精神科グループホーム設立への道

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18Jun
- 訪問看護師募集中！
  2023年2月1日、橿原市に奈ファミ良訪問看護ステーションを開設致します。それに伴い、常勤正職員募集致します。『奈ファミ良訪問看護ステーション』名前の由来疾患を抱えていても、住み慣れた家で過ごしたい、家族との時間を大切にしたい、ましてやこのコロナ禍、入院すると面会もできないこの時代私自身にとっても特別な『家族』家族はフランス語で『famille』発音すると、ファミー奈良で生まれ育ち、また地域に根ざした看護がしたいとの思いから、奈良の間に『ファミ』を入れ『奈ファミ良訪問看護ステーション』としました。聞きなれませんが一度覚えると絶対忘れない名前印象に残る、思い入れの強いステーション名になりました。看護師として働く上で、人それぞれ大切にしたいものはあると思います。看護観はもちろんですが、綺麗事だけでは生きては行けません。収入、オシャレ、趣味との両立、家族との時間。『看護師だから』と諦めていたことを諦めなくていいステーションを作りたいと思っています。〈看護師界の常識を破る〉・ジェルネイルOKストーン不可、デザインOK、派手すぎないものなら可、長さ出し不可、あくまで看護に支障がない範囲で可・常勤でも副業OK訪問看護のみになると医療から離れてしまう不安を抱いてしまいます。また病院に戻りたくなっても戻れない、そんな不安を払拭するために、無理のない範囲で副業OKです。同業他社は不可(訪問看護ステーションやそれに類似する業種は不可)とします。・フレックスタイム制導入予定(随時)早朝訪問、夜間訪問も家族の要望により導入していくことも考えています。それにより、フレックスタイム制を導入して行ける体制を作りたいと思っています。・インセンティブあり訪問看護には営業が必要ですが、それをお給料に反映されることはほとんどない業界です。看護と同じくらい営業は必要と考えています。紹介、または営業先からの依頼が得られた場合、インセンティブを支給する方向で考えています。・採用面接はランチを食べながら私は、採用に関して、私の足りないところを補ってくださる方との出会いを大切にしたいと思っています。また、お互い話しやすいか、報連相をちゃんとできるか。個人のステーションだからこそスーツで履歴書を見ながらの面接ではお互い分かりにくいところが出てくると思います。私のお気に入りのお店でランチを頂きながら、看護観や今までの経歴、訪問看護に興味を持った理由などお話できたらと思っています。・給与は年俸制年俸÷12を毎月支給させていただきます。事業が軌道にのりましたら、月給＋賞与の形態に変更していきます。もちろん休日出勤手当、時間外手当、オンコール手当など支給致します。・感染予防対策今の時代、コロナはもとより未知の感染症もないとは言いきれませんし何が起こるか分かりません。これは病院でも同じことなのですが、利用者様を訪問した後そのまま自宅に帰る事に抵抗を感じる方もおられると思います。当ステシーションは、ハイツの一室に事務所を構えているためバストイレ別に備えられており、古いながらも清潔なお風呂があります。そのため、訪問から戻ったらシャワーを浴びて帰宅して頂くことも可能です。また洗濯機も設置する予定にしていますので、制服(スクラブ予定)もスタッフ全員分その日のうちに洗濯機で洗濯し、干してから帰宅し翌朝またその制服を身につける、という方法での感染予防対策を実施予定です。自宅に菌もウイルスも持ち帰らない、を徹底させていただきます。・カルテは電子カルテ導入予定(決定)I BOW(相棒)という電子カルテを導入予定。大変なレセプト業務も委託するため、コスト(加算)の取り忘れが防げます。また、どこにいても利用者情報が閲覧可能。急な呼び出しにもこれで安心して対応できます。私自身、訪問看護ステーション管理者経験が半年だけですがございます。しかし、まだまだ手探り状態ではあります。共に経験を積み、他にはないステーションを一緒に築いていただけたらと思っています。介護保険、医療保険、精神保健全てに対応予定。そのため、採用後に、精神障がい者要件研修を会社負担で受けていただきます。その研修を受け次第精神科領域の訪問看護が可能になります。ステーションの方針として、在宅看取りに力を入れていきたいと思っています。在宅で最期を迎える選択を当たり前に出来るような一助となれるステーションを目指します。〈必要要件〉・正看護師・看護師経験5年以上・要普免(ペーパードライバー不可)・オンコール対応可能訪問看護立ち上げに携わってみたいけどハードルが高いと思っている方大歓迎です。訪問看護経験はなくてもOK。ブランクある方も御相談ください。お会い出来るのを楽しみにしています。#訪問看護ステーション#訪問看護ステーション立ち上げ#訪問看護職員募集#橿原市#看護師界の常識を破る#ネイルOK#副業OK#インセンティブあり#シャワー使用可
17Jun
- 精神科看護。
  私が看護師として働く上で、精神科と小児科は絶対NGだった。小児科は、保育士の経験があるがために、保護者との関わりがしんどい。そして、私は保育士をしていたのに子どもが好きではない。いや、保育士になるまでは好きだと思ってたのよ。可愛いと思っていたし。でも、保育士になって痛感した。「私、子ども好きじゃない」と。保護者とのあれこれは本当にしんどい問題で、私自身も保護者の身だから気持ちはすごくわかるんだけど、健康な子どもの保護者でさえも、モンスターペアレントはまあすごい。まあまあすごい。よくやってたな、って思う。そんな中、我が子が病気だったら。モンスター度合い、増すよね。。。絶対私に対応無理。ってことで絶対的NGに。精神科に関しては、ただ、興味がなかった。実習に行った時の光景が凄まじくて、昔の配給か？って思った光景も。食後、薬を飲むのにみんな一列に並ぶ。そうして、名前を確認しながら看護師がその患者さんの口に薬を入れ、お水を渡す。飲み込んだかを確認するために口を開いて見て確認。まあまあな光景。行った実習病院がよくなかったのかもしれないけど、精神科の看護師って「。。。」と思っていた。これかくと完全に反感買うからあえて書かないけどでも、今。精神科の看護師も、一般病院の看護師も、ただ「看護師」って括りだけじゃなくて、人によるなってのがすごくよくわかる。今回の入院で息子に主に関わってくださっている看護師さんは精神科のプロという自信とプライドを持っておられて、安心してお任せすることができる。私がもう息子と関わるのがしんどいっていうことも否定せずに聞いてくださる。あまりにも息子からの鬼電がひどい時に、もうしんどいです、って言ったら「息子さんの訴えは日々コロコロ変わります。それに釣られてお母さんもしんどくなっていたら体も心も持ちません。もし本当に何かあれば病院から連絡をさせてもらいます。病院から連絡がないのであれば、彼からの電話は聞き流す方法をお母さんも覚えましょう」そう言ってくださった時泣きそうになった。私が一喜一憂しててどうするよ。はいはいそうか。って聞き流す方法を手に入れないと。って分かっていながらも、電話がかかってきて話を聞くとこっちもしんどくなる。もう負のスパイラル。前回の入院は、ものを投げたりという暴力行為はなかった。だからここまでしんどくなかった。毎日毎日病院にいて、やることもない。日々何を思って生活しているのか。本を読めるなら差し入れしてあげたい。でも、斜視がひどくなって文字が見えづらいのと、元々の発達障害があり、文章を読むということができない。電車が好きなので、以前の入院の時に電車のジグソーパズルを差し入れしたら、できへんかった。と自信をますます喪失させてしまった。この子に何を与えればいいんだろう。玩具屋さんに行って、幼い子が遊ぶオモチャを色々見る。これなら遊べるかな。。。そう思いながら、でも買わずにいた。先日、その看護師さんに、幼児用のおもちゃを差し入れしてもいいかと聞くと、今の彼にとっては、なんでも凶器になり得ます。例えばボール型のおもちゃであれば、他人に向けて投げてしまうこともあるかもしれません。今は、とにかく自分の気持ちを表出し、しんどい時にはしんどいと伝え、頓服をもらう。それができるようにならなければ、社会復帰は難しいです。長い道のりになると思いますが、それができるようになれば次の段階としておもちゃなどを与えるのは可能になってくるかとは思います。」とのこと。そっか・・・今の彼にとったらなんでも凶器になるのか。そこまで考えてなかった。もうね、いっそのこと道連れにして・・・って考えることも多くなってきた。残された人のことなんて考えてられない。私が死んだら、家のローンはなくなるし、生命保険も十分に入ってるそれで長男は大学も卒業できるしそれ以降も最低限の生活ができるだけのお金は残せるもう逃げたい。何もかも放り出して逃げたい、と日々思う。でも、それだけはしたらダメだという理性だけで日々やり過ごす。本当に光が戻ってくるひはあるんだろうか。そんな日が来るんだろうか。彼が病院から出られる日は来るんだろうか。彼のために始めると決めたグループホーム設立。もう彼はそこに入れるレベルではない。私自身目標を見失い、でもやると決めたことはやらないと仕方がないけど、それに向かうのもしんどくなってきた人生、彷徨い中。なんらかの打開策を見つけないと、私の心が壊れるのも時間の問題かと思われる今日この頃。
- SOSのサイン
  ご無沙汰しております。日々変わりなく。。。いえ、色々ありました。もうありすぎて思い出せないくらいに。でも、パソコンを開く気にならず、更新も滞り。。。さて。現在も閉鎖病棟に入院中の次男ですが一時期、鬼電に苛まれる日々でした。携帯電話を持てないため、公衆電話から電話してくるのですが、それが携帯では「非通知設定」と表示されるんです。仕事中でもなんでも関係なくかかってくる電話。内容は、その時によって違いますが、まあ多岐にわたります。「病院変わりたい」「生活保護を受けて一人暮らしをする」「看護補助の人に訴えるって言われた」「看護師が冷たい」「薬が効かない」もろもろ。もう全てが一大事のように言ってくる。彼には開口障害もあって、二横指分しか開かないため、モゴモゴ何を喋っているのかもわからない。もう電話越しになると全く聞き取れない。「何？聞こえへん。わからへん。はっきり言って！」の繰り返しで、いい加減わかってもらえないと息子も怒って電話を切る、のパターンを繰り返す。つい先日の話。電話がかかってきたきっかけはなんだったか忘れた。話の流れで「俺がこうなったのはお母さんのせいや」「なんで俺のことなんか産んだんや」「発達障害なんか完全に遺伝やろ」「遺伝するのわかってて子ども産むとか無責任や」もうね、私も怒り心頭よね。「は？いつも言ってるやろ。生まれてくるのは選ばれへんけど、死ぬことは選べるって。お母さん、あんたに死ぬなって行ったことないよな？それだけ生まれてきたのが嫌やったら死んだらええやん。死に方も教えてるやろう。トイレで首括れって言ってるやんか。それする勇気もないんやろ。お母さんを責めて解決するんやったらなんぼでも責めたらいいわ。甘えすぎやねん。甘い顔見せたらなんぼでもって調子乗って。誰でもしんどいもんいっぱい抱えて生活してるねん。それを自分だけがしんどいみたいな被害者面して甘えるのもいい加減にしろ！発達障害者を免罪符にするな。発達障害やからなんでも許されると思うな！」もう、しんどいんですよ。日々の非通知設定からの電話。非通知設定と表示されると、またか。。。と心が重くなる。私だって、お腹に戻せるなら戻したいわよ。今の人生が待ってるとわかってるなら子ども産まなかったわよ。結婚もせず一人で自分のためだけに生きていくわよ。