《小池博史初監督「壊れた時間のバラタ」
制作費を集めるためクラウドファンディングスタートいたします!》
小池博史ブリッジプロジェクト齋藤です。
コロナで舞台が中止、延期になっているアーティストは多く
劇場、ライブハウスも閉館が続いています。
いつまた安心して舞台作品をお届けできるかわからない現状です。
わたしたちも7月に上演予定だった「完全版マハーバーラタ」が来年度に
延期になり、スタジオ運営、他舞台もストップし
1000万ほどの損害が出ています。
ですが、何もしないわけにはいかないと
新たな表現を模索しました。
そして小池博史の夢でもあった
映画を撮ることが決定いたしました!
30分ほどの短編映画でタイトルは「壊れた時間のバラタ」と言います。
世界最長叙事詩なマハーバーラタを元に
世界のパフォーマー達と共に
全篇を抽出するイメージの万華鏡的短編映画です。
すでに打ち合わせを重ねロケの下見も行っています。
撮影は8月9月、編集は10月11月、完成は12月予定で
2月に前半に都内で映画完成試写会を行います。
撮った映画は様々な映画祭に出展予定です。
38年間舞台作品を届けてきた小池博史にとって
はじめての映画監督!
小池博史は舞台の演出をする前は
TVディレクターとして活動していました。
映画監督は学生時代の夢でした。
コロナがなかったら
実現しなかった映画作品です。
国際交流基金の助成が決まっていますが
現在資金がまだまだ足りていません。
今は出演者、スタッフがほとんど好意で出演してくだっている形なので
関係者に謝礼をお支払いしたいし、
美術費、機材費、宿泊費、etc
とお金が必要です。
宿泊費も自腹で持つよと出演者が言ってくださっていて・・・
いやいや!!!お支払いしたい!
よい作品を創ろう!!!とクラウドファンディングを開始することに
いたしました。
「マハーバーラタ」の出演者は日本人だけでなく海外キャストもいます。
今回の映画では海外出演者はリモートで演出し、それぞれの携帯orカメラで
撮影を行います。
マハーバーラタにはたくさんの人物が登場します。
日本人には馴染みのないマハーバーラタですが実は日本でも馴染みのある神様だったりします!
マハーバーラタは今から2000年以上前にインドで生まれた壮大な叙事詩。「マハー=偉大なる」「バーラタ=バラタ族」の名前の通り、インドをかたちづくったバラタ族の抗争を軸に、当時のインド各地に伝承されていた民話や神話を取り入れつつ、神々と人間とが入り混じった壮大な物語が展開されます。世界三大叙事詩のひとつにも数えられます。
インドでは今でも人々の間で大人気!
テレビシリーズの放送時間には街に人影が無くなるほど。インドネシアなど東南アジア各地でも芸能の源泉となり、その深い哲学は社会の基盤ともなっています。
日本ではそれほどポピュラーではないようですが、
例えばフーテンの寅さんで有名な柴又の帝釈天は、一番人気のヒーロー、アルジュナの父であるインドラ神のことだったり、
嘘をつくと舌を抜かれる地獄の閻魔様は、アルジュナの兄ユディシュティラと問答を繰り広げるヤマ神のことだったり、実は私たち身近にはマハーバーラタの登場キャラクターがたくさんいたりするのです。
文:小谷野哲郎
完全版マハーバーラタの上演は来年2021年の8月20日〜23日なかのZEROホールで
開催が決定しました。
映画を通じてより多くの方にマハーバーラタの魅力をお伝えできたら、
また小池博史ブリッジプロジェクトを多くの方に知っていただけたらと思っております。
クラウドファンディングは8月4日(火)から10月2日(金)23:59まで開催
いたします。
現在、国際交流基金からの助成金は決定していますが、金額的にはまったく足りません。助成金に加えて映画製作に100万円はどうしても必要な額で、実際はこれ以上の費用が発生します。150万、200万と達成できるよう挑戦してまいりますので応援よろしくお願い致します!
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「完全版マハーバーラタ〜愛の章/嵐の章」
公演日程が決定いたしました!!
2021年8月20日(金)、21日(土)、22日(日)、23日(月)
場所:なかのZERO 大ホール
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東京都の芸術文化活動支援事業アートにエールを!
に採択していただきました。