※撮影日:2019年(令和元年)5月1日(水)~2日(木)
JR只見線 只見(ただみ)駅
駅前にはタクシー営業所など、ジオラマで再現できそうなこじんまりした街並み
駅前広場から望む。ぽつんと佇む只見線ホーム。手前には昔のホームの跡らしい構造物。
只見駅の列車発着は、一日たった3本。
災害で分断された現在の只見線の、小出~只見間は、現在、新津運輸区所属の新潟色の国鉄型気動車で運行。
この先、只見~会津川口間は、数年前の豪雨災害により、いまだに不通。
したがって、ここ只見駅が分断された只見線の小出寄りの実質的な終着駅。
踏切を渡る。
只見駅ホームに停車中の列車と、列車を迎えるカカシ
会津地方の一番奥地に位置する豪雪地帯・只見。春の訪れは遅い。5月に入っても桜が満開。
山に囲まれ清冽な水が豊富な只見の街には、流れの早い用水路が張り巡らされており、農業用水などに利用。
只見駅のすぐ裏にある滝神社⛩️
満開の桜🌸
神社の裏には、湧き水が流れ込む小さな池
只見駅裏の小さな神社の桜
列車を迎えるカカシ
只見駅で発車を待つキハ40系気動車2連
今の季節、田んぼではカエルが鳴く。
只見駅では、毎日インフォメーションセンタースタッフが、小出行きの列車に手を振って見送り。
15時40分 只見発・小出行き列車が、タイフォンを鳴らし、発車していきました。
今宵の宿・旅館ますや
只見の街中には、昔ながらの素朴な駅前旅館や民宿が数軒ある。
山の幸・深山料理の夕食
会津地方で食べられている馬刺しも。
春の山の幸・山菜のコゴミ
筍ご飯
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翌朝
駅近くには、C58 244蒸気機関車を展示
火の見やぐら
奥会津地方と越後魚沼地方を隔てる残雪の山々
只見(ただみ)駅
午前9時05分に、只見線不通区間の会津川口駅から2台のJR只見線代行バス(マイクロバス)が到着。
只見→小出の只見線時刻表。
9時30分発、15時40分発、18時35分発の3本のみ。
昨日同様、小出行きは、キハ40系気動車の2両編成
只見線 小出行きは、あの雪山の向こう側を目指す。
キハ40系気動車の車内
ワンマン化改造がされていないため、原型を保つ。全列車に車掌が乗務。
懐かしい青色モケットの座席
ボックスシート
出入口付近はロングシート
JR只見線 只見発・小出行き2423D
午前9時30分、只見駅を発車
車内の座席は、観光客で程よく埋まっている。
窓の下段も開閉可能な国鉄時代製造の気動車
只見駅 午前9時30分発
こじんまりした只見スキー場
只見と小出を結ぶ只見線は、一日僅か3本。
列車は山岳部へ。
谷には残雪
豪雪地帯を走るため、ところどころにスノーシェッダー
2013年(平成25年)3月16日に廃止になった田子倉(たごくら)駅の跡
福島県と新潟県の県境に位置する六十里越トンネル(6359m)に入り、峠越え。
長いトンネルを抜けると、福島県から新潟県へ。
只見から距離20.8km、所要29分。
間もなく大白川駅
大白川駅舎
魚沼市入広瀬自然活用センターとの合築。駅舎2階には、地元産山菜や手打ちのそばなどの料理をいただける食堂がある。
大白川(おおしらかわ)駅
一日一往復、大白川駅が終着・始発の列車があり、大白川~小出間は一日4往復運行。
米どころ新潟県魚沼地方の最高級コシヒカリを育てる清冽な水源の破間川(あぶるまがわ)。
大白川駅と次の入広瀬駅の間には、柿ノ木(かきのき)駅の跡があったが、2015年(平成27年)3月14日に廃駅。
入広瀬(いりひろせ)駅
★★動画はこちら(只見駅を発車する小出行き)
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(続く)