でも、そんなもん、結果論やん。私だって今できることをやるしかない。発達障害を抱えてようがそうであるまいが、生きるのがしんどいと感じるのは同じ。もう、私自身も心が折れてしまいそうで、病院から足も遠のきつつあった。この電話の後、ピタッと電話が止まった。人間勝手なもので、連絡がなくなると不安になる。きっと息子は、見捨てられたと思っているんだろう。電話がなくて気は楽だけど、やっぱり気になる。先日、久しぶりに差し入れを持って行った。やはり、壁を叩く、椅子を投げようとする、机をひっくり返すなどの乱暴な行動は続いているらしい。治療、看護の方針としては、「しんどくなる前、またはしんどくなったらすぐに看護師に報告し、頓服薬をもらう」まずは、自分から「しんどい」と発信できるようになること。そこから始めているとのこと。幼い頃から自分の思いを伝えることができない子だった。もちろん発達障害ゆえのことだと思う。思っていることが言えないから手を出す。それが、以前に書いた『友人階段から突き落とし事件』息子たちの対人関係能力の低さは、完全に私に理由があると思う。生まれつきのものもあるとは言われているけど、そこを伸ばす努力をしなかった。実は私自身も極度の人…ameblo.jpにつながる。それが彼の特性だけど、それを一生続けていい訳がない。そこを克服することを学習しないと。先日、差し入れを持って行った時に対応してくださった看護師さんのアセスメントに納得した。「多分、しんどいと言えなくて初めて椅子を投げた時、こうやったら看護師の気を引くことができるんだ。という学習をしてしまったんだと思います。椅子を投げるたびに、それをしないためにどうしたらよかったのか、と言う振り返りをしているんですが、なかなか本人の中で定着しません。それよりも、危険なことをしたら振り向いてもらえる、と言う思いが強いように思います。危険なことをする事でストレス発散をしているようには見えないと私は思っています」なるほど。。。親子関係が希薄な私たち。息子は私に対しても電話でSOSを出してきたけど、私自身がそのSOSを受け止める気がないからただただ立腹するに至る。母親なんだからそのサインを受け止めてあげて。ってよく言われる。でも、受け止められないんだよ。私自身も親の愛情を受けずに育った。愛情の与え方がわからない。だから、与えられない。そして、愛情の受け取り方もわからない。昔の知り合いに言われた時、なるほどな。。。とすごく納得した。親が子を愛して当たり前ではない。産んだ責任はあるけど、もちろんそれは果たすけど、でも、出来ないもんはできないんだ。ごめん、息子。あなたの気持ち、思い、のぞみは痛いほどわかってる。ただただ、私に振り向いてほしい。それが一番の治療薬だと分かってはいる。でも、ただそれだけのことができないんだよ。私自身もどうしたらいいのかわからない。無理して愛情表現をしたら調子に乗っていくらでもいくらでもになってくる。もう正直しんどい。私は私のためだけに生きたい。人生、リセットできるのならしたい。でも、そういうわけにも行かないから、なんとかやり切るしかない。。。。なかなかの辛さ。。。母ももう限界かもしれません。
30May
- 病院を目の前にして思う。
  綺麗事だけじゃ済まされないこと。本人の精神症状は想像を絶する。と言うか、体験したことないからわからない。私だって若い時は思った。子連れで離婚して、とにかくしんどかった。結婚して出産して幸せそうにしている家庭を見ると、胸がえぐられそうになった。まだ車の免許を持っていなかったので、自転車の前後に二人を乗せて大型ショッピングモールとかに行くと、家族づれがいっぱいで、中身なんかわからない。わからないけど幸せそうに見えて、なんで私ばっかりこんな思いするんやろ、ってしんどくなって動けなくなって、自転車置いてタクシーで自宅まで帰ったこともあった。死んだら楽になれるのかな、って。まだ両親も若かったし、今死んだら・・・。って何度も思った。そんな時に、mixiで知り合った友人がよく言ってた。「生きるのは、死ぬまでの暇つぶし」って。なるほどなって。彼女も辛い人生で、今でもほとんど会うことはないけどしんどいことは彼女に色々聞いてもらってて、まあ、今の時代の言い方にすると、「こじらせてきた」女たち、みたいな。首吊りの真似事もしたし、リスカの真似事もしたし、でもそんなん本気で死ぬ気ないからもちろん失敗する。手首にうっすらとついた擦過傷をみては「生きるしかないか・・・」って思ってここまで踏ん張ってきた。うん。この踏ん張ってきたって言葉すごく好き。頑張ってきたでもなくて、踏ん張ってきた。この言葉は、「シングルマザービューティーアワード」のコンテストに出たときに、オーガナイザーの小坂仁水さんがよく使われていた言葉。ちょっと話は逸れたけどそんな、しんだら楽になるんかな、って思いながらも日々ちゃんと生活してて、子供の保育園の準備しやなな〜とか、小学校の入学準備書類とか名前書きとか二人分同時とかほんまめんどくさいとか思いながらも乗り越えてきた。というか、きっと完全に心が折れていたら私もあっち側に完全に飛び込んだんだろうけど、そこは理性が働いたのと、やっぱり、生きていたらもしかしたら何か人生大逆転があるかもしれない、てって思いもあった。でも、彼はきっともっとしんどい。自分でもどうしたらいいかわからないだろう。若いからエネルギーはありまくり、体力も力もある。彼は毎日何を思い生きているのか。机を投げたり椅子を投げたり、他にすることがないから看護スタッフの行動を見てはそれは暴力じゃないのかと看護スタッフと言い合いになったり今日、入院の時に担当してくださった、精神科しっかりやってはるな、って印象の看護師さんが直接話をしにきてくださって（差し入れを持っていった時）その状況を教えてくださった。病院側としては、その看護スタッフの対応も悪かったから教育が必要で、っておっしゃってたけど、もうそうじゃないよ。毎日机投げて椅子投げて、その辺のものに当たり散らしてそんなんしてる患者さんいてたら、近づきたくないよ。しかも若いから頭はしっかりしてる。だから誤魔化せない。良くも悪くも、医療現場って色々ある。その色々を乱しているのは、間違いなく息子。自分に関係なかったら放っとけばいいやんって思うけど、ふと思い出した。これ、弟の入院の時にも弟同じことやってたな、と。弟多分当時40歳くらい、ADHDのアル中。病院に預けっぱなしで、私ももうできれば関わりたくなくて電話で病状聞くたびに悪化。もう、今聞いている病名だけじゃ説明がつかなくなってる気がする。のは私に精神疾患の知識がないからかもしれないけど一番思うのは「辛いだろうな、息子」って言うのと、「私に何がしてあげられるんだろう」って言うこと。まだまだ症状が軽い時には、よし！息子が帰ってこられるグループホーム作ろう！この時には、それでいけると思ってた。人として生きるためのグループホーム。そこで社会性を身につけて、あかんかったら一生グループホームでもいい。それだけの年金はいただけてるし、この子は私がいなくても国が養ってくれる。なんとかなる。そう思ってたけど、息子のために作ると決めたグループホームには、きっと彼は入居することはないだろうと思う。一生病院か、そのほかに選択肢があるのか。でも、諦めるのはまだ早い。無知は罪。知ることが必要。私は看護師だけど、精神科に関しては全くの未知領域。看護学生以来。法律に関しても未知。施設の類に関しても未知。何か知らないいい方法があるかもしれない。22歳の男の子。普通だったらもっと体動かしたいよね。運動苦手だった息子も、友達とスポッチャいったりプールいったり、不器用なりに体動かして楽しんでた。バイトもしてたし、学校にも通ってた。それが今は、毎日やることもなくてコロナで外出もできなくて、テレビもない部屋で、携帯もなくて、斜視がひどくて唯一の楽しみだったナンプレもできなくなって、できないことがどんどん増えていってる。この子は赤ちゃんに戻ったんだ。できないことを悲しむんじゃなくて、できることを一つでも探してあげよう。何か方法はあるはず。できることがあるはず。０歳からの育児を、22歳からまた始めるだけの話。手段や方法は変わってくるけど、できることを見つけて、それで自信つけて、小さな自信を積み重ねていくしかない。会えないこのコロナ禍で、喋ることにも支障をきたし始めて、書くこともできなくて、正直コミュニケーション取れないけど、唯一の救いは、彼はまだ「読める」から私から発信したものは読める。私も喋ると言葉がキツくなりこっちもしんどいねん！って言ってしまう。でも、文字にするのなら一呼吸おいてから書けるから、彼を傷つけることもない。私発信からだけでもいい。彼に私の思いや今後のビジョンを伝えていこうと思う。そして、先の見えないこの戦いでいつか、どんな形であっても息子と並んで笑い合えるような日が来ることを信じて私も心を強く持って進んでいこうと思う。自分の家族は自分が守る。息子よ、踏ん張れ。母も踏ん張る。そしてきっとこれを読んでいる長男。本当にくれぐれも就活頑張りすぎないように。あなたにも同じ素質があるんだから、無理なら無理でいいからね。「被害者になってもいい、加害者にはなるな」これだけは絶対守っていつか、3人で会えますように。
26May
- 軌道修正。
  息子が帰れる場所を作りたい。現状、一軒家を使ってのグループホームには限界があるし、グループホームにいるメリットってほぼない。だからと言って自宅に帰ってきてもずっと見張ってるわけにもいかない。それなら、息子が帰ってきても安心できるグループホームを作ろう。と言うわけで始まった私の事業計画。グループホームができるまでの間がもったいないから、それなら訪問看護も立ち上げようと言うことで今ことが進んでいる状態。私の看護師としての経験はOP室、急性期内科、慢性期内科、地域包括ケア病棟、整形外科とまあ言えば一般科。精神科の経験はない。以前、一応訪問看護ステーションの管理者を半年だけやったことがあった。だから、訪問看護のイメージは大体ついている。スキルス胃癌で闘病していた母も在宅で看取った。看護師として働いてきて、やっぱり看護観はある程度形成されている。「生きる」ことと「生かされる」こと私は母がスキルス胃癌で余命いくばくもないと知った時生かすことはやめよう。そう決めていた。それが母だけでなく、父が今後同じような状態になってもそうすると思う。父はお酒が好きなので、病院に入ると飲めない。それにわがままで気難しい父なので、病院に入れるのも恥ずかしい。それなら、在宅医をつけて訪問サービスを受けて家で最後まで飲んだくれて、帰宅したら息を引き取ってたそれでいいと思ってる。自分で何もでき無くなって、食べることもできなくなって、動くこともできなくなって、ただ毎日天井を見るだけの日々1日24時間どれだけ長いか食べられなくなったらそこで終わり、でいいと私は思っている。問題は、その食べられなくなった。点滴をしない。もう看取る。その、点滴を辞めた時から最期を迎えるまでの時間をどう過ごすか。私には訪問看護の経験もあったし、看護師としての技術もある。知識もある。訪問看護に頼らなくても全て自分でできるから、もう点滴もやめて連れて帰ろうと迷うことなく在宅で最期を迎える選択ができた。でも、それはたまたま私が看護師だったからできたこと。普通の家庭ではなかなかできない。不安だろうと思う。いつ息を引き取るのか。なくなる前ってどうなるのか。どうなったら看護師に連絡をしたらいいのか。何もわからない。何もできない。家に連れて帰ってあげたい。できることなら自宅で最期を迎えたい。こんなコロナの時期だからこそ、そういう需要って多いと思う。病院にいたら、面会もろくにできないんだよ。コロナだからって。