第503話
こんにちは
菊水千鳳です
品川神社参拝
の続きです⛩
拝殿をあとにし、隣にある《阿那(あな)稲荷神社》の前に立ちました。
阿那稲荷神社は、上社(かみしゃ)と下社(しもしゃ)の2つに分かれています。
3年前、こちらの上社からはウカノミタマ(ウカ)さまと数匹の狐さん達が現れました。
その時のウカさまのお召し物の色は白とグレーで、威厳を感じるものの、御祭神アメノヒリノメノミコトさんを呼び戻して欲しい、残念だと、そうした思いも相まってか、改まってこちらにお願いしてきました。
その意味では狐さん達にも威厳あるオーラがありましたが、多少控えめでした。
しかし、今回は雰囲気が違いました。
アメノヒリノメノミコトさんが品川神社に戻ってきたこともあるせいか、本来の彼等の凛々しさを醸し出していました。
ここで、俺とC君が視えたものを並べてみます。
C君
『茶枳尼(ダキニ)天のような雰囲気がする。両方(荼枳尼天様とウカ様)が混ざっている。仏っぽい感じが、混ざっているね』
俺
『人の姿をしているけど、真っ黒に視える… 確かに茶枳尼(ダキニ)天さん的な波動もある。珍しい… そして、とても凛々しい… これが本来の上社の姿なのかもしれない』
御祭神は無言で俺達を見ていました。
まるで、テストされているかのように…。
どうやら、参拝者をよく観察して戒めているような雰囲気なのです。
下社には、お目当ての銭洗いの水があるからです。
ここで、お金を洗う資格、心構えがあるかないか、チェックしているのでしょう。
いわば、下社へと向かって降りていく参拝者一人一人を見張る番兵のような雰囲気でした。
上社の狐さん達も皆、同じようでした。
脇の像は下を向いていました。下社の方角を見ているのです。
可愛い姿の像に見えますが、凛々しいお姿なのでした。
次に厳粛な思いで、下社へと降りました。
(初参拝の時は夏だったので蚊取り線香と団扇がありました)
下社はとても神秘的なムードが漂います。
こちらが祠
その横に並ぶようにコンコンと涌き出る
「一粒萬倍の泉(いちりゅうまんばいのいずみ)」が銭洗いの場です。
ここで、
Sさん
『小銭が少ないので千円札を洗っていこうかな』
俺
『俺も!でも、お札を洗っていいか聞いてみよう』
ウカ様
【 少額でも大金でも
そんなことは
こだわらなくていい
丁寧(ていねい)な気持ちで
銭を洗い清めよ
バシャバシャではない
丁寧にじゃ
自らを清める気持ちで洗え
お金は 命である
命は大事じゃろ
自らの命を清めること
つまり 自らを清め また新たに参る
その気持ちが大事じゃ
これでこその ここの本当の意味があるのじゃ
つまり お金をただ洗うだけではない
心も洗うんじゃ
まどろっこしいことはいいよ
それよりも大事なことは
気持ちじゃ
それは欲深き(よくぶかき)の意味が違ってくる】
だそうです…。
己を清める気持ちで行うのなら、
《祓えたまえ 清めたまえ~》のあの祝詞を唱えながら行ってみてもいいのかもしれません。
それほどの場所なのです。
こちらの銭洗いの祠には
龍🐲がいました。
白と、金色のような黄色と、新緑のような緑色をした龍神が実際にリアルにいらっしゃいます。
オブジェではなくリアルにです。
泉の脇にある3社
《八百万神社》
雄大な自然のエネルギーの一部を感じました。
《大国主恵比須神社》
こちらは大黒天の気配がありました。
品川神社の入り口の鳥居のところにいらしている大黒天とリンクしています。大黒天は、社の入り口におられながらこちらを見ているのです。
恵比須さんの気配は残念ながわかりませんでした。
《 天王白龍弁財天社》
ここには、琵琶(びわ)を持っているべんちゃん(弁財天)が目の前に現れました。
羽衣を身にまとっていました。
下社には、狐さんと龍神がメインで、他に弁財天、大黒天がコラボで参加していました。
前回の初参拝体験にも書きましたが、一度だけ来て洗うだけでは効果が少ないので、真心を込めて何回か洗いに参拝してみると良いと思います。狐さんや龍神さん達に認められれば しめたものでしょう。
水を持ち帰ることもできます。
こうして、ここを後にしました。
次回は品川神社参拝最終回をご紹介します。
御神木と板垣退助さんが登場してきます。
はこちらからもご参照できます。
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