JR白新線で豊栄へ。のどかな街と、飯豊連峰や五頭山を望む福島潟【2019春旅(8)最終回】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。



(新潟県新潟市北区にある福島潟)


※撮影日:2019年(令和元年)5月3日(金)~4日(土)
※スマートフォン撮影


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弥彦駅 午後12時49分発、JR越後線経由新潟行き普通列車(E127系電車)で新潟駅へ。

新潟駅13時53分到着

E129系電車の台頭で数少なくなってきた新潟地区のE127系電車

在来線ホームの大部分が高架化され、新幹線ホームと並ぶ。



新潟駅改札外の郷土料理店で新潟の幸をいただく。




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新潟駅からJR白新線(はくしんせん)で豊栄(とよさか)駅へ。

白新線の主役もE129系電車。特急「いなほ」号や、米坂線直通快速「べにばな」号も停車する駅

新潟県新潟市北区に位置する駅。市町村合併前は、新潟県豊栄市(とよさかし)の中心駅

新発田(しばた)方面を望む。

高架化された豊栄駅舎


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JR白新線の豊栄駅(新潟県新潟市北区、旧 豊栄市)近辺を散策

のどかな駅前の商店街などを散策

タクシー営業所


商店街に昔からある旅館「長岡屋」

旅館入口


酒どころ新潟だけあって、街中には造り酒屋も何軒かある。


葛塚市(くずつかいち)が行われる通り。ちなみに「葛塚(くずつか)」という名称は、この辺りの「葛塚」という地名に由来。ちなみに、現在、新潟市に合併した旧豊栄市の前身は葛塚町であった。
この葛塚市(くずつかいち)は、JR豊栄駅から徒歩5分、北区役所向かいの常盤町通り(通称市場通り)で開催される六斎市(月に6回、5と10の日に開催)で、1761年(宝暦11年)から約250年の歴史があり、約100軒ほどの露店が並ぶ。


旧 豊栄市役所(現 新潟市北区役所)

趣のある古い建物だが、近々建替え計画がある。



昔から変わらぬ佇まいのレトロな商店「かもじや」



今も食品や青果を扱う昔ながらの商店


かもじや商店のすぐ前には、稲荷神社⛩️
豊栄駅から南へ約500m、徒歩約10分のところに位置する。


かつては、夏の夜になると、境内で上述のかもじや商店がかき氷の屋台を出店していた。

現在の社殿は1815年(文化12年)のもの。



稲荷神社脇の昔ながらの小路



旧 豊栄市博物館(現 新潟市北区郷土博物館)

かつて大きな湖(潟)だった福島潟の干拓をはじめとする「阿賀北の大地と人々のくらし」をテーマに、地域の生い立ち、歴史、文化などを常設展示

かつての福島潟の漁を再現した模型


春の新潟。可憐な花が咲き誇る季節。





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新潟市北区(旧 豊栄市)が誇る景観
福島潟(ふくしまがた)へ。

福島潟から流れ出る河川


遊水館。木舟を自ら漕ぎ、一周することができる。



向こうに見える展望台は「ビュー福島潟」
福島潟や越後の山々を一望できる施設。


遠くに残雪の飯豊(いいで)連峰を望む。


水の公園 福島潟

正面には五頭(ごず)連峰、左奥には飯豊(いいで)連峰を望む。


福島潟(ふくしまがた)
福島潟は、かつては広い湖(潟)だったが、江戸時代から始まった干拓や、昭和40年代に行われた国営福島潟干拓建設事業により埋め立てられ、大部分が水田に。現在は河川改修事業(湖岸堤などの整備)により干拓地の一部が潟に戻り、潟面積は262haになった。

越後湯沢から始まった今回の旅の締め括りは、晴天の飯豊連峰の眺望。


2019春旅  完


(終わり)