父のお葬式。

 

 

両親は年金が少なく

貯金もないので


 

葬儀は必要最低限でやりたいと

思っていて。

 

 

両親二人で月85,000円(涙)

母一人になったら・・・(恐怖)

 

 

 

 

けれど、

そんなこんな

オプションで追加して、

湯灌の儀を執り行いました。

 

 

 

 

 

湯灌の「そんなこんな」は

こちら

↓↓↓

 
 

 

 

年が明けた1月
十二指腸潰瘍で緊急入院したところに
胃がんが発覚した父(83歳)。


入院 転院 手術 退院
再入院 転院 転院 老健入所
と駆け抜け、

8月22日、父は静かに
息を引き取りました。

 

 

 

父の闘病経緯はこちら

右 【まとめ】父の闘病経緯と私の気持ちの変化

 

 

 

実家の人物紹介や背景はこちら

右 実家の諸事情まとめ

 

 

 

私自身のプロフィールはこちら

右 今のポンコツぶりを

晒しただけの自己紹介

 

 

 

アメンバー申請についてはこちら

右 アメンバー申請について

 

 

 

 

 

 =====

 

 

 

葬儀は

いろんなバージョンがあるし、

 

地域性、家族関係、親族関係、などなど

同じようにはならないと思います。

 

 

 

あくまでも

「わが家はこうだったよ~」ということで

参考までに読んでくださいね。

(*^-^*)

 

 

 

 

【父のお葬式】シリーズは

こちらから

↓↓↓

 

 

 

 

葬儀前日の夕方に

セレモニーホールの一室で

湯灌の儀を行いました。

 

 

 

 

和室で寝ていた父。

 

 

 

 

湯灌されるスタッフさんが

その和室隣の部屋に

 

 

ベビーバスの

大人バージョンを設置され、

 

 

 

 

あっちからこっちから

シャワーホースだの

排水ホースだのをつなぎ、

すんごいことに。

 

 

 

 

 

 

 

ここはちょっと

記憶がおぼろげなんだけど、

 

 

 

布団で寝ていた父を

 

 

スタッフさん2人が

恐らく、寝ていたシーツを

そのままハンモックみたいに持って、

 

 

バスタブ上の

ストレッチャー?みたいなものに

移動させて、

 

 

父の体位変換をしながら、

シーツを取り除く(だったと思う)

 

 

 

 

 

 

お湯にちゃぽんってつけるわけじゃ

ないんだね~。

 

 

 

 

私、勝手に

沐浴みたいなのを想像してました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは

リビングにあるような

食卓テーブルを囲んで

いすに座って、

 

その様子を見ているの。

 

 

 

 

 

私たちの目に、

父の裸体は見えないように

ちゃーんと上は覆ってあって、

 

 

顔と手足だけが

見えるように、ずっと行われてた。

 

 

 

 

すごい技だわ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのあと、

「逆水の儀式」というのをやるの。

 

 

<葬儀社の案内より>

 

 

 

遺族が順番に

柄杓みたいなもので

足もとから胸もとにむかって

お水をかけるのね。

 

 

 

 

 

調べてみたら、

すべてにおいて

逆さにやることで

 

あの世とこの世は

別なのよ~って

区別させる意味らしい。

 

北枕とか

着物の合わせとか

ほかにもいろいろあるみたいです~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのあと、

スタッフさんが

お体を洗って

洗髪してくれたり、

おひげをそってくれたり。

 

 

 

 

私たちが見える部分だけを

洗うのかなあって

思って見てたけど、

 

 

 

ちゃんと

父の上にかかっているものを

持ちあげて立てかけて、

 

 

それでガード?しつつ、


父の体を

私たちには見えないように

ちゃんと洗ってくれているようでした。

 

 

 

 

 

 

隅々まで洗ってもらって、

 

 

最後に

やさしい手つきで保湿オイルを

塗ってもらっている様子は、

 

 

父だけじゃなくて、

見ている側も気持ちいい。



とてもまったりする時間。

 

 

 

 

(洗ったり、塗ったり)

「一緒にいかがですか?」って

言われたけど、

 

私も母も疲れ切って、

「それはいいです」ってお断り。

(やっぱり冷たい家族?)
 

