Facciamo la colazione nell'albergo
(ホテルの朝ごはん)



6月28日(土)。
大好きな友人2人とホテルで合流したのち
お喋りもそこそこにパタリとベッドイン。
長いフライトで疲れていたのか
グワグワと大爆睡して
ヴェネチアでの最初の朝を迎えた。



目覚めるやいなや胃腸の奥からキュルキュルと大きな異音が響く。
あぁそういえば先日の飛行機の食事から
何も食べてなかったよ。。。
( :TДT)



つうことで身支度を整え ルンルンラランと張り切って
皆でピアノテッラ(0階=日本の1階)へと降りる。



ちなみにイタリアでいう1階というのは
"プリモピアノ"といい 日本の2階にあたります。
"セコンドピアノ(2階)"が日本での3階。
"トレツォピアノ(3階)"が日本での4階。
頭ではわかっちゃいても 最初のうちは慣れなくて
エレベーターでアタフタ。
(;A´▽`)




さて朝食はブュッフェ形式になっているので
欲望のままに 皿の上に美味しそうなものを乗せていった結果
案の定 写真のようなモリモリの朝ごはんになってしもたよ。(苦笑)



スクランブルエッグにハムにチーズ。
クリーム入りデニッシュにパンケーキ。
イタリア北部でよく見かける「リコッタチーズとほうれん草のパイ」もチョイス。
飲み物はフレッシュジュースとカプチーノ。
〆のデザートにはフルーツの盛り合わせとヨーグルトをば。
(Mちゃんはデニッシュのお代わりもしてたっけ…)



あああああ。
カロリー計算したらどんだけあるのやら。
おそらく1000キロカロリーは越えてるだろうなぁ。。。
あな恐ろしや!
(。>д<).:*:°☆



でもね。。。。
これぐらい食べておかないと 旅行中は体力がもたないのだ。
それに沢山食べても それ以上に歩きまわるので太ることはない(はず!)
いわゆる 消費カロリー >摂取カロリーという 嬉しい数式が成立するのである。
(キッパリ! (=`ェ´=)。.:*:)




特にヴェネチア本土は 交通手段がヴァポレット(水上バス)か
水上タクシーぐらいしかないので、
必然と移動は 自分の脚だけが頼りになるのです。









Chiesa di Santa Maria del Giglio
(サンタマリア・デル・ジーリョ教会)


さて私達の泊まったホテルは
サンマルコ広場からヴァポレットでひとつめのフェルマータ(停留所)にあります。



カンポ(ヴェネチアの方言で"広場"の意味)に面した老舗のホテルで
窓を開けると 彫刻で飾られた白いファザードが印象的な
「サンタマリア・デル・ジーリョ教会」が眼前に大きく広がり、
時を告げる鐘が 毎時間ごとにリーンゴーンと響いてうっとり。。。
ヴェネチアの古都らしい雰囲気を たっぷりと味わうことができます。
Ba bene!
(*´ω`*).:*:・'°








Piazza di San Marco
(サンマルコ広場)


さあて。
観光に繰り出すとしますか。



ホテルからブラブラと歩いて約10分。
まずはヴェネチア観光の拠点であり
世界一美しい広場といわれ
大理石造りのサロンとも云われる
サンマルコ広場へ。



広場には廻廊がぐるりと取り巻き
老舗のカフェや宝石店や ヴェネチアングラスのギャラリーが軒を連ねています。



特に有名なカフェフローリアンからは
夕方涼しくなるとクラシックの優雅な生演奏が響いてきて なんともロマンチック。
(でもお高くて お茶をするだけで何千円もかかりますが……)



そういえば古いアメリカ映画で
ヴェネチアを舞台にしたキャサリン・ヘプバーンの「旅情」という映画をご存知だろうか。



キャサリン演じる平凡なアメリカ人の中年女性がヴェネチアを訪れ
イタリア人男性と束の間の恋をするという話なのだけれど
最初の出逢いが 確かサンマルコ広場のカフェなんですよね。



オードリー・ヘプバーンのローマの休日に比べれは ドラマとしては劣るかもしれませんが
イタリアに興味のある方は 是非ご覧あれ。
サンマルコ広場の優雅さなどは 今も昔とあまり変わりなく
レトロで雰囲気たっぷりの映画です。




それにね。
相手役のイタリア人のおじ様が渋くて素敵なのだ。
(↑しぶせーん(** ̄З ̄)~♪)








Il Campanile
(カンパニッレ~鐘楼)


さてサンマルコ広場に来たからには
ぜひとも鐘楼に昇りましょう。



聞くところによると
最近の日本の旅行会社のヴェネチアツアーでは
この鐘楼が見学に組み込まれていないことが多いのだとか?



