小樽へ
西日本の人間にとって
小樽というまちは北海道の玄関のようなもので
旅の始まりの期待感と旅の終わりの焦燥感が同居している。
いつもスケジュールいっぱいに北海道を満喫しようとして
小樽は出港直前の少ない時間でしか見たことがない気がする。
これは実にもったいない話で
小樽にはたくさんの見どころがある。
食で言えば「寿司」は有名だし
「ラーメン」もけっこうウマイと聞く。
ガラス製品で有名な『北一硝子』の周りは
とてもお洒落に発展していて
カフェや洋菓子の店もかなり多い。
10年ほど前に比べるとずいぶん様変わりした。
(オルゴール堂2号館、パイプオルガンの実演奏)
また、美術館や博物館、オルゴール堂など
昔のバブリーな建物をそのまま生かした町並みは
さすが「北のウォール街」と言ったところだ。
いつかゆっくり泊まって散策してみたい。
そう思わせる町ベスト3には入るだろう。
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1995年
宿無しだった私は
小樽の町へ入る手前の高台にあった
展望台でこの旅最後の夜を過ごした。
