第402話
こんばんは
菊水千鳳です
今回の不思議体験日記は、
今月11日まで東京・ミッドタウンのサントリー美術館で開催されている
《 京都・醍醐寺(だいごじ) 真言密教の宇宙 》展の会場で受け取った仏たちからのメッセージについてご紹介いたします。
こうした、展示されている仏像などは、国宝や重要文化財が多く、秘仏だったりして普段は拝見できない展示品が数多く見受けられます。
現地まで行かなくても、美術館に足を運べば多数拝観することができてしまうわけです。
中にはもう一生、お目にかかれない仏像などもあります。
しかし、今回の仏像達は
【 展示だけに囚われず、ぜひとも醍醐寺にまで会いに来てほしい】と言っていました。
まず始めに、今回ご紹介する
《醍醐寺》について、簡単にですが引用してご紹介します。
ㅤ ↓
ㅤ醍醐寺(だいごじ)は、京都府京都市伏見区醍醐東大路町にある仏教寺院、真言宗醍醐派総本山で、山号を醍醐山(深雪山とも)と称する。
平安時代初期の創建。
貞観16年(874年)、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝(しょうぼう)が准胝観音並びに如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山し、聖宝は同山頂付近を「醍醐山」と名付けた。
本尊は薬師如来、古都京都の文化財として世界遺産に登録されている。
京都市街の南東に広がる醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内を持つ。
醍醐寺は山深い醍醐山頂上一帯(上醍醐)を中心に、多くの修験者の霊場として発展した。後に醍醐天皇が醍醐寺を自らの祈願寺とすると共に手厚い庇護を与え、その圧倒的な財力によって醍醐山麓の広大な平地に大伽藍「下醍醐」が発展することになる。
その後、室町時代の応仁の乱など戦乱で下醍醐は荒廃し、五重塔のみが残された。
しかし豊臣秀吉による「醍醐の花見」が行われたことをきっかけに、紀州などから寺院建築が移築されたり三宝院が建設されたりなどし、今日の姿となった。
Wikipediaから抜粋引用↑
聖宝理源大師とは
ㅤ↓
尊師は、天智天皇の後胤(こういん)葛声王(かどなおう)の御子として、天長9年(832)に誕生され、16歳のとき、弘法大師の高弟、真雅僧正(しんがそうじょう)について出家得度し、聖宝(しょうぼう)と名乗りました。
役行者没後、百数十年の後、大峯山は悪者や毒蛇などが現れて入峯修行の人々を大いに悩まし、登山する人も絶え絶えになりました。
尊師は先人、役行者の教えと行跡(ぎょうせき)が絶えることを憂いて大峯に登り、悪者、毒蛇の類を真言の法力により退去させ、山を再開したのです。
また大峯山の奥の院である小篠(おざさ)の宿(龍泉寺所有)において行を重ね、神仏を勧請(かんじょう)して、その力と教えに起(た)って、役行者に発するところの幾多の修法(しゅほう)に従い、修験道を組織立て、役行者とその教えを生かしました。
大峯山を再開すると共に、その根本道場としてふもとの龍泉寺も再興しました。ついでなおも修法を積み、修験道の教儀を確立し、名実共に修験道中興の祖となったのです。ゆえに、この人が現れなかったら現在の大峯山の隆盛も修験道の興隆も生かされなかったことでしょう。
貞観16年(874)京都の東、醍醐山に醍醐寺を開創し、真言宗醍醐派の基を固めると共に、当山派修験の総本山として、わが国有数の法城を礎(きず)いたことは有名です。
宝永4年(1707)正月、東山天皇より理源大師(りげんだいし)の諡号(しごう)を賜り、聖宝理源大師(しょうぼうりげんだいし)となりました。修験道の教えの中には、尊師による真言密教の教えが織り込まれています。
ホームページから引用↑
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この日は、午後1時にサントリー美術館からほど近い《乃木神社》でSさんとC君と合流しました。
美術館閉館まで約4時間があったので、《乃木神社》から先にお伺いし、その後で美術館へ。
そして時間があれば《赤坂 豊川稲荷》へ是非行ってみよう、と意見が一致しました。
《乃木神社》での体験は、醍醐寺展の日記のあとにご紹介します。
それでは、醍醐寺の密教の宇宙空間へ。
(写真撮影は禁止なので、展示番号で表示します)
【 】内は仏様(仏像・掛け軸)のお言葉です。
◇ ◇ ◇
まずは 会場に入ってすぐの
展示No.15
重要文化財《如意輪観音坐像》
平安時代 10世紀
ポスターやチケットにも載っている仏像からのメッセージです。
如意輪観音坐像
【 本 地 仏 (←と一言)
ワタシの出で立ち 振る舞いは
優雅であろう?
