第403話


おはようございます
菊水千鳳です


 先日、六本木の東京ミッドタウン内にある「サントリー美術館」で開催されている《醍醐寺展》に行ってきました。


展示されている様々な仏様からのメッセージをいただいてきました。

醍醐寺に赴いても、普段お目にかかることなど叶わないような数々の仏像や展示品がありました。

そうした仏像や仏画には、強い仏様の氣が宿っていることがあります。
その声を聴くことで、新たな発見や貴重な繋がりを得ることができるからです。


それでは、前回の日記(醍醐寺1)に続いてのご紹介です。
【 】内は仏様のお言葉です。


🔹🔹🔹

〔五大明王像〕
展示No.22-5
重要文化財《金剛夜叉明王》
平安時代 10世紀

注)金剛夜叉明王の容姿は、頭が3つあり、正面のお顔には目が5つもあり、口にはそれぞれ牙が生えています。 


金剛夜叉明王 

【 怪奇ものじゃないぞ

ワシだって笑うぞㅤこの顔で

この顔でワシが笑うと
もっと怖いかㅤ耳にタコができるくらいㅤ聞かせてやろうか】


そ、そ、その顔で笑うとどうなるか…マジで想像を絶しますです、ハイ💦

(不動明王の笑った顔を視たことはありますので、金剛夜叉明王も笑うかも知れませんね💦ひぇー😱
どなたか金剛夜叉明王を笑わせてみてください。とても素敵な笑顔 なのでしょう💦)


更に続けて、
金剛夜叉明王 

【 人の想いやㅤ穢れ(けがれ)を取り去る明王である

地獄に堕ちても
そこから(底から?)汲み上げ
引き上げるものである

ワシらは 五 にして
最大の力を発揮する】

五にして…とは、
五大明王(東西南北の四大明王、その中心に不動明王)のことを指すのだと思います。


🔹🔹🔹

展示No.22-2
重要文化財《降三世明王》
 

降三世明王(読み→ごうざんぜ、又は こうざんぜ) 

【 こんにちは

先程の仏が
手の込んだことを成したおかげで
じっくり話しに耳を傾けてくれるとな】

(No.27の虚空蔵菩薩立像が、
仏像一体一体をゆっくりと見たり声を聴くように仰られた件)


更に
降三世明王 

【 ワタシの名前(=降三世)の意味がわかるか?

宇宙の全ての あらゆる世界を見つめㅤ守護する役目をもっている

全て守護する役目をもっている

天界に禍事(まがごと)ないように
見守っている

天の魔を降伏させる力を持っているのだ

言うなればㅤ全てだ

この時を越えた
あらゆる世界を見守っている

過去・現在・未来のことだ
よきにはからおう】


🔹🔹🔹

展示No.22-1
重要文化財《不動明王》


不動明王 

【(不動明王は)世にごまんとあるが
この表情ㅤとても珍しいだろ

ひと目見て笑うものもいる

が、カッコイイと思う者もいる

ワタシはこの顔が好きだし
睨む目を大きく開ける
幸いなるかな】

⭐こちらの五大明王の目はいずれも普通の他の仏像よりも大きいのです。(飛び出してきそうなくらい。)
余りに大きいので、笑う人もいる、という意味でしょう。 
 

先ほど、別の不動明王像から直々に頂いた剣について、

不動明王

【 切れ味抜群の剣だからㅤ頼っていいぞ
力の使い方はㅤ少しずつ分かってくる】


🔹🔹🔹

展示No.22-3
重要文化財《軍荼利明王》

 
軍荼利(ぐんだり)明王  

【 ワタシの名は 
クンダリーニの意味がある

すなわち蛇のとぐろである

ワタシの腕には
蛇が巻かれている

よくぞ来たな

天魔降伏の誓いを立てよう


  う  ず  ま  き


よく覚えておくように


星も渦(うず)を巻く

全ては渦を巻いている

それが宇宙だ

力になるぞ】


軍荼利明王の声は
トンネルの中で話しているみたいに、声が響いていました。

⭐クンダリーニとは何か…詳しくは知らないので軽く調べてみました。。

言葉だけは聞いたことはある程度だったので、調べたらびっくり😱一致してました!

