糖質制限ダイエットには便秘がつきもの?食物繊維で予防可能
糖質制限ダイエットには多くの方がつまずきやすい問題点があるのをご存知ですか?その問題点とは、ずばり便秘です。大半の方がこの問題点に悩まされ、中には解決できずに中断してしまう方も少なくありません。便秘が続けば肌荒れやふきでもの、疲労感、イライラ、不快感、腹痛、腰痛など身体にとってさまざまな害を及ぼします。そもそも糖質制限すること自体、便秘に繋がる原因なのでただ単に糖質を抜くだけでなく、便秘にならないためにもちょっとした努力が必要になるのです。主に米飯や麺類、パンなどの米・麦製品に加え、イモ類などは糖質が主成分になっているので、糖質制限ダイエットではこれらの食材、つまり炭水化物の量を減らすことになります。しかし炭水化物には糖質以外にも食物繊維が含まれていて、単に糖質制限をすると食物繊維の量も減ってしまいます。さらに厄介なのが、炭水化物が多いものには食物繊維も多く含まれている、という事です。糖質と食物繊維の関係を切れない以上、糖質制限は同時に食物繊維の摂取量も減らしてしまうので、どうしても便秘になりやすくなります。ここでポイントになるのが、糖質を制限しつつ食物繊維のみをたくさん摂取するにはどうすればいいのか、という事です。食物繊維は腸内の善玉菌のエサになったり、便のカサを増やしたり、良好なお通じには必要不可欠な成分の1つです。しかし食物繊維といっても水に溶けやすい性質を持つ「水溶性食物繊維」と、水に溶けにくい性質を持つ「不溶性食物繊維」の2種類があり、ただ単に食物繊維を摂取すればいいという単純な話ではありません。水溶性:不溶性=1:2の比率になるように摂取することで、便秘予防や改善に大きく役立つのです。ちなみに水溶性食物繊維が多く含まれている食材には海藻類をはじめ、納豆やアボカド、オクラなどがあり、不溶性食物繊維が多く含まれている食材には大豆やキノコ、こんにゃく、アボカド、ほうれん草などがあります。これらを上手く摂取することで食物繊維不足に陥ることはまず無いでしょう。食物繊維を積極的に摂取するだけでなく、他にも水分や発酵食品、良質な油を摂ることも糖質制限を行ううえで重要となってきます。糖質制限だから炭水化物を減らすだけで良い、と単純に考えて始めると失敗する可能性は大きいでしょう。このパンは、食物繊維たっぷりです!これは、持ち運びに便利です!ハンディ版 糖質制限の教科書posted with amazlet at 17.06.13洋泉社 売り上げランキング: 167,331Amazon.co.jpで詳細を見る