福島浪江町仮設住宅応援活動報告328 福島訪問(仮設の方からの伝言) | 貴照良日

貴照良日

鑑定歴32年。当初は、熊本中心地のカフェで鑑定。下通り,上通り,新市街に交通センター(現:サクラマチ)のcafeで待ち合わせをして鑑定していた時代。熊本を拠点とし、国内外の方のリモート鑑定も行ってます。鑑定50,000人以上になり、その独自流の統計から「貴照鑑定」を確立

今年も熊本の仲間8名といつも応援してくださる熊本の仲間の思いと一緒に
福島浪江町の方々がいらっしゃる「福島仮設住宅」へ心の交流に行ってきました。

今回で、4回目の訪問です。
この訪問は、毎月のお野菜が繋いでくれたご縁なんです。

あるネットサイトで出会った「しばちゃん
10人家族が仮設住宅で避難しているとのことで・・子どもさんが5人に
お年寄りが3人・・何か応援できないか?と思って連絡をとり・・

そこから、始まった繋がり。

しかし、仮設住宅はしばちゃんたちだけではない・・
1家族だけに、心を寄せては仮設の中の対立をつくってしまう。
だったら、そのしばちゃんが住んでいらっしゃる仮設のみなさんへ何か出来ないか?

最初は色々なものを送らせていただいておりました。
しかし、何度もやり取りをしているときに物を必要としているのではないことに
気付かされ・・・安心と心の繋がりが必要と感じるようになりました。

そこで、熊本と言えば、新鮮な野菜がある。

その野菜を毎月送らせていただいて・・
熊本の多くの仲間が応援していることを伝えて・・

そして、年に1回は福島で、さらに熊本にご招待したり・・
心の交流を続けてきました。

今年の訪問のご報告はこちらです。
その1   その2   その3  その4  


その交流会の中でいただいたいくつかのメッセージをご報告いたします。

あるお父さん
「本当に・・熊本のみなさんに何とお礼を言ってよいのか・・
最初は、自分は人見知りで言葉を交わすことが出来ませんでしたが、
毎月、毎月熊本からくるお野菜に、素直にお礼が言えなかったんです。
1回や2回じゃなく・・毎月くるお野菜にどれだけ心を助けられたか・・
言葉に簡単にできません。野菜を毎月送ることは容易ではないことを
感じています。それを・・本当に毎月・・毎月・・このご縁は震災後に得た
宝の絆です。
本当に、本当に感謝していますと熊本のみなさんにお伝え
ください。」
と頭を下げられていました。

あるお母さん
「ありがとう・・ありがとう・・本当にありがとうございます。
仮設で100円を集めるのも、同じ思いじゃないと集めることが出来ない
厳しさを知った時に、こうやって毎月お野菜を購入する代金を御協力
してくださる方が集まる熊本のみなさんの思いに感謝なんて簡単な言葉で
言えない思いでいっぱいです。お野菜を待つことはお金を使わせて申し訳ないと
思いながらも、毎月お野菜がくることを楽しみにしている自分がいます。
このご恩は返せないけど、このご恩で今の私は生きています。熊本の
皆さんに心からお礼申し上げます。」
と手を合わせながらお辞儀をされていました。

まだまだ、沢山の思い・・気持ちを受け止めさせていただきました。

仮設から来年春までに次の家にお引越しの方々もいらっしゃいます。
それは、次へのステップなので良いことなんだけど・・
心のどこかで・・みんなと離れたくない・・って思う気持ちもあるとおしゃられる
方が多くいらっしゃいました。

全く知らなかった方々が、ここに集まり・・
こうやってお野菜を集会場にて取にきていただくような形にして
月に1回でも仮設のみなさんが顔を合わせるきっかけとし、同時に安否確認と
言うことで、この形ができることになったのは、

仮設住宅に住んでいたしばちゃんと明美ちゃんの御協力があるからなんです。

熊本のみなさんの思いを、福島のしばちゃんたちもご協力くださって・・
今回の福島訪問も、熊本の仲間だけでなく仮設の仲間たちも手伝ってくださって
行えた心の交流会。

いつしか、熊本からとか福島とかじゃなく、お互いに助け合ってお互いに協力しあって
支え合う・・

昔ながらの日本人の心「お互い様」精神で繋がりが出来てきました

心のファミリー・・心の親戚・・そして私たちは「ひまわりファミリー」と呼んでいます。

今年の記念に、ひまわりの耳かきを皆さんに御配りしました。


心がさみしくなったとき・・何か話をしたくなったときに・・
ひまわりファミリーの仲間に頼っていただければと・・連絡先のシールとメッセージを
皆さんで貼って・・これを皆さんで配りました。


お茶目に・・こんなにフレンドリーなお父さん!


周りでもちょっと遊んじゃったり・・


これ・・耳かきなんです。昨年は命笛でした。



最後に・・熊本の仲間もご挨拶をさせていただいた時に・・・
また、来年も来てね!!待ってますよ~~!!ってお声がありました(*^。^*)

そうそう・・この仮設のみなさんが最後のお一人になるまで・・
また、訪問させていただこう!!って参加したメンバー・・皆さんがそんな思いになって
熊本に戻ってきました。

二本松の駅でしばちゃんたちが最後の最後まで・・手を振ってお見送りを・・・(*^。^*)

沢山、沢山、お世話になりました。最後の最後まで・・
しばちゃん、金田さん、明美ちゃん、山田ちゃん、じゅんこちゃん・・
ありがとう!!


最後に、今回の御協力くださった皆様の報告を次でさせてくださいませ。