こしらえた方(人)の想いもあるが
1つ1つの形に意味を持つ
横からも見てみよ
これがワタシの姿だ
忠実に再現している】
間近で見ると、腕が左右に三本ずつ、合計六本もあり、それぞれの腕に持ち物があり、片膝を立てて、優雅に座っている姿形に深い意味があるとのことでした。
近くで見ると空気が違います。像の中に仏様がいらっしゃいました。
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展示No.1
《空海像》(掛軸) 一幅
室町時代 16世紀
空海さん
【 詳しく なぞらえば
誰でも描ける】
これはひとつの冗談混じりを空海さんは仰ったのです。
掛け軸に描かれた空海像を丁寧になぞれば、誰でも描けるよ、って事のようです(笑)
要するに、描いて自分の部屋に貼ってくれてもいいよー、という意味なのかな?間近で空海さんを毎日拝めますからね(笑)
空海さんのお茶目な冗談でした。
これは文字通りに本気にしない方が良いでしょう。
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展示No.27
国宝《虚空蔵菩薩立像》
平安時代 9世紀
虚空蔵菩薩立像
(C君がキャッチ)
【 仏像一体一体に向かい
正面に立ってってください
正面で声を聴いてください
垣間見るだけでもよい
心して見て欲しい
二度と会えないだろうから】
と、教えてくれました。
この小さめ(50センチくらい)の虚空蔵菩薩立像の回りに沢山の人が囲んでいたため、
俺はウッカリ見ないで飛ばしていました。台座と仏像の高さは、人の身長より若干低かったです。
俺は次の隣の大きな帝釈天騎象の像の前に立っていました。
実は、欲をかいて美術館のあと
《豊川稲荷》にも寄ってみたい気持ちもあって、それに展示はフロアが3階と4階にもあると知って、《豊川稲荷》は無理だとしても、フロア全部を時間内で霊視できるのか?などと、せっかくの仏像の前なのに、サラッとご挨拶程度で通過してしまうところでした。(あぶねー💦)
ここで初心に帰り、1体1体真っ正面に立ち、メッセージを聴くことにしました。
この日は最後まで美術館にいることを3人で決意しました。(固い決意表明)
各仏像が何を話していただけるかは全く分かりません。
さあ、気を取り直して霊視再開です。
改めて、
通り過ぎてしまった虚空蔵菩薩立像の前に立ちました。
(ここからC君は別行動)
虚空蔵菩薩立像
【 長い人生の旅路の中で
ひと時のㅤ
この瞬間の
仏との出会いㅤ
この接点を活かしてみるべきだ
近くにもっと寄ってくれ】
男性でもない、女性でもない、中性のエネルギー体…
宇宙のエネルギーのひとつが具象化した仏さまです。
何とも言えない慈悲深さ、思慮深さ、人間を越えた知性体…。
感動しました!
