかけられます。図らずも攻撃の矢面に立たされてしまった陳慧樓さんは女性に刺し殺されます。孟飛さんは必死に抵抗し、どうにか切り抜けます。亡くなった陳慧樓さんを見て、申し訳ないと思いながら、その場を後にする孟飛さんなのでした。

 

唐偉成さんは手下の金龍さんたちとカンタイが来るのを待っていました。何気に金龍さんで驚きました。あんなに自信満々だった唐偉成さんでしたが、あっさり倒されます。

 

カーウィンはカーヤンに「唐偉成さんがやられたから、分け前が増えるぞ。」と前向き発言。カンタイに勝てないとわかっていて、戦いを命じたのです。冷たい人・・・。

 

家具屋に戻ってくると孟飛さんが待ち構えていました。カーヤンと戦います。今回、カーヤンはそんなに強い設定ではないので、孟飛さんに負けます。カーウィンと孟飛さんはいい勝負。2人は似てる。「方世玉大破梅花樁」を思い出す~。

 

カーウィンは戦いを中断し、彼に二萬兩でカンタイを殺さないかとおいしい話を提示します。孟飛さんは承諾します。カーウィンは小切手を渡しながら、明日の正午に酒樓で殺すよう細かく指定します。

 

カーウィンはカンタイ殺しと髙家襲撃を同時に行おうとしていたのです。どう考えても目立つであろうカンタイ殺しに人々の注目を集めさせようとしていたのです。

 

凄腕の剣士2人がカーウィンの依頼を受けてやってきます。カーウィンはカンタイと孟飛さんを殺そうと計画していました。剣士2人は簡単な相手ではないとして、高額の報酬&前払いを要求。カーウィンは彼らの要求を受け入れます。

 

髙家では葉飛揚さんが相変わらずの自信。主は少し心配していますが。金庫を開けると見事な財宝が・・・。これは欲しいですね。

 

謝興さんなど集められた悪者たちが変装して、髙家の周りにいます。給仕はなんか変だなという表情で働いています。

 

指定された酒樓にやってきたカンタイ。孟飛さんはカーウィンから受けた依頼を話し、もらった小切手を破りながら、カンタイとの約束を守ろうと思うと笑顔で話します。カンタイは「もらった小切手は盗まれたものだから、多分、使えないだろう。」と冷たい態度。そこに女性と凄腕剣士2人が来店し、近くのテーブルに座ります。

 

孟飛さんは女性に気づきます。女性はすぐに仕事に取り掛かろうとする剣士2人を止め、カンタイたちの動きを見守ります。

 

カンタイは自分を殺そうとする動きから、事件を同時に起こそうとしているのではないかと考えます。孟飛さんはわかっているようですが、何か考えがあるようでカンタイの心配を否定します。

 

物乞いのふりをした悪党が門の護衛に絡んだのがタイミング。カーウィンたちは一気に髙家を襲撃します。葉飛揚さんの後に続く護衛の中に王圻生さんがいました。

 

カンタイが真剣に心配しているのに、孟飛さんは「これが俺流の幸運のつかみ方。」と言い、いきなりカンタイに襲いかかります。

 

騒ぎを期に剣士たちは仕事に取り掛かります。孟飛さんはカンタイを殺す気はありませんでした。カンタイに凄腕剣士2人を押し付け、髙家に行ってしまいます。これが俺流ってことか。

 

カーウィンはある程度、護衛を倒すと家具屋に戻って、金庫と近い家具屋の壁を叩き壊し始めます。

 

カンタイは剣士を倒すと髙家に向かいます。

 

髙家の奥へ入っていくカーウィンと女性。カーウィンの刀さばきはとてもかっこよかったです。護衛の龍方さんは女性に倒されていました。

 

葉飛揚さんはカーウィンに刺され、主は女性に殺されます。女性が金庫から財宝が入った箱を引きずり出します。

 

孟飛さん、到着。「カーヤンが来なかったら、分け前が増えるぞ。」発言をするカーウィン。ほんと冷たい人です。馬車に財宝を乗せた直後にカーヤンが来たので3人で逃げます。

 

孟飛さんは家具屋へ侵入し、様子を窺います。馬車の車輪の跡が深く残っているのを見て、彼らが財宝を盗んで逃亡したのを知ります。

 

カンタイも遅ればせながら登場。葉飛揚さんは手下に支えられながら、カーウィンたちのことを説明します。まだ遠くへは行っていないようです。

 

孟飛さんは追いかける途中で手下や罠に襲われます。追いかけるのも一苦労です。カンタイもがんばって追跡します。

 

カーヤンが後ろからカーウィンを攻撃します。女性も。仲間割れがいきなり起こります。カーウィン VS. カーヤン&女性という構図です。

 

カーヤンを置いて女性が1人で持ち逃げしようとすると、孟飛さんが彼女に待ったをかけます。戦いの末、孟飛さんは女性を殺します。カーヤンもカーウィンに殺されます。

 

孟飛さんはカーウィンに財宝を分けようと提案します。1箱持っていけというカーウィンに今まで盗んだ財宝も寄こせと迫る孟飛さん。カーウィンは怒り出します。

 

カンタイは2人の戦いを発見します。妻と娘が殺されたときを思い出し、怒りが増幅されます。カンタイは戦いに割って入ります。鉄の拳には刃物が内蔵されていました。武器が握れなかったら、内蔵しちゃえばいいんですね。

 

最後はカーウィンから刀を奪い、彼を刺します。カンタイのアップで終わりです。

 

孟飛さんはどうなったんでしょうか。

 

孟飛さんが白い衣装で大きな扇を持っているのは当たり役の「方世玉」の影響なのかな。

 

キャストが豪華なのでもっと盛り上がってもよかったような気がしますが・・・。あまりカンタイの家族を殺された憎しみが表現されていなかったからだと思います。それよりもカーウィンの頭のよさや孟飛さんの切り替えの早さの方が目立っていました。

 

カンタイが武器を使えなくて悲しむ様子とか気合いを入れて鐵拳を磨き上げる過程などがあったら、きっともっと盛り上がったと思います。