認知症に対する固定観念を払拭したい | 母がアルツになりまして。~頑張らない介護と私の日常〜

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2015.2.18に子宮筋腫の開腹手術を受けました。
闘病日記。
2022.10〜認知症母の介護日記。メインは介護や実家の管理について。他に趣味ネタ(サザンとか)・時事ネタなど色々なテーマについて書いています。別ブログから順次転載作業中。


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昨夜、NHK BS「フロンティア」というドキュメンタリー番組を観ました。


あまり聞き馴れない「家族性アルツハイマー病」についてや、認知症の新薬「レカネマブ」の開発について取り上げられていてましたダウン

アルツハイマー病 克服に挑む-フロンティア


この番組では、新薬の費用や副作用等のデメリットについてはほとんど触れていませんでした。


私は認知症の新薬「レカネマブ」には懐疑的で、母が対象ではない(中等度の認知症)ということもあり、それ程興味はありません。


ただ、今後レカネマブの価格がもっと安くなるとか、レカネマブと同等の効果が得られる飲み薬ができれば、意識が変わるかもしれませんが…。


今朝、偶々見つけたネットニュースの記事です下矢印

認知症の新薬は特効薬になるのか…?終末期医療に携わる医師が明かした“認知症治療”のリアル


私には、昨夜観た番組よりもこちらの記事のほうが刺さりました。


以下、一部抜粋です下矢印

効果が限定的かつ超高額な新薬に過大な期待とお金をかけるより、認知症の人やその予備軍となる疾患を持つ人たちを、いかに社会で包みこんでケアしていくかということの方が、よっぽど効果が期待できるし、希望に繋がると思うのです。

身体的な老化にせよ認知症にせよ、「なってはいけないもの」ととらえるのではなく、その状態になることを前提として受け止めつつ人生を謳歌し、いかに最後まで幸せに生きてゆくかを考えましょう。

認知症の人の中には、幻覚や妄想、ひとり歩きや大声といった症状を呈する人、介護に抵抗する人もいますが、皆がそうとはかぎりません。認知症のベースとなる疾患にもよりますが、他者に危害を加えたり迷惑をかけたりする“病気”という固定観念がもしあるのであれば、それはまずいったん消し去ってしまった方がいいでしょう。

なぜなら「認知症=悪、恥」「認知症になったらおしまい」というイメージに取り憑かれているうちは、そこで思考が止まってしまい、自分自身が最後まで幸せに生きるという目標に向けてのスタート地点に立てないからです。


私は、母が認知症を発症したことで、「認知症になりたくない」という気持ちが以前よりも強くなりました。

認知症に対してマイナスのイメージしかなかったからです。

巷に溢れる認知症を予防する方法には私も興味があって、よくチェックしています。

ただ、認知症を確実に防ぐ方法や完治する薬が存在していない以上、認知症予防を謳う一般向け書籍やサプリ等はどれも“机上の空論”にすぎないのかもしれませんね。

それでも、やらないよりはマシで、運動や脳トレ、頭に良いとされる食品を摂る等、身体に無理の無い範囲でやることは決して無駄ではないと思います。

将来、なるかならないか分からない認知症に怯えて暮らすよりも、むしろ「親が認知症だから、自分もなるかもしれない」前提で腹を括って前向きに生きたほうが幸せなのかもしれないと思いました。

でも、できればなりたくないというのが、本音ですけどねアセアセ

 

   



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