今、官邸は守護神黒川が居なくなり、検察の動きに恐怖している。
https://31634308.at.webry.info/202006/article_6.html
本ブログを給付金を電通などに幽霊会社を通して委託している記事に対して、読者からするどい意見をコメントしてくれた。
電通からは自民党や議員に寄付金として出されていることがわかっている。
企業からの寄付金には法律として、政府から事業を請け負っている会社はそれを所管する政府機関や関係する与党などへの寄付金を禁じている。
これに触れて処罰されていることが過去もある。
これを回避して寄付金するためには、政府からの事業を直接受けなければいい。
そのためには、今回のようにサービスデザイン推進協議会のような幽霊会社を一旦中に介すると電通などは政府からの直接受託した訳ではない。
我々は協議会から委託を受けたのだと言える。
昨日、電通の副社長と協議会の新理事長が記者会見を開いた。
その記者会見を聞いたが、電通の副社長の話は、正に前述した寄付金の制限の話を踏まえれば、なるほどという内容であった。
電通の副社長は、直接、このような巨額な事業を受けるとバランスシート上社内の経理からまずいと言われたと述べていた。
バランスシートとは支出、収入のことである。
この言い方も訳がわからない。
正式なお金なら何ら問題は無いはずである。
この内容を聞いて、その時は何も思わなかったが、前述のように国事業を直接受けて政党などに寄付をすることはいろいろ疑念を持たれることを恐れたためと思っている。
企業がいくら1兆円でも正当な商取引なら経理上、バランスシート上もまずくなることはない。
特に、今回の事例は明らかに不正がある構造である。
電通が委託を受けるという話も事前に協議会から話がある。
当然、これだけの中抜きの話だから、内々には自民党もしくは特定議員に寄付の内容も話されていると思っている。
協議会の方も新理事長が、また訳の分からない話をしていた。
20億円の中抜きは正当だと強調していたが、10億円程度が銀行振り込みの手数料と言っていた。
こんな多額なお金は絶対に嘘である。
今は電子決済であり、1万であれ、1億円、100億円であろうが電子操作は同じである。
これも野党はきちんと調べた方がいい。
今回、慌ててこんな茶番会見を開いたのは、黒川が辞任した影響が大きいと見ている。
今、官邸は検察がどう動いているか黒川がいないので、わからなくなっている。
今までは、どんな不正をしても黒川がいるので握り潰してくれると高を括っていた。
しかし、今は完全に検察トップが何を考えているかわからなくなっているはずである。
今回の給付金問題も検察が入ればいとも簡単に不正が暴かれるだろう。
黒川の処分はどのマスコミも60-70%が軽すぎると報道されている。
今、市民系団体から黒川の掛けマージャンを告訴されている。
これで無罪では世論が許さない。
有罪になると信じている。
官邸は黒川の守護神がいなくなって、恐怖に怯えている。
まずは、河井夫婦の国会閉会後の逮捕から新たな物語が始まる。
広島地検が案里秘書に懲役1.6年を求刑。全国の国民が見守っている、日本には正義があることを。
https://31634308.at.webry.info/202006/article_7.html
広島地検が自民の案里秘書に懲役1年6か月を求刑した。
執行猶予は着いたのかどうか。
弁護側は従属的立場ということで罰金刑を要求した。
今回の運動員への高額報酬の支払いだけで、これだけ踏み込んで捜査したのは、これまでの例から言えば異例と個人的には思っている。
これは明らかに相当広島地検の強い意志を感じる。
今回連座制適用対象の「組織的選挙運動管理者」に当たると主張している。
懲役刑を含めた禁固刑以上の有罪判決が確定すれば、広島高検が案里氏の当選無効などを求めて行政訴訟を起こし、高検が勝訴すると案里は失職する。
同罪の法定型は3年以下の懲役か禁固、または50万円以下の罰金である。
国会終了後、河井氏にも逮捕状が発行されるとも言われている。
広島地検の検事正と広島高検検事長は以下の人物である。
片山氏と中原氏が責任者である。
検察はすべの重要案件は最高検察庁まで報告される。
是非、頑張ってもらいたい。
今回、この選挙資金の出どころ明らかにするため、自民党本部まで事情聴取あれている。
この捜査が大山鳴動して鼠一匹では国民の検察への信頼が失墜する。
アベ政権の守護神が居なくなった。
黒川は裁判で有罪にならないと示しが付かない。
自民のTOPまで到達すればそれは素晴らしい。
広島地方検察庁検事正 片山 巌 (かたやま いわお)
〈略歴〉
昭和63年検事任官
青森地方検察庁検事正,仙台高等検察庁次席検事,
前橋地方検察庁検事正を経て,平成31年4月から現職
広島高等検察庁検事長 中 原 亮 一 (なかはら りょういち)
〈略歴〉
昭和34年 神奈川県生まれ
昭和60年 検事任官
さいたま地方検察庁検事正,最高検察庁公判部長,最高検察庁公安部長,横浜地方検察庁検事正などを経て,令和2年3月から現職
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