去年の夏の旅行記を
放置したままで
フェイドアウトしちゃおうかなぁ
((** ̄З ̄)~3



と思ってたのですが(←面倒くさがり)
つい先日写真の整理しておりましたら
数々の美しい景色を前にして
もったいないなという思いが
強くなりまして。



それに 旅は私の生きるパワーの源!
いわば生きた証みたいなものですから
病気関連記事とあわせて
また少しづつアップしていきますね。



。.:*:・'°☆。.:*:・'°☆




さて2014年8月2日(水曜日)
とうとう地中海船旅の一番の見所
ギリシャのサントリーニ島へ到着です。



サントリーニ島は断崖絶壁の火山の島で
赤いゴツゴツとし島の上に
真っ白い町並みが広がっています。



その新雪が積もったような美しさに
多くの旅人が感動し圧倒されるのです。
(*≧∀≦*)



そんな美しい島ですが
今も活動している火山地帯の島でして
最近では1956年に大噴火がおこり
現在の美しい町並みができたのだとか。
ほえーーーーーー。




さてさて
島に行くには大きな港には帰港せず
海上に停泊したまま テンダーボートで
崖のふもとにある
オールドポート(小さめの港)に向かいます。




オールドポートから断崖絶壁の上にある
フィラの街に行くためには
3つの方法があります




1。ケーブルカー(片道€4)
2。ロバに乗っていく(片道€5)
3。階段を歩いてゆく(タダ)




はいもちろん徒歩はパス。
元気そうに見えてはいても
みな卵巣がんを罹患してる仲間です。
特にMちゃんは超元気でも治療中の身。
私は私で脊柱間狭窄とヘルニア持ち。
急な階段なぞ登ったら
その場で倒れまする!





残るはケーブルカーとロバですが、
すでにケーブルカーには
長蛇の列ができはじめていて

「そんじゃ話のネタにもなるしさぁ
ロバで行こうかぁー( 〃▽〃)」

つうことに。




Ci sono l'asini
che fanno la fila sulle scale.
(ロバが階段で列をなしてるよっ)


ちょっとやさぐれた感じの
ロバ使いのおっちゃんに誘導されるがまま
ロバの背中に乗り込む私たち。



実は去年もアタシは母とこの地を旅して
このロバに乗ってるのですが
そのときはロバに振り落とされそうになり
あやうく客死しかけたのですが
(↑おおげさ笑)



今年こそは颯爽と乗りこなしてやるわと
鼻息もあらく
先頭をきって乗りこみました。
(⊃^(工)^)⊃





Ciao!Sono l'asino!
(どもども。ロバでやんす)


あらあらぁ。
おとなしそうなロバくんじゃない?
これはチョロいわね!


と心の中でほくそ笑んだ私は甘かった。
なんとっ
またもやロバが爆走しはじめたのだっ。



しかも断崖絶壁のカーブの所にくると
急ブレーキを かけやがり
そのブレーキのために体がつんのめって
振り落とされそうになる。
ロバの野郎め!絶対にわざとだ!
(#`皿´)ムキー



もしもここで落下したら
最悪崖っぷちから落とされて
病院送りは必至である。
うぬぬぬぬ。
菊正宗先生に書いて頂いた英文診断書を
こんなことで使用するわけにはいかぬ!



つうことで
身をかがめながら必死にロバしがみつき
やっとフィラの街に到着したのであった。



ちなみにMちゃんは
片脚をロバとロバの体の間に挟まれ
青アザを作っていた。
どんだけーーーーーーーー!
(;゜∀゜)



しかも必死こいてるあいだに
ロバ使いが私達の写真を撮っていたらしく
ちゃっかり売り付けられてもうた。
(もちろん断ることもできるけどねぇ)
そんなこんなで写真代込みで€10出費。
(´;ω;`)ぶひっ



でもこのスリリングな体験は
ケーブルカーでは味わうことができない
面白い経験になるはず。
サントリーニに訪れたならお勧めです。
勇気のあるかたはぜひ。
(笑)



Ho potuto guardare la nave dalla citta'
che si sono imbarcati.
(街からは乗ってきた船がみえるのだ)


さてさて ロバから降りるとそこには
今まで乗っていたMSCファンタジアの
大型客船が遠くにみえます。
それがなんとも雄大で美しい。







La citta' che si chiama Fira.
(フィラの街)


サントリーニでは2つの街が
観光の拠点となっています。
ひとつはフィラの街
もうひとつがイアの街です



時間はまだ 朝の9時前。
観光客もまばらで
カフェやおみやげやさんも
開店準備をしていました。







Il gatto che si e' messo comodo.
(くつろぐにゃんこ)

おっ!
日陰ににゃんこみっけ!


サントリーニ島は
猫がとても多い島として有名。
動物写真家の岩合さんも
この地をモチーフとして
よく撮影されてますよね。








Il centro della citta'
(街の中心街)

このあたりは
教会や博物館やホテルがあり
街の中心街といえる場所です。
建物が白く眩しい。










La bici per immondizia.
(チャリンコのごみ収集車なのだー)


偶然 かわいい移動ゴミ箱を発見!
自転車につんであるゴミ箱と
カラフルな飾り付けがおもろい。






C'e' una porta splendida.
(門がすてきぃー)


世界各国の扉(ドアや門)には
ひとつひとつに異なる雰囲気があり
住んでいる方々の歴史が懐見えて
私はそれらを写真におさめるのが好き。


カラフルだったり…
シックだったり…
重厚だったり…
朽ちかけていたり…


サントリーニには興味引かれる扉が
たくさん存在しており
大興奮しながら写真を撮りました。




この写真の扉は
開けると大空に続くのでは…?
と錯覚させるような
不思議な雰囲気に引かれてパシャリ!


実際はこの先に階段があって
降りてゆくと
断崖に家があるのですがね。
(;´∀`)








Signora M ha posato davanti al cancello.
(Mちゃん門の前でポーズ)


開店まえのカフェの前でパチリ。
空が青いなぁ。。。








C'e' una chiesa bella.
(美しいギリシャの教会)


さてケーブルカー乗り場近くを
ぶらりぶらりと散策してると
美しい色彩の教会が見えてきました。






Non posso dimenticare questo paesaggio
fino a quando passero' a migliore vita.
(一生忘れられない景色が広がります)


カラフルな教会と
裏路地特有の静寂な雰囲気が気に入り
ここで記念撮影したり
ぼーっと眺めたりして。。。


そしてまたひとつ
一生忘れられない景色となりました。





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きなこ嬢が「うにゃーん♪」と
甘えた声を出してます。
そろそろ東京も春なのですね。

桜前線よ
今年も美しいサクラをみさせて!





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