何気なく見た大野くんのホロスコープから、
いろんなことに気付かされている…
星おたく鈴夏です~
で、色々書いてますが、
今日はハーモニクスについてです!
ハーモニクス占星術って、なんか難しい…
と思う人が多いようですが、
決してそんなことはありません!
わたしがハーモニクスへの理解を深めたのも、
実はここ数年のことなので、
アラフィフで…
さらに数字に疎いわたしでもできます
ネイタルだけで読んでいると、
どうしても「????」となることがありますが、
そんな時、ハーモニクスチャートを見ると、
ネイタルではよくわからないモヤモヤが、
スッキリクリアになることは多々あります
そういう意味では、
星おたく(探求好き)としては、
かなりおススメの占術です~
わたしはホロスコープを読む時、
オーブ広めなメジャーアスペクトよりも、
タイトなマイナーアスペクトを重要視します!
それはなぜかというと、
ネイタル上のオーブが狭いアスペクトは、
特定の数のハーモニクスチャートで、
その天体同士の合(=発芽)となり、
その人に強い影響を与えているからです!
さらに、そのオーブが狭ければ狭いほど、
その発芽はその人の内面に強く響いていて、
ネイタルチャートには表れていない、
時にはその人自身でさえも気付いていない、
その人の多様な可能性を示しているのです!
『ハーモニクス占星術』は、
「可能性の占星術」とも言われ、
その人が秘め持つ可能性を多次元的に探る技法です。
メジャー/マイナーには関係なく、
ネイタル上でのタイトなアスペクトは、
特定の「数」のハーモニクスで『発芽』(合)し、
その「数」の象意や星の配置を読み解くことで、
その人が隠し持つ様々なことがわかり、
重要なことに気付かせてくれる、
素晴らしい占術なのです
詳しい説明は、わたしの過去のブログ、
こちら(主に神谷充彦氏の解説について)や
こちら(主に松村潔氏の解説について)、
こちら(満年齢チャートについて)などをご参照ください~
ハーモニクスチャートの出し方は、
ネイタルチャートの全ての天体の度数に、
特定の整数を掛けて算出します。
そして掛けた整数が、
ハーモニクスチャートの「数」となるのですが、
まずはネイタルチャートを見て、
どのハーモニクスチャートに、
強い影響が示されているのかを調べるのに、
わたしがよくやる方法のひとつをご紹介します。
こちらは、さくっとホロスコープさんで作った、
大野くんのホロスコープですが、
(設定のアスペクトで+マイナーを選択)
このホロスコープの下に…
このようなアスペクト表があります(左側)。
この表のアスペクト度数の下の( )内に、
オーブが表記されています。
このオーブが狭ければ狭いほど、
ハーモニクスチャートに強く出るので、
さきほどの大野くんのアスペクト表から、
タイトなアスペクトを探します。
*月×木星…クインタイル(72度) オーブ0.5
*月×冥王星…スクエア(90度) オーブ0.5
*水星×海王星…セミクインタイル(36度) オーブ0.5
*木星×天王星…セプタイル(51.42...度) オーブ0.5
クインタイルはハーモニクス5
スクエアはハーモニクス4
セミクインタイルはハーモニクス10
セプタイルはハーモニクス7
で、その天体同士が『発芽』します!
その後、その数の倍数のチャートでも、
『発芽』を繰り返しますが、
掛ける数が大きくなる程、
次第にオーブが広がっていくので、
やがて『発芽』(合)は解消されますが、
一度発芽したその人の資質は、
一生消えることはなく、
その人が年齢を重ねるにつれ、
新たに出現する発芽と共に、
その人の人間性として混ざり合い、
その人を作り上げていくことになります。
ハーモニクスについて、
もう少し詳しく説明すると、
アスペクト(角度)と、
特定の数のハーモニクス図には、
特別な関係があります。
タイトなオポジション(180度)⇒ハーモニクス2
タイトなトライン(120度)⇒ハーモニクス3、
タイトなスクエア(90度)⇒ハーモニクス4
タイトなセクスタイル(60度)⇒ハーモニクス6
メジャーアスペクトのみ挙げましたが、
このような法則で、
以降はその倍数で発芽を繰り返します。
(どこまで繰り返されるかはオーブ次第)
今回、偶然にも、
『ハーモニクス占星術』松村潔著の中で、
重要なハーモニクスとして取り上げている、
ハーモニクス5,7,8のチャートを、
大野くんのチャートで説明できそうなので、
ハーモニクスに興味を持つ人が、
少しでも増えるといいなぁ〜と思い、
ブログを書き始めたのですが…
いろんな説明が長すぎて、
大野くんのチャート解説までいかず…
次回に続きます~