一見関連のない資料が、最後に一つになっていく
「このホラーがすごい!2024年版」で第1位を獲得するなど大きな話題を呼んだ、背筋によるホラー小説「近畿地方のある場所について」を、「貞子VS伽椰子」「サユリ」の白石晃士監督が映画化。
オカルト雑誌の編集者が行方不明になった。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪事件や中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々だった。同僚の編集部員・小沢悠生はオカルトライターの瀬野千紘とともに彼の行方を捜すうちに、それらの謎がすべて“近畿地方のある場所”につながっていることに気づく。真相を確かめようと、2人は何かに導かれるようにその場所へと向かうが、そこは決して見つけてはならない禁断の場所だった。
オカルトライターの千紘役で菅野美穂、雑誌編集者の小沢役で赤楚衛二が主演を務めた。白石監督と「スマホを落としただけなのに」シリーズの大石哲也が共同で脚本を手がけ、原作者・背筋が脚本協力。椎名林檎が書き下ろし主題歌を担当している。
監督
白石晃士
大石哲也
白石晃士
背筋
菅野美穂
見どころ
視聴方法
Netflix
Hulu
U-NEXT
感想(※ネタバレあり)
公開時から気になっていた作品。
原作があることを視聴後に知った。
Netflixにて視聴。
前回レビューしたサユリの監督と同じだったことも知らなかった。
なるほど確かに、そう言われると理解できる。
映画を見ると、新しいホラージャンルを開拓しようとしているもがきが見える。
ホラーという枠組みを超えたホラーエンタメ。
ホラーが苦手な層にも見てもらえるように苦心して作品を作っているような印象を受ける。
しかし、そうなると生粋のホラー好きには少々物足りなく感じてしまう。
洋ホラーへと逃げ込んでしまう。
物語は、謎解きホラーといった感じだろうか。
都市伝説、心霊スポット、動画配信。新興宗教。
目新しく旬なものが、たくさん盛り込まれている。
幽霊になるもの、加害者になるものの背景をしっかり描いてくれていて、そこはこの監督の特徴かもしれない。
最後は意外だったが、伏線もしっかり回収して結末も描いてくれているので、見応えがあった。
都市伝説も作中に描かれているので、深掘りすることも出来る。
ホラーはサブでメインはミステリー。
として見れば、凄くいい映画である。




