第420話

こんばんは
菊水千鳳です


~短編日記5話目~
 
 今回も、サントリー美術館
(東京 ミッドタウン)で開催されていた
京都 醍醐寺展~真言密教の宇宙》の仏像からのメッセージをお届けしていきます。
こちらは如意輪観音座像↑
次回は、来年 福岡で開催されます。

前回の日記(阿弥陀如来のお言葉)の続きで、
今回は《役行者(えんのぎょうじゃ)さんと、鬼達》のお言葉をご紹介します。


⭐⭐⭐⭐⭐

役行者 及び 八大童子像》仏画
南北朝~室町時代 14世紀
展示No.72 

ㅤこちらの仏画には、役行者
前鬼(ぜんき)後鬼(ごき)という鬼、それと八大童子(八体の鬼達)が描かれていました。


ㅤ館内を単独で先に進んでいたC君に追い付くと、C君が
『鬼達から話しがあるって』
言ってきました。
そこで、仏画をじっくり見つめてみたら、絵からこぼれ落ちるように、絵に刻まれている思念をキャッチしました。 


先ずは、 
役行者さん

【 素朴な疑問が湧くだろう?
何故このような鬼たちを従えれるのか

お主もこれに見習うのだ
(鬼とは) 障気、邪気に対する
武具足るもの】


続いて、
鬼達

【 小さな邪気ならまだしも
大きなものに立ち向かうべき時に
(鬼が) 必要だからなんだ

(俺に対し)ワシらを使ってもらえんか
ワシらを子分にしてくれてもいい

(ワシらは)とうの昔に消えた存在ではない
存在の証しを伝えてくれ
存在にこそ意義がある

でしゃばるわけではないが
よろしく頼む
颯爽(さっそう)とした姿を表せれば…

(怖いだとか 嫌いだとか)
こだわる人もいるかもしれんが
人それぞれじゃ】 


更に
鬼達

【 いつも虐げ(しいたげ)られてきた我々だが
良い存在もいるのだということを
そろそろ メディアに出して
欲しい…      なぁ…

だが  悪い奴(鬼)もいるんだけど… 】


仏画を霊視していた俺の後ろにいたC君のところに
牛頭(ごず)天王さんが現れました。(牛頭天王さんとは、京都の八坂神社でお会いしました。
京都の牛頭天王さん体験は、近日公開予定です)

鬼は牛頭天王の住む世界(次元)と似ていました。


牛頭天王さん

【 近々 そういう鬼に関係ある所に行くことになるから
訪れてほしい】

と、言われ…💦
Sさんは仏画の説明をメモし始めました 〆(゜_゜*)


〔 仏画の説明 〕
金峰山や大峯山をひらいて修験道をはじめたとされる。
奈良時代の山岳修験者、役行者とその眷属である前鬼・後鬼と八大童子を描く。


そんなこんなで、役行者さんの前に長居をしていたら

【 こんなに長く留まってくれる者はおらんからのー

今のうちに沢山伝えておかねば】

と、せっせかした感じが伝わってきました(笑)



鬼達

【 じゃが 鬼もな
決して良い存在だけでは無いから

良い存在って言って
鬼 全員が
そのように思われることは
避けたいんじゃがのぉ

難しい問題じゃ】と…

 
⭐⭐⭐⭐⭐

このあと、次に前に立った
軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)からの氣をキャッチしました。



軍荼利明王

【 非常に(鬼に関する情報を得る)
良い機会を得た】


はたして、この先 どんな鬼体験が待っているのでしょうか。
鬼に関係する所って…。

To be continued (笑) 



⭐ここで、急遽 予想もしていなかった仏様からメッセージが届きました。

この日記の下書きをし終え、ひと段落しながらスピ友SさんとLINEをしていたら、
突如、東京 雑司が谷にある
鬼子母神さん(親しみを込めてキシちゃんと呼ばせてもらっています)の気配をキャッチしました。
そのままの勢いで、部屋にいる俺の目の前に現れました。



