midiのクラス
「更年期のはなしとナチュラルケア」(オンライン)2月27日(月)
(対面)東京(全2回:9時間 3/16, 17 木金)/京都(全2回:9時間 3/29, 30 水木)
(オンライン)(全3回:9時間 月1回第2日曜日 3/12, 4/9, 5/14)
「抽出部位から考えるエッセンシャルオイルの特徴とその選択」3月27日 (月)
最近、マスクをする/しないや、いつまで/いつから という話題をよく耳にするようになりましたね。
感染症流行の前から、新幹線や飛行機
に乗る時などはマスクをつけていたので、
バッグには1枚は必ずアイマスクと共に入れていましたが、
ここ数年は、マスクにさらに精油の機能性をプラスして養生に使っています
話題にもなったIgAの分泌を促進する働きをもつ精油、
ちょっと用心して市中にいっぱいいる肺炎球菌の殺菌に効果があり、肺も保護する成分を含む精油、
もちろん、シンプルに元気が出る香りの精油や、気持ちのざわつきを鎮めるような精油を使ったりもしています
そしてもうひとつがβ-カリオフィレンを含む精油。
β-カリオフィレンはいくつもの機能とその使い方が話題の成分ですが、
「吸入するだけ」で、CB2受容体に作用して血管保護作用を示すということが、近畿大学などの研究で示唆されています。
ニコチンで損傷させた血管で実験したところ、血管壁の弾性繊維の破壊が抑制されて、動脈の硬化や脆弱化が抑えられたそうですよ。
血管が丈夫であること、血液循環がスムーズであることは、脳をはじめ全身にとって重要。
嬉しいですよね!香るだけでいいなんて。
近畿大学のプレスリリース→*
論文→*
「香るだけで」というのは、精油のさまざまな使い方の中で、個人的にいちばん注目している方法です。
このβ-カリオフィレン、クローブ精油やブラックペッパー精油などに含まれているのは有名ですが、
それよりももっとリッチに含んでいるのがコパイバ精油です。
『精油の安全性ガイド』ロバート・ティスランド著 によると
コパイバ 24.7%〜53.3%
クローブ(バット) 0.6%〜12.4%
ブラックペッパー 9.4%〜30.9%
私が使っているコパイバ精油はフロリハナさんのもので、
そのロットNo.から今使っている精油の成分分析データを見ることができます。
↓ラベルの端にロットno.のほか、使用期限の目安、産地などが記されています。ありがたいですね
それによると、今私の手元にあるコパイバ精油のβ-カリオフィレンの割合は46.2%
この精油をマスクの内側に1滴つけて過ごすこともよくあります。
血管しなやか〜の祈りを込めて
クローブ精油やブラックペッパー精油は、香りの強さや、他の成分が持つ刺激を考えるとマスクにつけるのは避けた方が良いですが、
もし、お料理に使われていたら、十分に香りを吸い込んでからいただきたいと思います
安全に配慮しながら、楽しんで使えると良いですね。
コパイバについてはこちらのサイトも参考になります→日本薬事法務学会
昨夜は事情があって、久しぶりに夜更かしを。
途端に、今日1日のリズムがグダグダになりました
眠ることも、いつものリズムも大切ですね。
\あなたの明日がうまくいきますように!/
こちらからも→紀伊國屋書店さん→kinokuniya