以前なら、もうそろそろって頃になったら病院に変わるがわる泊まりこんで家族の誰かが最期を看取れるようにと言うこともしていた。でも、それもできない。自宅に帰りたいけど不安自宅での看取りって、本当に穏やかで、自然。亡くなって悲しいはずなのに、できることは全部した。べったりと一緒に過ごした。67歳と早過ぎる死。ろくに親孝行もできなかった。でも、最後に誰にでもできるわけではない親孝行をできたと自負してる。悲しかったけど、それをちゃんと受け止めることもできて今こうやって生活もできてる。いろんな考え方がある。最期は病院でって言う人もいる。その思いって、叶うよね。でも、最期は自宅で。って、この思いってなかなか叶わない。それを叶えられるお手伝いがしたい。私が訪問看護でやりたいことの一つが、この「在宅看取り」あともう一つは「プライベート看護」病気があったり体に障害があったりすると、旅行や買い物にも自由にいけないこともある。余命いくばくもない親を連れて旅行したい。買い物に行きたい。ちょっと介護で疲れたから1時間でいい、預けて外に出たい。そんな要望に応えられるのがプライベート看護。亡くなるのは病院でいい。でも、亡くなる前に少しだけでもいい、自宅に戻らせてあげたい。でも、点滴もしてる。管理ができない。連れて帰れない。そんな願いを叶えられるのが、プライベート看護。実はこのプライベート看護の需要ってすごく高い。ただ、料金も高い。どこに価値を置くかだけど、そう言う選択肢があるそれも広めたい。やりたいこと全部叶えます、って言える訪問看護がしたい。そう考えると、精神科に特化するのはやっぱり違うんじゃないかと考えるようになってきてた。だって、私精神科経験ないんだもん。精神疾患を持った子供の親、って経験はしてるけど。精神疾患持ってる人が入院してきて、その看護とかはしてたけどそれは専門ではない。精神疾患の患者さんって、精神症状を訴えるけど、不定愁訴と捉えられやすくて、それが本当にただの不定愁訴なのか、それとも体の不調なのかが分かりにくいことがよくある。そこ見極めないと、本当に手遅れになることもある。そこ、見極められる自信、あります。やっぱり私、身体的な疾患抜きで看護師やるのは無理があるな。絶対そこに戻りたいって思う。息子のため、とはいえども、仕事は自分がやりたいことをやりたい。もちろん息子のために、精神科訪問看護を提供できるための資格を取る研修には出て、精神疾患の利用者さんもみる。でも、やっぱり本来やりたかったことを飛ばすのは違うな。そう思い、訪問看護は精神だけに特化するのはやめることにしました。と言うことで、いろんなことが根本的に変わってくるので、ゼロに戻ってやり直し。やるのなら絶対失敗はできないし、ちゃんとやりたいから、立ち上げに関してもプロの手を借りることにしました。訪問看護立ち上げ支援を受けようと思います。この世界って、なぜか自己流、全て自分たちで立ち上げた。自分たちで全部やった。が美徳とされている風潮があるように思う。でも、そうじゃない。それぞれプロに任せ、プロに頼り、私は私にしかできないことをする。それが成功への道だと私は思うから。数ある訪問看護ステーションで選んでもらえるステーションにするには精神科に特化していた時にはグループホームを売りにするつもりだったけど、もうそこだけではできなくなった。じゃあどうする？やっぱり在宅療養支援、コロナ禍でも家族と一緒に過ごせる方法を提案し支援するそして後はプライベート看護の拡充そこに尽きるかな、と息子のためだけど、自分がやりたいことも諦めないそれでこそ、私らしいと思う。基礎が揺らぐと建物も揺らぐ絶対に揺るがない基礎が必要その基礎を一つに絞ろうとしたのが無理があった。やりたいことは全部やる。さ、仕切り直し。正直不安がめちゃくちゃある。営業どうしたらいい？本当に利用者獲得できるの？これから抱える大きな借金ちゃんと返せるのかとでも、そこを乗り越えてこそのものだからそこは自分でしか乗り越えられないことだから気持ちを強く持って不安要素は一つずつ潰していって乗り越えていこうと思います。
- 補導された長男。
  一昨日の夜、21時半ごろ。夜勤の休憩中だった私の携帯に、長男から電話。LINEしても既読になるだけで返信すらしてこない長男からの電話。絶対何かあったな。と思って出たらまさかの「補導されて今パトカー乗ってる」ってハァ〜〜〜？？？警察のお世話になることだけはするなよ、と教えてきたはずやのに何があったんや。「線路の近くでバイト先の友達と喧嘩してたら通報されたみたいで、補導された。お母さん迎えにきて」って、私大阪にいるんですわ。仕事中なんですが。この電話をしている最中に、一緒に夜勤していた先輩が上司に連絡をしてくださっていた。一旦長男との電話をきったはいいけど、またもう一度すぐ電話が鳴った。「警察の人と代わるわ」と要約すると線路ぞいで喧嘩をしているのを通行人が発見し、危険だと思って通報してくれたと。そこにパトカーで向かい、保護してくださったとのこと。お母さん、今から迎えにきてくださいっていやいや、仕事中で・・・「他に迎えにきてくれる人いませんか？」って、私シングルなんで私しかいないんですよ。「他に親戚の方とか」いや、おりません。父はおりますが、晩酌して寝てるので飲酒運転させるわけにもいきませんしちょっとなんとかしてみます。もう本当に申し訳ない話で、結局上司が来てくださることに。どれだけ急いでも結構かかるんですよね。1時間半くらいはかかります。と警察に電話をして伝えた。お互い怪我していないかを聞くと、それは大丈夫ですと。とりあえず一安心。一通りしないといけない仕事を終え、来てくださった上司に申し送りをして帰路につくまあ、夜間、車スイスイ走るよね。いつもなら1時間かかるところを30分ちょっとで到着。階段登って三階の刑事課へ行ってくださいって刑事課！私ね。刑事物大好きなんです。そして、昔の夢は、警察官になることだったんですよね。息子が補導されてて迎えに来たことは自覚してますよ。でも、警察にいる、ということでワクワクしている自分・・・なんと不謹慎な。まあ、それは置いといて。小さな部屋に案内され、そこで事情を説明される。まあ、しょーもないことでの喧嘩。馬乗りになって殴られたらしい。息子もやり返したらしいけど普段なら夜中に絶対人通りも車通りもない場所。そこに偶然通ってくれた２台の車と通報してくださった方には感謝しかない。相手の子ハサミ持ってきてたらしいからね最初からタイマン張るつもりでやってきたらしいからまあ、言っても、図工で使うハサミだから刃先丸いから刺されてもそこまでの傷にはなってなかったとは思うけど先に手を出したのは向こう向こうは刃物も持っていた被害届を出そうと思えば出せるでも、いくら正当防衛とはいえども息子さんも手を出しているから、そうなると相手も息子さんも両方逮捕されることになるお互いが悪いっていうのもわかってるし、今回は厳重注意ということで、ここだけの話にしておこうということになりましたがお母さんいいですか。お相手の方はもうすぐにお迎えに来られてすでに帰宅されています。ともう成人されているので、本人同士のことで。。。私ね。絶対怒らないと決めていたんです。相手を傷つけていたら話は別やけどそうじゃないなら、怒られたら余計に反発する自分で考え、自分で振り返らないと悪いことをしたとは自覚できないだろうから私は育児を放棄し、自分の両親に育児丸投げで仕事してきたんですよねでも、一つだけ絶対に守って欲しいことだけは伝えていた昔から「へんな子」だったのでいじめの対象にもなっていたんですよね。いじめられている兆候もあったし、でも、絶対にいじめる側にはなるな、と教えていた。いろんな意味において「被害者になるのはいいけど加害者にはなるな」これだけは小さい時から教えていたそれだけは守ったんやな。と長男に言うと「それだけは守らんなあかんと思って」と。親子関係が希薄で、息子からの信頼は一切ない、と思っていたけど、息子は、ちゃんと私を親と認めてくれていたんだ、とちょっと涙がでかけたけど我慢我慢。「あんたな。今日夜勤途中で帰ってきたんやで。次のお給料、皆勤手当もないし今日の夜勤手当ても削られるんやで。それだけちゃんと返してや！」と言う私に「ごめん、次の給料で返すから」素直やん。自転車は警察官の方が乗って警察署まで持ってきてくださっていたらしく、どうしますか？って聞かれたけど、今の精神状態でこの夜中に自宅まで歩いて取りにいかせるのはダメだと判断「明日取りに伺うので預かっていてください」と依頼車に乗り込んだ長男に「ご飯食べて帰るか？」と聞くと「ラーメン食べたいな」と。数年来行っていないお気に入りのお店がまだ空いている時間だったので、久しぶりに行ってみようと車を走らせる。久しぶりに長男とゆっくり喋った。彼の考えていること、今回のこと。私は怒らなかったけど、警察官にめちゃくちゃ怒られたらしい。いや、ほんますごい怒られたって。母子家庭で父親に怒られるという経験をしたことがない息子たち。そりゃあ怖かったでしょうに。「ほんまに怖かった」それで悪いことをした、ってちゃんと自覚したと。一応、その相手とのやりとりのLINEを見せてもらったけど、「殺す」やの「刺す」やのの言葉よく見ると、相手のいうことに対して言い返してるけど、我が子からそういったことを投げかけてるわけではないので、やっぱり母の言いつけは守ってるんだなって。しかし、相手の子が、刃物を持っていくとハサミの写真を送っているのには驚いた。そして、そのハサミ、図工で使うハサミだから、先が丸いのよね。あんなんで刺せるとは思えないけど、でも、簡単に殺すとか刺すとかそういうこと言うたらあかん。もしその話が息子発信なら、間違いなく怒ってた。そして、衝撃の事実が判明。次男の話になった時に「俺、お母さんのブログ読んでるから、あいつが今どうなってるか全部知ってるからな」え？なんで知ってるん？「親のインスタ見つけるのなんか簡単やで。そこからブログに飛んだ。だから、あいつのこと全部読んでる。お母さんのしょーもないことはみ・て・ま・せ・んだって笑中学校3年生からずっと一言も言葉を交わしていない双子ずっと小さい時から二人一緒で、二人セットで、私自身も二人を一人ずつの人として関わってこなかったなって今になって思うだって、二人まとまっての方が楽なんやもん高校も同じところに行って欲しかったけど、断固拒否。別々の高校に行き、やっと自分一人の世界が持てたんやろう。一緒にいる時間が長かった分、離れたい思いも大きかったんだと思う。お互い離れたけど、それでもやっぱり兄弟。長男も次男のこときにしてくれてたんだな、と嬉しくなった。そして、もうすぐ就活を始める長男に「就活無理しなや」って口すっぱく言う理由も、ブログ読んでわかってくれてた。長男も不安だろうと思う。長男自身、自分にも発達障害があるのはわかっている。そして、双子である弟がそんな状態にある発達障害は遺伝的要素も濃い。自分もそうなるんじゃないか。絶対私ならそう思う。長男はそんな不安を抱えた中、今就活に取り掛かろうとしているほんまにしんどかったら就職なんかせんでいいからなまあ、やるだけやってみるわ。と言う長男彼はこのブログを呼んでいる。ほんまにいいからな。無理しやんで。自分のペースで生きればいい。そして、もう二度と警察のお世話になるようなことはするな。そして、今までと同じことだけど被害者になるのはいい。加害者には絶対なるな。私が望むのはそれだけ。多くは望まない。あなたが少しでも幸せで、楽しいと思えることがあるならそれでいい。大きな不安を抱えていると思うけどまあ、前にも大きな出来事があってそれ乗り越えてるからわかると思うけどお母さんは何があってもあんたの味方やから。普段会話がなくてもすれ違いでもそれでも全力で守ったるから絶対に、加害者にはなったらあかんよ。そこだけは守ってな。職場の方々には迷惑をおかけしましたがある意味いい機会でした。親子ともどもいい勉強になりました。