鬼子母神さん(キシちゃん)

【 山での修行には
良い鬼も悪い鬼にも出くわしやすい 

それは一昔前には
そうしたものがよくおったからな

ワタシもかつては
しょうにもならぬことばかりしてきたこともござった

悪鬼がまかり通っていたからの
悩むものの声知らずだった

今はワタシはㅤ出来るだけ参拝者に耳を傾けている

不幸ではなく 
幸せを求めるものの声を
聞いていきたく思うぞ


鬼もまた(ワタシのように)進化するぞ

そのものがずっと鬼のままでいるとは限らんぞ

鬼も変わる
人が変わるようにの…

かつてのワタシもそうだった
今は(彼らが)どんな身分であろうとも
そう毛嫌いしなくても大丈夫じゃ】

と、今回の日記の答えをくださった気がしました。


ここで、
仏画のどなたかの鬼までメッセージを伝えに現れました。



【 人様には迷惑をかけるな
とは仲間たちに言うておるぞ】

だそうです。


まとめると、
⭐鬼を世に出してほしい
⭐鬼も悪鬼にならないように心がけていく様子
⭐鬼も進化するので大丈夫… かと



悪者扱い、毛嫌いばかりされてきた鬼達…
この日記を通じて、良い鬼神の存在もいることを世に知ってもらい、送り出す第一歩となれることを祈って…。


(参考)
鬼子母神(きしもじん/きしぼじん)
(ウィキペディアより抜粋)
   ↓

毘沙門天の部下の武将八大夜叉大将の妻で、500人(一説には千人または1万人)の子の母であったが、これらの子を育てるだけの栄養をつけるために、人間の子を捕えて食べていた。
そのため多くの人間から恐れられていた。
それをみかねた釈迦は、彼女が最も愛していた末子のピンガラ(嬪伽羅、氷迦羅、畢哩孕迦)を乞食(こつじき)に用いる鉢に隠した。

彼女は半狂乱となって世界中を7日間駆け抜け探し回ったが発見するには至らず、助けを求めて釈迦に縋(すが)ることとなる。

そこで釈迦は、「多くの子を持ちながら一人を失っただけでお前はそれだけ嘆き悲しんでいる。
それなら、ただ一人の子を失う親の苦しみはいかほどであろうか。」と諭し、鬼子母神が教えを請う(こう)と、「戒を受け、人々をおびやかすのをやめなさい、そうすればすぐにピンガラに会えるだろう」と言った。
彼女が承諾し、三宝に帰依すると、釈迦は隠していた子を戻した。

そして五戒を守り、施食(せじき)によって飢えを満たすこと等を教えた。
かくして彼女は仏法の守護神となり、また、子供と安産の守り神となった。盗難除けの守護ともされる。
 

今後、鬼神に関する新しい発見や体験や、メッセージなどお伝えできるかもしれませんので、皆様からの情報お寄せください。
何しろ、鬼に関しては初めてで未知の領域なので、ボンヤリとでも全体像を見てみたいのです。
ご協力 よろしくお願いします(   ᵕᴗᵕ )


(追加)
鬼達からメッセージをもらった醍醐寺展の帰り道、テレビを観ていたら『秋田県の 「なまはげ」他 無形文化遺産に登録なるか…』ってやっていたんです。
それが 本日 登録が決定したとのこと!

なまはげ が鬼なのかは分かりませんが、怖い(鬼の?)お面を被って家々を訪れ、幸せをもたらすなどとされる日本各地の伝統行事。

これはもしや
良い鬼アピール?
日記を投稿するタイミングとピッタリでビックリ~!
無形文化遺産登録 
おめでとうございます🎉

(画像はお借りしました↑)

~ 📖 醍醐寺短編集6に続く~
 
醍醐寺展の過去日記
は、こちらからもご参照できます。

また、過去日記Part2
   
は、こちらからどうぞ☆