クイーンの映画をきっかけに,1985年のライブエイドをふり返ってみると「よくもこれだけのミュージシャンが集まったもんだな」とあらためて感心させられます。
毎回というわけじゃありませんが,これからLive Aidをテーマに,ライブ・エイドに出演したミュージシャン,バンドについて書いてみます。
次のクイーンの記事はいつになるのでしょう^^
今日は,Spandau Ballet(スパンダー・バレエです。)
スパンダー・バレエは,1980年にデビューしたイギリスのバンドです。
1983年に出された3rdアルバム True(トゥルー)に集録されたアルバムタイトル曲 True(トゥルー),Gold(ゴールド)の英米での大ヒットにより有名になりました。
ボーカルの Tonny Hadley(トニー・ハドリー)が,フレディの大の飲み友だちであることは前にも書いた通りです。
この人,地味だけどいい声だなぁって,ずっと好きだったんです。
曲も好きだったし。
だけど,その後のヒットはなく,1990年にいったん解散します。
トニーは,その後,ソロでレコーディングやツアー,自身のレコード会社設立と精力的な活動を続けます。
バンドとは,利権問題で訴訟問題があったりと必ずしもよい仲とはいえない感じなのですが,2009年にオリジナル・メンバーでの再結成を果たします。
しかし,2016年にトニーが「もう一緒にやりたくない」と言っていたとおり,2017年にトニーは脱退し,代わりに Ross William Wild(ロス・ウィリアム・ワイルド)が加入し,現在も活動を続けています。
youtubeでロスの歌っている映像見ますが,「なんだかなぁ」という感じです。
この程度の歌唱力だったら,今時ざらに見かけます。
プロであるからには,そこに個性を華をもたせられないと
スパンダー・バレエは,トニーだからこそ引き立つバンドなのだと思います。
それでは,彼らの最大のヒット曲である True(トゥルー)を,1985年のライブエイド イギリスはウェンブリー会場の6番目13時46分に登場した映像からご覧下さい。
ライブでは,3曲目に演奏したトゥルーですが,イントロが流れた瞬間の観客の歓声に,彼らの当時の人気のほどがうかがえます。
最後に,2009年再結成時のライブから,ライブエイドでも演奏したOnly When You Leaveをご覧下さい。
おじさんになったトニーですが,ステージングの余裕はさすがです。