第502話
おはようございます
菊水千鳳です
前回の日記(品川神社参拝5)の続きです。
この日の朝、出発前に部屋に源頼朝さん他数名がお越しになられ、品川神社参拝をお供させてほしいと、願い出てこられました。
この日の参拝は俺とSさんとC君と、頼朝さんご一行でした。🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶…))ゾロゾロ
源頼朝さんは当時、平氏打倒のため、再起をかけましたが、敗れ、千葉に落ち延びました。
頼朝さんは、そこで更なる再起をかけて安房国の洲崎明神(現・千葉県館山市鎮座 洲崎神社)の天比理乃咩命(アメノヒリノメノミコト)を当地(現在の品川神社)にお迎えして、海上交通安全と祈願成就を祈られたのを創始とします。
この日は、品川神社に戻ってこられたアメノヒリノメノミコトさんを感銘深く、当時を思いながら拝したかったのでしょう。何しろ、千葉にいた軍勢を集めることができ、遂に形勢が逆転したのですから。
いよいよ拝殿の正面に立ちました。
3年前の初参拝の時は、御祭神 アメノヒリノメノミコトさんはここにはいらっしゃいませんでした。
恐らく、長らく不在だったようです。
スサノオ(ヲ)さんと、ウカノミタマさまは いらっしゃっていました。
そこで、昔のように
品川神社に アメノヒリノメノミコトさんが鎮座されるようにと、俺達で頑張って引き寄せ、何とかアメノヒリノメノミコトさんは品川神社にお戻りになられました。(品川神社参拝3を参照)
柏手を打つと、アメノヒリノメノミコトさんが現れました。
身長 2m50cmと大きい姿で現れた女神です。
(神様はご自身の身長を自在に変えられます)
まるで品川神社に改めて鎮座して、そこにちゃんと御座すことをアピールしているかのように大きく現れたようです。
濃いブルー(海の色)のお召し物を着て、左右の肩からは正面にかけて、金色の模様が入った10センチ幅くらいの布をかけています。
金色と模様は袖口にも視えました。
アメノヒリノメノミコトさん
【 私は(かつて)ここで
海を見ておりました
海を お護りしておりました
この場所を建て祀った人物(=源頼朝さん)は 今 居(お)りますね
かれこれどのくらい経ちましたでしょうか
私の力を頼りにこの御方たちが
(戦勝)祈願をなされた
結果は上々(じょうじょう)であった
苦しいことに耐え抜き
我が心に 尊神(そんしん)ありと心に刻み
戦陣(先陣/せんじん)に参った
その方々の信心たるや
如何に本望であったか
ここに私が鎮座しているのは
その方々(=頼朝さん達)のご意向の表(あらわ)れである
私は その方々にも
感謝たえまない
それだけではござらぬ
それはお主たちの真心(まごころ)にもな
私はここにおらんかった
おれなかった
事実は事実として申し上げた
呼び戻された今
また新たに信じる拠(よ)り所として
ここに座したもう
それは未来にも含めてだ
約束しよう】
と…。
拝殿前で、俺達の右側にいらした頼朝さん達の、アメノヒリノメノミコトさんに対する敬意の眼差しは、素敵でした。
もしかしたら…
当時、この女神をお迎えしていなければ、源氏の歴史は違ったものになっていたかもしれません。
アメノヒリノメノミコトさんのご利益は多岐にわたります。
海上安全を主とし、起死回生、形勢逆転、安産祈願、その他。
過去においては、アメノヒリノメノミコトさんは、ここ(関東)に津波が来ないように、来たとしても被害が少なくなるよう見張ってくれていました。
アメノヒリノメノミコトさんのメッセージが終わり、スサノオ(ヲ)さんの様子を伺ってみました。
当時、牛頭天王(こずてんのう)さんと同一存在として、スサノヲさんは品川神社に迎えられたようです。
その意味で、ここのスサノヲさんは少しばかり牛頭天王さんのエネルギーが混じっているようでした。
スサノヲさん8 牛頭天王さん2
くらいの比率でしょうか。
拝殿におられるどなたか神様に聴いてみると、
【 ここにおわしまするは
素戔嗚尊(スサノヲノミコト)にございます】と仰いました。
強いて言えば、牛頭天王さんのふりをしたスサノヲさん、ってとこでしょうか…
補足)
御祭神スサノヲさんとウカノミタマさまは、アメノヒリノメノミコトさんより後の時代に祀られました。
次回、金運アップと噂される稲荷社をご紹介します。
はこちらからもご参照できます。