25May
- 会社名、事業所名、決まりました。
  ご縁があり、とんとん拍子に進んでいる起業のお話本来、このブログを作ったのは、今のグループホームの現状とそれに対する問題点それを改善したグループホームが作れないか息子が帰って来る場所を作ってあげたいその一心で始めたブログだった今日業者さんと打ち合わせしました〜今日はこんなお話をしてきました〜こちらの会社さんにお願いしています〜そんなことを写真付きでアップしていきたかったんですが、やはり個人情報のこともあるため、現段階でそこまでしていいものかと悩んでおりました。ただ、やっぱりこんないいものを作るんだよ。ってことは伝えていきたい。ので、これからはそういった類の記事も載せていこうと思っています。まず、現状ですが、訪問看護を立ち上げるために必要な株式会社の設立日が具体的に決まりました。行政書士の先生が「私がしなければいけないこと以外全部」を引き受けてくださっているので、私はまるっと全てお任せしております。私がしないといけないこと、それは・お金のこと・会社名の決定・事業所名の決定以上「のみ」となります。お金のことはまあなんとかなりました。一応資本金300万円の会社を設立できる目処が立ちました。そして、会社名は株式会社　ailes エルス　と決定aileはフランス語で「翼」を表します。障害者福祉の携わるものとして、最終的には利用者さんの社会復帰を目指します。訪問看護やグループホームは、例えるとすると「ツバメの巣」ここでたくさんの人からの愛情をもらって社会性を身につけ社会に飛び立って欲しいそんな思いがあります。ailesの理念は「家族、羽ばたき、巣立ち、自立、共生」自分の翼でいつか飛び立って欲しいそんな思いでつけました。そして事業所名訪問看護ステーションの名前は「奈ファミ良訪問看護ステーション」まあ、絶対被ることののない名前です。ポルトガル語のfamiliaは「家族：を意味します。ファミリアと読みますが、発音すると「ファミラ」と聞こえます。このおとのニュアンスが好きで、「ファミラ」のラの字を奈良の良に、それなら一番前に奈良の奈を持ってきたらいいやん。という単純発想からこの名前が生まれました。グループホームに関してはとても素敵な名前をつけたんですが、これに関しての公表はもう少し控えておこうかと思います。色々走り出しています。回り始めています。とにかく流れに乗って、必要なものとそうでないものを見分けながら地に足をつけて経営なんてしたことないのに頑張っていこうと思っています。今日も長男も次男も無事1日が過ぎますように。
- 外界との交流
  私は看護師をしている。何人もの患者さんの最後の姿を見届けていている。同時に家族の思いや後悔にも触れている。次男は今闘病している。ワガママ病とも言われることもあるうつ病。だけじゃない。強迫性障害、パーキンソン症候群。統合失調症。さまざまな疾患を抱え、閉鎖病棟で過ごしている。生まれつきの斜視が悪化し、しっかりと見えない。見にくい。そんな状態で、一人で病院で闘病している。正直、家に帰ってきてもらっても困る。誰も見れない。病院で預かってもらうしか方法はない。母が癌からの脳梗塞で倒れた時、ただ病院の天井を見て過ごす日々これって生きててしあわせなんだろうか。生きているんじゃない。生かされているだけ。何も食べられず、然りと喋れず、でも意識だけはあって、もうすぐ死ぬという不安が襲っているその状態で、私は余命を伸ばすことはしたく開くて、点滴をとめて自宅に連れ帰った。息子は、閉鎖病棟という特殊な環境の中、テレビを見ることも許されず、斜視のためにものを見ることも辛く、もともとの発達障害のせいでまず文字を文章として認識することができないので本を読むということもできない。電車が好きなので鉄道系の細かい文字の本を最初は読んでいたけど（鉄道に関することだけは頭に入って来るらしい）それも読めなくなって、毎日することがない。ぼーっとしている生きる尸。それでも、家におられるよりまし。ってずっと思ってた。次男の気持ちなど考えることもなく。でも、死にたい死にたいと毎日のように電話がかかって来るようになり、一度、マクドが食べたいというので持って行ったらそれだけで気分が晴れたようで、それ以来、２〜３日に一度差し入れを持って行くようにしたら、それを楽しみにしてくれて、ちょっと落ち着いている様子。外界との交流はこれくらいしかない。携帯も使えない彼にそうだわ。弟の時にもやった交換日記を始めよう。そう思ってノートに次男への思いを書き荷物の中に入れておいたら「俺、まず字書かれへんから無理やわ」ってそこまで斜視ひどいのか・・・。もうそれならいっそのこと片目で見た方が楽かもしれへん、と思い、斜視矯正の時に使っていたアイパッチを今度差し入れようと思う。差し入れを始めてから、彼の気持ちは少し落ち着いている様子。まあ、もう母も差し入れのネタ無くなってきてるんやけどね。マクドから始まり、ミスド、みたらし、回転焼き、きなこ団子次もう一周したからまた元に戻るでほんま。彼が頑張るしかない今の状態そして私はそれを応援するだけちょっとでも小さなことでも助けになれたらいいなと思う。そして、私たち親子の親子関係はすごく薄い。息子たちは私に何も言えなくて、きっと私のことを嫌ってるんだろう。そう思っていたから、実は、死にたい電話でも、その電話をくれるのがすごく嬉しかったりする。私の存在をちゃんと認識してくれているのだと。そして、このブログには次男のことしか書いてないけど、私には勿論長男がいる。その子は双子でその子も発達障害。その長男がやらかしてくれましてね、昨日。ま、そのお話は後で・・・。
11May
- プロ。
  先日、息子が寝たきりになった騒ぎの翌日。連休中というのか、土曜日。もう一般的には連休開けてる日。もしも息子に何かあったらダメなので、携帯は仕事中も常にポケットの中。万一病院から電話あったらすぐ出る許可も職場から貰ってる。その携帯が、朝6時頃からひたすら鳴り続ける。『非通知設定』公衆電話は、非通知設定として表示される。息子の仕業やな。とりあえず仕事終わるまでは出られへん。40回近くなってる電話、とりあえずスルー。この時点で仕事やと分かろうよ息子。お母さんの仕事はなにか知ってますか？看護師ですよ。しかも、夜勤専従ですよ。夜勤しかしてないんですよ。出なかったら仕事です。まあでも何かあったんやろうと仕事が終わってすぐかかってきた電話に出る。精神科病棟は携帯持てないから、着信を待つしかない。『どうしたん？』『しんどい』『今にも暴れだしそうや』『机も3回くらい倒した』『椅子も投げた』私『暴れたら？』息子『え？』私『暴れたいんやろ？暴れたらスっとするんか？スっとするんやったらもっとやったら？』息子『そんなんしたら保護室はいらんなんもん』私『わかってるんやん』息子『もうこの病院いらん』私『あこいらんここいらんゆーてやっと帰ってこれた病院やろ。贅沢言うな。あれいらんこれいらんがとおるなら、お母さんだってここの病院さっさと辞めたいわ』『誰もがみんな何かしら我慢して生活してるねん。病気やからって甘えるな。全てが聞き入れてもらえるもんちゃうねん』『頓服貰ったんか？』『貰ったけど効かへん』『お母さん今から病院電話するからちょっと待っとき』そのまま病院へ電話する『お世話になります。息子がしんどいとでんわしてきておりまして…』『そうですね。今日も机やイスを倒したり投げたりしていますが、僕が見る限り、人のいない所でやり、自分にも危害が加わらないようにしています。だから、様子を見ています』『この状況で、例えば沈静かけてくださいとかって言うのは無理ですか』『お母さん、お気持ちはわかります。でも、これは乗り越えていくしかないんです。しんどいからと薬を使うと薬に頼らないといけなくなり、もちろん副作用や依存性もたかくなります。今はお薬の量を調節しているのと、状態は看護師がちゃんとみているので大丈夫です。』『もちろん自分や他者に危害を加えそうになった時には対処はさせてもらいます。ただ、安易に沈静をかけたり強い頓服を飲んだりするのは息子さんのためによくないんですよ』息子が入院してから、初めてこの看護師さん信頼出来る、と思った。根拠がはっきりしてる。そして、ちゃんと見てくれてる。『わかりました。お手数おかけしますが、息子のことよろしくお願いします』『はい。』ここまでブログを読んでくださってる方にはもうバレてると思いますが私自身、モンスターペアレント部類に入ると思います。自分自身看護師なのに、我が子を見て。わが子だけを見て。母の時も、母を見て。母だけを。母を一番にみて。そんなことを思いまた病院にも結構クレームを言う人種でした。それが上手く回らない原因になると分かっていても、してもらってることよりもして貰ってないことを取り上げてクレームを並べる嫌なタイプだから、病院側も身構えてありえないミスを起こしてしまうんだと分かってた。やってもらってる事への感謝がなかった。看護師なのに。その時初めて思った。ありがたいなって。そして、病院信じて任せようって。今までは、家におられても困る、どんな病院であっても家におるよりマシ。って思ってたけど違うのね。病院にいる事でちゃんと治療してもらって看護してもらってる。今になってやっとわかった。その後折り返されてきた息子からの電話に『あんたな。あんたにとったら看護師さんは1人かもしれへん。でも、看護師さんにとったらあんたは患者のうちのひとりやねん。あんたが独り占めするわけにいかん。その看護師さん、今日20分もあんたの話聞いてくれはったんやろ？その看護師さん、今日10にん受け持ってはったとして、みんなに20分ずつ時間咲いてたら、200分の時間割くことになるんやで。それってすごくないか？看護師さんを20分も独り占めして話聞いてもらえたんやで。すごいことやんか』息子『…うん』『看護師さんはちゃんとみてくれてはる。あんたが机や椅子投げるのも安全なところに投げてるって、だから保護室にも入れてないって。そうやって冷静に考えられるんやったら大丈夫や。今は薬の離脱症状との戦いや。それは仕方ない。誰も何もしてあげられへん。あんたが自分でのりこえるしかないねん。今まで、あんたが言うようになんぼでも薬だしてきた病院側にも言いたいことはある。でも、あの時はそうするしかなかった。今はもう一歩先の段階にすすんでるねん。離脱症状はそりゃしんどいよ。わかる。でも、そこは自分で乗り越えなあかん。精神疾患の患者に言うたらあかんことなんやけどな。頑張れ。そこだけは頑張って耐えろ。』息子『…分かった。マクド食べたい』『分かった。マクドやな。買っていく。多少冷めるかもやけど』『コーラとポテトはLで』『はいはい』ぴーぴーぴーぴーテレカの無くなる音そして電話は切れた。約束通り、マクドを買い病院へ病院の売店でテレカ購入するにも、売り切れ。まーじーでー？？？病棟の看護師さんにマクド渡してテレカ売ってないんですけど…ていったら『みなさん連休で調子悪くなって同じように家族さんに電話ばかりされるので在庫が無いみたいです』病院ではお金も持てなくて、お金の管理はIDカードになってる。だから、小銭で電話することも出来ない。病院近くのコンビニ数件に電話で問い合わせるも、テレカ置いてませんねーテレカってなんですか？と聞く若者までそりゃテレカしらんよな公衆電話の使い方もしらんよな、今の若い子。さてどうしたものかとおもったときに金券ショップ思い出して、問い合わせたら『いっぱいありますよ』と。夜勤明けね。職場から自宅近くのマクドにいって病院へ。病院が田舎なのて近くにマクドないのよ。そこからまた自宅近くの金券ショップにいってテレカ購入、また病院いってテレカ預ける、そして帰宅。母、もう体力限界ですわテレカは翌日でもいいかと頭をよぎったけどいや、あればあの子の命綱唯一の私とのつながり電話するしないは別として、手段は与えてあげないと。と眠気と気だるさと戦いながらテレカを届けに行き任務完了。サクッと一番搾りを飲み、眠剤飲んで就寝。良い子は真似してはいけません💊💊あの日以来息子からの電話はない。今日あたり、ミスドでも差し入れしてこよかな。