 

 

 

 

 

スタッフさんも

時折、

 

 

「御年齢の割には

しっかりしたお体ですね

何か運動をされていたんですか?」

 

 

 

とか、

いろいろ優しく話しかけてくれて、

父の思い出話を交えながら


 

湯灌の儀は

とても和やかな雰囲気で

行われました。

 

 

 

 

 

 

 

それにしても



痩せて小さくなったといえ、

父の体を二人で操り、



湯灌装置(?)を持ち運びする

スタッフさん、

 


これはなかなかの重労働!

 

 

 

 

二人のうち、

一人は20代ぐらいの女性だったのよ。

しかも、メイドカフェふうの

きゃしゃな色白の。

 

 

 

 

そりゃ、

2万円ではできないね(苦笑)

 

 

 

「なぜ2万?」と

思われた方はこちらをどうぞ

↓↓↓

 

 

 

 

 



 

 

身支度は白装束ではなく、

父のお気に入りコーディネートに。

 

 

 

 

そのシャツは

知人がプレゼントしてくれたものなんだけど、

 

 

 

行く所行く所で

 

「そのシャツ、おしゃれやね~」

 

 

 

って

褒めてもらえると言って、

お気に入りだったらしい。

 

 

 

死に化粧もステキに仕上がって、

すっきりとした父。

 

 

 

 

この人、だれ? 

 

 

っていうぐらい

美男子になってました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

葬儀が始まる前に、

父の顔を見ながら

叔母(父妹)にその話をしたら、

 

 

 

「お兄ちゃん、若いとき、

めちゃめちゃ男前やってんで~」

 

 

って。

 

 

 

うん、分かる気がする~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父はお風呂が好きでした。

 

 

 

この8か月の

入院中や入所中、

 

 

体調がいいときに

1週間に1~2度の

介助付のお風呂(シャワー)しかできなくて。

 

 

 

 

 

病院からの

母への毎日の電話の中で

 

 

今日、お風呂入ってん。

さっぱりしたわー

 

 

と喜んでいたのを思い出す。

 

 

 

 

 

こんなせん妄もあったっけ。

 

右 一人でお風呂に入ったと言う父

 

 

 

 

 

そんなことを思い出すと、

湯灌をやって本当によかったなって

思います。

 

 

 

 





 

 

葬儀社さんから頂いた

「湯灌の儀」についての案内には、

 

 

 

一生の仕事を終えられ、

新たな世界へ旅立たされる故人様。

 

 

身支度をし、

新しい気持ちで

心おきなく

故人様を送り出して差し上げるのが

湯灌の儀です。

 

 

とありました。

 

 

 

 




 

これだけのことで



私の今までの

大人になってからの反抗期が

帳消しになるなんて思わないけど、

 

 


それでも

父を、心おきなく

送りだせる私がいました。

 

 

 

 

 

お父さん、

めっちゃ男前になったね。



すっきりしたね。

 

 


お母さんのことは気にしないでね。

 

 



新しい旅立ち、 

いってらっしゃい!

 

 

 

 

 

 

=======

 

 

 

 

 

湯灌エピソードについては、

私の前の記事に

たくさんのコメントが寄せられていますので、

そちらも参考になさってくださいね。

 

 

 

 

皆さんも

「やってよかった!」って

言われています~。




こちらのコメント欄です

↓↓↓

 

 

 

費用はかなりお高いので、

もちろん予算との相談にはなりますが。

(^_^;)





ここの葬儀社では

会員じゃない人の、

一般価格は88,000円(税込)だもんね(汗)





人によって

価値観はさまざまですからね~。

(*^-^)

 

 


 

 

応援クリックお願いします。

↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

関連記事

↓↓↓