思うに、この鐘楼は超人気の観光スポットなので
夏の観光シーズンなどは 長蛇の列になることも珍しくなく
下手すれば1時間待ちということも。
ですから時間がタイトなツアーでは
この鐘楼見学を外してしまうのでしょうね。



でもわざわざヴェネチアにやってきて それでは
"もったいないオバケ"が出てくるよ。
(↑あれ?使い方間違っとる?)




何故ならこの鐘楼からの景色は
ヴェネチア全体を見渡せる唯一の絶景スポットだからであります。
鐘楼の上から見渡す俯瞰の眺望は
何よりの思い出になることでしょう。



もしもツアーでヴェネチアを訪れるときは
そこんところを
しっかり確認することをオススメします。
(余計なお世話ですが。)



この日も猛暑のなか
ジリジリとした真夏の日差しを浴びながら何十分も並んで待ち
やっとこさ ビリエット(入場券)をゲット!
熱射病予防の為にも 真夏に並ぶときは
水分をしっかりとるのを忘れずにね!








Chiesa di San Marco e Palazzo Ducale
(サンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿)


そんなこんなでエレベーターに乗って あっという間に頂上へ。



東の方向にはサンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿
その奥にはスキアヴォーニ河岸から
下町のカステッロ地区が見渡せます。
うっ…うつくしいぃぃぃ
(///∇///)




そういえば25年前に初めてヴェネチアを訪れたときは
えっちらおっちら階段で鐘楼に昇ったのに
去年久しぶりに訪れたらば 近代的なエレベーターが完備されていてビックリ。
(*゜Q゜*)



でもこれなら高齢者でも
車椅子などハンディキャップのある方でも気軽に見学することができます。



イタリアは良くも悪くも バリアフリーが殆ど進んでいない国なのですが(笑)
時代とともに これから少しずつ代わっていくのかな?



ああ出来ることならば
大好きなイタリアのこれからの変化を
この目で見てみたいのに……
(↑なんてボヤッキーになってみる。)
(*´ω`*)=3








Piazzetta San Marco
e poi
Isola di San Giorgio Maggiore
(サンマルコ小広場と サンジョルジョ・マッジョーレ島)


南方向を眺めると
手前にはサンマルコ小広場と
有翼の獅子像が小さく見えます。


その奥には「サンジョルジョ・マッジョーレ島」が
凛としつつも ぽつんと浮かんでます。



ここは16世紀の有名な建築家
パッラーディオ代表作の教会で
一般の人は住んでいない 教会だけの島です。








La torre dell' Orologio
(時計塔)


北の方向には時計塔が。
文字版の上には聖母子像が置かれ
屋上ではブロンズ製のムーア人が
大きな長い金槌で 鐘を打って時を告げています。


ガイドブックによると この時計塔は
ヴェネチアルネサンスを代表する
15世紀半ばの作品なのだそうな。



外観の色使いが 鮮やかなブルーでモダンなイメージなので
そんな古くに建てられたようには見えなかったわ。



ちなみに内部を見学することもできるらしいのだけど 狭い階段しかないそうでして
閉所恐怖症や、心臓病の方、妊婦さんはオススメ出来ないそうです。








Il telefono pubblico della cima a una torre
(塔の上の公衆電話)


鐘楼の上には世界各国に繋がる公衆電話があります。
今まで幾人の旅人が この公衆電話を使って
美しいヴェネチアの風景を 家族や友人や恋人に報告してきたのでしょうか?



スマホが普及し 写真を添付して送ることができる現在では
使用する人も少なくなってるのでしょうか?
レトロなオブジェのように ひっそりと鐘楼の片隅に置かれて
哀愁を帯びて見えたのでした。









Chiesa di Santa Maria della Salute
(サンタマリア・デラ・サルーテ教会)


南西の方向には
グランカナル(大運河)の終点に位置する
サンタマリア・デッラ・サルーテ教会が見えています。


丸い白いクーポラが何ともいえず美しくて
あまたあるヴェネチアの教会の中でも
私が最も気に入っている教会です。
あああああ。綺麗だなぁ。
♪~(* ̄∇ ̄*)









Vediamo la Piazza San Marco
(サンマルコ広場を望む)


西の方向には サンマルコ広場を真上から眺めることができます。
左側下の白い碁石のように規則正しく並んだパラソルがある所が
有名なカフェフローリアン。



広場を抜けた奥は 高級ブティックが並ぶショッピング通りや
大小の有名無名ホテル。
お土産店やバールやリストランテなど
大勢の観光客のための地区になっています。



そしてずーっと右奥には
巨大なクルーズ船が停泊する 大きな埠頭が見えています。
翌日はそこから地中海に向けて出港です。
Bravissimo!



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週に二回ジムにかよって泳いでますが
アジア大会の萩野の金メダル効果か
最近張り切ってクイックターンに挑戦するおじさま方のが増えたような。。。
混んでるときは危険だよー。
(# ̄З ̄)

ところでボヤッキーとドロンジョと
あと一人の出っ歯の名前が思いだせない!
むむむ。検索しないで思い出したい!
(◎-◎;)?






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