07May
- よし。看護師になろう。
  私の幼い頃からの夢は「警察官になること」白バイが好きで、パトカーが好きで、警察官が好きで。あの制服が好きで。「正義のみかた！」というのもあるけど、「誰にでも強く出られる」っていう思いがあった。やっぱり私自身変な子で、結構いじめられ体質な割に、目立ちたがりでズバズバ色々いうもんだから、まあ、嫌われ者よねwだったら、法律に基づいてそんなもん成敗しちゃえ！って感じでずっと夢は警察官。でもね〜視力がね〜身長がね〜足りな買ったのよ。牛乳瓶の底みたいな分厚いメガネをかけていた私もうその時点で警察官アウトだったのよね。そんなら何しよ。とおもった時に、母が自分の夢だった保母さんになるという道をさりげなく、でも文句は言わせへんという感じで勧めてきた。幸い幼い頃からピアノは習っているから幼稚園の先生レベルには弾けるし、高校時代全く勉強してないから今から入れる学校探す方が大変だし、保育の学校ならレベルも低いし、勉強してない私でも何とかなるやろ、とおもって受けまくったよね短大。当時、１校３万円の受験料。なんと、どっこも引っかからずに８校受けましたよ。最低レベルと言われているレベルの短大まで落ちましたから。どんだけ勉強してへんかってん。って話です。だって、勉強嫌いやったんだもん。国語はもともとできた。その流れで古典、漢文もできた。数学もできた。数字は好きだったから。英語。・・・・チーン。理科と社会に関しては、全く。こちら評定両方２程度。だからと言って副教科ができるわけでもなく。体育は元陸上部で駅伝とかは知ってたので、マラソンの時だけは５。あと鉄棒とマットはできるけど他全くダメな運動音痴。音楽は音楽美術初動からの選択で、音楽ある程度できる子ばっかり集まってくるから、普通。で、何とか合格した８個目の短大へ通うことに。そして、２年通い保育士になる。そして、保育士として３年半働き結婚退職。それが24歳。25歳で双子出産、26歳で離婚。全てがBダッシュ。スピード全開。離婚してからは実家に戻り、田舎暮らし（育ち）で考えの古い両親の元で不満たらたらの毎日。とにかく働かねば。でも子供がまだ保育園には入れない。というか、保育園は2歳児から！という意味のわからない条件を両親から突きつけられ、その間は育児に邁進するようにと。。。。。私、育児ノイローゼになって離婚したんですが、一日中子供といてたらまたそうなりますけど。ってことで、ミスドの早朝パートから開始。朝の7時半から11時半の4時間。この4時間が私の癒しだった。朝起きて子供達のことして自分の支度して家を出る。我が家の息子たちは5時には起きている子達だったので、その辺の準備は万端。８時からテレビにかじりつき、名前はもう忘れた、わんわんの出てくる番組とお母さんと一緒を見てその後、朝寝。朝寝から起きたら祖母（私の母）と外で遊ぶか散歩に行くかなどしながら過ごし、そのうち私が帰宅。一緒に昼食を食べて一緒に昼寝をする、という生活をしていた。私が持っているのは保育士資格と幼稚園教諭資格のみ。これで働ける仕事を探し、産婦人科クリニックで院内託児所の仕事を見つけ、子供達が保育園に通うようになると同時に私も就職。その産婦人科クリニックは、ほとんどが准看護師さんで、それでも私たちと比べ物にならないお給料をもらっていく。一度明細見せてもらったけど、くらっときた。准看護師は都道府県知事の資格。保育士は国家資格。国家資格よりも都道府県知事の資格の方が給料多いなんておかしい！それなら私も看護師になる！というか助産師になりたい！そう思い、看護学校を受験。もうね、猛勉強。今まで人生で一番勉強したってくらい勉強した。だって、学費の安い学校に入りたい。学費の安い学校は公立で、レベルが高い。でもね、もともとそれほどばかではなかったようで、国語と数学は得意で、特に数学はI Aだったので余裕。国語も余裕。ま、予備校には通いましたがね。英語はまあまあ何とかなるでしょレベル。本命は学費の安い公立学校におきながら、社会人受験でも別の看護学校を受験し合格をもらっていた。なんと、ここの看護学校は出身短大とお付き合いがあり（看護学校が医療法人の傘下で、学校法人もされてて短大が実習させてもらっていた実習病院でもあった）あそこの短大の卒業生であれば何も問題はない。と一発合格。通常、社会人入試はなかなか合格しないと言われている中、受かっちゃったよ・・・。それが12月。そして1月に入り。・・・近所の公立学校、合格しちゃったよね〜通常、社会人入試は辞退できないんだけど、適当な理由つけて辞退。100万越えの授業料その他支払ってたけど、入学金の30万を除いては返金されました。ってなわけで、地元の公立看護学校に自転車で3年間通うことに。そしたら意外や意外、本当に実は勉強が好きで、とにかく学ぶことが楽しい。授業はいつもかぶりつくように聞き、席は常に一番前。現役生が居眠りをしているのをよそに、常に真剣。とにかく楽しかった。学校に行ってる間は、子供達へいただいている児童扶養手当が私の生活のかなめ。これで学校に行かせてもらった。学費は両親に出してもらった。年間36万円。でも、私が３年生の時に高等技能機訓練促進費なるものができ、その恩恵に預かることができ、無事、看護師になることができた。そして、今に至る。いろんなことがあった。看護師が天職だとは思えなかった。辞めたいと思う事の方が多い。なんで看護師になったんやろうって思ってた。でも、今ならわかる。あぁ、このために私看護師になったんだなぁと。ここ数年、何か自分で仕事がしたいと思っていた。看護師を辞めたくて仕方がなかった。「私は看護師を辞めるために看護師をしている」そう公言していた。これから新しく始めることは看護の世界のことだけども、私はある程度軌道に乗れば現場に出る気はない。経営一本でやっていきたいと思っている。そして、その裏側の親同士のコミュニティや、精神疾患を抱えた子たちの自立支援そちらの方に尽力できるような働き方ができたらと思っている。長々となったけど、私のちょっとした独り言。
06May
- 寝たきりに「された」息子
  どうしても、理解できない。病名と病状がつながらない。私は看護師だけど精神科疾患に関しては無知。未知の領域。でも、精神科の薬がどれだけ怖いかは分かっている。OP室勤務時、OP前だからと向精神薬を中止していた患者さんに麻酔をかけた瞬間に急変したことがあった。それ依頼、精神科の薬って本当に怖くて大切なんだと慎重に取り扱うようになった。だから、薬の調節の段階で息子が寝たきりになった可能性は否めないとは思っていた。ただ、病院の対応が悪すぎる。もしもそんな状態になったのであれば、一報があっていいはずいくら成人していると言っても、キーパーソンに何の連絡もないのはおかしいやっぱり病院に確認しよう17時ちょうど、もう病院の業務は終わる頃だろうでも、まだギリギリ責任者の方もいらっしゃると信じて電話を入れる病棟に繋いでもらい、電話に出たのは多分昼間対応してくれた若い女性の看護師あなたでは話にならないんだよ←心の声「先ほどのお話のことでお伺いしたいので、責任者の方を出していただけますか」病棟師長さんが電話に出てくださったので、一体どういうことなのかと聞くもちろん言葉は選んで。「歩けないって本当なんですか」「食べられないって本当なんですか」「なぜそんな状態になっているのにキーパーソンの私に連絡がないんですか」「おむつをして寝たきりって聞きましたがいつからなんですか」病棟師長さん、絶句。「その情報はいったいどこから・・・？」「14時くらいに病院にお伺いしたときに対応してくださった看護師さんがそうおっしゃってました」電話、保留にされないまま向こうの声筒抜け「◯◯さん←息子　のお母さんの対応したの誰？」「昼間受付でお母さんと話したのは誰？」「そのときなんて言ったん？」「その情報おかしいやんか」「△△さんと間違ってるんやん」もうその電話越しのバックの声で察しはついた「患者の取りちがい」実際医療行為はされてないから厳密には違うのかもしれないけど「患者情報の取りちがい」結果息子は寝たきりでもなんでもなくパーキンソンの症状は出ているが、入院した時と取り立てて変わっている状態ではないとのこと電話越しで師長さん平謝りこれってねアクシデントだよインシデントではないよこうやって患者の取り違えって起こるんだよパーキンソンで寝たきりきっと取り違えた患者さんはそれなりのご年齢なのだろうと思うその年齢の患者さんと、22歳の息子間違えるか？今までの私ならねもっと言ってたよは？ってどういうことですか？管理体制どうなってるんですか？看護師教育どうなってるんですか？でも、それって言っても仕方がないこと。病院側は十分責任を感じていて私がもうダメなら自宅で看取ることも考えたということもお伝えしたから本当に申し訳ないって言ってくださって息子が大丈夫ならそれでいいやって。なんだったんだこの3時間悩んで泣いて苦しんで私のエゴで22歳で息子の命に幕を下ろす覚悟までしたあの看護師何なん。って思うけど本当に患者間違いをして投薬間違えたとかでもなくて、ただ情報がその看護師の中で整理できてなくて起こったミスでもね、きっとそういう看護師ってこういう出来事を「ミス」だとは思っていないんだろうな。あ、間違えた〜レベルなんじゃないかと思う命に別状があるわけじゃないからいいやん？的な。確かに命に関わることではない。でも、そういうところが大きな患者取り違えのミスにつながる。精神科って命に直結、ではないことがおおい。自殺企図などはあるにしても、病気が直接命を左右することって少ない。だから、怖い経験してないんだと思う。看護師が。一般病院で働いてると、少なからずとも怖い思いは多少なりともしていることが多い。私も、思い出しても鳥肌が立つ経験をしたこともある。それが基盤にあるから、確認は何度してもしたりないくらいだと思っている。今までならこんなとき、相手に逃げ場を与えずに責め立ててた。相手がもう看護師辞めたい、って思うくらいまで責め立てていたと思う。でも、それが変わってきた。それは、息子のことがあるからなのか。これから会社をもち経営に参画、人を雇う立場になり教育も担う立場になる。社員の生活も私の背中に乗ってくる。その重みが、その責任感が、私を変えてくれている。今回のこのことも試されてるんじゃないかとおもった。後になって冷静に考えると。これから、自分で仕事をしていく上で、いろんな壁にぶち当たるし、スタッフのミスの対応も必要になってくるだろうし、私自身も初めての分野だからミスも起こすだろう。そんな時に対処できる器があるかどうかちゃんと冷静に話せるかどうか一旦受け止め持ち帰り対応することって今までできなかったでも、それが今回、できた。大きな成長。息子に何もなかったからそうやって思えるけどこれからももっといろんなことがある家族のことにしても、患者さんのことにしても、利用者さんのことにしても、その他いろいろ。でも、この息子とともに生きていく限り、今回のようなことは想定内だとおもっておかないといけないんだという思いもある。いつ何が起こってもおかしくない。ただ、やっぱり説明はちゃんとほしいと思う。結局、息子は寝たきりでもなんでもなくただの、ではない。絶対にしてはいけない、患者取り違えだったということで今回の件は解決。私自身も患者間違いしないように気を引き締めていこう。そして、病院に預けているからと安心しているけど久しぶりにおもった。息子に会いたい。と。
- 寝たきりになった息子