  ↓
《クンダリニーとは》
「人体内に存在する根源的生命エネルギー
宇宙に遍満する根源的エネルギーであるプラーナの、人体内における名称であり、シャクティとも呼ばれる。
クンダリーニ、クンダリニと表記されることもある。
クンダリニーは、サンスクリットで「螺旋を有するもの」を意味する kundalin (クンダリヌ)の女性形主格である。

kundalin は、「螺旋」「コイル」「巻き毛」「環」などを意味する。」


軍荼利明王が仰った
グンダリーニについて、
《とぐろ》《渦巻き》《へび》がキーワードのようで関係してそうです。

宇宙の根元的な生命エネルギーとは螺旋的な渦巻きにより発生するのかもしれません。
 
力の根元力を感じさせる内容です。
軍荼利明王をグンダリーニ明王と改名しますか(笑)


🔹🔹🔹

展示No.22-4
重要文化財《大威徳明王》


⭐大威徳(だいいとく)明王は牛にまたがり、頭部、腕、足が6本ある奇々怪々な明王です。
この像の牛の顔が目が丸く童顔に見えたので、このことについて


大威徳明王 

【(牛→)子どものような顔をしているだろ
だが これでも真面目な顔をしているのだ

(牛に対して)
兵役の義務があってな
よく働いてくれる

ただの牛ではなく
水牛と名乗るものだ

泥の中も駆け上がる

颯爽(さっそう)と移動する
ワタシのお気に入りの動物である

詳しいことは調べてみれば分かるぞ

時間がなくなるかもしれんな】

 🔹🔹🔹 

別行動をしていたC君が
◎五大明王から受けた一節

【 悪が正しい場合もあるのだぞ
断罪をする存在である
自分達をさす(刺す?指す?)のだぞ

真の悪を倒すための悪である
(C君はバッドマンみたいだと例えていた)


◎大威徳明王の前で、
C君
『怖い顔してますけど、意外と子供が好きそうですね?』


大威徳明王

【(笑いながら) 子供は良い
純粋だ】と。


(ポストカードより↑)
🔹🔹🔹  

掛け軸の虚空蔵菩薩
C君のフィルターを通すと
光背の炎が、下から上に
(炎が)メラメラと回転しながら登るように動いて視えたそうです。

C君
『そういうのが皆んなにも見えたら良いのに』


これに対し、
虚空蔵菩薩

【 それができたら 皆 誰でも信じるだろう】


C君
『ここの仏像は力がある。だけど
人目に触れることを、あまり喜んではいない』


虚空蔵菩薩 

【 外界に出てくることで
外の目に触れるということで
穢れるから
必ずしも良いとは言えない
 
博物館じゃなくて
本場に来て欲しい】


俺に対し、
虚空蔵菩薩 

【 天を仰ぎ奮い立て!

福徳成就にて至らしめよう
  
われらが密教の真骨頂であるぞ】


凄い迫力とエネルギーを感じました。
この時、ふと思いました。
掛け軸のような仏画の方がパワーが秘められていることもあるのでは? 仏像はわりと鑑賞されるためか立体性がある。でも、掛け軸は平面…護符やお札も平面だ』


🔹🔹🔹

展示No.14
国宝《薬師如来》
平安時代 10世紀

4階フロアから下の階に移動してすぐのところにいらっしゃいました。

薬師如来に対し、
 
『薬師如来さんの髪はいつもチリチリですねぇ』


薬師如来

【(ニッコリと微笑みながら)
ワタシの髪の毛はいつもこのようで】


『たまに 遠隔ヒーリングすることがあるのですが、それは、やはり薬師如来さんがヒーリングパワーに加担してくれたりしてるんですか?』



薬師如来

【 ほー いつもそうしておる
遠隔ヒーリングは
御仏(みほとけ)の働きだからの】


 🔹🔹🔹🔹🔹 

[ここからは3階フロアにて]