(帰りにこの像のポストカードを買いました)
奥が深く、柔らかいながらも鋭さもあり、この眼差しはまさに仏さまでした。安らぎと安心感を得ました。
この仏さまと繋がりが持てました。
今後、ポストカードからチャネリングできるかもしれません。
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展示No.23
重要文化財《帝釈天騎象像》
平安時代 10世紀
お名前の通り、象の像に乗っています(笑)
帝釈天
【 本当に恵まれた機会だ
楽しいこともㅤ
悲しいこともあれど
そこにㅤ全てに
仏の姿がある
森羅万象
全てに仏性が宿っている
(お主はこれから) 力あるもの
誉れ高きものㅤ勇者
そうした多大な影響を世に与えたる者たちの心情と一体化しなさい
それもまた 仏性の1つ
決して悪ではない
戸惑うな
力ある働きをするのだから
ワタシも その力の1つだから】
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展示No.24
重要文化財《閻魔天騎牛像》
平安時代 12世紀
お名前の通り、そうです、
牛の像の上に座っています。
閻魔天騎牛像
【 これは これはㅤお主たち
結構素早い動きで(=行動で)
ようご覧になられた
ワタシは着物を着ていない】
仏像をよく見ると
上半身は左肩から布を掛けているだけでした。
更に、続けて
【 安産の仏
普段はお目にかかれる仏像は
そうは多くない
これまでよくㅤ真面目に働き
精を出しㅤ頑張ってこられましたな】
手に持っている杖の頭に
10センチくらいの顔がひょいと乗っかっているのを、こちらに傾けて
【 首飾りだ
説法をするのに
ちょっと必要なものでな
後ろの炎(光背)はㅤ力ある証拠だ
ワタシはㅤ今 どこを見ているか分かるか?】
俺たち
『わかりませーん』
閻魔天騎牛像
【 一途に正面を向いている
後ろ振り返るな
とは申さん
しかしㅤ動き出すのは
前である】
💎💎💎
展示No.26
重要文化財《不動明王坐像》
鎌倉時代 建仁3年(1203)
快慶作
(おおー!こんなところで
快慶作にお会いできるとは♪
どうりで 力強い眼力とオーラ… )
不動明王坐像
【 正面を向いてないのがわかるか?
ワタシは 両眼を カッと見開いてる】
確かにお顔が少し斜めに見えなくもない…。
ってか
目を見開いて斜に構えてる。
視ていたら、仏像から霊体が飛び出してきました!
不動明王坐像
【 同じものとは言えないまでも
力ある仏具を渡そう
ひとり1つずつだ
お主たちに白羽の矢が当たった】
(白羽の矢もいいけど宝くじに当たりたいと思ったSさん^^;)
不動明王坐像
【 使いごたえがあるから
見よう見真似で構わないので
この剣(つるぎ)と羂索(けんさく)を
有効に使ってみなさい
その時 ワタシを思い浮かべなさい】
更に続けて、
不動明王坐像
【 ワタシの特徴は 両眼開き
そして片方を向いている
未知なるものを手にすることを
恐れるな
お主たちの味方であるから】
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展示No.28
重要文化財《阿弥陀如来坐像》
平安時代 12世紀
阿弥陀如来坐像
【 前を向いて歩け
ㅤ 前を向いて歩け
ㅤ 前を向いて歩きなさい】
この時、エネルギーが バーーン!と入ってきました。
Sさんに対し、
阿弥陀如来坐像
【 (ソナタは)地母神の力を持っている
母をうたい(唄い?歌い?)
母として泣き
母として笑い
母としてうたえ
それが大地に根ざす
母の生き方だ
母とは大地ㅤ大地の母
地に根付く存在
母として よを(世を?余を?)
を築いていきなさい
大丈夫ㅤ大丈夫
そういう風に流れていくから】
Sさんはここで、阿弥陀如来から発せられたエネルギーに当たり、感極まり号泣してしまいました。
母になられた方、皆様に言えるのかもしれませんね。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ここで、もう一度
展示No.15←1番はじめに登場した如意輪観音坐像の正面に立ちました。
如意輪観音坐像
【 見なさいㅤ見なさい
……💦
あ、いや…ㅤこれは おへそです】
おへそ↑をマジマジと見てしまいまして…
はい、つい…(笑)
俺たちと話しをしながらも、如意輪観音像は見に来られる全ての人を
ふっ と一瞬で見ていました。
人が仏像の正面を覗き見するように、如意輪観音像も仏像を見ている方々の正面を覗き見するように見ていました。
如意輪観音坐像
【 地獄に落ちた者達を
放っておかないように見守っている
卑怯でずる賢い
この世を乱した者でさえ
明日を生きる道を
用意しておきたいのだ
最終的な審判は
ワタシの力にもよろう
寄ってたかって見下す者の
成敗ををいたす】
おおー!
仏の鏡のような仏様だと感じました👏👏👏
長くなるので、続きは次回の日記にて。
~お知らせ~
仏像展は先日、展示物の幾つかが入れ替わり、後半の展示になっています。
11月11日が最終日となっています。ご注意ください。
詳しくはホームページなどでお調べください。