  今日、夜勤前に病院へ生命保険会社に出す診断書を書いてもらいに行った。受付で依頼をするが、主治医にどうしてもお伝えしておきたいことがあり、病棟看護師を呼んでもらった。やって来たのは若い女性の看護師。この子で話が通じるか？と若干不安だったが、まあ仕方ない。お伝えしたいことはメモ書きで主治医に渡してもらうようにも依頼していたので、まあなんとかなるだろう。一応念押しのためのお願いだったのでまあよしとした。そして、ついでに息子の様子を聞いた。「どうしてますか？」と。「ほとんど部屋で過ごされています」「食事は自分でできません」「トイレも行けません。おむつを使っています」「時々暴れています」「机をどんどん叩いたりしています」「ほとんど部屋で寝ているので歩くことはありません」・・・ちょっと待って。それって寝たきりってこと？「自分で何もできないってことですか？」「はい」「着替えも自分でできないんですか？」「はい」「お風呂も自分で入れないんですか？」「はい」・・・一体何が起こったの？「あの、病状先生から何も聞いてないので、早急に病状説明の時間を作っていただきたいのでお願いします」「わかりました」本当はそこでもっと突っ込んで話をすべきだったんだと思うけど、私の頭の中パニック。今の病院に戻ってきて半月。まだ半月。半月しか経ってない。半月前にあった息子は、明らかに精神疾患を患った患者だった。でも、ちゃんと歩いてた。食べてた。話もできてた。自分のことは自分でできてた。なのに、今歩くことも食べることも何も自分のことは自分でできないってどういうこと？そして、そんな病状なのに病院から何の説明もないって、どういうこと？今日は主治医がいないから、また後日病状説明の日を設けるという看護師によろしくお願いしますとお願い岐路に着く。というか仕事に向かう。なんで？何が起こった？何が起こることがある？薬でドロドロにされてるのか？それとも向精神薬を急に止めたから副反応として反応してるのか？それともこの半月でパーキンソンが劇的に進行したのか？息子はまだ22歳なんだよ。これで寝たきりって今後どうしていったらいいの？食事は自分で食べれてないって言ってるけど嚥下はできてるの？食べられなかったら点滴？C V？PEG？ちょっと待って。そこまでしてこの子生かせてこれから何かいいことがあるのか？寝たきりになって、何も楽しみなくて、ただ命を繋ぐだけ、そんな状態でいいの？私は看護師として働いている。ゆえに、人の命のあり方に関しては他の人よりも考える。いろんな人の生き様、そして死に際を見てきた。本人の考え方、家族の考え方、生きてほしいという思い、でも生きているのが辛いという思いいろんな患者さんや家族さんを見てきて、私の中で絶対決めていることがある。自分も親も子供も「延命はしない」例えどんな状況であっても、延命はしない。いや、それが例えば治る見込みがあるのであれば考える。例えば、癌とか。できるだけ子どもだけにしたくない思いが強いので、なるべくなら子供より長く生きたいと思っている。そうじゃないとうちの子たちはどうしようもない。頼るところもない、兄弟二人揃って発達障害この社会で生きていけるとは思えない・・・かなり早いけど来るべき時が来たか。薬の調節がうまくいってなくてこの状態になっているのであれば、薬を調節したら戻るかもしれへんやん！そう言ってくれる職場の先輩看護師の言いたいこともわかる。私もよその子にならそう言ってるかもしれない。でも、息子が生きるのが辛いってずっと思っていることも知ってる。死にたくてしたわけじゃない、SOSのためにしていたリスカだとは分かっているけどそれでも、そんなにも辛い彼を無理に生きさせるのはやはり違うもし、もう自分で食べられないのであれば、いや、食べさせてもらって食べられるのならいい。でも、もう嚥下もできない状態であれば母の時と同じように、もう点滴も全部止めて自宅に連れ帰って私自身の手で看取ってあげよう。22歳で終わる命。大学卒業したて、普通ならこれからいろんなことがあるけど楽しいこともたくさん待っている人生だっただろう。でも、彼はそこには辿り着けない。お母さんのエゴでごめん。でも、このまま寝たきりになって何もできなくてただ毎日天井を見てるだけの日々を過ごすのを見ているのも辛い。もう喋ることもきっとできないんだろう。意思疎通もできなかったら、どうしてほしいかも分からない。あなたは、その状態でも生きたいと思うの？もうその確認はできない。だから、ごめん。お母さんの看護観で動かせてもらうね。先生に話を聞いて、あなたの状態を確認して、その状態によってはもう命を終わりにしよう。大丈夫。お母さんが最後までついていてあげるから。最後くらいは寂しくないようにしてあげるから。だから、もうしんどい思いしなくていいよ。通勤の車の中で泣きながら決めた。このコロナ禍で、顔も見れない。何しているかもわからない。治療方針さえも伝えられない。全く何も情報がないままで「寝たきりになった」という情報だけが入ってきた今日の日中今日、まともに仕事ができる気がしなかった。息子の命の灯火を消そうと決めているのに、病院でその命の灯火を消さないように看護をする今日ちゃんと働けるのかいや、看護師は女優だから無になって働けばいいとにかく命を守ればいい。こんな時だからこそ冷静に。息子に残された時間はあとどれくらいなんだろう。そんなことを考えながら、仕事に就いた。続く。
- 母の葛藤。懺悔。
  幼い頃から、発達が遅くかなりおかしい子たちだった。こんなおかしい子なんて言葉を使うと批判されることもあるだろうけど、それしか言葉が思いつかない。明らかに周りと違っていた。寝返り、お座り、はいはい、つかまり立ち、歩く。もちろん全部がゆっくり。発語も遅く、3歳半にして始めて二語文が出てきた。周りの子達はもう会話もしているのに、やっと「わんわん、きた」とか言えるように。それでも、もうこの子達の世界には言葉というものはないんだろうな、って覚悟してたから、二語文が出たときはとても嬉しかった。「ママ、おかえり」この言葉で仕事から迎えられたとき、泣いたのを思い出す。そこからはよく喋るようになり、活発に遊ぶようにもなった。でも、やはり何かが違うという違和感からは離れられない。この子達、このまま自然に任せたら絶対知的障害になる。その確信のもと、4歳から公文へ通うことに。読み書き計算。これができれば最低限なんとかなるだろうと。「文字」を書くことと計算は嘘みたいにできた。ひらがな、カタカナ、漢字。覚えるの早い。ただ、文章として認識することはできなかった。そして、文章として読むこともできなかった。そして、文章を書くこともできなかった。幼い頃から読み聞かせをずっとして来ていたのに、できない。暗記はできてる。何度も何度も同じ絵本を読み聞かせているんだから、そらで読むことは平気。むしろ得意。でも、教科書を読むとなるとできない。やっぱりおかしい。がどんどん積み重なっていく。どうしてうちの子だけ？なんで？何が悪かったん？ちゃんと産んであげられへんかったから？双子なのに自然分娩。双子だから帝王切開だとばっかり思って出産の勉強してなかった。病院からもそう言われていた。でも、出産の２週間前、二人とも頭位だから自然分娩可能です、って言われて、え？したから産むの？ってなりいきみを逃す、ってことも知らなかった。出産ってこんな感覚なんだということも全く知らず、切迫早産で安静アンド入院だったから母親学級にも参加できなかった。なんか、便が出そうででないトイレでひたすらいきむ「◯◯さ〜ん、どこですか〜」「トイレです、便がしたくてでも出なくて」「だめ！それ赤ちゃんだからすぐ出てきて！」え？これって赤ちゃんなの？？？そう。その感覚は本当は赤ちゃんで、いきみは呼吸法で逃さないといけないそんなの知らないから生まれてきた２羊膜の長男の羊水は真緑で、ストレスにより胎便をしていた。それを飲んでいるので呼吸もおかしい低酸素状態で仮死状態アプガー５−６という信じられない数字生まれても泣かない我が子「赤ちゃん泣いてない！」とパニクる私に助産師さん「もう一人いるんだからね！この子も産まないといけないのよ！泣いてる場合じゃない！」その一言で我に返るけど、二人目の出産なんて覚えてない下から吸引かけられ上からクリステレル圧迫法で圧迫され、陣痛に合わせて「産まされた」けど、陣痛も全く痛みも感じない気づいたら生まれて来ていた次男長男と違い、２羊膜なので自分一人ケロッと元気。こんな無知な母親の元に生まれて来た二人の息子もちろん2000g程度と小さかったのもあり保育器に収容黄疸出まくり光線療法何度したか分からないこれがもしかしたら核横断やったのかなとか、私がちゃんと産んであげられへんかったからなんかなとかずっとずっと自分を責めた。言葉が遅いのは母親の関わりが薄いからと母親に言われたり、あんたが全部悪いねんと言われどん底に突き落とされたりなんでうちの子ばっかり、っていう思いをずっとずっともってる。今でもそう自分のことを人と比べて自分の方が幸せなら安心する、なんて最低な思考回路をしていた私だけどそれって子どもに関して顕著に現れててよその子が障害ありそうやな、と思ったら、ああ、私だけじゃないんや。って安心するようになっていた。逆に、友達の子供がすごく賢かったり出来が良かったり普通に高校大学生活を送っていると聞くとしんどくなったりした。人と比べるのはナンセンスだとは分かっていても、きっと普通の子を持ったら持てる感情、楽しみ、喜び、そんなものを考えることがなくてただひたすら子育てが辛かった今でもそうだからこそ、私は絶対この事業を成功させて、人と比べて一喜一憂する自分から卒業したい親の気持ちもわかるだから、訪問看護やグループホームだけじゃなく、家族看護というものに力を入れ、私は、私が経営するグループホームや訪問看護を利用してくれているまだ若いこたちのお母さんたちのコミュニティを作りたいと思っている。マイナスの感情は隠したらか隠すだけ歪みが生まれるでも、どこにでも出していい感情ではないその感情が出せる場所、そしてその感情を持つことが間違ってはいないことそういうことを大丈夫なんだよ、って包み込めるような、そんな存在になりたいと思う。
- 事業計画
