『사랑의 불시착』
セリの正体を知ったソ・ダンは、雑誌のユン・セリのページを見せ “あの女性を隠したことであなたは全てを失うかもしれません。あの人ががあなたを殺すことになる。それでも良いんですか? ”とジョンヒョクに怒りをぶつける。
これにジョンヒョクは「 死にたくない。誰も死にたくないものだ。だがそうするしかない。あの人を安全に帰してやりたい。それで僕に何かが起こったとしても仕方がない。」と答えセリの元へ向かった。
一方、スンジュンから“銃撃戦のあと軍隊まで来た。あとは何が起こるか分からない。好きなら消えてやれ!”と脅されたセリは、ジョンヒョクに連絡することを諦めた。
ー8話ー
病院の車を借りスンジュンの家に向かうが、まだ回復していない体で車を運転していたジョンヒョクは、山の中で崖から落ちそうになり、病院へ引き返した。
翌朝、見舞いに現れた第5中隊の隊員たち。
壊れたスマホが治ったとグァンボムが持って来た。その時、スンジュンから電話が来た。“ユン・セリは僕と一緒だ。安全に、快適にしている。だから捜すのを止めろ。セリもそれを望んでいる”と一方的に話し切った。・・・
セリとスンジュンの関係を疑いあれこれ言うチスに刺激されたジョンヒョクは、
「婚約していたが別れたんだ。だから彼氏じゃない !」という、
まだチスが、“だからあの二人・・・”と言いかけると「
特別な関係じゃない。別れたという意味がわからんのか ? 婚約を破棄したんだから、二人は赤の他人だ ! 」と大声を上げた。
リ・ジョンヒョクさん!
そういう所がカワイイわぁ~
ダンは、スンジュンを呼び出して、セリの記事を見せた。
警察に通報するというダンに「 あなたの婚約者がトラブルにあいますよ。」と。
“私は彼に何かあっても死んでも気にしません。真実を確認したので通報します ”と言って立ち上がるダンを、腕を掴んで引き留めた。
ダンの母はジョンヒョクの家で作業をする部下たちの元を訪れた。
料理でもてなし、酒を注いで一番口が軽そうなチスに目をつけ飲もう!と誘う。
どうやって韓国に戻るのか計画を聞きたいというセリに、「 僕はセリさんをビジネスクラスで快適に家に連れて帰るつもりだよ。僕と結婚しよう ! 」と・・・・
セリの好きな料理とワインで演出し、一緒にクリスマス・イブを過ごしながら、スンジュンは、結婚指輪を差し出した。
怖いんですけどぉぉ・・・・
開城(ケソン)市にある発電所で働く知人から、秘密の別荘が使っている3つの専用回線の30番が森の中へ通っていると聞いたジョンヒョクは、電線に沿って歩き、スンジュンの家を突き止めた。
ボディーガードを全員倒したジョンヒョク。外に出たセリが ”なぜ医者の言うことを聞かないの ? 安静にしていなくちゃいけないのに、こんな遅くにここで何をしているの ? ”と心配して怒った。
「 君が待っていると思ったから。」と答えるジョンヒョクに
『悪いけど、待ってなかった』と本心では無い返事をしたセリ。
更に『家に帰らなきゃならないの。何度も計画が失敗したのに、未だあなたを信じろと ? ク・スンジュンには別の方法がある。結婚してパスポートを受け取れば安全に戻れる。プロポーズも受けたし。だから、もう会うのををやめましょう。一緒にいるだけで違法になるし。』と泣きながら言った。ジョンヒョクは「本気なのか ? 」と尋ね、『本気よ』と答えるセリの涙を拭き
「分かったから泣くな。」と言って去った。
カかっこええ~~~
スンジュンは中に入るように言うが一人で外で大泣きしていたセリは
ケガをしているジョンヒョクが歩いて去った事を心配でたまらなくなり、スンジュンの車を運転して後を追った。
素直になればいいのに・・・・
山道を歩いていたジョンヒョクを見つけると、セリは車から降りて送るから車に乗るように言う。
