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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今年の新入社員は、「ドローン型」だと言われています。
しかし毎年思うことですが、さまざまな個性のある人たちを十把一絡げにしてレッテルを貼ることにどんな意味があるのかと不思議に思います。
また、新入社員が話題に上ると常に取り上げられるのが、彼らがいかに常識を知っていないかということです。
最も多く見られるのは、休みや仕事のミスに対する謝罪をメールでしてくるという指摘でしょうか。
しかし、最近の若い人たちが常識を知らないのは、あるいは当然のことなのかもしれません。
彼らは、小さいころから競争社会の中に放り込まれ、習い事や塾での勉強などに忙しく、常識を学ぶ時間などそれこそないのではないでしょうか。
増してや周囲の大人たちも、彼らに常識を教えることなどないでしょう。
そんな中で育った若い人たちが、常識を知らないのも仕方がないのかもしれません。
彼らは常識を知らないというよりも、常識を学ぶ機会を与えられなかったと言うべきなのかもしれません。
人がものごとに対して間違った方法を取るとき、二つのことが考えられます。
それは、正しいやり方を知っていながらその方法を取らない場合と、正しいやり方を知らない場合です。
最近の人たちの行動を見ていると、そのほとんどが、正しいやり方を知らない場合のほうが多いように思います。
例えば、ネットにおける他人に対する誹謗中傷も、彼らがそのやり方以外に自分を高める方法を知らないからだと言えるでしょう。
人々が、人生において同じような失敗を繰り返すのも、その方法以外に知らないからなのです。
要は、適切に生きる方法を知らないからなのです。
それゆえ私たちは、うまく行かない人生をやり直すためには、今のやり方を手放し、適切に生きる方法とはいかなるものかを知る必要があるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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