  さあ、事業やるぞ。と思っても、まだまだ時間あるわ〜とか、申請しても許可降りるまでに時間かかるから結構余裕ある〜と思っていたけど、とりあえず逆算していつからやればいいのか、を目に見える表として作っていったらなかなかハードなスケジュールでした。目指すは10月1日に訪問看護ステーション開設。逆算していったらもう今から始めておかないと時間がギリギリ！訪問看護ステーションの認可が降りるまでに２ヶ月ほどかかるということで、訪問看護ステーションの開設特性として、全て物品など物的環境、人的環境を整え採用もしてからの認可申請をするので、実際に認可申請をしてから認可が降りるまでの２ヶ月はあんまりやることなくて、事業所内のマニュアル作成したり、営業に行ったり、で事務仕事はあまりないんだけどこの空白の２ヶ月間がもったいないんだよね。空家賃支払い、乗らない車も手に入れておかないといけないまあ、最悪車はギリギリまで用意せずに、最初は車両持ち込み手当として出すのもありかな、とは思ってるけど、訪問車なのでなるべくコンパクトがいいので、私のように大きなSUVに乗っているとちょっと具合が悪い。といっても私は自分の車で回るけど。。。準備物、最低限で計算しても100諭吉様〜知り合いとかに、譲ってもいいいらないものがないかを聞いて回ろうかとは思っています。ランニングコストはなるべく低く。私は結構形から入るタイプで、最初は会社名のロゴがどうとか、車にはステーションの名前入れたいとか、そんなどうでもいいことに拘ってて、いや、でもそれするお金あるんやったらもっと他にできることあるやん？パソコン一台増やせるし、プリンタも複合機の借りれるしなにって自転車一台買えたりもするしちゃんと軌道に乗ったら理想通りのものを揃えたらいい。でも、今はその時じゃない。っていうのがよくよくわかって来ました。実はちょっと当初想定していたのとはちがう地域になるけどいい物件が見つかって問い合わせしているところなんだけど、４室空いてたのが、もうラスト１室になってるらしくて、連休明けまでに決まらなければ見学いきましょう、ってことになってて珍しく、ここめっちゃいいやん！って思たところだったので、決まらずに残っていてくれたら、即契約してくる可能性もあるかも。お金は・・・まあ、なんとかなる！なかなか全ての条件でここがいい、って言えるところってないので、そこにきまったら良いな・・・。と思う程度ですあと、合同会社とグループホームの名前はきまりました。ただ、訪問看護ステーションの名前だけは決まりません。会社名の文字数を占ってくれるサイトを使っているのですが、一つ質問が。そこに入力する会社名は「訪問看護ステーション◯◯」とするのか、ただ単に「◯◯」とするのか株式会社や合同会社などは抜く、って書いてあったけど、その辺どうなんだろうと思って。グループホームも、精神科グループホームなんとか、とするのか、ただたんになんとか、で調べるのかそれによって全然変わってくるから、そこのところもしお分かりの方居られたら教えてください。よろしくお願いいたします。そして、どうしても思い浮かばない訪問看護の名前なにか良いアイデアありませんか？グループホームも訪問看護も、精神科専門で、ここで訓練をしていつかはここから飛び立てる日を夢見て経営をしていきたいと思っているので、燕の巣から飛び立つイメージ。そんなイメージで何かが降りてこないかな、と絶賛思案中でございます。もしいいアイデアあれば教えてくださいね！
05May
- 遺伝性。。。
  発達障害は、遺伝要素もあると聞く。我が家の家族を見ると、遺伝要素ってあるな、って思う。まず、父。我が家は昔からの農家で、農業で生計を立ててきた家。当たり前のように長男が後を継ぐのが決まりなので、長男だった父は農業を継いだ。この父が、どう見てもコミュ障。昔から変だなこの人、とは思っていた。気に入らないと舌打ち、無視、人への喋り方を知らない。家族にはもちろんこんなの当たり前、それを外でも平気でする。挨拶をするということを知らない。昔から父のことが恥ずかしく、一緒に歩きたくなかった。なんとも言えない「この人編」これも障害の一種だと思っているけど、もうこの年（７３歳）から変わることもないんで、周りが我慢するしかない。母が亡くなり実家のどこかが水漏れしてそれを探すのに◯百万円そんなん出すくらいならお前の家に同居すると言い出し、実家の土地を売って我が家をリフォームし同居しているけど、自分のパーソナルスペースだけが綺麗ならそれでいいという考え方で、食費光熱費一切もらわずの同居に関わらず、昼夜構わず働いている私を横目に、洗濯lカゴから私の洗濯物だけを出して洗濯する人。自分の場所に置いてある荷物はどこにでもいいから避ける人。大事なものだからと一旦その場所においておいたらもう終わり。捨てられたり行方知れずになったり。しんどい人だとは知ってたけど、私の顔を見るたびに舌打ち。何もしてないのに。もう正直同居に疲れてきて、同じ屋根の下に住むのもしんどい。だから、なるべく家に帰らなくていいように仕事で埋め尽くしているというのもあったりする。。。そんな父の息子、弟。こいつは、結局蓋を開けるとADHDだったことが判明。昔からできのいい子で、常に圏内で成績はトップ。ラサール高校から東京大学という華々しい学生時代を謳歌していたと思えば、なんと東大、三年生に上がれずに中退。その後、まあ、いろんなことをやらかし、最終的にはアル中に。この辺のネタは本当になかなか経験できるものではないので後々記すとして、もうあかん、自殺するしかない、というところまで来て姉の私にヘルプが来た。奈良から東京、夜勤明け仮眠2時間という低スペックな状態で、まだ軽自動車だった私の車を夜1時から走らせ彼を東京に迎えに行く。迎えに行った先のマンションは、テレビでしか見たことのないような見事なまでのゴミ屋敷。何か予感が働いてなけなしのお金を集めて持っていった30万円は、全て未納付の国民健康保険料に消えるという。そして、転出手続きをして後部座席に乗せ奈良に連れ帰り、そのまま精神科病院へ放り込んだ。その後は治療を受け、断酒プログラムも受けて、こいつ働く気あるんか？これからどうするつもりなんや？と思ったら障害者雇用枠で、なんと国税に入局。東大中退からアル中に、そして国家公務員に返り咲く。この弟とも色々ありもうほぼ絶縁状態。そして私私もコミュ障があり、ASD傾向と言われている。診断はついてない。でも、なるほどな・・・という症状もある。極端な人見知りもそのうちの一つ。買い物依存もその一つ。プライド高いのに自己肯定感が低い。蓋を開けたら母だけがまともだったという我が家。そんな私の血を注いだのが二人の息子。中三でふたりとも広汎性発達障害と診断され療育手帳を手にすることに。この時、私は療育手帳を持っているという意味があまりよくわかっていなかった。無知って怖い。そして、今。長男はなんとか世間に適応して生きているようだけど、まあ中学の時は色々あった。もうこの子達連れて死にたいと思ったことも多々あった高校受験では、この子達を社会から隔離しようと山奥の全寮制の高校に入れるか、人と関わらない単位性の高校に入れるかと悩んだ。結局私立高校に入れて今に至るわけだけど次男はコロナと就活にやられて、特に就活での適性検査が悉くできないことで、自分がおかしいと気づいた様子転落は早かった。あっという間に崖から転がっていった。日に日に顔がおかしくなり、精神疾患の人の顔つきになっていった。そして、ある日、リストカットしていると手首の写真が送られて来た時来るべき時が来たな、と思った。そんな彼はうつ病、社会不安障害、パーキンソン症候群、躁鬱病、統合失調症と病名がどんどん多くなり精神病院入院中。やっぱり精神疾患って遺伝するんだ。私、自分がおかしいのは昔から気づいていた。他とはちがうちょっと変な子。友達も少なかった。生きるのがしんどかった。こんな私が子供を産むべきではなかったんだ。その後悔は今もずっと持っている。私さえそこにちゃんと気づいてて結婚も出産もしないそう決めていたら、彼らのようなしんどい思いをする子をこの世に送り出さなくてよかったのに。できることならお腹に戻したい。そして、なかったことにしたい。それが、私にとっても彼らにとっても一番なんだと今でも思っている。でも、それはできない。発達障害や精神障害が遺伝かどうかは明らかではないけれど私の経験上「遺伝的要素は間違いなくある」というのが現実だと思っている。
02May
- 失速。
  どんな時もある。最初っから最後までBダッシュなんてのは無理。それはわかってるけど、今若干メンタルも落ちつつある。構想が形になってきて、具体的な話が決まってくると、ほんまにこれ進んでいいの？ってなる。さっきも書いたけど、怖い。あと、なんでお金ちゃんと貯めておかなかったのか、って後悔が押し寄せる。使うだけ使って、貯蓄なんてなくてもいいや、って思ってやってきた。息子の発達障害について書いてるけど、私自身もきっと発達障害で、お金の管理、片付け、物の管理などができない。だから、ゴミ屋敷までは行かないけど、とにかくいろんなものをその辺に置いておくので足の踏み場が、ない。とは言わないけど、ないに近い。お金もどんぶり勘定で、あとこれだけ置いておかないとダメだよ！！！ってところができない。結局使ってしまって足りない。。。状態。こんな私に本当にできるの？あと、息子がパーキンソン症候群と診断されたことで、私の中で「この子がグループホームに入るのは無理だな」っていう思いに占領されてる。息子のために、息子が帰ってくる場所を作るそのために作ると決めたグループホームそしてどうせなら訪問看護一緒に作っちゃえ、と決めたけど息子が帰って来れないんだったら、やっても一緒か・・・っていう思いが自分のやる気を少し削いでいるのは現実。でも、もうここまで物事進んできて、もう今更やりません、は通じないので、やるけどちょっと一旦休憩全力でここまで走ってきたから、ちょっと疲れたのかもしれない。やらないといけないことがいっぱいで、でもそんな時間なくて、一体私はどうしたらいいのか？経営者は孤独だと聞いたことがある。本当にそうでこれを相談する人もいない。ただひたすら一人でやるしかない。分からないことがほとんどの中、本を開きネットで調べちょっとずつ前に進んでいくこの地道な作業がいつか実を結ぶのはわかっていながらも、今すぐ報われるわけではないのでちょっと心折れそうになる本当にこれでいけるのか？本当に大丈夫なのか？私は自分に死亡保証を7000万円かけている。もちろん掛け捨て。失敗したらこれで命と引き換えに返せばいい。そこまで思ってるけど、まだもう一歩覚悟がたりないのかな。。。せめてちょっとでも自己資金あれば変わってたのかもしれない。養育費は止まった長男の学費は必要次男の入院費は必要教育ローンの返済が始まったもう踏んだり蹴ったりな状態一度に一体いくら生活費足りなくなったんだろう次男の入院費に関しては食費以外は後で返ってくるし、食費は障害年金で充てるとしても、一旦支払うという負担がかなり大きい。ここに関してなんとかならないものかとちょっと病院と相談しようとは思ってるけど、世帯を分離して次男を生活保護に・・・などということも考慮する時期なのかもしれない。私の方が先に死んだら、今の状態じゃどうしようもないもんな誰も面倒見てくれない障害を持った子の親御さんは、将来どう考えておられるのかな。。。それが知りたい。
- 怖い。
  先日、銀行さんとお話をしてきた。何度も書いてるけど、私は自己資金ゼロ。私の頭の中では融資を受ける↓開業準備↓開業↓黒字に載せて返済開始訪問看護ステーションは、通常開業するまでに約半年はかかると言われている。実際、認可を受けるまでに必要なものを全部揃えないといけない。また、必要なものが多いんだよこれが。今回、メインバンクからの融資ではなく、奈良県がやっている、女性創業支援金の提出資料を見て・・・できるか私？というか、お金がないから借りるのに、自己資金がないと借りれないとは？やっぱりお金持ってないと動けないようになってるのか、世の中。教育ローンに家のローン、車のローンと家計が火の車の私には無謀だったのか。なんだか理不尽だなぁと思いながらも、借りるしか方法はないし、今もう卵が先か鶏が先かを繰り返している状態。まずはとにかく書類をそろえて、申請する段階なんだけど、一体いつから事業を始めるかでそこも変わってきたりする。運転資金が３ヶ月しか借りられないということで、いや、せめて運転資金半年間出してもらわんと無理・・・そういったところも事情として書き加えられたらと思っています。この銀行さんとのお話で、一気に怖くなりました。これだけの人を巻き込み、これだけのことをする。私に本当にできるのか。ちょっと待って。引き返すなら今しかない。でも、もう引き返す選択肢はない。なら、前に進むしかない。やるしかないのはわかってるけど、怖い。一旦停止で捕まったことも羊革のジャケットを選択し乾燥機にかけてしまったことも私の気持ちが前のめり、前向きになっている時には起こらなかったことが嫌な形になって起こってきているこれって、どうなんだろうやめときってサインなのか、十分注意しなさいよ、ってサインなのか一体どっちなんだろう。ただひたすら今は怖い。この怖さと一人で向き合い、一人で解決するしかない。がんばれ、私。怖さに負けたらそれで終わり。勝つしか方法はないんだから。。。もうやるしかないんだからね。
26Apr
- サービス管理責任者