展示No.96
《満済像》 (掛け軸) 
室町時代 永享6年(1434)


満済像

【 キリストの壁画を見た時
その画を見てㅤ何を思うところがあるのか?】


『多分… 画を見て、キリストから直接メッセージを聴こうとします】



満済像 

【 画を見て 言葉を聴こうとする姿勢

ワタシはキリストのように有名ではないがㅤそのような姿勢であると嬉しい

ワタシも一代の僧侶だ
(第73代 座主)

ワタシのこの代でできたものは
わずかではあるが
それが今日(こんにち)まで
脈々(みゃくみゃく)と受け継がれている

ワタシがこの代にいれたことを
誇りにおもう

その2つの時代を務めたから】


仏像や仏画だけでなく、こうした人物の画も話しかけてくるので、素通りしないで耳を傾けてくれると嬉しいとのことです。

必ずしもすべての人物の画からメッセージを受け取れるかは定かではありませんが、お寺にある、こうした人物画ならメッセージが降りてくる可能性は大なのかと思いました。



一通り、目を通したあと、閉館まで30分ほど時間がありました。お名残惜しかったので、俺とSさんは出口へ向かわずに再び、4階へと向かいました。


🔹🔹🔹
 
 展示No.5
《聖宝(しょうぼう)坐像》
江戸時代 延宝2年(1674)
(4階フロア入り口を入ってすぐ)

俺は先入観が先走り、この像は喋らないだろうって思っていました。
像を眺めていたら、テレパシーで聖宝さまの想いが伝わってきました。


『この寺(=醍醐寺)を建立させ、何としても成功させるぞって気迫が伝わってくる。
決して揺らぎない、芯のある
(真の志し)…
そうした内容がテレパシーで想いがやってきたよ』

と、Sさんに伝えていたら、


聖宝坐像 

【 言葉にするとㅤそういうことだ】

と像が話しかけてきました。

こちらの像にも魂がしっかり入っていました。😱☀️


 🔹🔹🔹

展示No.27
国宝《虚空蔵菩薩立像》

(前回の日記にも登場しています。一体一体声を聴くことを教えてくれた仏像)


虚空蔵菩薩立像 

【 今日の成功のために
道を開いておきました】

像を見ていたら、像の縦の中心が、まるで襖の扉を顔巾くらい開いて、その隙間から差し込むような光の柱が視え、その光が前方へと流れてきました。
まるで、木々の隙間から差し込んでくる日差しのように、まっすぐな光がこちらに向かってきました。

菩薩の光のエネルギーを受けさせていただけました。

この光は今回、日記を通じて衆生に紹介してくれることへの感謝とか、何とも言えない温かな慈愛のエネルギーからなっていました。

俺たちを、人と神仏との間の橋渡し役となるよう、後ろ楯になってくださるかのようでした。


🔹🔹🔹

 展示No.68
重要文化財《諸菩薩像》
八幅のうちの 二幅
鎌倉時代 13世紀


諸菩薩像 

【 仏が身近に感じるであろう?

世に及ぼすことを志すのならば

今 輝きのままでいるところの
われらと縁を築くのだ】


🔹🔹🔹

展示No.47
《普賢延命菩薩》


普賢延命菩薩 

【そうだそうだ 正面にいでよ】


『俺も頑張りますので長年の夢を叶えてくれませんか?』



普賢延命菩薩

【承知した】 

と、俺の両肩を抱え込んでくれました。



📝長くなりましたが、以上で先日の
醍醐寺展体験を終わります。


※この仏像展は
東京では11月11日までです。
次は九州で行われる予定です。
詳しくは「醍醐寺展」のホームページをご覧ください。


醍醐寺1はこちらからもご参照できます。