雪かきの強い味方 | 北国で建てる! i-smartなマイホーム

北国で建てる! i-smartなマイホーム

雪の降る日本の北のほうで、一条工務店とお家を建てるときの記録。
2021年5月着手承諾、7月着工、12月完成。
時々、趣味や思いついたことなども、徒然なるままに。

ご訪問、ありがとうございます!

 

一条工務店「i-smart」で北国に二世帯住宅を建てました。

工事の経過

 

2021年7月17日   地縄張り

2021年7月20日   着工(地盤改良工事)

2021年8月06日   基礎工事開始  

2021年9月11日   上棟 

2021年11月21日 大工工事完了

2021年11月27日   クロス貼り完了

2021年12月22日 引き渡し

2021年12月25日 引っ越し

 

 

 

今回は、i-smartからは離れたお話。

 

 

 

北国の冬では、「除雪」「雪かき」は、もう切っても切れない、生活の一部と言っても過言ではないものかと思います。

 

しかし、やってみるとお分かりかと思いますが(雪の降る地方の方はウンザリしていると思いますが)

 

 

 

かなりしんどいゲロー

 

 

 

です。

 

 

雪が降って喜んでいるのは、子供と犬くらいでしょう

(犬でも、あまりに雪が降ると散歩に行くのにウンザリしているように見えます(笑))

 

 

 

話がそれましたが、その日常生活でもかなりしんどい雪かきという作業を、以下に楽にできるかで、生活の質がかなり変わってきます。

 

もちろん、楽をするためには、機材を調達するため、お金がかかるのですが・・・

 

しかし、毎年やってくる冬のためには、投資したくなるのです。(この気持は、北国にお住まいの方ならわかってくれるはず!)

 

 

 

「融雪装置」といっても、その種類は実に多岐にわたりますが、皆さん、融雪装置と聞いて、パッと思いつく代表的なのは、ロードヒーティングかと思います。

 

あらかじめ、温水(または不凍液)が通過する配管を、コンクリートの下に埋設しておき、電源を入れ、配管を通る液体が温まることによって、その熱で、上に積もった雪が溶けていくというものです。

 

※画像はお借りしました

 

 

このロードヒーティング、最大の魅力は、その設置された部分においては、雪が降っても溶けるので、雪かきをしなくても済みます。

 

しかし、デメリットは、もちろんですが、施工する面積が多ければ多いほど、工賃が高いです。

そして、運転費用も高いです(汗)

そして、大雪警報クラスの大雪が降ると、降り積もるスピード > 融雪のスピードとなり、結局積もってしまいます(我々が以前住んでいたアパートがそうでした)

 

最終的には溶けるんですが、そんな悠長なことは言ってられないので、結局周りに積もった雪と一緒に除雪してしまうんですよね(笑)

 

 

  我が家が採用した融雪装置は

 

今回、家を建てるにあたり我々が採用したのは

 

 

「融雪槽」

 

 

です。

 

 

 

融雪槽について詳しくはコチラ↓

 

 

 

 

これが

 

 

 

 

 

こうなって

 

 

 

 

 

このように埋められて

 

 

 

 

 

最終的に、こうなりましたひらめき電球

 

 

 

 

 

季節はかわり、冬雪

 

 

 

 

 

いよいよ出番です。

 

 

 

 

 

ジャンジャン集めた雪を投入していきます

 

 

 

 

 

 

どんどん入れていきます

 

 

 

 

 

そして、スイッチ・オン!!

 

 

見えにくいかもしれませんが、タンク内に溜め込んだ雪に、上方から温水が降り掛かっています。

 

タンク内には、水も溜まっており、上からの温水を合わせて雪を溶かしていきます。

 

 

温水は、タンク内に溜まっている水を利用するので、水道代はかかりません。

溶かしてできた余剰な水は、ポンプで汲んで排水溝へ流しています。

 

 

 

燃料は、電気・灯油など選べるのですが、我が家は灯油を選びました。

 

ですので、オール電化の家なのですが、ここだけのために灯油タンクが設置されています笑い泣き

 

しかし、温水生成の効率を考えた場合、やはり電気 < 灯油らしく、ランニングコストも電気のほうが高額になるようなので、ここは灯油を採用することにしました。

 

 

上の写真でタンクのほぼ8割くらい、スノーダンプ計算でおよそ20杯前後は入れていると思いますが、それでも2時間くらい稼働させると、ほぼ雪はなくなっています。

 

 

 

燃料使用量は

 

 

約4L/時

 

 

がパンフレット上の数値でしたが、実際そのくらいだと思います。

 

 

雪が多いときは、稼働時間を増やし、雪が少ないときは、減らしたり、周りの雪を持ってきて一緒に溶かすなど、その時の降雪量や状況などによって、稼働時間や除雪エリアを調整できるのもメリットです音符

 

我が家では、除雪車が削っていったような氷みたいな雪は、あまり入れないようにしています。

入れたときに中の機械が損傷する可能性が否定できないからです。

 

 

  昨シーズンと比べて

 

 

昨年は、人力オンリー(ロウドウ(労働)ヒーティング)で除雪をしましたが、今年、融雪槽を導入したことによって、雪かきの苦労は半減したと言っても良いくらいです。

 

 

駐車のために切り替えしをするスペースが必要なため、家の前の道路部分の雪も、除雪してしまっています。

去年では考えられません。駐車がかなり楽です!

 

 

 

おかげで、我が家の前は、

近所のどこよりも雪かきのクオリティが高いです(笑)

 

 

 

灯油代はそれなりにかかってしまいますダウンが、それでも得られるメリットは高いと思います。アップ

 

特に除雪した雪を捨てる場所がない方にとっては本当に助けになると思います。

 

 

我が家は、すぐ近くに除雪した雪を置いておける場所(公園)もありますが、近くにそんな場所がない方は、わざわざ数百メートル向こうから、除雪した雪を、ソリに乗せて運んできて排泄するという作業を繰り返しており、本当に重労働だと思います。

 

 

導入に至っては、自治体から補助金、と言っても、ローンの金利が軽減される(ゼロになるわけではない)があったことも、一助となりました。

 

太陽光などの補助金は早々に打ち切られましたが、融雪に関しての補助金は長年続いており、その辺はやはり雪で悩まされる自治体の特徴なのかなとも思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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