  グループホームを設立する予定が、その流れで訪問看護ステーションも立ち上げることになり、今は訪問看護のことで頭がいっぱいなんですが、同時進行でグループホームについても少しずつ準備を始めていかないといけません。グループホーム設立についてコンサルしてくださっている起業さんの事業収支計画書では、１０人定員のグループホームで、開設時の入居者は「４人」で設定されています。これでもかなり甘い計算だとのことでしたが、グループホームより１年前に訪問看護ステーションを立ち上げるため、そちらの利用車さんや、病院、クリニックなどにも営業をしっかりとやり、今の目標は「グループホームを満床で立ち上げること」にしています。できるかどうかはわかりません。でも、絶対に需要はあるし、１年あれば信頼関係も結べる。全てを抱え込んでしんどい思いをしている親御さんの声を聞き、本人の意思を知り、「ちょっとグループホーム入ってみよかな」って人が出てくるかどうかは、私の力量にかかってると思ってます。だから、例え大きすぎる目標でも、今の目標設定は、そこ。ところで、私が持っている資格は二つ。「保育士と看護師」で、グループホームを運営するには、必ず「サービス管理責任者」を置く必要があります。看護師って資格、結構色々使えると思ってました。ケアマネの受験資格も、看護師実務経験５年で得られます。だから、サビ菅もそうかと思ってました。が。看護師してたからってサビ管の研修を受ける実務経験には当てはまらないんですね。私はこれから「事業主」となります。全てを自分が抱え込むのは違うと思っています。でも、万一の時。何があるかはわかりません。特に、サビ管については、要資格者が少なく確保しにくいのと、離職率の高さが不安要素。ケアマネほど浸透している資格ではなく、サビ管さんを探すのってとても難しいんです、実は。グループホームを始めるにあたり、サビ管のあてがなく、コンサル会社に探してもらうよう依頼していたんですが、ここにきて、候補者が現れてくれました。資格は持ってないけど、研修を受ける実務経験には当てはまり、資格を取りたいと思っている方が現れたのです。なんという偶然・・・。一旦はお世話になっている方が引き受けてくださり、その方にサビ管資格を取る支援をしてくださるそうですがここにきてちょっとしっかりと調べてみたらなんと、私にもサビ管研修受講に必要な実務経験があることがわかりました。この、※３に当てはまるんです、実は。Aの期間とBの期間とCの期間が通算して３年以上かつDの期間が３年以上あるもの私、実は現役学生の時には幼児教育科に通ってまして。昔の私の夢は「保母さん」今でいう「保育士」です。保育士としての実務経験、トータル５年。なので、Cの期間、３年に当てはまります。そして、Dの期間「正看護師」としての勤務期間は１５年Cの期間が３年以上、そしてDの期間が３年以上、あるんです。先ほども書いたように、私は事業主、経営者となります。責任者です。しかも一つの事業所ではなく複数の事業所。今後も事業は拡大していきたいという野心を持っています。全てを私が抱えこめるはずはありません。訪問看護ステーションの方は、立ち上げは私とそこに詳しい訪問看護立ち上げを経験した事務職員さんと協力ししていくつもりですが、私は管理者をするつもりはありません。私が管理者をしてしまって丸抱えするとグループホームの方が立ち行かなくなる。管理者をするよ、っていう人が出てきてくれなかったら自分でやるしかない、そして軌道に乗ったら他の人に任せるという方法も考えていましたが、なんとこのタイミングで、精神科勤務経験のある看護師さんが現れてくださいました。私との相性などはありますが、そこは信頼を寄せている方からの支援なので、間違いないと思っています。その方に管理者を任せることができれば、私自身今年中にサビ管の資格が取れるんです。万一何かがあってサビ管不在になってしまったら、一時的に自分がそのポストに座ることができる。その安心感は何者にも変え難いと思っています。精神科訪問看護の研修にプラスサビ管の研修と今まで研修をサボってきたつけが回ってきた感はありますが、持っていてマイナスになる資格ではないので、取っておこうと思っています。ただ、サビ管については更新研修については県のHPにのっているものの新規に関しては全くふれられておらず大阪市のサビ管取得研修の詳細が本日発表予定なので、県外からの受講も人数によったら可能とのことなので、そちらに申し込んでみようと思っています。
25Apr
- 精神科訪問看護ステーション
  さてさて、まとめてアップ。仕事が忙しすぎて、パソコンを開く時間がもったいない。そんな時間があったら、ちょっとでも寝る！という生活を送っているので、ちょっとでも眠気が引いている今日にまとめてアップしておこうと思っています。精神科に特化したグループホームを設立する。そう決めて動いていますが、何せ新築物件、土地の開発から始めるため、グループホームの完成は１年後。営業開始できるのは１年半後という遠い未来。じゃあ、この１年半ただぼーっと過ごすのか？もちろん仕事はします。でも、未来につながらない仕事をしていても時間がもったいない。そう思った時に「訪問看護ステーション立ち上げよう」とふと思い立ち、実は準備が着々と進んでいます。一応、一般の訪問看護ステーションで管理者をしていた私。訪問看護の知識は一応あるけど、算定とか事務系は全く。なので、事業計画が立てられないんです。収益は単純に利用者さんが訪問看護を使ってくださった純利益だけなんですが、何せ加算とかがややこしくてややこしくて。でも、そこは経営者として知っておかないといけないところなので、時間があればマニュアルを開いて読み、何度も読んでは理解する、を繰り返しています。この訪問看護立ち上げに関しては、尽力してくださる方がいらっしゃって、手取り足取り教えていただいてます。そのことに関しても今後ふれていきます。精神科の経験がなく、ずっと一般病棟、しかも急性期でやってきたので、訪問看護ステーションをやると決めた時も、精神科に特化するつもりはありませんでした。私自身に精神科の自信がないのと、やっぱり一般科を見たいという思いがあったから。でも、訪問看護ステーション立ち上げのために診療報酬を考えると、介護保険と医療保険が複雑に絡まった訪問看護ステーションを立ち上げるより今回の目的は、息子の精神疾患がきっかけで、また最終目標もそこに辿り着くので、精神科医療で診療報酬体系が一本化されていてわかりやすい精神科訪問看護に特化した方がいいのではないか、という思いが強くなりました。私は精神科勤務医経験がないので、精神科訪問看護をするには研修を受ける必要があります。が、その研修がなんと、6月申し込みの7月にオンラインで実施タイミングがばっちりすぎてそして、なんと精神科勤務歴が結構長いベテランさんが常勤で来てくださるかもしれないところまで話が進んでいます。もうこれは精神科に特化するしかないな・・・。と思い、半年後を目処に精神科訪問看護ステーションを立ち上げることを決めました。でも、すっぽりと大きなところがすっぽ抜けていて、その法律あった・・・とちょっと大誤算に苦しんでいるところなんですが、それも周りの協力を得て乗り越えていきたいと思っています。看護師になって１５年OP室、内科、整形外科と経験し、精神科は私には絶対無理だと思っていたのに、もうそっちに進み始めている現実。人生何が起こるかわからないと痛感しています。
- 久しぶりに会った息子・・・。
  先日、次男が転院をしました。次男の退院、再入院のバタバタはこちら『精神科救急の実際』2022年2月4日に退院2月5日　朝からホームの人に連れて行ってもらい、自分が働く場所を決める。この日はレストランに行ったとのことで、「これは無理」と既にもう…ameblo.jp最初に入院していた病院にやっと戻ることができました。最初に入院していた病院は、自宅と私の勤務先の間にあり、仕事に行く前に寄って行けたんですが、輪番で入院した病院は、自宅から車で1時間。渋滞するともっとかかる。とにかく不便で不便で。息子も信頼関係ができていた前医に戻りたいとずっと願っていましたが、何せこのコロナ禍。クラスター発生につき、入退院全てをストップさせているとのことで、転院まで３ヶ月を要しました。３ヶ月前、リスカをして救急車を呼び退院３〜４日後（もう詳しく覚えていない）輪番病院に再入院退院した日のことを思い出す。退院するって決めたけど、迎えに行って不安に襲われた。本当に大丈夫なのか、この子を連れ帰って大丈夫なのか、と。手はずっと振戦していて、目は合わない眼振が強く声も震えている絶対おかしいうつ病、気分障害、社会不安障害だけでは片付けられない何かがある落ち着かなくて座っていることすらもできない絶対何かがおかしいそう思いながらも連れ帰ったのが間違いだったドタバタを乗り越えやっとの転院夜勤明けに転院先に10時半私一人の力では絶対無理なので、父に息子を迎えに行ってもらう（息子にとったら祖父）転院先で見た息子は以前よりも精神疾患が進行した、完全な精神疾患患者でした。その時に確信しました。このこはうつ病だけじゃないって。説明できない手の振戦、眼振、声の震え、落ち着きのなさ、突進歩行何か違う。入院手続き後、主治医からの病状説明が。そこで告げられた新しい病名それは「パーキンソン症候群」でした。それを聞いた瞬間、全てが納得できてふっと落ちました。そっか。パーキンソン症候群だったんだ、と。一般的には薬剤製と言われていますが、息子の成長を思い返すと、落ち着きのなさ、手の振戦、声の震え、突進歩行などは幼い頃からありました。特に歩行に関しては、つま先歩きしかできなくて、足を全部地につける事ができなくて、これが発達障害のサインなのかな・・・って思っていたけど、今から考えると、今でこそパーキンソン症候群という病名がついたけど、幼い頃から、パーキンソン病のきらいはあったのかもしれません。本人、眼振がひどく物を見るのがとても辛いと。幼い頃から斜視で、兵庫県立こども病院で診察を受けていて、アイパッチ治療で良くなっていたのでOPをしなかったんですが今になってさらにひどくなり、もう病気が病気を呼んでいる状態であの子の姿を見るのも辛い。息子のために作ると決めたグループホーム。でも、このこがあの場に帰れるようにはなるんだろうか。この子は一生病院暮らしになるんではなかろうか。そんなことを考え、ちょっとの間落ちていました。私が今やろうとしている事は、ただの自分のエゴではないのか。息子のため、って言いながら自分がやりたいからやっているだけでは。起業をするために忙しくなりますます時間がなくなり息子と向き合う時間が減っていく本当にそれでいいのか、と悩んだ　一週間いや。本当にパーキンソン症候群なら、薬を整理して訓練すれば良くなるはずもし、若年性パーキンソン病だったとしても息子の帰る場所として準備するグループホームは息子だけではなく、絶対他の人にも需要はある私と同じようなお母さんの力になるために以前の息子と同じ思いをする子が一人でも減るように精神疾患の人がしっかりと生活と仕事の訓練をして世の中に戻れるようにそのお手伝いをするのは、私の一生の課題なんだ。役目なんだ。そう思い直し、やっぱり邁進しよう。と思い直すことができました。看護師なのに、パーキンソン症候群の可能性に気づけなかった私何かおかしいで止まってしまっていた私自分を責めるところはあるけれどこれからの彼の未来が、少しでも光り輝くように小さな幸せを感じられるように今は辛いだろうけど、「生きててよかった」「生まれてきてよかった」と思えることを一つでも感じられるように私は、母として看護師としてこれからも進んでいこうと思います。

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