富山を視察して


この記事はインターン生による
活動報告です。




日々の活動、感じたことを
書いております。



(ただいま試行中)



====

みなさまこんにちは!
インターン生の岩崎です。
去る2月の21日、22日に木村議員とインターン生の3人で、
富山のコンパクトシティ計画に関連した施設を見学してきました。
そちらについて報告いたします。

まずコンパクトシティについてよかったなぁ、と思える点は、
公共交通機関が整備されていて
市内の移動がとても便利である、というところでした。

市内にはライトレールという路面電車や
バスが富山駅の南北に整備されていて、
また富山駅の南側の路面電車には環状線があり、
よりスムーズに移動が出来るようになっていたのが良いな、と思いました。


また、市内のさまざまな場所に整備されていた
アヴィレという貸出自転車場も、自由に市内を動ける手助けになるので、
わざわざ車に乗ってくる必要性も少なくなり、
よりコンパクトな街づくりの一助となるのでメリットがあるな、と感じました。



そしてその公共交通機関の充実さを生かした施設配置も見逃せません。

駅前の商業施設であるCICには、子育て支援の施設があったり、
路面電車の停留所付近に高齢者の方が健康な生活を送る手助けをする
角川介護予防センターがあったりして、施設をより利用しやすい環境が整備されていて、
市民の生活がより快適なものになる仕組み作りが出来ているなと感じました。



しかし、コンパクトシティ計画に関して、
実際に見学した際に多少の疑問点が残りました。
まずコンパクトシティによって商店街が活性化されている、
と資料では読んでいたのですが、

実際見に行ったときには
シャッター街といっても過言ではないくらい閑散とした印象でした。
その中で開店していたお店もそれほど客がおらず、
暇そうにしているように思えました。




また、確かに商店街の入り口と路面電車の停留所は近いのですが、
その反対側の入り口には路面電車が整備されておらず、
商店街の路面電車側の入り口しか
コンパクトシティの恩恵を受けられないのではないか、
と感じました。

これは実際に歩いていった際に、
路面電車の停留所から離れていけばいくほど、
シャッターが閉まった商店を多く見かけるようになったことから、
頭の中に浮かぶようになりました。



ただ、この視察が平日の昼間を中心に行われたものであることと、
駅前を中心にいまだ工事が続けられていることから、
いまだコンパクトシティ計画は未完成なのかもしれません。

コンパクトシティ計画自体はすばらしいアイディアではないか、
と個人的に思っているので、
整備が完了してから、富山市が計画以前と
以後とどう変わったのかデータを中心に判断し、
コンパクトシティ計画を見極めたいかな、と私は考えています。

toyama