「赤井川村」。
恐らくは北海道好きにもあまり知られていない
この村に『ホテルドローム』はある。
積丹半島の付け根あたりの山の中
といったらだいたいの場所が分かるだろう。
どこからもアクセスは良くないが
「静けさ」を求めるなら
時間と距離はある程度犠牲にせざるを得ない。
(ドロームの外観)
鉱山跡であったこともあり
建物には古材をふんだんに使用していて感じがいい。
雰囲気は北欧の民家風だ。
(これが正面入り口:とても質素)
(ホテルのフロント)
実はこのホテル2年ほど前に閉鎖されたが
同じ赤井川村にある「アリスファーム」が
経営を引き継いでいる。
料理にそれほどこだわりは感じないが
アリスファームだけあって、デザートには期待していい。
(クリームや朝食のジャムは豊富)
また、ここは朝の散歩がすがすがしい。
ホテルの横には水量豊富な白井川が流れており
森の中からじっと眺めているだけでも飽きない。
ただし、蚊が多いため
半そでで出歩くとかなりひどい目にあうので
注意が必要だ。
(川沿いの散歩道、左側はキャンプ場)
(森の中には鉱山の機械?を利用したオブジェが)
ここで出来ることは
「歩く」か「寝る」もしくは「釣る」だ。
今まで2度泊まったことがあるが
ハイシーズンでなかったせいかとても空いていた。
静かで落ち着けるいい場所だが
やはり客ながら経営もキビシイのではないかと心配する。
こういうところが好きな人は
どんどん泊まって経営を安定させてあげてほしい・・・。
ここは携帯の電波もキビシイ別世界だ。
(ツインピークスを思い出す廊下)