Simple Minds(シンプル・マインド)は,1977年に結成されたポストパンクロックバンドです。


5イギリスのアルバムチャートで5枚のNo.1アルバムを持つ,80年代に最も成功したスコットランドのバンドということです。


とにかくメンバーの変動が激しいバンドなので,現在残っているオリジナルメンバーは,ボーカルのJim Kerr(ジム・カー)とギターとキーボードのCharlie Burchill(チャーリー・バーチル)の二人です。


二人も残ってるのもすごいですが^^


そう,彼らは,現在でも活動を続けているバンドなのです。


また,これだけ長い期間バンド活動をしていても,ちゃんと新しいアルバムを発表しています。

最新アルバムは,通算18枚目の昨年(2018年)出された「Walk Between Worlds」で,イギリスのアルバムチャートで4位に入っています。



1979年にデビューアルバム「Life in a Day(邦題:駆け足の人生)」を発表してから精力的にアルバムを発表しますが,転機は80年代に入ってから。


レコード会社を変え,また,Peter Gabriel(ピーター・ガブリエル)がヨーロッパ・ツアーに彼らをオープニングアクトとして何度か起用したことでも,世界的に名前が知れるようになります。


1982年に発表したアルバム「New Gold Dream(81-82-83-84)(邦題:黄金伝説)」に収録された「Hunter and the Hunted」では,Herbie Hancock(ハービー・ハンコック)がキーボード・ソロを弾いていることが話題となりました。


そして,1985年の映画「The Breakfast Club(ブレックファスト・クラブ)」の主題歌となった「Don't You (Forget About Me?)(ドント・ユー?)」が,とうとう全米1位となります。

ちなみに,この曲,作曲者は最初,Billy Idol(ビリー・アイドル)か,Bryan Ferry(ブライアン・フェリー)に打診したんだけど断られて,シンプル・マインズに話が回ってきたんだとか。

 

ビリー・アイドルって雰囲気ではない気がするけど,ブライアン・フェリーはイメージ浮かびやすいかも。


 

もちろん,バンドは,この年のLive Aid(ライヴ・エイド)にも出演を果たしたのでした。



今日は,この「ドント・ユー」をお聴き下さい。オフィシャル動画とライヴ・エイド出演時の動画を並べてみましょう。

 

私は,メンバーが無駄に頑張り過ぎてるライヴより,落ち着いたスタジオテイクが100倍くらい好きですが皆さんは?