すると、ジョンヒョクは何も言わずにセリを抱きしめた。
セリは何も変わらないと言うが・・・・車のガソリンが切れてしまった
外は吹雪、団を取る為に近くの廃校へ案内するジョンヒョク。
ストーブの前に座り暖をとり、初恋は?と問うセリ。・・・・・ 答えないジョンヒョクに
『 母胎ソロ ね。』と笑った。
これに、意味はわからないが侮辱的に聞こえると指摘するジョンヒョクに、
セリは『あなたの推測は当たってる。実際少し屈辱的な言葉よ ! 』と言って微笑んだ。
しばらくして壁にもたれ座ったまま寝てしまったジョンヒョクに近づいたセリは、
隣に座り、ジョンヒョクの頭を自分の肩に乗せて眠らせた。
あぁぁぁ・・・これやりたいなぁ
一方、ジョンヒョクの父のライバルから、ユン・セリを連れくれば協力すると言われたチョルガンは、病院でセリの居場所を知ると、スンジュンの家に乗り込んだ。
スンジュンの頭に銃を突きつけ “お前は韓国で役立たずの無意味な人だから、ここで死んでも誰も気にしない ! ”とスンジュンを脅した。
ダンの母が村を訪ねて来てから飲み続けたチスは・・・・
自分も信じられないほど飲んで酔っ払い、何もかもしゃべってしまっていた
隊員たちはジョンジョクがどうなるのか心配する。
一方。こちらも・・・・・
わざわざ探りに行って何もかも聞いた!・・・・のに
全く思い出せない。
娘が婚約者とうまくいってるか心配なのは親ごころねぇ。
家に帰ったジョンヒョク。
ベッドに座って薬を飲んでいるジョンヒョクに、病院に行くように勧めたセリだがジョンヒョクはこのままでいいと答え、立ち上がろうとするセリのうでを掴み、どこに行くのか尋ねた。
『 帰国はするけど病人を置いていけないわ。今日はクリスマスだしね。だから、
ゆっくり休んで。 』と安心させた。それを盗聴しているマンボクも喜んだ。
久しぶりに戻ったセリ。
ダンが新居を見に来たと話し、大丈夫なのか心配する奥様たち。
セリは立ち寄っただけだと言ってみんなに贈り物もしたいし・・・・と
村の奥様たちを連れて市場に繰り出したセリは、質屋でク・スンジュンから貰ったダイヤモンド指輪を質に入れ、現金と奥様たちへのプレゼントやジョンヒョクへの高級時計を買った。
ジョンヒョクの家にツリーを飾っていたセリ。
その頃ソウルでは、保険屋のパク・スチャンとホン・チャンシク広報室長が、パラグライダーの会社が録音したセリの声をセリではないという警察に抗議し、諦めきれなかった二人は、でユン・ジェピョン会長に直談判するために、会社の駐車場へ向かった。
そこへ現れたセヒョンは、ボディガードを使って二人を遠ざけると、会長を建物の中に入れた。
だが、チャンシクが腹の底から出した大声で “ ユン・セリは、まだ生きている ! 鳥肌が証拠です ! ”とこれを聞いた会長は、エレベーターから戻り、ボディガードに二人を放すように指示した。
飾られたクリスマスツリーを見て微笑んだあと、外に出た時セリから電話が来た。
セリは、見知らぬ二人組みに銃を向けられて拉致された。
ジョンヒョクに旅立つふりをして連絡をするように強制され、軍用車の中から別れの電話をかけた。
「 今どこにいるんだ?今から行く ! 」と言いながら靴を履き、歩き出した。
セリが『 もう遠くにいる。適切な別れを言えなかったことが残念です。でも既に別れは言ったから、もう必要ないわね。』と言うと、ジョンヒョクは「 それでも別れを言わなければならない。どこにいるんだ ? 」
セリは『 気をつけて ! 素敵な結婚をして、良い家族を築いてくれることを願っています。幸せになって。私たちの間に起こったことは全て忘れてくれるようお願いします。
愛しています 』と告げた。
その言葉のあと、銃声が響くと、ジョンヒョクは森の中を見回した。