現在わたしが保有しているアロマの資格は、日本アロマ環境協会(AEAJ)の認定資格。
おそらく日本では1番メジャーなアロマの資格だと思います。
思えば、知識ゼロからのスタートでした。
きっかけは、当時通っていた美容室の、新人アシスタントくんの言葉
天然アロマ(ローズでした)配合シャンプーで髪を洗ってもらってた時に、その新人くんが説明してくれたんです。
「アロマって、呼吸で鼻や口から成分が入ってきて、なんか体とか心とかに影響を与えてくれるらしいですよ」
新人研修で教わったフレーズだったのかもしれないけど、当時ウンザリすることが多くて心身ともに疲れ切っていた私にはズドーンと響いたのでした。
ほんとだ!
呼吸に集中してみたら、ローズの香りが染み渡るように入ってきて、こわばっていた身体や気持ちがほぐれていく…そんな感覚を味わえたのです。
美容室をあとにした私は、すぐに同じビルの下の階にあったアロマセラピーの店「ニールズヤード」に駆け込んだのでした。
同じビルだなんて、これも巡り合わせだったのでしょうか。
それから、ニールズヤードのアロマスクールに通い、
2級と1級の検定試験を受けて、アドバイザーの資格を取得。
スクールなどで教えるためのアロマセラピーインストラクターの資格も取得。
ちなみに、ニールズヤードのパートナーシップ認定講師の資格も取得しました。
さらにアロマセラピストの資格も取得。
もう資格マニアのよう
解剖生理学なんて、医療職の人がやるみたいな勉強、苦しかったけどコレ一番やってよかった。
働きながら、我ながらよく頑張りました。
三流大学に推薦入学した私には受験勉強の経験もほとんどなく、真剣に勉強したのはアロマが初めてだったかも
ついでに勉強自慢で言うと、もっと大変だったのが、国際アロマセラピスト連盟(IFA)の資格。
臨床カルテ60症例に、リフレクティブプラクティス、ポートフォリオ、ビジネススタディの課題提出。
実技試験と学科試験は、それぞれイギリスの本部から試験官が来て行われました。
実技は、初めて会うクライアントのカウンセリングを行い、その人の状態を考察し、それにあったプランを立てて施術を行います。
途中で試験官(イギリス人のおじさんだった)に呼ばれ、なぜそのようなプランを立てたのか説明を求められました(通訳あり)。
前置きの説明が長くなり過ぎて「結論から言って!」と怒られちゃったりもしたっけ
提出物、実技試験、ともに合格。
いやマジで吐きそうに大変だった記憶しかない
なのに、なのに、学科の中の、1項目を落としてしまいました。
…もう無理
あれ以上頑張れなかった。
安月給で働きながら資金も体力も尽きそうになっていて、再チャレンジの意欲は湧かず、断念したまま現在に至っています。
言い訳になりますが、アロマセラピストって結局は民間資格。
資格がなくても知識と技術があれば仕事はできるんですよね
じゃあ、これまでの努力はなんだったのかとなりますが
アロマを知る前と後では、生活スタイルも思考も変わりましたし、悔いはありません。
ということで、、、本題(やはり前置き長い)。
ここまで頑張った自分に酔いしれてきましたが、このたび、日本アロマ環境協会の資格を手放そうと思います。
理由は2つ。
今アロマの仕事してないし、おそらく今後もしないだろうということと、毎年更新料(12,000円)が必要なのがバカらしくなってきたことです。
高くない? ⚫️ったくりじゃない?
なので、今年度いっぱいで退会することにします。
でも、アロマセラピーはこれからも生活の中に取り入れていきますし、なんてったってアロマとの出会いに感謝という気持ちに変わりはありません。