「くしあみきちそ」とは、多芯ケーブルの被覆(電線の絶縁材)の、色分けの覚え方です。
1.「く」・・・「黒」
2.「し」・・・「白」
3.「あ」・・・「赤」
4.「み」・・・「緑」
5.「き」・・・「黄」
6.「ち」・・・「茶」
7.「そ」・・・「青」(そら)
7芯までは、上記の色分けで統一されていますが、8芯以上は、電線メーカによっては、統一された色分けが、されていません。
JISによって決められているのが、7色までだからだそうです。
例外として、3芯のケーブルで、「黒」「白」「緑」、というのがあります。(Gラインという)
電気の世界では、接地線(アース)を「緑」にすることが、決められていて、単相100Vで、アースを含めたケーブル配線に、使われることがあります。
三相200Vの場合は、都合良く、4芯目の「緑」が、アースになります。
ケーブルの種類によっては、色分けではなく、ナンバリング(被覆に、数字の番号が印字されている)識別をしているものも、あります。
電話線やLANケーブルなど、上記の色分けとは異なるケーブルも、あります。